2019/04/21 のログ
イリス > 「ザールの事だしな。山賊狩りやったり娼婦でも買ってたんだろ?」

この男の行動パターンは未だにはっきりとは分からないがそうなのだろうと確認し。
お腹を撫でる指がおへそ辺りで動くとくすぐったくで身を捩って。

「少しは加減しろよ…私が折れるって。あぁ…ただいまザール」

意地悪なのにこういう時は優しい、本当によく判らない奴だと目を閉じ。
次に目を開ければ目の前に男の顔、避ける間もなく唇を奪われて目を見開く。

ザール > 「あぁ、イリスは勘違いしているようだが、気に入った女がいる時には娼婦を買いに行く事などないぞ?」

等と小さく笑いながら答え。
お腹のあたりを撫でるとくすぐったそうに身をよじる相手。

「ふふ。イリスはか弱いからな。」

と、楽し気に笑い。目を見開いた時には相手の唇を奪う様に重ね、甘く啄みながら相手の背を男の大きな手が撫でおろし、シスター服の上から柔らかい尻を撫でるように指を沈めていく。

イリス > 「そういや言ってたな。でもそいつが居ない時は買うんだろ?」

まさかずっと我慢しているなど思わず買うと決めてかかり。
もうやめろとその手を抑えるようにして手を重ねて。

「お前が強すぎるんだよ……んん…ば、場所考えろ…」

楽し気に唇を奪う男をにらむが目には力がなく。啄まれるままに背中をでは撫でる動きに身動ぎ。
そのまま尻をシスター服越しに撫で揉まれ始めると、小さく苦情のように口にする。

ザール > 「ん、この世にいなければな。」
ぽつりとそんな呟きを漏らしながら、
お腹を撫でていた手を抑えられれば重ねられた手を握り返し。

「ふふ。イリスに褒められると嬉しいものだ… 
ん…そうだな…じゃぁそんな場所へイリスを攫うとしよう。」

抗議の言葉に小さく笑うと、マスターへ目配せをすると、鍵が二人の前に、それを受け取ると相手のお腹の上に乗せ、お姫様抱っこのまま席を降り、店の中を歩きはじめる。

イリス > 「……あのな……ったく」

小さな呟きにどんな顔をしていいか判らずに頭を掻き困った顔をして。
揶揄うなら最後まで揶揄えと小さく愚痴りながら握られた手はそのまま。

「褒めてねーよ。呆れてるんだよ。
そんな場所って……マジか?って…!」

男がマスターを見れば置かれる鍵。その光景にあるデジャブを覚え。
これはまずいと感じた時には姫様抱っこをされて手遅れに。
暴れれば落ちて腰か尻を打って結局は同じ姿勢に戻される。それがすぐに判り暴れずにおとなしくして…。

ザール > 「うん? ふふ。揶揄われていると、思っていたのか?」

相手の言葉に楽しそうに笑い。
愚痴りながらも重ねられた手の温もり。

「そうだったのか…?
ふふ。俺はいつでも本気だからな。」

等とにやりと笑った男。
捕らえる様にお姫様抱っこをした相手がじたばたするも直にあきらめて大人しくなれば小さく笑いながら、店を歩き階段を上がっていく。

「さぁイリス、開けてくれるか?」
等と悪戯っぽく囁きかけると相手を軽く持ち上げ頬にキスを落す。

イリス > 「ずっと揶揄ってただろーが…」

楽しそうに笑う男にそうだろとじっと睨むように見つめ。
普通なら通じなくとも殴れないいのにできないのは、やはりあれなのだろうか…。

「そうだよ、なんでも腕力で片付けるだろ?
そうだった……ザールはそうだった…」

殆ど有言実行だった、よりにもよって酒場で初めてを奪われたんだと思い出すと肩が落ち。
もうこうなればなるようになれと男に抱かれたまま連れて行かれ。

「こういう時は男がだろーが…たく」

頬にキスをされると仕方ない奴だと手を伸ばして扉を押し開けて。

ご案内:「設定自由部屋」からイリスさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」からザールさんが去りました。
ご案内:「町外れの薬屋」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 町外れに設置された、少年薬師が薬屋・兼・住居としているテントからは、
薬屋…というよりは、パン屋かケーキ屋のような、カラメルのような甘くて香ばしい香りや、
食欲を煽るバターやハーブのような香りが立ち込めてくる。

「ふふーっ、これで、お薬がニガテなボクみたいな子でも…
お年寄りや、胃腸が弱い人でも、美味しく飲める薬ができる…!」

子供ならではの視点で、
なるえく美味しく、ヘルシーに、疾病や問題を解決できる薬を、
多量なり適量なり摂取できるために、
美味しいお菓子や飲料にするための研究で…

今、テントの中で一心不乱に鍋の中身をおたまで煮詰めているのは、
風邪薬、毒消し、向精神薬…さまざまな用途に使える薬を、
美味しく摂取できる水飴の研究中。

美味しく薬を提供したり試飲できるのは、子供舌の少年からしてみても、願ってもないことだった。

タン・フィール > 「うんっ! あまい! ……けど…。」

ひとすくい、味見をしてみて、とても薬効が効いているとは思えぬ、
駄菓子らしい直接的な甘味に満足。

…しかし、砂糖水やカラメルめいた、単調な甘みだけで、
嬉しくなってしまうほどのお子様ではない…
――少なくとも本人はそう思っている――のだ。

この味わいを、なんとかして至高の甘味に近づける方法は無いものかと、首をかしげる薬師。
その姿は、好きなもの・認めうる者にしか興味がない子供そのものでもあり、
妥協を許さぬ仕事人そのものの姿でもあった。

タン・フィール > 数度頷いて、他のアプローチを見つけると、再び少年は研究に没頭する。

「そっか、この味と…この味が、ヒトを虜にしちゃうんだ…っふふ…」

静かに微笑みながら、
人をとろかせ、癒やす薬の研究に邁進する…。

ご案内:「町外れの薬屋」からタン・フィールさんが去りました。