2019/03/25 のログ
ご案内:「雨の日の山賊街道 馬車の中」にオルティニアさんが現れました。
オルティニア > 降り注ぐ雨粒が防水の幌を叩く。
雨濡れた街道を進む馬車の車輪が、石か何かを踏んだのかガタンッと荷台を揺らした。荷馬車は大商家の物らしくかなり大きい物だったが、満載された積荷の隙間に押し込まれる様な形となっているオルティニアは流石に窮屈な思いをしていた。
それでも、冬の終わりが見えて来ているとは言え冷たい雨が降り注ぐ中、外套一つを雨具とした馬上、もしくは徒歩で馬車の周囲を歩く者達に比べれば余程恵まれていよう。

オルティニアは複数の商家が組んで編成した大規模キャラバンの護衛役としてこの旅に参加したのだが、この荷馬車のオーナーである大商人がエルフ様の美貌に魅了されてしまったのだろう(とオルティニアは決めつけている)。大雨の中、外での護衛を任せるのは忍びないとの事で、こうして馬車内待機を行っているという訳だ。
それはオルティニアの傍ら、身体を接する形で共に居る彼女も似たような理由でここにいるのだろう。

「――――……雨、止まないわね」

同乗者たる娘の下肢を跨ぐ形で身を乗り出した四つん這いの身体が、彼女の傍らにある幌を捲って外の様子を伺った。笹葉状の長耳をピク付かせるエルフ娘の大きな乳房が重力に引かれた吊鐘状で一層たわわに揺れ動く。
チュニックの短裾には小さくとも形の良いお尻の双丘を浮き上がらせて、腰横のスリットに純白の下帯の横紐の蝶結びを覗かせている。
湿気を帯びた人いきれの中に漂うのは、エルフ娘の肢体が醸す甘やかな花香。

ご案内:「雨の日の山賊街道 馬車の中」にアデラさんが現れました。
ご案内:「雨の日の山賊街道 馬車の中」にウェスタさんが現れました。
ご案内:「雨の日の山賊街道 馬車の中」からウェスタさんが去りました。
アデラ > ――偶々、乗り合わせていたと言うべきか。
この少女の場合は商家側だ。貴族である彼女の両親が懇意にしている商家のキャラバンに、些かなりと魔術を使える少女も参加させてもらっていた。
護衛としての戦力はさほどでもあるまいが、自分の身に加えて一人か二人、山賊相手から守る程度の技量はある。
と、その程度の位置付けである為、身分とは裏腹に珍重もされず、その他多勢の一人として馬車へ、偶然に乗り合わせていた。

「ええ。酷く降りますわね……昼だと言うのに薄暗くて、明け方みたい」

行儀よく並べた二本の脚をまたいで幌へ向かうのは、思う以上に容易であろう。
貴族少女の胸元は、エルフの彼女に比べれば随分に慎ましい。自分自身の片手に収まる程のなだらかな曲線だ。
それは例えるならば彫像、不要な部品を削り落として作り上げた観賞用の、或いは愛玩用の肉体である。
肩や背を大きく露出する形のドレスも、露出された肌そのものも、冷たい雨に短時間ながら晒されて、水の粒を表面に張り付かせている。
血の気も薄く、青ざめたと言えよう程に白い肌。儚くも見えるその体が、熱源を求めるかのようにエルフの少女へ近付いて――

「暫くはこのまま、馬車の中かしら。……黙って相席もなんだし、何かしらお喋りしません?」

上品に首を傾げて見せながら、濡れて透けるドレスを手で覆うような事はせず。
寧ろ自らの身体を晒け出すように無防備に、そんな風に問うた。

オルティニア > 持ち上げた幌の隙間に顔を寄せ、睫毛の長い翠玉で外の様子を様子を伺うエルフ娘の様子は一見しただけでは平静そのもの。しかし、実の所は先程からそわそわと落ち着かなげな雰囲気を漂わせてもいた。
このエロフ、小躯に見合わぬバカでかいおっぱいだけでなく、やたらとエグいふたなりペニスも有しているのだ。チュニックの大袖と肘上までの長手袋が形作る絶対領域の白腕にキュッと絡まる金腕輪にて、普段はその淫猥な巨根を隠しているのだが、それがもたらす雄の性欲は確実にエルフ娘に影響を与えていた。おかげで近頃では若い同性の身体に強い興味―――ぶっちゃけて言えば性的好奇心を覚える様になっているのだ。
そのため、薄く纏った水滴にて黒色のワンピースを張り付かせ、オルティニアなどよりも余程エルフっぽい均整の取れた細身を浮き上がらせた同乗者と薄暗い密室内で2人きりなんてシチュエーションにちょっと興奮しているのである。

