2021/06/13 のログ
ご案内:「街道」にジェイクさんが現れました。
■ジェイク > 王都から離れる事、半日。昼下がりの近隣の村落に通じる街道。
普段から人の往来が多い、その道を遮るように柵が設けられ、
道の脇には幾つかの天幕が建てられ、簡易的な陣営の趣きを為していた。
街路に立ち、通行する馬車や通行人を差し止め、積み荷や身分の検査を行なっているのは、王都の兵士達。
曰く、此処最近、山賊や盗賊の類が近隣に出没するために検問を敷いているという名目であるが、
実際の所は隊商からは通行税をせしめ、見目の良い女がいれば取り調べの名を借りて、
天幕でしっぽりとお楽しみという不良兵士達の憂さ晴らしと私腹を肥やすための手段に他ならなかった。
「――――よし。次の奴、こっちに来い。」
でっぷりと肥った商人から受け取った賄賂を懐に入れて、彼の率いる隊商を通せば、
列をなしている次の通行人に声を掛けて近寄るように告げるのは一人の兵士。
何よりも厄介なのは、彼らが紛れもない王国の兵士であり、市井の民が逆らえない事だ。
そして、その事を理解している兵士達は、御国の為ではなく利己的に国民を食い物にしている最低最悪な屑揃いであった。
ご案内:「街道」にアリシエルさんが現れました。
■アリシエル > 花屋での臨時雇いが決まった。制服の濃緑のエプロンと帽子を頂いて今日は王都郊外でのパーティで使用するお花を持っていくことなった。男の人二人と、馬車に乗って王都を出発すると、すぐに馬車が止まる。男の人は顔がくもっているみたいだ。何かあったのかな。馬車の後ろの華桶が並んでいるなかで座り込んでいたわたしはこっそりと前を見ると、馬車が数台並んでいて、馬車にのっている男の人たちが渋い顔しているのは遠目でもわかる。
水で重くなっている華桶を数個横にずらして、隙間をつくり、馬車の荷台から降りていく。前に乗っている花屋の男たちに声をかけて、見に行こうとしたら、結構強い口調でやめておけと後ろから叫ばれたけど、行列ができてみんな困っていそうなのになにもできないのっていやだから、先頭の馬車を目指して、駆け出した。途中、元気のない馬がいたのでそっと首筋をなでてヒールをかけてやる。魔法陣が首筋の回りに小さく二つ浮かぶと緑の粒子が浮き出た。ただの疲れだけだったんだろう。数秒で馬は元気になっていななきを上げて、優しい目で見てくれた。
「元気でね」
馬の優しい目に見送られながら先頭の馬車についた。
■ジェイク > 行商人から賄賂を受け取り、私腹を肥やしている最中、
行列に並んでいる馬群の中から嘶きが響き渡り、何気なく視線を向ける。
彼の双眸の先、馬の首筋に魔法陣が浮かばせて治療に勤しむ女の姿が止まれば、
口端をにんまり、と歪め、周囲の兵士達に目配らせをして見せる。
やがて、少女が行列の先頭にまで姿を見せれば、彼女の背後に二人の兵士が付き、
「――――おい、お前。先程、馬に何をした?」
背後の二人の兵士が、武器を構えながら、彼女の背中を押せば、
この場に於ける責任者らしき黒髪の兵士の前へとその身体を突き出す。
行列に居並ぶ商人達は、自分達に火の粉が降り掛からなかった事に安堵しつつ、
何事だろうか、と好奇の視線を少女へと向ける事となり、
「俺達は今、この近辺の森に棲み付いたという邪な魔女の捜査に来ている。
さっきの馬に対して、お前が怪しげな魔法を使ったように俺には見えたぞ?」
