2019/04/20 のログ
ご案内:「酒場『踊る酒亭』」にシュミーさんが現れました。
シュミー > 「~♪」

平民地区と貧民地区の境にある酒場、踊る酒亭。
料理も酒も平凡。悪くもなく良くもない酒場
ただ、店主が選んだ上質の踊り子を目当てに、賑わいを見せる場所。

その酒場の舞台で、踊り子たちがその肢体をくねらせている
踊り自体は煽情的なものだが…この店では店主が監視しているため、娼館のようにはならず。
ただ、踊り子が望んだ際はその体を好きにできるという場所
だからこそ、男たちは声援を飛ばし、アピールし…誘ってもらうのを待ちわびていて。

踊り子たちは一糸乱れぬ動きで集団舞踊を披露していく
中央に立つのは、稼ぎ頭の…桃色の髪の女。
豊満な、しかし引っ込むところは引っ込んだ身体を踊り子服に包み。
しかし、その内は決して見せずに…

他の踊り子はどうかわからないが、彼女は欲望にまみれた視線に常に飢えていて。
そんな視線を持っているか…あるいは、面白そうな人なら、誘うことにしている。

ただ、表情はそんなことは表に出さず、ただ、身体をひねり、ステップを踏み、背を反らせて
酒が入った観客の視線を浴び…他の踊り子たちと同じく、それらを楽しませている…

ご案内:「酒場『踊る酒亭』」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 「相変わらず人気だこと」

中央で踊る彼女を見ながら酒を煽っている。
舐めるような視線は上から下までジロジロと観察するように。
そのうち彼女と視線が絡んだ瞬間、小さく手を挙げてみせた。
その手の指の絡み方が、穴に棒を突っ込むような仕草をしていて。
いつぞやの夜を思い出す。

ムズリと股間が疼くのを感じる。

シュミー > 「―――」

その視線が自分に注がれた瞬間、ぞく、と背筋が震えた。
それは喜悦か、恐怖か。

ただ、誇りにかけて、踊りは乱さず。熱狂のまま、踊りを終えて
マスターに…自分の部屋へ案内するように言って。


マスターの指示に従えば。今夜もまた―――

ご案内:「酒場『踊る酒亭』」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「酒場『踊る酒亭』」からシュミーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区ーミヤビ宅ー」にミヤビさんが現れました。
ミヤビ > 「ヴェルマドンナ、ですか」

今日も今日とて喫茶店の一角。のんびりと薬茶を飲みながら、
ミヤビが読んでいたのは薬師ギルドの回報であった。
薬師ギルドが出す情報誌である回報には、様々な情報が載っている。
今回はそのうちの一つ、注目の薬草に目が留まったのだ。

ヴェルマドンナ--野薔薇の一種であり、この王都でも生け垣用に
育てている家が多い植物であるが、九頭竜山脈に自生するその野生種に、
注目が集まっているらしい。

ミヤビ > 娘達が、いつものように楽しそうに店内で給仕したり、おしゃべりをしている。
娘達を働かせて自分だけ楽しているわけではない。夜になり、子供たちが寝静まった後、
ちゃんと調合をしている。昼間に調合すると子供たちに万が一の事故があるといけないし、
別に働いていないわけではないのだ。 

そんな、誰に対するでもない言い訳を心中でしながら、ミヤビは回報に再度目を落とす。

ヴェルマドンナの棘に含まれる成分は調合の仕方によって面白い作用をするようだ。
覚醒作用と、麻酔作用の両方を持っているらしく、
意識はあるのに痛みがない麻酔が作れるのではないか、という話である。
花びらにも薬効があるようだし、もしそれなりな量が集められたら、新しい薬茶にもなるかも……
そんな算段をしながら回報を手元に、調合の思索にふけるのであった。

ミヤビ > 誰かに頼む手もあるが、そもそも品質にばらつきが出そうだし、自宅で栽培できるならしてみたいので、
花や棘だけでなく実や種もほしい。
とすると自分で行く必要があるのだが……

「九頭竜山脈ですか……」

自分の健脚であれば、日帰りで行くことも難しくはないだろう。ただ、治安が悪いと聞いている。恋人の一人である心配性のルースには、行かないようにと言われている場所の一つだ。もっとも彼の言うことに従うとほとんど行ける場所がないのだが……