「―――そ、そうね。いいわ。高貴なエルフ様とお話出来る機会なんて、あんたみたいなニンゲンには早々ないんだろうし、精々他の連中に自慢するといいわっ!」

誘いの言葉にエルフ耳をぴこぴこさせて、四つん這いの姿勢を戻したオルティニアは、そこばかり無駄に発育のいい豊乳を偉そうに張って尊大に頷いた。しかし、ツンと顎先持ち上げたエルフ娘の翠瞳は黒ドレスに浮き上がる女の曲線をチラチラと盗み見ていて、気になる異性と2人きりになった思春期のオスガキの風情を漂わせている。

アデラ > 「あら、やっぱりエルフだったの! そのお耳、そうなのかしらとは思ったけど――。
 魔族の人には割と会うけど、エルフは珍しいわ。……ちょっと耳、触ってもいい……?」

〝高貴なエルフ〟というワードに、腹を空かせた鯉の如く食いついた娘。
一応の許可を得るという理性こそ働いてはいるが、両手は既に持ち上がって、エルフ娘の耳の近くまで運ばれている。
許可さえ降りれば本当に触れるのだろう。少なくとも今時点、そこに邪な色は無い。
本当に単純に、エルフという存在が珍しく興味を抱いているのだ――

「ふぅん、そっかぁ、エルフねぇ……羨ましいわ。
 魔族もエルフも、みんな生まれつき人間より頑丈だったり魔力が多かったり、見た目が良かったり。
 もうちょっと人間も、無茶が利くように生まれてくれればよかったのに……」

が。そうやって無防備に距離を詰めて手を伸ばす身体には、濡れたドレスがぺたりと、身体の線を浮かばせて張り付いている。
そして、明確になるのは身体のラインばかりではない――匂いもだ。
冷たいとは言え、雨の香りと、キャラバンの行軍に伴い歩き続けた汗の匂いと。その混ざり合ったものが、狭い馬車の中へ立ち込めながら――

「……ねえ。エルフってやっぱり、回復魔法とか得意だったりするのかしら?
 それだったら、こう……ほら、〝いろんなこと〟が出来るわよね。いいなぁ……」

耳へ伸ばそうとする手と、内緒話のように声を潜めての言葉。
そうしながらも貴族の娘は、少し肩を動かした。
ドレスがずれ、もともと豊かでない胸元が覗き込めるようになれば、その下には下着の類など着ていないのがわかるだろう。
うっとりと憧れるような口ぶりと共に、その目は、エルフ娘の視線の動きを捉えていて。
視線に応じるように脚を動かせば、ドレスの裾から見える肌の面積――下半身もまた、下着の類など無いのだと見せつける。

オルティニア > 「――――っ!? ん、そ……そうね、え、と……し、仕方ないわねっ、あんたみたいのがエルフ様と触れ合える機会なんて中々訪れないんだろうし!」

同乗者からの予想外の食いつきに、オルティニアは切れ長の翠瞳を丸くして一瞬ビクリとしてしまった。
この娘、エルフらしからぬ小躯と、何よりも乳牛よろしく育った豊乳のおかげで中々"憧れのエルフ様"扱いしてもらえない。故に、いかにも興奮していますみたいな素直な反応に面食らったのだ。しかも、そんな反応を見せたのが、今の状況を体現したかの様にしっとりとした、そしてどこか退廃的な妖しさすら滲ませていた美少女なのだから驚きも強まろうという物。
とは言え、日頃望んでいたエルフ様扱いにじわじわと喜びが湧き上がってきて、可愛らしい小鼻もぷくっと膨らませたオルティニアは彼女の要求を受け入れた。ほれ、ほれ、とばかりに双眸を閉ざした小顔を寄せ、夜会巻きも艷やかな暗色の頭部から飛び出すエルフ耳を彼女に向ける。
そこはエルフにとってかなり敏感な場所なので、変な触り方をされるとおかしな声が出たりするのだけれど、まぁ、エルフに憧れる田舎娘(エルフ様にとっては王都すら田舎なのだ)にサービスしてやるのも高貴な妖精族の務めである。