勿論、この検問がそのような目的で行なわれている筈などもなく、澱みなく口から零れるのは全て出鱈目。
好色な双眸で女の豊満な肢体の線をなぞるように舐め回しながら、口角を歪めて。
■アリシエル > 「わたし、魔女なんかじゃありません。もう……、治癒の魔法です。
別に不思議なことではありませんよ。冒険者でパーティを組むときには治癒士は役に立つんですよ。
もしよかったら、怪我などがあれば治癒しますよ」
行列の先頭に来たと思ったら、後ろに男が二人立って背中を押されて、前に出た。順番を待っている商人さんたち、男性が見ている前で魔女の疑いをかけられて、ついむくれたような顔を目の前の男に向けて治癒士であることを説明していた。
目の前の男の傍にいる男の腕に包帯が巻いてあるのを見て、前に進む。そっと手を取って包帯の上から手のひらで包み込むようにして治癒の魔力の流れを体の中から男の腕に流していく。
魔法陣が手のひらサイズに広がり緑の光鮮やかに輝いた。、男の傷が治っていくのが私のなかにも伝わってきた。
光が小さく粒子になって消えたのを見て、するりと包帯をほどくと、傷一つない腕になっている。わたしは笑顔を向けて。
「隊長さん、これが治癒魔法です。魔女なんかじゃないでしょ」
両腕を後ろで組んで、肩を横に傾かせる。かわいい笑顔を向けてみる
■ジェイク > 端から相手の事を魔女であると疑いを抱いている訳でもなく、
その事を名目に彼女の肉体を嬲り、性欲を満たす為の手段に過ぎない。
だが、疑いを掛けられた女が臆する事もなく、傍らの腕を怪我をした兵士に近付けば、
怪訝に眉根を詰め寄らせながら、制止の声を掛けようとして、
「お、おい、勝手な事を……、」
するな、と言葉を紡ぎ終わるよりも早く、治癒の魔法が施されて、
兵士の包帯が解かれると傷一つない腕が露わにされる。
その手際の良さに周囲の行商人や、当の兵士本人迄も、感嘆したような声を洩らすと、
バツの悪さに舌打ちが零れ落ちる。
「ちっ、……もういい、分かった。列を抜かすな、ちゃんと元の順に並び直せ。
おい、何をしてる。次の奴、さっさとこっちに来い。」
この場で彼女の事を歯牙に掛けるには、少々、周囲の雰囲気の悪さを覚えると、
しっしっと手を振りながら、彼女の背後の先頭の馬車の商人に声を掛ける。
逃した獲物に惜しさを覚えながらも、次の獲物を探すために検問は続けられて――――。
ご案内:「街道」からジェイクさんが去りました。
■アリシエル > 「魔女と疑われたときにはドキドキしたけど、いい人たちだったからよかった」
「はーい、じゃ、順番に戻ります」
男のぶっきらぼうな声にすこしおどおどしてしまったけど、恥ずかしいからいつもはしないわたしのかわいいポーズに隊長さんが困惑したのかな。似合ってなかったからかもしれない。幼馴染にもかわいいつもりで笑顔を向けたり、ポーズをとるとよくジト目で見られるだけで無視されることがあったから。
すこし夢想するようにぼっとした表情で元居た馬車に戻ると、花屋の男の人が安堵の顔でわたしをみた。ちょっと試してみたくて、かわいくポーズをとりながら答えると。
「なんにもなかったですよ。隊長さんはいいひとみたいです。」
なぜか白けたような空気になってしまって気まずいまま荷台の華桶の隙間にはいっていった。なんだか溜息。
「はぁぁぁ……」
