2019/02/06 のログ
ご案内:「設定自由部屋」にジードさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の中でも一層治安の悪い路地裏の片隅。
ちょうど平民地区と貧民地区とを繋ぐ裏道に当たる路地に怪しげな露天が構えられていた。

「はい、毎度あり。効果のほどは保証するよ。
 気が向いたらまたどうぞ」

そこに響くのは明るい声。店で買い物をした客に対して商品の入った紙袋を手渡して、
少々胡散臭そうな表情の男性客を営業スマイルで見送った後、
その姿が見えなくなると一気に気を抜いて若干陰鬱そうな表情を浮かべ。

「やれ、客が少ないねえ。普段はもうちょっとめかし込んでる奴が多いのに」

何か景気の悪くなることでもあっただろうかと訝し気に、
未だ棚に多く並んだ売り物――大半が薬品類を眺めて首をひねり。

ジード > 「折角船で入ってきた素材を買い付けに行っても、
 求める相手が居ないんじゃあ流石にどうしようもないね。
 どっかに売り込みにでも行こうかな?」

売れるかどうかは別問題だがと頬杖を突きながら漏らしながら、
普段とは違う場所に言っても良いかもしれないと気まぐれを口に出す。
とはいえ騎士や警邏に見つかると困る身の上なのでこっそりと、になる。
そんな事を考えながら街の方へと自然と視線が動き。

ジード > 「今日はこれくらいにしておくかな」

今日はあまり火がよくなさそうだと大変そうだと考えながら
薬の材料を考えて少し目を細める。
根城にしている場所に貯蓄している材料を思い返し。

「買い出しは一旦おいておいてしばらく町中で売るかなあ」

考えながら立ち上がって店を片付けて去っていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「とあるお屋敷」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「とあるお屋敷」にハーティリアさんが現れました。
セイン=ディバン > 「スケールおかしいだろ」

一国の予算でもそんな賞金はかからんぞ、と言う男。
この相手の凄さを、ちょっとだけ垣間見た気がした。

「……なぁ、ハーティ、ちょっと勝負しないか?」

相手に抱きつかれながら、男は体を起こし、そう提案する。
がさごそ、と懐から取り出したのは、二つのダイスであった。

「これを1個ずつ振って、大きい目を出した方が勝ち。
 勝ったヤツは、負けたヤツにお願い事を聞いてもらう。
 んで、オレが射精するか、お前がイったら、もう一回サイコロ振る」

こんなのはどうだ? などと言いながら笑う男。
要するに、どちらかの好みのプレイを行い、達したら仕切りなおし、という提案らしい。

ハーティリア > 「んなこと言われても、賞金かけたの俺じゃねぇし。そもそも故郷はこことは貨幣感覚微妙に違うから、当てずっぽうなのもあるけどな、金貨で言うと、大体15万枚くらい? 故郷だと大体、100ゴルトで金貨1枚くらいのはずだし。」

多分、桁が一つ違うくらいの差異はあるかもしれないが、そもそも世界が違うから仕方ないよね、と大雑把な見解を。

「ほう、勝負?」

身を起こした彼の提案にゆるりと見上げると、提案を聞いて……なるほど、と小さく頷く。

「良いぜー、ってか今日は俺が色々見破られたし、そっちに合わせようかとも思ったけど……そっちのが面白そうだな。」

乗った、と快諾すると彼の手からサイコロを一つ手に取り、コロコロと手の中で弄んで。

セイン=ディバン > 「と言われてもな。それはそれでスケール感おかしくなりそうだ」

二つの世界の差、なんて言われても想像できるはずも無い。
男はやれやれ、と頭を振りながらも、苦笑する。

「よし。じゃあ早速だ……。
 そらっ!」

男は相手にダイスを渡すと、軽く、自分の持っていたダイスを放り投げた。
ぽふん、とベッドのシーツに着地したその目は……。

セイン=ディバン > [1d6→5=5]
ハーティリア > [1d6→3=3]
ハーティリア > 「まあ、どっちみち『昔の自慢話』みたいなもんだから今の俺にゃ飾りにもなんねぇけどな。」