「まあいいです。明日、行ってみましょう」

思い立ったら吉日である。そう決心をして、明日の準備をするべく、ミヤビは店の奥へと消えて行った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区ーミヤビ宅ー」からミヤビさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にザールさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」にイリスさんが現れました。
ザール > 久しぶりに戻ってきた街。
昼過ぎに街に入ると、一度宿屋で荷物やら軽い手続きをして以前よく使っていた酒場へと足を踏み入れる。

店内のメンツは客以外に変わりはなく、男はやや満足気な笑みを浮かべながら普段良く座っていた端のカウンター席へと賑やかな喧騒の中足を進め、カウンターの中の店主に軽く手を挙げ挨拶をすると腰を下ろす。

相手も男の事を覚えていたのか、酒と簡単なツマミを並べるのであった。

「久しぶりに来たが、これからどうするか…。」

等と小さく呟きながらグラスの中を琥珀色の酒で満たし、口をつけ流しこんでいく。

イリス > 「確かこの辺りだったっけ…?」

突如に後輩の付き添いで離れる事になってしまった街。
ようやくその付き添いを終えて戻ってきたのだが街の様子が少々様変わりして迷う羽目に。

記憶を頼りに歩きようやく通いなれていた酒場を見つけて安堵の息を吐き。
ふと街を出る前に挨拶できなかった男の事を思い出して扉をくぐり。

「あ、いやがったな!」

軽く食事でもと考えていたがカウンターに見かけた男の姿を見てそんな考えも吹き飛び。
勢いよく男に向かって進み隣の席へと腰を掛けて睨むように見つめていく。

ザール > ちびちびと酒を煽りながら摘みのソーセージを咀嚼し、
今後の事を考える男。

店の端に座る自分の方へと向かってくるのは勢いの良い足音と、隣に腰掛けながら自分を見つけたとばかりの声。

やや苦笑いを浮かべながらそちらへと目線を向ければこちらを睨む様に見つめてくる相手。
それは忘れることも出来ない相手ではあったが…
何故睨まれているのであろうかと軽く悩む。

「久しぶりだな…、俺の匂いでも嗅ぎつけたか?」

今にも噛みつきそうな相手を揶揄う様に男は小さく笑いかけた。

イリス > もし私が急にいなくなり心配していたり寂しがっていれば酒でも奢ろう。
もし怒っているようなら素直に謝ってもいい。
そんな事を考えていたが見かけた姿はマイペースに見えるソレ。

こちらの声に向けられた視線と顔には苦笑いが浮かんでいる。
色々と考えてはいたがどうにも心配もされていなかった様子に理不尽に怒ってしまい。

「元気そうだな。そ、そんな訳ないだろ!行きつけに顔を出したら居ただけだろ」

揶揄う様な言葉に赤くなり、そんな訳がないと必死に否定。
そんな犬みたいじゃないかと呟き、ソーセージを勝手に拝借して口にして視線をそらせる。

ザール > 理不尽にもぷりぷり怒る相手に男は変わらず楽しい気持になり自然と笑みを浮かべる。

「まぁ少し出かけたりもしていたが元気に帰ってきたおかげでこうしてイリスとも会えたわけだ。
俺のところにまっしぐらだったからな俺を行きつけと思ってくれていたのか?
だが、イリスも元気そうでなによりだ…。」
ソーセージを断りもなしにつまみ犬みたいじゃないかどこかすねる様に視線を逸らす相手。
男の手は上がりその後ろ頭を優しく撫でると自身の方へと引き寄せようとする。

イリス > 「何が面白いんだよ、ったく……。
痩せても怪我もねーし元気なのは見て判るっての。
会えたのが偶然だ偶然。それにこの店を教えたのはザールだろ?
私のとりえはそれだけだからな」

ソーセージを勝手に食べてしまうと果実酒の薄いのを注文して視線を彷徨わせ。
男の手に後ろ頭を撫でられると、触んなと言おうとするが…。
その前に引き寄せられ小さな悲鳴と共に腕の中に納まってしまう。

ザール > 「久しぶりでもついつい意地を張るイリスが面白くてな。
帰ってきたという気持ちにもなる。
…ほうほう俺の教えた店を行きつけにすればまた俺に会いやすくなると…
嬉しいことを言ってくれるな。」