ご案内:「街道」からアリシエルさんが去りました。
ご案内:「とある洞窟」にビザールキャリアーさんが現れました。
■ビザールキャリアー > 人里から少し離れた洞窟の中にそれはいた。
何らかの理由で比較的”獲物”の出入りがある洞窟。
薬草やキノコの採取。時折住み着く魔物の掃討。
常に危険と隣り合わせとは言い難い、ともすれば村の住人も時には足を踏み入れる程度の環境。
トロールにも比肩する隆々とした手足を備えた卵型の胴体を持つ異形。
それは人の出入りする気配を察したのか、洞窟の陰に潜み、獲物を待ち受ける。
知的生命体の雌、異形にとっての”獲物”を捕らえ、
凌辱して精気を吸収するか、苗床として幼体を孕ませるか。
時には一過性の肉体変異さえ仕向けて効率的に精気を吸収するだろう。
ご案内:「とある洞窟」にハイディさんが現れました。
■ハイディ > その日、娘は数人の村人に連れられて、洞窟に足を踏み入れていた。
今日の娘の「仕事」は、人ならざるものを見る「眼」とは無関係だった。
日の差さぬところにだけ自生する、珍しい薬草の採取が主たる目的。
案内役を買ってくれた村人たちは何れも、それなりに腕に覚えがあるのか、
数人がかりであるからか、得体の知れないものが潜んでいるかも知れない危機感とは、無縁なように見えた。
『そういやあ、時々、妙なもんを見たって奴も居ますがね。
何てこたありませんや、ここらじゃ、子供だって採取に来るぐらいなんだから』
そう言って笑う男たちは、感じていないのだろうか。
ぎこちなく微笑む娘だけが、微かな違和感を覚えていた。
このまま進んではいけないような、今直ぐ、引き返さなくてはならないような。
その感覚がどこに起因するものなのか、今は未だ分からない。
分からないから、ただ、村人たちに導かれて進むよりなく。
一行が目当ての薬草を見つけるのが先か、「なにか」が一行に気づくのが先か。
気配を隠す気も無い村人たちの一団では、後者の方が確率が高そうだった。
■ビザールキャリアー > それは目も鼻もないが、身の内に潜む器官で魔力や生命力を感知していた。
その差から動くものが”獲物”か否かを見極める。
そして、それは洞窟の中を進む複数の反応の中から、貴女の気配を、膨大な魔力を感知して行動を開始する。
それは”獲物”は催淫作用と快楽で捕らえるが、
そうではない男、雄は排除対象とみなす。
―標的補足
―精気量 多大
―脅威度未定
―排除対象補足
―排除対象複数
―脅威度極低
あまりにも強い魔力を見定め、先んじて”獲物”ではない村人達に狙いを定めようとして
―最優先事項 標的捕獲
その膨大な魔力に誘引されるように行動が変異し、暗闇の中から貴女を捕らえようと無数の触手が空を裂く。
■ハイディ > 産みの母すら耐え切れず滅ぼした、膨大な魔力を感知することはきっと容易い。
村人たちは皆男性だったが、これが女性たちの群れであったとしても、
突出した「餌」の気配を、娘だけが放っていただろう。
「――――――待っ、」
何かが、空を切る音が聞こえた。
盲いた娘が双眸を開き、連れの村人たちに足を止めるよう促そうとした、
けれど、それは少しばかり遅過ぎたようで。
見渡す限りの「闇」が、娘に襲いかかってくるのが見えた。
それは現実には、物陰に潜む魔物の「腕」たちであったのだろう。
逃げ場も無いほど数多の「腕」が、強張る娘の四肢を絡め取り、