ケラケラと笑いながらそもそも自慢にもなんねぇし、と苦笑いを浮かべ、手の中でサイコロを転がすと。

「む、出目が高いな……ていっ。」

自分も彼に従ってころん、と手からダイスをベッドに落とす。クルクルと回転しながらシーツに落ちた出目は……。

「……ぬあー、負けたー。」

ぐぬぬ、とうなる男。しかし、負けは負けである。

セイン=ディバン > 「まぁ、分かる。オレもつい昔語りしちまうときあるし……」

なお、男のそれは大抵貧民地区の酒場にて繰り広げられる。
いわゆる、中年特有のそれであったりするのだが。

「よし、こい、こい、こい……!」

自分の出目の良さに、声に力がこもる男。
そして、相手の出目が出れば……。

「いよぉぉっしっ!」

男、全力のガッツポーズ。なにもそこまで、というレベルの喜び方をすれば。
男は、空間に手を伸ばし、自宅倉庫より薄青の美しいドレスを取り出し。

「これ着てくれ。んで、体、女にして。
 全部とは言わん。マンコ作るだけでもいいから」

言い出した言葉の安直さは、相手にどんな感情を生じさせるか。
まぁ、呆れられるのがオチではあろうが。
なお、男の表情。真剣そのもの、である。

ハーティリア > 「昔語りは良いんだよ、ためになるから、自慢話は聞いても役に立つことなんざほぼんぇからなぁ。」

クックッ、と喉を鳴らして笑いながら……ダイスが転がる間、ものすごく気合の入っている彼、ガッツポーズまでした姿に、苦笑いして。

「お前、必死過ぎだろ……ったく、しゃあねぇなぁ。」

取り出されたドレスを受け取ってベッドから立ち上がると……
月明りの差し込む窓辺で、するりいつも着てる艶やかな貫頭衣をするりと脱ぎ落せば、布地の下から見える体がみるみるうちにより柔らかな膨らみを帯び、乳房が生まれ……
もともと女性的だった肉体は乳房と股間以外に対して差は生まれないが、より「女」だと目に見えて分かる体になれば、差し出されたドレスを身にまとい……。

「これでいーい?」

ひらりと、抜けるような白い肌の絶世の美女、と呼んで差し支えない。淫魔と不死者の女王がドレスを翻えす。

セイン=ディバン > 「いや、人間の昔語りはイコール、自分語りの自慢話の可能性が高いぞ」

相手にそう言う男の表情は、微妙に苦い顔。
場末の飲み屋ではよくある話、という所か。

「だってよぉ。せめて一回くらいは、って思うぜ、やっぱり。
 ……お前さんのことは、まぁまぁ好いてるんだしよ」

せっかくなのだから、とか。もったいない、とか。
相手にそういう色々を言いつつ、大人しく待つ男。
相手が見事、肉体を変化させ、ドレスを着たのであれば。

「……う、っわー……」

男は赤面しつつ、そうつぶやくのがやっとであった。
そのまま、ゆっくり相手を抱きしめ、再度ベッドに転がる。

「……やらけ~。ハーティ、お前、すっげーかわいいなぁ……」

そう言って、口づけをする男。
ちゃっかり、相手の胸を揉み揉み。
すでに男の股間は臨戦態勢。限界までバッキバキに勃起していた。

ハーティリア > 「俺的には、女装させられてる気分になるんだけどなぁ……まあ、別にいいけどよ。」

まあまあとは、言ってくれるねぇ、と苦笑い。
言いつつも、ひらりとドレスを翻す姿は、ドレスの着方を、女の自分の魅せ方を十分に熟知した、艶美な仕草で。

「普段の俺が可愛くないみたいじゃねぇかよ、ったく……んっ、ん。」

口付けを受け、張り出した乳房は布越しでも手に吸い付くような柔らかさで男の手を愉しませ……むっちりとした太腿が、股間の膨らみをそっと押し上げるように擦り返し。

セイン=ディバン > 「たまにはいいだろ、たまには、だ。
 ……いや、だって。オレやっぱり男だしな……。
 それでも、お前さんはレアだぞ? オレがここまで気を許す男って、そうそういねぇんだから」