そんな風に身を寄せた物だから、ほのかに香る彼女の体臭をより強く意識してしまった。冷たい雨を吸った体躯が、狭隘な空間でじんわりと蒸し上げられて発する汗の匂い。若い娘の生々しい香り。
腕輪で封じられているはずなのに、幻肢痛の如く巨根が疼く。

「――――ん、ぅ? えっと、どうだろ……まぁ、エルフのさと……エっ、エルフの"都"の中では結構すごい回復魔法とか使うのもいたけど、あたしはそんなでも無いわ。だって回復魔法とか地味だし!」

実際、平常時のオルティニアは回復魔法があまり得意ではない。とは言え、致命の一撃などを受けた際には精霊達から何故か過剰に愛されているエルフ娘は、ヴァンパイアもかくやという勢いで再生したりもするのだが。

「――――っ! そ、…それにしても、あんた、ちょっと変な子よねっ。そもそも、い、いろんなコトって、ど、どんなコトよ……?」

なだらかな肩口を滑ったドレスが、華奢な鎖骨だけでなく程よい大きさの乳丘を覗かせた。途端、ドキッと鼓動を跳ねさせたエルフ娘は慌てて視線を逸らせるのだが、気付けば再びそわそわと彼女の胸元を見てしまう。
純白の細喉がゴクリ…と生唾を呑み込みつつ、淫靡な気配に誘われるままに問を投げた。この小娘は、きっと何やらすごいコトを期待している…なんて予感を覚えつつ。 ―――まぁ、ヘタレエルフがどこまでそれに応えられるかは別問題として。

アデラ > 伸ばした手がエルフ耳に辿り着く。華奢な骨格の見た目そのもの、力もさして入らぬ指。
それが人とは異なる形状の軟骨に触れて、ふにふにと指先で弄ぶ。
その動きにはさしたる邪念も無く、愛撫の意図は薄いはずなのだが――それでも指先や指の腹で、肌を浅く撫でるような触れ方。
意図に関わらずその刺激と声は、閨の仕草のように甘ったるいもので。

「変な子――は、初めて言われたかしら。でも……ふふっ、今の王国では私みたいな子は、〝普通の子〟じゃない?
 だって今の王国ではね、どんなことをしてもいいのよ。悪徳も、退廃も、猟奇も、全部美徳なの!
 だから私ね、王国が大好き。いい時代に生まれたなぁって思うわ――」

投げられた問いの答えの前に、幾許かの陶酔混じりに吐き出される言葉と、夢見心地の目。
先程まで寒さに青ざめていた肌が、高揚と、二人分の体温に暖められた幌の内に、赤く色づかされている。
そして少女は、相手の耳に手を置いたまま、唇をぐっと寄せて言うのだ。

「――だから。色々は、いろいろなの。
 滅茶苦茶に、壊れるくらいに、普通じゃない欲望をぶつけられて、痛みも快楽も好き勝手に注がれて。
 押さえつけられたまま、縛られたまま、鎖につながれたまま、性玩具として浪費されるような――そんな、素敵な事が。
 だから、ねぇ、エルフのかわいいお姫様。貴女は――じっと見てる私の身体を、どうしてくれるのかしら」

それから唇が一度離れて、相手の視界を埋めるように、少女の顔が正面に置かれた。
赤く染まった頬で隠微に笑み、唇の隙間から突き出した舌の赤はいやに鮮やかで。

「……雨がやむまで暇でしょう。〝道具〟として、使ってみない?」

オルティニア > 「――――…っ、んぅ……ッ、ぁ、ひぁ、ぁ、ぁあ…っ」

きゅぅうっと唇を閉ざしてはいたけれど、それでもやっぱりおかしな声が漏れてしまった。そんないやらしく触れたら、エルフだったら誰でもこんな風になってしまうに違いない。
自分が漏らした吐息の甘さに白皙の頬にピンクを滲ませたエルフ様は、今すぐ身を引いて終了を告げたいのを両目をぎゅっと閉ざして耐える。その小躯はプルプル震え、積荷の合間の狭い空間内に何やら甘酸っぱい匂いまでもがほのかに滲む。
しかし、耳先を摘む指が動きを止めて、夢見るような目で"普通"を語り始めれば