等と、楽し気に笑い、相手の言葉をあえて拡大解釈をして見せ…。
小さな悲鳴を上げさせながら男の分厚い胸板に相手を引き寄せ包み込んでいく。

「会えてうれしかったぞ、イリス。」

なにより、元気でよかったと小さく呟き付け足してから相手の頭にキスを落し、果実酒が出されたタイミングで男もグラスを持ち上げた。

イリス > 「意地じゃなくて私はこれが普通だって。私を帰ってきたって基準にすんなよ。
そうじゃなくて安くて生きやすい店教えろって言ったらここ教えただろーが」

何てそうなるんだと完全に男のペースに乗せられて大騒ぎ。
店主や客の生温かな視線に気が付かないまま傍目にはじゃれているように見える二人。

「……私もだよ。この大馬鹿…」

急に引き寄せられ男の分厚い胸板に包み込まれ、直ぐ近くの匂いに安心感を覚えてしまい。
小さくつけたされた言葉と頭へのキスに顔を赤く染め、表情を隠すように届いた果実酒のグラスで顔を隠してしまう。

ザール > 「ん? だめか?
そうすれば俺は何処に行ってもイリスの元へ戻ってこれるのだがな。」

はっはっはっと笑いながらぎゃいのぎゃいのとのやり取り。
男は男で店内の生暖かい視線に気づいているが実害も無く放置と決め込んでいて…

「ひさしぶりの再会なのに大馬鹿とはひどいな。
んむ、イリスの匂いだ…。」

相手の言葉にくつくつと楽し気に笑いながら髪にキスを落しながらスンと小さく鼻を鳴らし。
男も男で相手の匂いを楽しみながら、大きな手が相手の後ろ頭から背中をするすると撫で包み込んでいく。

「寂しかったか?」

等と、どこか悪戯っぽく囁きかけた。

イリス > 「あー…うー……その聞き方はずるいぞ。
時々でいいから私に顔見せろよな。それなら許す」

揶揄う中に恥ずかしい事を混ぜられ戸惑っては悪い気はせず。
周囲の視線には気が付いていないがどうにも恥ずかしく居心地の悪さを感じていて。

「その久しぶりに馬鹿なこと言うからだろ?
や、やめ嗅ぐな!汗臭いから…!」

笑う男のペースから抜け出せずに一人騒いでしまい。
キスを受けながら匂いをかがれるとやめろとばかりに胸を押す。
暑くなり出したこの時期にそうされると汗のにおいをかがれると大慌て。

「……少しな。お前はどうだった?」

そんな大騒ぎも後ろ頭から背中と撫で包み込まれるとおとなしくなり。
本当に小さな声でぽつりと答える。

ザール > 「ん。それは何よりだ…変える場所が突然なくなられると困るからな…。
長期間出る時は教えてくれると嬉しいものだ…」

ぽつりと、そんな呟きを漏らし匂いを嗅ぎ向けられる抗議の言葉に悪戯な笑みを浮かべ。

「ん?久しぶりのイリスの匂いだったのだがな…。」

辞めろと押される胸板は分厚く相手の手を押し返し。
そんなじゃれ合いもやはり楽しく。

「少しか? 俺は物凄く寂しかったぞ?」

相手の耳元で囁くと、背中を撫で腕を添えると、相手の膝の下に手をすべり込ませひょいと抱え上げると自分の上に座らせてしまおうと。
そして相手が上げるであろう抗議の声を封じる為に、ツマミのソーセージを一つ摘まみ相手の口の中へ。

イリス > 「帰る場所ならこの酒場があるだろーが。
それに関しては悪かったって。急な話でザールを探してる時間がなかったんだよ。悪い」

小さな呟きが聞こえればそれに関しては素直に謝り。
しかし匂いは駄目だと大騒ぎして押しのけようと奮闘して。

「そうだとしても駄目だっての。私だって女だぞ。汗臭いとは数かしいだろ」

このデカブツと押しても全く無意味なほどに分厚い胸板を叩き。
必死に抵抗しているが口元には楽しそうな笑みが浮かんで。

「あー……だからなんでそう恥ずかしい事さらっといえ……。
って、待て何す……んぐ!」

不意な囁きに顔を赤く染めて動揺をしてしまい。その隙にと背中と膝の下に男の手が滑りこみ簡単に持ち上げられ上にと乗せられ。
場所を考えろや空気を読めと文句をぶつけてやろうと睨みあげるが、言葉の前にソーセージを口に押し込まれて、咥えたまま睨むという姿になってしまう。