振り解く間も無く、恐ろしい力で「闇」の中心へ引き寄せられる。
「に、――――――――逃げ、て、皆さん、逃げて、っ……!」
成す術も無く引き摺られながら、それでも周囲へ視線を巡らせ、
逃げて、と繰り返したけれど。
餌にもなれない、大した力も持たない村人たちの運命は、
とうに、この強大な「闇」の手の内であろう。
■ビザールキャリアー >
■ビザールキャリアー > いざ捕らえられれば服越しでも分かるだろう、貴女を捕らえた触手達は絞め殺すことこそしないが力強く、
いうなれば筋肉の塊であることを。
それ等が、さらに貴女を素通りして闇の向こうへ、貴女の背後へ放たれる。
出来るだけ音を、声を出させないように村人の喉に絡みつき、頭を叩き潰し、別の者を別の者へ叩きつけて洞窟の壁面に圧し潰す。
異形は本能で”排除対象を逃がせばさらに排除対象が増える”ことを感じ取り、
同時に排除対象の排除は獲物の抵抗を阻害することも”学習”していた。
そして引き寄せた貴女の修道服にも触手が潜り込み、足に絡みついて催淫性の粘液を塗り込みながら”愛撫”し始める。
襟元にも潜り込むと胸元に伸びて乳首に口を開いてしゃぶりつく。
更に内部で極細の触手が乳腺を嬲るように先端をなぞり、弛緩させ、ゆっくりと挿入されていく。
叫ぶ口にも触手がねじ込まれ、粘液を注ぎ込むだろう。
それを無理やり飲ませ、貴女を雌に堕とそうとする。
服の中で触手が下着に絡みついて引き下ろし、陰核に触手が食らいつくと、細い触手を絡みつかせて振動する。
陰核を扱きながらすすり上げる、その挙動の中で快楽を感じ始めれば、
貴女の魔力が僅かながら漏れ出す、吸われることを自覚できるだろうか。
■ハイディ > 四肢に絡みつく「闇」はあたたかく、強靭な筋肉そのものの感触で、
娘の精一杯の抵抗など、容易く摘み取られ、制圧されてしまう。
そして、頭上を、頬の直ぐ横を、ひゅん、と通り過ぎていった別の「なにか」が、
静かに、素早く、村人たちを――――――「人であったもの」へと変えてゆく。
娘の眼が、それらを視認することは無いけれど――――気配は、伝わる。
鼻腔を衝く金臭さだけで、彼らの末路を知るには充分過ぎるほどだった。
「ぁ、―――――…ぁ、嫌、やめ、て……、は、なして、
――――――ん、ぐッ、……ん゛む、ぅ、ふっ、んぅ、う……!」
村人たちの運命を嘆く暇も、唯一の餌となった娘には与えられない。
衣の裾から、袖口から、はだけさせられた襟元から、粘つく液体に塗れた触手が潜り込み、
ぬらぬらと濡れ光る粘液を肌に擦り付けながら、まだ小ぶりな乳房へ、無理矢理開かれた脚の間へ、
螺旋に巻きつき、柔く締め上げ、敏感な箇所を狙って食らいつく。
声を上げようと開いた唇さえ、別の触手に塞がれて、直接喉へ粘液を吐き散らされる。
――――――途端、強い酩酊感にも似た感覚が、脳髄を甘く焼き尽くした。
乳房の先端を縊り出し、しゃぶりついた触手の奥から、繊毛のような細い異形が這いずり、絡まり、潜り込む。
入る筈の無い場所へ、ずぶずぶと、異物が捻じ込まれる感覚に背筋が粟立ち、
娘は闇の中で、ぎこちなく身をくねらせて抵抗を試みるも、
下肢を這いあがってきた触手のひとつが、下着を引き剥がしたその奥へ、
薄桃色の花びらの先、小さな肉粒へ食みつき、じわじわと揉み潰し始めると、
