2018/12/26 のログ
■リス > 「ふふ、そうね。
貴女の精神的な健康のために、そこは秘しておきましょう。」
彼女の疑問に関しての明言はやめておく。
人間ではない彼女、そして、もともとは人間だった自分。
彼女の推測に関しては片方があたっていてもう片方は―――――。
口にしないのであれば、これ以上は、意味のないものであろう。
自分の目を見る少女の暗い情念を見てとり、なるほどと思う。
――――貴族に良くあるタイプの目である、と。
その言葉に、少女はふぅ、と軽くため息をこぼしてみせる。
視線を外して、もう一度視線を浮かべれば、自分の頬を撫でようとするその手から、逃げることはなくて。
「まだまだ、青いのね?お嬢様。」
誘惑の掌、自分を誘う彼女に優しく甘く微笑んで見せる。
青い、と評する理由を、次に言葉にして見せよう。
「恋人でもなければ、ただの同性愛、でしょう?
そうね、人妻になってから来てくれたほうが、興奮するのだけれど。」
娘と、抱き合った相手の言葉に対しての返答。
母である少女は、当然貴族の令嬢や、奥方を食べたこともあると明言する。
そして、普段はカネを貸すときに使う証文を取り出そう。
魔法的な契約で踏み倒しを阻止するための羊皮紙である。
「身も心も奴隷になってみる?
私は、遠慮なく貴女を、孕ませてあげるわ?
女の娘を……ね?」
さあ。どうしますか?
言葉にせずに女は問いかける。
■アデラ > 「……あら、人妻好き?
困ったわね、若さには自信があるのだけど、誰かの物になる予定は無いのよ……。
首輪を付けられて繋がれるのって、それが一晩なら興奮するけど――ずっとじゃ、退屈でしょう?
貴女が欲しくてたまらない、なんて頭を下げられちゃったら、少しは考えるけれど」
手を触れさせたその位置から、引く事も無いままの放言。
――ときに。逸脱とは、そも基準とする価値観があるからこその逸脱なのだろう。
その大本の価値観がずれているからこそ、二人の〝逸脱〟の定義もまた噛み合わぬのだろうが。
だが、だからと言って消してしまえる程、弱い炎ではない。
机に置かれた空証文を見る。この類いの書類は知っている――呪いの一種のようなものだ。
自分の同意の上で自分にかける呪いだからこそ、これを裏切ることは容易ではない。
魔術の徒であるからこそ分かる。これに示された文面は確実に遂行される――
「――子を、ね。人の形をした子は、産んだことが無いわよ――いいの?」
片手の指を、己の口元へ運んだ。
犬歯を皮膚に突き立てて力任せに噛み付き――破られる皮膚、滲む血液。
まだ今は、それは掌の上に留まっているが、手首を返せば証文の上にしたたり落ちる事となろう。
魔術師の血。ある種の契約を成立させるに、十分な効力を持つインクとなる筈だ。
「いいなら、〝孕んであげる〟し〝産んであげる〟。
学院の実験に使い潰すかも知れないし、瓶詰めにするかも知れないけど。
何匹? それとも何頭? ……それとも卵生かしら。きっと人の形だけはしてないわ。
……そんな奴隷を飼う度量があるなら、〝身〟だけは捧げてもいいかしら」
〝心〟を明け渡すつもりだけは、無い。その一点だけは誰に譲ったこともない。
だがその一方――肉体を蹂躙される事は、いつも、いつだろうと待ち望んでいる。
仮にその証文の用紙が、破滅的な快楽を約束してくれるものならば。
少女は血塗れの指で、嬉々として名を記すことだろう。
■リス > 「――――えぇ、とっても。
人の者になった女を奪い取る乗って、とてもゾクゾクするでしょう?」
ああ、ああ。
逸脱の方向性が違う模様、ある意味だからこそ、近寄ることができる。
決定的な、嫌い、――無理ではないがゆえに。
「私はね―――相手が人かどうか、は愛の障害にはならないの。
それに、娘は―――人の形ではなかったわ。
竜胆の知り合いなら、よくわかっていると思うけれど。」
そもそも、竜胆は、人竜であり、竜の翼も、尻尾も角も隠してはいない。
人の形は、最初からしていない人に似た形ではあるが。
だがしかし、そのあとの言葉は、少しばかり残念を思った。
「そうね、そうね。
ならば、これは引いておきましょう。
私は、形には拘らないけれど、幸せには拘るから。
どんな形でも、孕み、生んだなら、生を謳歌する権利があると思うもの。
子供を大事にしないなら―――それは、ダメね。
だから、前言は撤回するわ。
抱くのは構わないけれど、そうね、本気はできないわ。」
しゅるり、と手早くその書類を引き下げる。
彼女のサインを求めることなくそれは事務机の中にしまいこまれて。
それでも、女は笑う。
するなら、応えてあげるけれど?と。
■アデラ > 「……リンドウはそのあたり、さっぱりしてたのにね。
他人事だけど私、心配よ。ちゃんと子供とお話ししてる?
