2018/10/08 のログ
■ミラ > 「ふふ、汗まみれになって絡み合うのも一興と。わたしも悪くないとおもうが……んっ……だったら、存分に狂ってわたしに溺れるがいい」
先ほどまでいた場所はプールであり、汗をかいたりするような場所でもなく。しいて言えば水の匂い程度で、気にするような匂いなどはしない。
そして、相手の言葉に男の人の汗の匂いも時にはアクセントであるとばかりに、汗の匂いも悪くないぞとばかりに、ベッドの上に横たわりながら妖しく笑いかけ。
首元へと顔を寄せて匂いを嗅ぐならば香るは先ほどまでのプールの水の匂いの残り香に、隠し味のように仄かな若く瑞々しい少女の甘い肌の匂い。男の舌先が首筋を舐めあげれば、くすぐったげに声を揺らし。囁かれる言葉に、誘うように覆いかぶさる男の背中へと腕を回し。
「望むのなら、魔性らしく本当に惑わして狂わせてもいいのだぞ? 前の主人とやらはどうだったのだ」
主に戦奴としての扱いではあったようだが、性奴としても扱われていたらしい。前の主人と夜の関係もあったらしいが、それは快楽に溺れるようなものだったのか。背徳と肉欲に塗れた爛れた関係などを想像して、ちょっとわくわくしつつも男を誘う女の貌で囁きかけ。
■ヴィンセント > 「そんな期待するほどでもねえよ。それに、女抱くときに別の女のことを考えるのはマナー違反だろ?」
温度が上がり徐々に赤みを帯びていく白肌に、少し力を入れて歯を立てる。
情事に及ぶ際は目の前のことに集中する、彼なりの矜持によるものか。
背中に腕が回る感覚を覚える。
それは誘うようで、先ほどの言葉を不意に思い出す。
魔性らしく。それはきっと本当であるのだろう、会った時に感じた感覚は予想を裏切らず。
「・・・なら、まずはお前さんを狂わせないとな。馬鹿は複数いたほうが楽しいもんだ」
首筋から顔を離して青い双眸を見つめる。
本気とも冗談とも取れる言葉と共に再び――今度は逆側の首に舌を伸ばし、徐々にその位置を下げていく。首から鎖骨へ、肩を通って腋へ。
両手の変わりに肘で体重を支え、空いた手で少女の体をラインをなぞるように優しく撫でる。
■ミラ > 「それは、確かに。他の女の事を考えながら抱かれても、な」
他の女の事を想う男を自分の色に染めて堕として寝取るのも、それはそれで愉しいが。それを目的としてもいない場合は、やはりあまり愉快ではないなとマナー違反との言葉に小さく頷き。
肌に歯を立てられる感覚に、ぞくりと身を震わせて熱の籠った吐息を漏らし。内側からの熱で肌が火照り、感度を増していくのを感じていく。
「わたしを狂わせる? いいぞ。わたしを色に狂わせて、溺れさせてくれ。わたしも、お前を狂わせてやろう」
見つめ合う瞳に、相手の意を窺い。できるというのなら。したいというのなら、好きなだけわたしを狂わせてくれるといいと、魔性らしく欲望を肯定する言葉を紡ぎ。欲望を加速するように、ほんのりと淫気を漂わせ。
「あ……ん、随分と優しい手つきだな」
肌を這う舌先の動きに、喘いでほっそりとした首筋を曝け出すように反らし。躰のラインをなぞるように触れてくる優しい手つきに、甘い響きの声で囁きながらひくりと肌を震わせ反応し。
お返しのように、男の首元へと顔を寄せて、ちろりと伸ばした舌先を這わし。男の背中に回した手は、優しく撫で上げるように背筋に指先を走らせる。
■ヴィンセント > 「物足りないか?じれったいだろうが下ごしらえは重要だぜ」
意外そうな反応を楽しむように返す。
始めから荒々しい、獣のような交わりも好きだが、丁寧に時間を掛けるやり方の方が気質に合うのか好んで行う。
次第に少女の声が甘く、誘うように奏でられ、魔曲のように心を誘うがなんとか抑えつけ、逸る鼓動に負けないように殊更丹念に準備を進めていく。
「っ・・・、まったく、全然余裕そうだ。そうでないと張り合いがないな」
首に温かく、背中に淡い感覚。突然故に思わず息を呑む。
少女の姿で、しかしその所作、風格はより熟成されたものを感じるが、
そのアンバランスさが逆に欲を煽る。
舌先は脇を撫で、脇腹から胸下へ、掌は腰の辺りから太腿へと伝い、今度は内側へ向きを変えつつ上へと上がる。
臍を中心に、上と下で別々の愛撫――と呼べるかどうかの淡い刺激だが――を行う。
直接なところはまた後で、スィートポイントを絶妙に、或いは意図して外したまま、じっくりと少女の熱を高めていく。
■ミラ > 「じっくり下ごしらえして、美味しく頂くと?」
素材を調理して料理へと変える。そんな工程を踏むように、官能を引き出され次第に快楽に漬け込まれていく。
そう思えば、どう調理されてしまうのかとそんな期待感に心は弾み。与えられる愛撫を意識すれば、より敏感に感じ取って漏らす声には官能の艶が乗り。