相手に要求しておきながら、申し訳ない、とは思っている男。
相手の機嫌を取るようなことを言いながら、ベッドに横たわり。
いよいよ、本気の愛撫を始めていく。

「いや、可愛いさ。可愛いけど……。
 また違った可愛さがある、ってことで」

ドレス越しに胸を揉み、先端を摘み、唇の間には舌を滑り込ませ。
まさしく。普段男が女性相手にするような、ねちっこい愛撫であった。
相手の太ももが股間に触れれば、相手にも勃起状態は伝わってしまうことだろう。

「……ぷぁっ。……んじゃあ、ハーティ。
 そのまま、四つん這いになりな……」

たっぷりと、舌を絡めてのキスを終えた男は、そう命じ。
その間に自身は服を脱ぎ、全裸になる。
天に向かってそびえるかの如く、屹立したペニスからは、既にどろどろと先走りが大量に溢れていた。

ハーティリア > 「まあ、肉体のデフォルトはどっちかというこっち(女)なんだけどな。
 最初は一回殺してやるーって言ってたのにな。」

クスクスと笑いながらも、ベッドに転がれば、ふわりと……ドレスのスカートと長い髪が、シーツに柔らかく広がり。

「言い訳くせぇなおい。……っふ、んぅっ、あ……ん、ぅっむぐ、んんぅっ。」

柔らかく乳房を揉まれ、唇を奪われ……クンッ、と反った体のスカートをたくし上げるように太腿をねちっこくなぞり上げる愛撫に、ゾクゾクと背筋を震わせて。
体からたちのぼる甘い魅了の香りは、本来の相手の性的対象となったことで、より強く、甘く淫靡に香り。

「……ん、はっぁ……おや、バックが、お好み?」

命じる彼に、ククッと笑いながらも、ドレスに包まれた肉厚の尻を卑猥に揺らすように、四つん這いになれば、むっちりとした下半身を突き出して。
ドレスの下、性転換の能力を解いた事により生まれた秘書は、甘い香りを漂わせて濡れ湿っている。

セイン=ディバン > 「だったらなんで男の体になってんだよ……。
 うっせー。あの時はあの時、今は今だろ」

指摘されれば、バツ悪そうに言う男。
そんなことも……たしかに、あったかもしれない。

「言い訳なんかじゃねぇさ。
 じゃなかったら、男の姿のお前相手に勃起してねぇし」

時に優しく。時に激しく、相手の体を昂ぶらせながら。
男はそう言い、相手の首筋にキスをする。
そして、相手が四つん這いになったのを見れば、男はペニスを扱きながら相手に覆いかぶさるようにし。

「まぁな~……一番は、動くのがラクだ、ってのがあるんだが。
 ……どぉれ。念願のハーティの濡れ濡れマンコ……。
 いっただっきまぁ~、っす……」

相手の乳房を両手でつかみ、体を固定しながら。
男は、背後から一気に相手の体を貫く。極太の肉槍を、一気に、相手の体内へと押し込み。
置くまでを貫いていく。

ハーティリア > 「ん~、元々は男だったんだけどなー。『美女に違いない』って認識が広まると、信仰みたいな呪いになるんだよ。」

そのせい、と説明する。つまりは元は男だったのが呪いじみた信仰の力で女になって、そこから性転換のスキルで男に体を戻している、というややこしい現状らしい。

「ん、そうか……よ、っあ、んっあぁ、っ!」

首筋に吸い付かれ、ビクンと肩を跳ねさせながらも、彼の言葉に軽口を返し、昂らせるようになぞられるからだに甘い吐息を漏らして、覆いかぶさる彼が乳房を掴むと、乳首が尖ったそこがグニリと、手に合わせて形を歪める。