触手に犯された喉の奥、悲鳴とも嬌声ともつかない啼き声を籠もらせて、
びくん、びくん、と細腰を卑猥に弾ませ――――――、
「ん、ン゛ッ――――――――んぐ、ぅ、んぅう、う゛……!!」
ぷしゃ、あ。
戦慄く秘裂の奥から、透明な飛沫が弾け飛ぶ。
自ら望むと、望まざるとに拘わらず、身体が確かに快楽を拾った証。
溢れ滴る甘露とともに、娘を襲う異形は、濃厚で芳醇な魔力の「味」を、
ごくささやかに、ではあるが感じ取るだろう。
ほんのわずか、けれどもきっと、極上の――――――。
■ビザールキャリアー > 貴女を雌に堕とす粘液で内側から蕩かせていく。
更に喉奥へと注ぎ込む粘液が食道に、体内の粘膜を蝕み、それを思い知らせるように
口腔の触手が奥へとねじ込まれ、何度か抽送を繰り返すと勢いよく口から引き抜かれる。
その最中、不思議と呼吸の息苦しさはなく、快楽を阻害する”苦痛”はない。
乳首を乳輪ごと舐めしゃぶる触手が乳腺の中に粘液が注ぎ込むと熱い感触を覚え、
挿入される極細の触手に”強姦”されている”快楽”を思い知らされるだろうか。
陰核を嬲られ、潮を噴くと共に貴女から漏れ出す魔力。
そこに味はない、ないはずだが、感じ取ってしまった。
この獲物は”美味い”と。
更に魔力を、精気を吸い上げようと乳房に粘液を注ぎ込み、魔力の流れを歪めて集約させていく。
更に尻たぶに挟まれるように触手が潜り込んで尻穴を先端で弄び粘液を塗り込んでいく。
陰核にも粘液を塗り込み”魔力を搾取しやすいように”ゆがめていく。
潮を噴き、絶頂を覚え、酩酊の中で快楽を自覚させた貴女の秘裂に、触手が粘膜を押し広げながら沈み込んでいく。
理性を揺さぶられる貴女の目の前で、異形の姿が近づきながら、
触手を吐き出す胴体の根元、大きく縦に裂けた亀裂の中で蠢く触手の群れ、滝のように滴る催淫粘液、それが気化した催淫ガスが突き付けられる。
異形は貴女を体内に取り込み、凌辱の限りを尽くし、魔力を吸いあげるつもりなのだと理解できるだろうか。
■ビザールキャリアー > でしたらふたなりのほうやらせていただきます……!
肉体変化はそのぐらいで!
■ハイディ > ぐぷ、ごぽ、じゅぷぷ、っ―――――――
小さな唇を一杯に開かされ、口腔を喉奥まで穿たれて、甘い毒液を注がれる。
ねばねばと喉に絡まるそれは、きっと本当は甘くなどない筈なのだが、
その蜜液が粘膜に染み渡るごと、娘はそれを「甘い」と、「美味である」と錯覚してしまう。
上等な酒を、浴びるほど口にしたとすれば、こんな感じになるのだろうか。
頭の芯がぼうっとして、四肢がぐにゃりと弛緩して、
抗わなければ、逃れなくてはならないと思うのに―――――
「んっ、んぶ、ッ―――――――っっ、ンふぅ、ぅ……!」
ご、ぷ――――――乳房のなかに、玩ばれた乳毬の奥に、弾ける灼熱の迸り。
細い触手に拡張され、思うさま嬲られた乳腺が、異形の「熱」に犯され、穢されてゆく。
熱くて、悍ましくて、けれど今まで感じたことのない、―――――それは、紛れもない「快楽」だった。
吐き散らされた毒液に侵され、身体が変わってゆくのが分かる。
もっと容易く、効率良く、娘の内包する魔力を啜り取れるように、
乳房だけではない、陰核にも、濡れそぼった秘裂にも、後ろの窄まりにさえ、
粘つく闇の「手」が押し寄せて。
「ひ、ぐッ――――――――ぁひ、あぁ、ア、あ゛ッ、だめ、いや、んァああ、っ……!!