「……………あんた、やっぱし変な子だわ。ぜーーーったい普通じゃないし」

彼女に向けるのは、美貌のジト目となるだろう。
自分の事は棚上げして『うわぁ、こいつ、本物の変態だわぁ…』みたいに失礼な事を考えている顔。にもかかわらず、妖しい愉悦に紅潮する顔はエロいと思うし、それがぐっと顔を寄せるなら、再び鼓動が跳ねてしまう。続く言葉にもドキドキして、再び口腔に溢れる唾液を喉を鳴らして呑んでしまう。
眼前の美術品めいて整った肢体と、冷淡にすら見えるシャープな美貌を持つ少女が、鎖に繋がれて汗と血と様々な体液にまみれて陵辱される様を思い浮かべ

「はぁ……はぁ……、――――ッ!」

気付けば呼気を荒げていた。
そして、そんな淫靡な告白を聞きながらチラチラと彼女の身体を見つめていた事を指摘され、更には挑発的な煽りまで投げられれば、一瞬の狼狽など即座に消えて、稚気を残した翠瞳の奥にドロリと濁った淫欲の汚泥を塗り広げた。

―――パキンッ。
その音は、エルフ娘の二の腕に食い込んでいた封印の金輪を外した音。途端、オルティニアの股の間に潜んでいた大蛇が野太い鎌首を擡げ、チュニックの前裾を持ち上げるどころか捲りあげ、たわわな豊乳を持ち上げる獰悪な長駆を露わにした。

「―――はっ、はぁっ❤ い、いいわ。実際暇だし、あ、あんたの身体、エルフ様の玩具として、た…たっぷり使ってあげるんだから…っ!❤」

言いながら彼女の肩をつかみ、背後の木箱に押し付ける様にしながら唇を奪う。重なる唇は小ぶりで繊細で柔らかく、鼻孔に伝わる匂いはやはり、花畑が漂わせる上品な甘香。しかし、遠慮も気遣いも無しに少女の唇間を割って潜り込もうとする舌の動きは、これから"初めて"を捨てようとする童貞少年の如く、どろどろの性欲に塗れていた。

アデラ > 「普通じゃないからいいの――気持ちいいのよ。そうでしょう?」

おかしい、異常だ、倒錯している。その類の誹りならば、寧ろ快楽の呼び水だ。
寧ろその言葉が好ましいと言うように笑みを深めながら、その手を遠ざけて行く。
荒く変わり行く息を肌に浴びながら、高貴な種族であるはずのエルフの目が欲望に染まりゆくのを眺めながら、
少女自身もまたドレスの下の身体を熱く濡らし初めて、それが雌の香りを密室に色濃く振りまいていた。
自分を見つめる目に欲望が灯ったその瞬間、少女もまた似たような色を、銀の瞳に映しただろう。
その情欲の灯火が僅かにも揺らがぬ内に、封印は解かれていた。

「わ――ぁ。……へぇ、そうなんだ。エルフにも〝そういう〟子がいるのね……」

学究者の性根が興味深そうに呟きながらも、視線は幼げな身体から立ち上がる、凶暴なまでの肉凶器に奪われる。
エルフ少女の腕程もある、野太く分厚い肉の塊。慣れぬ女ならば身体が裂けようが、この少女には――
その引き裂かれる痛みの予感さえが快楽となって、彫像のごとき身体がゾクリと震えた。

肩を掴まれ木箱へ押し付けられる、その間、少女は何も抵抗をしなかった。
背を打ち付けた衝撃さえも楽しみながら、目を開いたままに、近付いて来る顔を見ていた。
快楽に囚われた、童貞じみた熱心さの接近。唇を僅かに開いて、その舌を口内へと迎え入れ――

「ん、ん――っ、んむ、っ、ぁ、ん、んんっ、ふっ……ちょっと、ね、待って……」

暫しは捻じ込まれた舌に合わせて舌を躍らせていたが、エルフ少女の頬に手を当て、一度顔を引き剥がした。
一瞬なりとお預けを与えて、破裂しそうな性欲を焦らしたその唇は――低く、低く下がっていった。
ロンググローブに包まれたままの両手もまた、頬から滑り降り肩を、腕を這い、それがやがて向かった先――
それは、双丘を持ち上げる程に猛る肉棒へと触れた。
彼女自身の胸に埋もれた切っ先を手で引き寄せ、その上に覆いかぶさる唇、舌。
大きく開かれた唇が、亀頭部を飲み込まんと頭を沈めて行く。