「召し上がれ?悦すぎて死ぬなよ?……っあ、ん、あぁぁっ!」

貫いた肉壺は、冷たく柔らかく、ねっとりと絡みつくようにペニスに吸い付く癖に、熱を帯びたような淫魔の魔力と媚薬のような蜜をジュルジュルと塗り付けるように蠢く。
ただの雄なら、それだけで射精できてしまいそうな魔性の肉壺で、ぎゅぅっ、と甘い締め付けがセインの雄肉を襲い。

セイン=ディバン > 「なんとも複雑な事情ですこと」

相手の語った言葉に、なんとも微妙な表情になる男。
相手は相手で、酷く大変なのだなぁ、と。少ししんみり。

「ハーティってさ。攻め気質だけど。
 体の反応良いよな。受けっぽいっつーか」

そのアンバランスさも魅力だがなー、と言いつつ。
男は、相手の胸の感触、そしてやや硬い先端の手応えに笑う。

「おっかねぇこと言うなよ……。
 つ、っても。……はぁぁぁぁ……。
 やっぱ、お前の中ってのは、最高だわぁ……」

念願叶い侵入した相手の女性器の中は、普段の相手の肉穴とはまた違った感触で。
絡みつき方や、熱い蜜や。そんな生々しい交わりの手応えに、男の股間が跳ね始める。

「……ぅ、ぁっ。ハーティ、その……」

続いて漏れた一言は、情けない声色で。
男が、あまりの嬉しさに、射精が早くも間近である、というのは。
相手にはあっさり看破されてしまうだろうか。

ハーティリア > 「まあ、おかげでそれ以外の性別変えるような呪いや薬うけつけなくなってんだけどな。」

良いのか悪いのかはわかんねぇなぁ、と苦笑いして。
コリコリとした乳首に触れられると、ビクッと体が小さく跳ねる。

「ん、ぁっ……はは、誉め言葉として受け取っとこうかね。」

すぶすぶと、奥まで広げるように入って来た巨根に甘い吐息を漏らしつつも、ぐち、にちぃっ♥と膣壁が絡みつくように蠢き、しゃぶるように扱き上げ。

「はっは、まあ加減はしてやるから、なぁ?
 あっ、んっん、相変わらず、お前のも……でっけぇなぁ、んんっ!」

粘つくように絡みつく蜜と肉、搾るようにうねる襞が雄を虜にする淫魔の肉壺で、たっぷりとセインをもてなせば。

「……良いぜ?出しても……ほら、『盛大に腰振って、イっちゃえよ』」

そっと、彼の中に満ちている自分の魅了の力に働きかけるように、甘く囁き……きゅぅっ、と秘肉が誘うように、甘くペニスを締め付ける。

セイン=ディバン > 「む。そう考えると、便利、っていうか。
 怪我の功名、ってやつか」

でも、それも良し悪しだよな、と。相手の言葉を受けて考えつつ。
男は、相手の肉体をたっぷりと味わっていくのだが。

「褒めてる褒めてる……。
 そういう所が可愛いんだ、お前は」

くすくすと笑いつつも。いざ侵入した相手の体の中に。
男の余裕はあっさりと減り始めていく。

「加減、ってなぁ。加減してこれか、って話よ……。
 は、ははっ。サイズは自慢だからな」

幾多の女性を絶頂に導いてきた肉槍でもって相手を穿ってはいくのだが。
いかんせん、相手の中は極上の名器過ぎた。
相手が囁けば、それはもう引き金を引いたように。

「くおぉ、おっ、おぁぁぁぁ……!」

こみ上げる射精感に、男は呻き、相手の体をしっかりと拘束する。
まるで、オスがお気に入りのメスに、本気で種付けをしようとするかのように。
必死に相手の体を抱きしめ、びゅるびゅると、勢い良く白濁が相手の中へと注がれていった。
そして、たっぷりグラス1杯分はあろうかという量の精液を注いだ後。
男は、まだ固いままの肉槍を、相手のクレパスから、にゅぽんっ、と引き抜き。

「……射精するまで、って約束だからな。
 元の体にもどって良いぜ、ハーティ」

なんて言いつつも、あまりの自分の速さに、しょんぼり、な男であった。
基本この男はタフなほうだが。流石に人間のレベルを超えた名器相手に忍耐できるほどではないわけで。