や………め、……やめて、ぇ………えっ、
こわ、れ、る、壊れ、………お、願い、壊さ、ないで、ぇ……!」
ぐちゅ、ずちゅ、身体のあちこちから卑猥な音が聞こえる。
注がれた毒液が齎したものか、いつの間にか、ひとまわり重く張り詰めてしまった乳房も、
真っ赤な肉真珠と化した陰核も、解れ戦慄く膣孔も、菊の窄まりさえも。
揉みしだかれ、抉じ開けられ、穿ち抜かれて、華奢な肢体が闇に悶える。
盲いた瞳はその闇の中に、くっきりと、生々しい、破滅的な光景を視認していた。
大きくて、禍々しい、数多の触手を蠢かせ、甘く濃厚な毒霧を吐いて、
だらだらと粘つく涎を滴らせる異形の本体を。
四肢を絡め取り、淫らな遊戯を仕掛ける「腕」たちが、娘をそこへ運び、
取り込ませ、本格的に味わい、啜り尽くそうとしていることを。
娘の泣き叫ぶ声は、むなしく洞穴に反響するばかり。
そうして、無慈悲な触手の呵責は、また一度、娘を望まぬ絶頂に押し上げて、
弓形に撓った娘の秘部からは、潤沢な魔力に満ちた悦楽の飛沫が迸り、
触手の群れに、その本体に「恵みの雨」を降らせる。
魔力の放出はもはや止めようも無く、娘の四肢からは着実に、抗う力が抜け落ちていた。
■ビザールキャリアー > 魔力を絞り出す為にたわわに変わり果てた乳房を解き放つように、修道衣を緩めて胸をまろび出させ、
音を立てて乳首をしゃぶり立てながら乳腺を犯す。
その中で絞り出されるはずの魔力が胸に”溜まっていく”のが感じられるだろうか。
まるで今味わっている絶頂が、達することなく蓄積していくように。
充血した陰核にも本格的に触手がしゃぶりついて粘液を塗り込み、まるで上に引き上げ絞るように扱き立てる。
その動きに合わせて貴女の陰核も歪められていくだろう。
段々と抗う力が失せていく四肢を、触手達は包み込むようにからめとり、ゆっくりと引き寄せ、やがて片腕を亀裂の中に呑み込んでいく。
更に中へ押し込むように、律動を刻む触手が一回り膨れて膣孔を押し広げる。
尻穴に先端を沈みこませる触手から濃縮された粘液を注ぎ込み、本来受け入れることのない孔をまぐわいの為の穴に作り変えていく。
もはや亀裂の傍までくれば抗おうと声を絞り出せば、呼吸の度に淫気を吸い込むことになるだろう。
尻穴を雄を喜ばせる孔に堕とす秘訣は調教しながら快楽を覚え込ませること。
快楽を感じる器官だと体に覚え込ませること。
それと同じように、魔力を吸われる度に快楽を刻み込まれる体はどんな反応を返すようになるのか―
■ハイディ > 粘液にまみれた修道衣が、薄紙のように解き剥がされてしまう。
窮屈な布地の拘束から解放されて、弾むように零れ出た乳房は、もう、
玩ばれるためにある、卑猥な肉玩具としか思えない張り詰め具合を示していた。
じゅ、ぷ、ぐぢゅ、じゅくっ、紅く尖った先端を呑み込んだ触手が、
乳腺を隅々まで辿り、舐り捏ね回す動きのひとつひとつに、娘の頭が、肉体が敏感に反応し、
反応するたびにより卑猥に、艶めかしく、貪婪な雌らしく作り変えられてゆくよう。
本能が警鐘を鳴らしていたけれども、絶頂を止める術も、堪える余力も、娘は持っていなかった。
たぷん、たぷん、熟れ切った果実のように膨らんだ肉毬が闇に躍る。
そして下肢の付け根に殺到した触手のうち、陰核を玩んでいた一本が、
ぷっくりと肥大した花芯を、じゅぽ、じゅぽ、と扱き始める。
それはまるで、雄の象徴をそそり立たせようとする動きにも似て―――――、
「ひ、――――――ィあ゛、っ、いや、…ひゃ、めて、そこ、擦ら、ないで、ぇ……、
ぁぐ、ッ、奥、おく、ぅ、いやああっ、あ……!!