「初心な乙女でなくて悪かったな。だが、その分色々と愉しめるぞ」
余裕そうだと言われて、男の指先の動きひとつにさえ狼狽え、惑い、流される。そんな初心な反応を期待されても困るとばかりに意地の悪い顔を浮かべ。張り合いを楽しむのならと、右手を相手の背筋を撫でおろす動きで、そのまま肌の表面をなぞるように軽く指先で触れたまま脇腹をへて相手の下腹部へと下ろしていき。相手の興奮具合を確かめるように、指先で股間を撫で回し。
「んっ…ぁ……もどかしい、が……それが、いい…」
肌を這う舌先は感じやすい敏感な場所を這い。男の掌もまた、強いようで弱い刺激を与えてきてくれるものの、直接的な刺激は与えてくれず。じりじりと昂ぶらされつつも、焦らされる感覚がもどかしくも、興奮させられると喘ぎながら口にして。切なげに、小さく身を捩る。
■ヴィンセント > 「別に初心を期待したわけじゃねえよ」
生意気な笑いに目を細めて笑う。
体に線を描く様な、つつとした動き。ついでにと股間の逸物を撫でられては呻きに似た溜息を漏らす。
「ぅ、・・・は、いいぜその調子だ。
こっちもジリジリ炙られてきたぜ」
身じろぎしつつ、甘く喘ぐ少女に自身の吐息を重ねる。
互いが互いの熱を高めあう、倒錯的な興奮がより深く、より強い興奮となって身を焦がす。
顔と片手を離し――少女の唇へ、自身のそれを押し付け柔らかく奪う。
左手は少女の頭を髪を、優しく撫でる。
口付けを受け入れるならばしばらく続け、やがて舌で口を荒らす官能的なキスへと姿を変える――。
■ミラ > 「初心な乙女というのは、いつの世も男に大人気だからな」
ここまでに見せた態度にそんな風情は欠片も無かったはずだからして、その程度はわかっていたはずだが。
やはり、初々しい方が男受けはいいのだろうと冗談めかし。
「感じてくれているようで、嬉しいよ」
こちら側だけが焦らすような愛撫に躰の熱を昂ぶらせているだけでなく、相手側もこちらの愛撫に反応しているが実感できて良いと、吐息に混じる熱量に笑みを深め。
相手の肌をまさぐるように指先を這わしながら、自分の肌をまさぐる相手の掌から与えられる官能を味わい。
「んっ……」
重ねられる奪われる唇に、甘えるように自分からもまた唇を寄せ。優しく頭を撫でる手の動きに、気持ち良さげにうっとりと目を細め。
舌先が口腔へと侵入してきたのなら、迎え入れて自分からも舌先を絡めていき。互いの唾液を交えるように、ねっとりと口づけを深め。
■ヴィンセント > 【継続予定です】
ご案内:「ル・リエーの水遊場:地下の一室」からヴィンセントさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場:地下の一室」からミラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にマリナさんが現れました。
■マリナ > 普段王城で生活し、世間をあまり知らない少女が珍しく外出していた。
とはいっても自らの意思ではなく、従兄に連れられてだったけれど。
彼らが宿泊するのは王侯貴族を含めたVIPが出入りする区画。
従兄の思惑が透けて見えるけれど、鳥籠の中で生活する少女は少し浮足立って。
和室なる異国めいた室内にも興味を示し、ご機嫌。
部屋の近辺を探索し終えると従兄に促されて大浴場へ向かった。
従兄は従業員の女性と内風呂に入るようだったから、[そういうこと]なのだろう。
脱衣場で服を脱ぎ、湯煙漂う風呂場へ。
大切に育てられたことを表すような白くきめ細かい肌の前面を手拭で隠し
いくつか用意されている風呂を順に見て回る。
時間的なことか、内風呂を好む者が多いのか、未だ利用者には遭遇せず、よりどりみどり。
その中で少女が選んだのは泡風呂だった。
果実のような香りのする泡で、年頃の少女を誘うのに充分魅力的な風呂。
手拭を縁に置くと、身を沈めていく。
「……あったかぁい」
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアイラさんが現れました。
■アイラ > (今宵の来訪は商取引が少しばかり、残る時間は休養に充てる算段で……その“商取引”の最中に漏れ聞いた従業員の密やかな噂に上っていたのは高貴な血統の方が宿泊なされる、だとか、従業員の何人かは“お誘い”を受けたのだとか、扱う品のうち一部がそれら戯れに用いられる予定と言う。幾らかの好奇心を煽られはしたもののさすがに明確な所在までは教えて貰えずに雑談交じりの納品を終え、ある種の本命として湯殿へと向かって行く―――と、脱衣所も普段以上に空いていて、肌を隠すには心許ないサイズの手拭で乳房を淡く支えながら香りに誘われでもするかのように泡風呂の方へと歩を進めて)
……あら?