ハーティリア > 「はいはい……ったく、調子が良いんだから、ぁっんぅ、ふあ、ぁっ。」

クスクスと笑う男に目を細めながらも、ぐちゅぅっ、と押し広げていく肉のサイズに声を上げ、中を抉られる感覚にブルブルッ、と身震いして。

「そりゃなぁ……加減しなかったら、5分持たずに腹上死しちまうけど……試す?」

冗談めかしながらも、最後は色っぽく囁きながら……己の囁きに反応したように、ズブズブズブッ!と腰を振って種付けし、子種を吐き出す雄に雌がビクビクッ!と体を震わせながら、雌の絶頂に戦慄き、みちぃっ!と甘く強く、絞り出すように肉棒を締め付け。

「ん、あぁぁっ……!あ、は、ぁっん……ぅっ!」

たっぷりと注がれた子種を受け止め、ズルリと引き抜かれるペニスにブルルッ、と身震いしながらも……一回の射精を堪能した淫魔は、目を細めて。

「あいよ……堪能できたかい?」

ククッ、と笑いながらも……ドレスをするりと脱ぎ落せば……張り出した乳房などが、ドレスと一緒に脱げていくように、元に戻っていく。

セイン=ディバン > 「男ぁそんなモンだ」

調子良く振舞わない男ってのは、知り合いには一人もいない。
男は皆、勝手で、調子が良いのだ。

「やめとく」

命奪うのはナシって言ったろ、などと言いつつ。
相手の体の中で、精を放つ男。
本当に僅か過ぎて、名残が惜しすぎるが。
男として、約束は果たさなくてはいけない、と。

「ふ、ぅっ……」

息を整えながら、相手が肉体を変化させていくのを見る男。
名残惜しくもあるが。だが、それ以上の感情は無い。
むしろ、わがままを聞いてくれた相手を愛おしく思う。

「……ハーティ。したいこととかあるか?
 サイコロでワンサイドゲームになっても面白くねぇからよ。
 お願い聞いてもらったから、逆にお願い聞くぜ?」

そう言いつつ、ダイスを一度懐にしまう男。
にやり、と笑う顔には、感謝の色が浮かんでいるか。

ハーティリア > 「まあそうだろうな。」

知ってる、と一応自分も男なので頷く。確かに男はそんなもんだ。

「おや、残念。」

うっかり頷いてたら面白かったのに、と悪びれもせずにケラケラと笑い、名残惜しそうな表情を見たもので……。
そっと、ベッドに再び乗りあがる時にはまた「女」の姿に早変わりすると。

「まあでも名残惜しそうだから、もう少し、付き合ってあげようか。
 そうだな……パイズリか、尻尾か……どっちがいい?」

たぷん、と彼の巨根をたっぷりとはさんでしまえそうな乳房を寄せるように腕を組み、しゅるりと……彼が一度味わった尻尾の搾精孔……感謝の色を浮かべる彼に、二択を一つ、投げてみて。

セイン=ディバン > 「ははは、だったら言いなさんなって」

お互いそういう部分が分かるんだから、と。男は笑い。
しかして、随分と一方的に相手の体を味わう。

「逆に聞くけど、お前さん、オレのこと殺したいの?」

なんか時々おっかないこと言うよなぁ、と呟きつつ。
相手がまた女の姿になれば、首をかしげる。

「……どうした? らしくないじゃないか。
 ……まぁ、せっかくだからお願いするけどな。
 ……んじゃ、パイズリ。せっかくだもん」

ふむぅ? と首を傾げ相手の言葉に乗る男。
後で何か請求されるんじゃあないか? とも思うが。
それでも乗らないのは損だと判断した。

ハーティリア > 「分かってても言いたい事はあるだろ?」

言うだけならタダなんだから、とクツクツと喉を鳴らして笑みを零し。

「ん~?どうだろうなぁ……。でもまあ、すくなくとも死んだままにはしねぇけどな。」

善がり狂って逝く様は、見てみたいかもしれない、とは言わない。多分その辺は価値観がガラリと違う部分だから。
まあ、大体は頷いてもデコピンかまして終わりにするだろう、その時の気分にもよるが。