おな、か………おひ、り、拡がっ、ちゃ……、ら゛め、ッらめぇ、え、
ん゛ぁ、っふぁああ、あ゛、……クる、きちゃ、う、だめ、やめてええ、え゛っ……!!」
ぐ、と引き寄せられて、腕が呑み込まれた。
藻掻く肢体をきつく巻き取り、押し込むように亀裂の中へ。
噎せ返るような甘い香り、雌を狂わせる濃厚な媚毒に、娘は泣き叫びながら溺れてゆく。
戦慄く膣襞を引き伸ばし、子宮へ至る隘路をずぶずぶと押し拓いて進む触手と、
菊孔を一杯に抉じ開け、うねる肉壁を突き進みながら、粘液を撒き散らし暴れ回る触手と。
不思議なほどに痛みも無く、圧迫感は本来感じるべき息苦しさから切り離されて、
ただ、強靭な雄に犯され、満たされる、雌としての悦びに結び付けられていた。
あられもない声を放ち、体内に捻じ込まれた異物を強く食い締めながら、立て続けに絶頂を二度、三度と。
そのたびごとに娘の内包する魔力が、ぐつぐつと煮詰められ、より濃密な「餌」となって、
深く繋がった触手の先端から、容赦無く啜り取られてゆく。
恐ろしい目に遭わされている筈なのに、生命の危険すら迫っている筈なのに。
歪められ、作り変えられた娘の頭は、その恐怖さえも、快楽に変換しつつあった。
呑まれてしまう、食らわれてしまう、もう、きっと助からない、と思うごとに、
娘の表情が、暗く、淫靡な艶を孕んで蕩け出す。
ほう、と息を吐いて、舌なめずりせんばかりに―――――自ら、催淫の香りを深く吸い込みさえ、して。
■ビザールキャリアー > 尻穴を犯す触手が円を描くように蠢いて。
それは雌穴の代用品ではない、傷つきやすい繊細な器官で”雌が快楽を貪れるように行う作法”
そこはもう雄を咥え込んで悦ばせる為の穴なのだとでも言うように、触手は蠢きながら引くことなく奥へ奥へと身を収めていく。
やがて子宮口を打ち上げる触手の激しい律動が緩慢な、しかし力強い動きに変じて膣襞を余すことなくねっとりと擦り上げていく。
更にもう片腕を呑み込み、亀裂に近づいてくる貴女が、自ら深く吸い込もうとすれば、
一際濃い淫気を絞り出しながらやや開き、ぐぷりと、頭を呑み込み、首まで至り、脇まで咥え込む。
もはや通常の外気等ない淫気で満たされた異形の体内に呑み込まれた貴女の頭に”言葉”が響く。
『誰も助けに来ない』
『誰にも見られていない』
『誰にも見つけられない』
異形から逃げられず、食われ、助かる見込みのない淫蕩に濁っていく貴女の心に刷り込まれていく。
そんな貴女の腕から、足から触手が離れる。しかし二の腕と太ももには絡みついたまま。
……まるで、自ら淫獄に堕ちることを選べば体を支えて呑み込もうとでも言うように。
そう動くと、淫蕩に沈み始めたことを感じ取っているかのように、修道衣を足元から腰まで一気にたくし上げ、犯されている貴女の前後の穴を曝け出す。
卑猥な粘液音と共にしゃぶられる花芯が節くれ、脈打ち、尿意にも似た衝動が沸き上がり、
それを煽るようにさらに触手が下品な音を立て、啜り上げて舌のような器官を絡ませ、
根元から扱き立てる。
乳首、乳輪、乳腺を快楽で歪ませた肉毬を揺さぶるように潜り込んだ触手が暴れて刺激し、ゆっくりと引き抜かれ始める。
……繰り返される絶頂の先に、抗いようもない”雄の蹂躙”が待ち構えていることを暗に訴えて