ザール > 「んーここは立ち寄り場所?
あぁ次からは言付けでも欲しいものだ…」

匂いはダメだと大騒ぎしながら胸板を叩かれてもこゆるぎもしない男。
憎たらしい事この上ない。

「久しぶりに会ったのだ。 たっぷりイリスの温もりを楽しませてもらおうと思ってな。
なに、この位は店の水面大目に見てくれる」

はっはっはっと笑いながら相手の身体を包み込む様に抱きしめ。
腰に腕を回し、睨むその目じりを擽る様に男のごつい指で撫でていく。

イリス > 「立ち寄り場所?私を帰る場所にしたいなら探す事だって。
その手があった……思いつかなかった」

男の言葉が自分が帰る場所というように聞こえ、照れ隠しに居場所を探せと言葉にし。
自分もそれなりに鍛えてはいるが男には手も足も出ずに憎たらしく見つめて。

「ぬ、ぬくもりって何する気だ……?
大目に見てくれても十分営業妨害に見えるぞ……ったく、やめろって」

男の上に座ってしまえばもはや抵抗は無意味、なされるがまま抱きしめられ包み込まれ。
ソーセージを食べてしまえば果実酒を口に運び、目じりをごつい指で撫でられるとくすぐったく少し痛そうにし、仕返しと胸板や腹を撫でていく。

ザール > 「いろいろ探して山賊やら路地裏の悪い奴らがたくさん泣いたぞ。」

等と相手の言葉に小さく笑い…
それだけ急だったのであろうと、こちらを憎たらしそうに見つめる相手に男は愉しそうに見つめ。

「さて、何をしようかね…。」

そう呟きながらも太腿の上に相手の柔らかい尻やら太腿の感触を楽しみながらちびりとウィスキーを味わい。
目尻を撫でれば相手の手が仕返しにと胸板や腹のあたりを撫でて来れば指が触れる度に戯れる様にその部分の筋肉に力を込めてみる。

「そういえば、イリスは何処に行っていたのだ?」

イリス > 「……私が言うのもなんだけどな。迷惑かけんなよ?」

どこまでやったんだと呆れた目を向けはするが…そう言うのに捕まったのかと心配してくれたのは素直に嬉しく。
今のところ迷惑を受けたのは悪党だけであるがこれからは出来るだけ伝言しようと決めて。

「せ、聖職者相手に何する気だ……本気で…!」

どうにも嫌な予感しかしない呟きが嫌な予感を煽り、太腿の上から逃れようと身を捩ればより尻や太腿の感触を感じさせ。
撫ででも殴っても全く堪えた様子がない男。今増える胸板も分厚い感触しかせず。

「私は後輩の付き添いで隣の国だよ。この国を通過させる付きそうだ。
付き添わねーと……通りすぎる前に変なのに捕まって仕込まれるか売られるか…碌な目にあわねーだろ?」

だから離れてたと行先を簡潔に告げて。

ザール > 「まぁ今まで散々人々に迷惑をかけたやつらだ大丈夫だ。」

何処かうろたえたような声を上げる相手の言葉にくつくつと楽し気に笑い。

「さて。 イリス…久しぶりに出会ったんだ… 」

等と、そこで言葉を切り、にやりと、悪戯っぽい笑みを相手に向け、相手がしたようにお腹のあたりをつつっと指先で撫で上げ。

「む。そうだったのか… たしかに碌な目には合わないだろうな…だが、イリスは強くても俺より弱いからな心配だったのだぞ…」

うむうむと頷きながら相手の項に顔を埋めるとそんな事を呟きながら少し締め付ける様に抱きしめていく。

イリス > 「それはそうなんだけどな……。
久しぶりだけど…な、なんだよ……?」

男の悪戯ぽい笑み、そしてお腹を指先で撫でられると小さく震え。
これはもしかして…とやばいどうしようと男を真っ直ぐに見れなくなり。

「だからな、ある程度この国に慣れてた私にそんな話が回ってきたんだよ。
私より強い奴が来たら終わりだっての。だから出来るだけ早く抜けるように早馬車の手配とかやってたんだよ。
少し苦しいって…」

項に顔を埋めの呟き。締め付けが強くなると苦しいと文句を口にこそするが抵抗はせずにいて。

ザール > 「ん? イリスは男を一人で放り出すとどうなるか知らないのか?」

なにやら察しあたふたとし始める相手に男は小さく笑い、おへそのあたりを指の腹で擽るように撫で。
悪戯っぽく笑いかける。

「ん。 すまんすまん…。 成程…お疲れ様。そしてお帰りイリス。」

そう小さくつぶやくと項から顔を上げ、相手の唇を奪う様に顔を寄せていくのであった。