「ん~?俺の『悪戯』を見破ったご褒美だよ、ご褒美。……どうせだから、両方味わうか?そぉらよっ、と……んっ。」

そう言って、彼を押し倒すと、股間にたぷんっ、と柔らかく弾む冷たい乳房を押し付け、その谷間に肉棒を挟めば……谷間から顔を出した亀頭をピチャ、と舐め上げ、鈴口をチロチロと舌先で味わうように穿り返し。

セイン=ディバン > 「……ん~。言いたいことがわかるから反論できないなぁ」

分かってても口に出してしまうこと。
あるいは、ついつい口から漏れてしまう言葉ってあるよなぁ、と。
男はうんうんと頷く。

「それなら安心。……なんて言うかよ。
 そうそう簡単に死ねる身分じゃねぇのよ、オレ」

しれっ、と言う相手の言葉に、男は呆れたような表情を浮かべるが。
それでも、相手を嫌いにならないのは。ある種の信頼があるからこそであった。

「ほぉ。ご褒美ねぇ……。
 おっと、っと……。両方って、どうやんだよ……。
 う、おっ!? き、器用だなぁ……」

相手の言葉に困惑していれば、一気に押し倒され、パイズリと尻尾による攻めを同時に味わうことになる男。
幹も、先端も。全て暖かな肉に包まれてしまえば、男の腰がくんっ、と浮き始める。

「お、あ、ぁぁぁあ……。
 こ、コレ、ヤバすぎ……!」

その快楽たるや。バストはふにふにと柔らかく、かつハリがある。
先端を加える秘密の穴の感触は、まとわり付きつつも吸い付き、更に舐め上げるような刺激まであり。
男の睾丸は、早速二発目の精液をぎゅんぎゅんと作り始めてしまっている。

ハーティリア > 「まあ、死んでも生き返らせてやるから心配すんなって。」

ケラケラと冗談めかして笑いながらも、さて……ご褒美の時間といこうか。
手で両端からはさみ込むようにして、たっぷりとした乳圧で肉棒を搾るように包み、谷間から飛び出た亀頭をジュポッ♥と音を立てて尻尾に咥え込ませれば……挟んだ乳房と尻尾が、ジュポッヌポッ♥と音を立てて肉棒を扱き始める。

「せっかくだ……ちょーっとだけ、本気見せてやろう……ほら、『吸う』ぞー?」

そう宣言した途端、まるでポンプのように尻尾の搾精孔がずぎゅぅっ、ドクンッ、と波打つように蠢き、彼の精気と魔力を吸い上げていく。
射精のようで、根こそぎ吸い出されるようなその感覚は、危機感を塗りつぶすような強烈な……この快感で死ぬなら死んでも良いと思えそうな快楽をセインにもたらす。
ほんの三十秒、じゅぅっ♥と精気を吸い上げただけだが……犯して種を付けるよりも濃厚で凶悪な30秒の快楽だった。

セイン=ディバン > 「だから安心できねぇっつーの」

どっちにしろ一回死ぬんじゃねぇか、と言いつつ。
相手の見事なパイズリからの亀頭攻めに、男は大きく仰け反ってしまう。

「お、はおぉぉおおっ!?
 う、ひぃぃいいいいいぃっ!」

相手の言葉に反論しようとした瞬間。
正しく、強烈なバキュームフェラや、極上名器による絞り上げに匹敵……。
いや、それ以上の強い快楽をともなった吸引に襲われ。
男は、悲鳴とも驚きの声とも付かぬ素っ頓狂な声を上げるに至る。
幸い、射精自体はしなかったものの。直接精気を吸われたため、男の呼吸はめちゃくちゃな状態であった。
その上、射精をできていないので、股間はもう限界を超えて勃起しているような状態。
並みの女性が見たら赤面確定。ウブな少女が見たら悲鳴を上げて逃げ出すほどのバケモノサイズペニスが、びくんびくん、と自己主張中である。