■ハイディ > 触手に絡め取られ、空しく宙を掻いていた手指が、腕が、吸い取られるように亀裂の奥へ沈んでしまう。
盲いた娘の「視界」に、生々しい異形の亀裂が迫り――――――頭が、首が、肩が、
ぐぷりと呑まれて、悲鳴も、嗚咽も、嬌声も、何もかも吸い込まれた。
密生する触手が蠢く「闇」のなか、鼓膜では無く脳髄を、直接揺らして響く「声」。
それに抗う気力は、もう、娘のどこにも残されていなかった。
「ぁ、は………ふぁ、ん、……も、ぅ、らめ、なの……、
わら、ひ、………もぉ、たしゅ、からにゃ、ひ、の………あぁ、あ゛、」
虚ろな瞬き、呂律の危うい喘ぎ交じりの呟き。
もう手遅れなのだ、誰も助けてくれない、誰にも見つけて貰えない。
何もかも呑まれて、壊されて、作り変えられて――――――けれど、こんなにも気持ち良くて。
華奢な体躯に不釣り合いなまでの成熟を強いられた、ふたつの乳毬を犯されながら、
前後の肉孔を、それぞれ、いずれ劣らぬ快楽器官へと、貪欲に雄を求める蜜壺へと躾けられながら。
ずちゅ、ぞりゅ、執拗に擦られ、扱き立てられた雌の花芯が、明らかな変容を示し始める。
乳腺を、膣孔を、菊孔を。
無数の触手に犯され、嬲られ、弄り回されているうちに―――――下肢の中心に息衝く、異質な衝動。
それは、例えるなら、雄の射精衝動に近い、否、そのものとも呼ぶべきもの。
娘にはそれが何なのか、到底理解出来やしなかったが―――――、
とろり、とろり、真っ赤に腫れ上がり小ぶりな肉茎と化した、陰核の先端から蜜を滴らせ、
触手を抜き出され、重たげに揺れる乳房の先端から、じわり、乳白色の蜜まで滲ませながら。
剥き出しにされた臀部の狭間、ふたつの肉孔からも、だらしなく蜜を溢れさせて、
――――――埋もれるように、自ら、その褥に身を投げ出すように。
娘は亀裂の奥へ、ゆらりと入り込んでゆく。
その瞬間、声にならない娘の訴えが、異形に届けられるだろう。
『コワシ テ』
助けが来ないなら、もう、全てが手遅れなら。
何もかも壊れてしまっても構わない、から――――――何もかも啜り尽くして、
ひとならざるモノからしか味わえない、究極の快楽を教えて欲しい、と。
そんな希求を抱く娘は、きっともう、淫蕩な雌、そのものに過ぎない存在だった。
■ビザールキャリアー > その声を聴いたか否か、聞き届けたかどうか。
太ももと二の腕を支える触手が身を投げ出す貴女の体を引きずり上げ、
質量を伴って弾む乳房を呑み込み腰まで取り込む。
外気に凌辱の限りを尽くされあまつさえ蜜を垂らす下半身を強調するように、
太ももに絡む触手が大股を開かせる。
そして、最初に雌穴に仕立てられた喉奥へ触手が再びねじ込まれ、食道まで満たし、肺いっぱいに淫気をまき散らしながら犯す。
粘り気さえ帯びた粘液を尻穴奥深くに満たしていく触手が蠢き、
子宮口と卑猥な口づけをかわす触手が大きく跳ねて、
三穴で蠢く異形が一様に熱を帯びた質量を弾けさせる。
その一方でもはや先走りまで滴らせる肉茎を浅ましく扱きながら吸い上げて未だ知らぬ雄の衝動を駆り立て、
肉毬に根元から絡みつく別の触手が乳白色の液体に変じた魔力を一気に絞り出す。
三穴の絶頂から、異形の噴出から貴女の魔力を搾取する。
ご案内:「とある洞窟」からハイディさんが去りました。
ご案内:「とある洞窟」からビザールキャリアーさんが去りました。