(と、ここへきてようやく先客の姿に気づいたものの、その姿が女性と見るや口元を綻ばせ、それまでは足音を立てぬようにした歩み方だったものの、ぱちゃ、と、床面の湯を軽く叩くように近寄って行く)
こんばんわ。……ね、私も一緒に入ってもいいかしら?
(そう告げる頃には湯舟の淵の程近く、前かがみ気味になった姿勢は乳首こそ辛うじてタオルが隠しはしていても柔らかな隆起を鑑賞する事も容易かろうし、何より、タオル面積の所為で下腹部の辺りはすっかり丸見えになってしまっていて)
■マリナ > 同性と思しき声に振り返る。
少女の頬には湯の温かさによる血色が彩る頃。
他に利用者がいなかったので深く考えていなかったけれど
ここでは裸の付き合いとなり、男も女も無関係な場所なのだ。
そんな当たり前な事実を、新たな来訪者の隠しきれない裸身を眺めながら考える。
「――――……はい。もちろんです」
異性なら羞恥に腰が引けたかもしれないが、同性なら笑顔で応えよう。
普段他者と触れ合うといったら使用人か少女を蹂躙する男ばかり。
外出に加え、珍しい機会だった。
さすがVIPを迎えるだけあって泡風呂はそれなりに広さがある。
少女が退かずとも悠々と入れるのだけれど、断ってもらったからには
スペースを空けるように座ったまま少し移動し、入りやすいよう心掛け。
「どうぞ」
対して少女の裸身は白い泡でほとんど見えない。
鎖骨から下は泡風呂の中に。
■アイラ > ……良かった、せっかくの広いお風呂だもの、一人で浸かるんじゃ勿体ないわ
(淡く微笑んでみせながらも、視線の矛先が向かっているのは泡に隠れてしまって居る肌……と言うよりも湯面が揺れる度に誘うように思える柔らかそうな乳房だったりするのだが泡の目隠しはそう簡単に突破できるものではないだろう。それでも同伴を許されたのを幸いとばかり、心許ない手拭をあっさりと湯舟淵に置き去りに。それそのものは浴槽にタオルの類を持ち込まないという常の所作とも思えるだろうが、さも手拭は湯舟に入るまでの所作でしかなかったかの如く、桜色の乳首を隠すでもなく裸身を晒し、足先からゆっくりと泡風呂へ入り行く。……と、自然と己の肌も泡濡れとなって行き、入浴に際して揺れた泡も、尻を落ち着ける頃にはすっかり目隠しの役割を果たしていた)
……良い香り……ふふ、こうして泡で包まれると、上がった後も肌がこんな風に甘い香りになっちゃいそう
(戯れた風に言いつつ……せっかくあけてくれたスペースだというのに己の方はゆっくりと近寄って、程なく湯の中で指が触れ合いかねない近間を狙い行く)
■マリナ > 広い大浴場で敢えて同じ湯船に入るというのも乙。
確かに入浴は気持ちがよかったけれど、誰ともこれを共有しないのも味気なかったので、正解かもしれない。
泡風呂を選んだことも同じく。
いくら同性であっても、初対面で何も隠さず素っ裸というのは
気が引けるものだったかもしれないから。
「果実の香りですね。他にもたくさんお風呂があるの、見ました?
マリナ、ここに来るのは初めてで驚きました。
二つ三つ用意されたものは見たことあるんですけど……」
どこかしっとりとした印象を感じる彼女に比べ、先に入っていた少女は口を開けば少し幼い。
それ故か、彼女が近付いても何ら警戒することはなく、触れ合う指もそのままに。
視線は彼女の貌へと注がれる。
同じような年頃だろうか。どこの娘なのだろうか。たわいない思考と共に。
■アイラ > ええ、ここのお風呂は本当、色々あるわよ?泡のお風呂でこんなに良い香りの所は初めてだけれど
(そう言いつつも、はて、と首を傾げたのはいかにも上等な空間で……言い換えればこの湯舟を目当てにした客が増えても良さそうだ、なんて違和感だった。実情はと言えば商取引の最中に漏れ聞いたVIP用の区画であり、商談最中に話題に上った事も相まって宿の側から仔細な説明もないままに“本日のおすすめ”として教わったから。普段の泡風呂はいわば大衆用だったのだろう)
……お名前、マリナ、っていうのかしら。私は、アイラ。よろしくね?
(視線が注がれたのを感じはしても、どこか悪戯げな笑みまでは隠す事が出来ずにいた。間近の、ほとんど隣り合うような距離になったのを良い事触れ合わせて居た指が不意に湯の中で離れ……泡に紛れながら指が狙う標的は、目下、好奇心と色欲の矛先たる彼女の乳房。間近まで湯の中を手指が泳ぎ……ちょうど下乳あたりに指先が触れたのを切欠に、ふにゅりと揉みあげるようにして湯面にその片乳房を露出させんと試みて)