ハーティリア > 「にしし、だったら自衛頑張りなーぁ?」

ククッ、と笑みを零しながらたっぷりと30秒、エナジードレインの強烈な快楽を教えれば、目を細めて。

「どうだぁ?サキュバスの吸精【ドレイン】30秒……死ぬほど悦かったろ?
 本気でやれば1分足らずで人間なら生命力吸い切れるけど、まあお試しってことで……うわぁ、ガッチガチになってんなぁ。」

限界を超えて精気だけを吸われてバキバキに勃起した肉棒から乳房を離すと、そのサイズを愉しげに眺めながら……舌なめずりして。

「今、楽にしてやるから……なっ♥」

言葉と共に、ジュブゥッ♥と尻尾が根元まで巨根をズップリと飲み込み、ジュルジュルジュルッ!と触手のように蠢いて中の雄肉をしゃぶりあげていく。

セイン=ディバン > 「そっちがそういうことを諦めりゃいいんだっつーの」

なんで自衛しねぇとならんのだ、と訴えるも。
恐らくは、相手には通じまい。

「……お、おまっ……。
 せ、せめてもうちょっと事前に……」

事前に言ってからやれ、という言葉すら、途切れ途切れで上手く口に出せず。
そのまま、ロクに抵抗もできぬまま。今度は幹全体を飲み込まれ、一気に吸い上げ舐め上げられてしまえば。

「ぐ、おぁぁああああぁぁああぁっ!?」

さっきの吸引ですら生ぬるい、というほどの強烈な攻めに、男が声をあげ。
同時に、男の巨大なペニスから、先ほど以上の量の精液が、これまた先ほど以上の勢いで噴出した。
次々に睾丸で製造され、尿道駆け上がり、放出される精液。
その濃さ、臭い、勢い、熱さときたら。
恐らく、危険日の女性の膣内に注げば、100%確実に妊娠するどころか。
一発で双子三つ子まで孕ませられるのでは、というほどの特濃の雄汁であった。

ハーティリア > 「はっは、本気だったら今頃ミイラに決まってんだろー、やだなぁ。」

けっけ、とあくどい笑みを浮かべながらも、男の善がる声を目を細めて堪能しながら、たっぷりと精液を吸い上げれば。

「んんっ!あ、はぁぁぁっ♥ くー、さっきより多くて濃いなぁ……ご馳走様、セイン。気持ちかっただろ?」

まるでスライムのように粘つき、濃厚な白濁をたっぷりと絞り出し、取り込んで魔力に変えてご満悦の淫魔の女王……最後にチュッ、と頬に口付ければ、そのまま本当に男の姿に戻り。
ずるぅっ、と肉棒から引き抜いた尻尾がそのまま消え去れば、その横にごろりと寝転がってニヤニヤとした笑みを浮かべ。

セイン=ディバン > 「な、何を楽しそうに言ってやがるか……!」

楽しいのはお前だけだぞ! と内心では叫ぶものの。
もはや男の喉から出るのはか細い声だけで。
そうして、見事射精をしてしまえば。

「……っ」

ぐったり、としていた男ではあったが。
尻尾からペニスが解放され、相手がニヤニヤと笑いながら添い寝するような形になれば、むくり、と起き上がり。

ぺしいいいいいいんっ! と。いい音がする、スナップ効かせた手のひらでの一発を頭にお見舞いし。

「知るかボケッ! オレぁ帰るぞ!」

そこから、立ち上がり、服を着て、ずかずか、と部屋を後にしようとする。
トビラの前で立ち止まり、相手を振り返れば。

「少しでもオレに対して好意的感情があるなら。
 もうちっと……」

もうちょっと。互いを理解しようとか考えろ。
そう言おうとして、男は言葉につまり。

「~~~~っっっ!」

最終的に、何も言えずに部屋を後にした。
それを口にしたら、なんだか負けの気がして。
男は結局、何も言えなくなってしまったのだ。

なお、その後しばらくは、男は相手の呼びかけに応じなかったらしいが。
一月もする頃には、結局相手に呼ばれれば姿を見せるようになったんだとか……。