いつか価値観の違いとかで大喧嘩になりそう……」
子供――と呼べるのかどうかも分からない、腹の中から這い出したものの処遇。
この少女の倫理観を言うのならば、それは寧ろ、かの竜の娘の方に近いのだろう。
不要であるなら、跡形も無く消し飛ばして良心の呵責も無い。
或いは己の目的の為に、道具として消費する――。
そこに権利という概念など無く、ただ主体の自分があるのみ。
そういう分かり易くて単純なものが好ましいとするのは、きっと人の倫理ではない。
……が、最終的に至る結論はと言うと、自分の咎を顧みる殊勝さではなく。
自分同様にさっぱりとした考えの〝誰か〟が、いつか目の前の女性とすれ違うのではという、些細なお節介だった。
そして視界の下端、証文は机の中へと消えて行く。
寧ろその方が良い。魔術で縛られるのも良いが、それより縄や鎖の方が好きだ。
そうして物の無くなった机の上へ、靴を脱ぎ落としながらも腰を預けて――
「ちょっとくらいなら良いと思ったのに――この血、どうしようかしら」
手を高く掲げれば、掌に溜まっていた血は、腕を伝って身体へと這い降りる。
袖口から衣服の下へと入り込んだ赤の筋。妨げる下着も無く、やがて太股へと垂れ落ちる。
些かの血生臭さを纏いながら、少女は机の上で脚を開き、覆う物の無い無毛の秘所を晒して言うのだ。
「来て。そしたらリンドウに、〝お母様の方が上手かった〟って言ってやるの。
そしたらあの子、ムキになってくれたりしないかしら。ね?」
■リス > 「あの子はあの子、私は私、よ。
ちゃんと話はしているわ、でも、私の考えを押し付けるのは教育ではないわ。
特に、性的な趣向や、信念などは、ね?
一般的な常識、教育、そういったものはちゃんと与え、その上で、彼女がどう選択するか、その選択肢を増やすのが親の役目よ。」
喧嘩、結構である、それは、主義主張をきちんと言い合う場でもあるのだから。
彼女の倫理観自体は否定はしない、それは、彼女が選ぶべきものなのだから。
ただ、自分はその倫理観を持たず、そレを由と、飲むことをしないだけである。
「どうしましょうね?
傷薬とガーゼと包帯なら、あるわよ?」
少女の言葉に、女は首を傾ぐ。
売り場にポーションはあるものの、それは売りものだ、応急手当用の、傷薬とガーゼなら、提案はできる。
自分で行ったものだがその契機は自分でもあるし、その程度はと。
常備薬をしまいこんである救急箱を棚から取り出してみせよう。
服を落としていく相手を眺めて。
「そうねぇ。
あの子、私が女相手に見境ないこと、知っているし。
ムキになるかしら。
誓い合うほどの相手ならば、ムキになるのは確実だけど。」
彼女はどう見ても、そこの域に入ってはいなさそうだ。
あらそう、で済ませてしまいそうな気もする。
しゅるり、と服を落とし、少女は大人の腕ほどもある肉棒をさらけ出しながら、言おう。
娘が娘なら、母も母というレベルの、肉の塊であった。
■アデラ > 衣服から解放された裸体、愛玩用に整えられた雌の身体。
胸の起伏こそなだらかで、少女自身の両手に収まる程でしかないが、
そこから腰へ至り足へ抜ける曲線ラインや、引き締まった腹部――
何恥じるものも無いと、少女は全てを曝け出す。
その身体を飾るのは、未だ指先から溢れる血の筋。
手当をするかと相手は問う。すると少女は、いたずらっぽくも無邪気に笑いながら
「いらないわよ、折角の傷が勿体ないわ」
と言って、掌でもう一度己の血を拭い取り、口内へと注ぎ落とした。
化粧をしていない顔の中、唇だけは紅を引いたように染まる。
そして紅い唇は笑みを浮かべながらも、身体ごと机を相手側へと降りた。
「雌を取られたから、で怒る子じゃないかも知れないけど、でも。
〝お母様の方がこっちも立派だった〟なんて言われて、軽く流せるような子、私見たこと無いわ。
……親子揃ってとんでもない大きさよね、ほんと。こんなの、雌を壊す為の道具じゃ――」
長く、太い、あまりに巨大な質量の〝それ〟を眼前に見る。
自分の顔よりも尚大きなものを前に、期待が故に緩む唇は隠せず。
やがてその唇が縦に大きく開くと――口内に満ちているのは、血と唾液の混合物。溺れる程の。
「――あ、む」
口を目一杯に開いても、到底収まる太さではない。
少女の唇と舌は熱い体液に濡れたまま、竜の逸物の先端だけを咥え込んだ。
唇裏と頬粘膜が亀頭部に吸い付き、舌先は鈴口を擽りながら周囲をくるくると撫で回す口唇愛撫。
唇の端から零れ出た薄赤の液体は、両掌で拭って肉棹へと塗りたくる。
片手では指の輪を閉じきれない肉塊を、手指の間に弄びながら、
「ぷ、はっ……ふー、成り行きだけど、どうせするなら――愉しまなきゃ損よ、お母様?」
一時だけ息継ぎの為に口を離して、そんな風に煽って見たりもする。
■リス > その肉体は、女というよりも少女という方が正しいだろう。
豊満な肉体で魅了するというよりも、禁断の青い果実を連想させるような肢体。
それでいて、女性の片鱗を感じさせる、艶めかしさである。
いうなれば、大人と子供の狭間という一番得がたい状態とも言えるのだろう。
怪我をものともしてない様子の相手に、少女は、そう、と返す。
自己破壊願望が強いのかしらと。
紅く、紅く染まるその唇を眺めて、机から降りる相手に手を伸ばす。
自分の肉棒を見て、喜びの笑みを浮かべる相手の頭を優しく撫でようか。
「あぁ、それは、そうかもしれないわね。
あの子は変にプライド高いから。
それと―――ふふ、雌の倫理観を壊して、同性愛者に引きずり込む為の道具と、思ってちょうだい?」
実は、娘の方が大きいのである。
それ故に、彼女の言葉に関しては正しいのであろう。
自分より劣ってる方が立派だったという言葉は、娘のプライドを刺激するには十分だ。
彼女の唇が開き、己の肉棒を咥え混んでいく。
女は腰を揺らしながら、彼女の口の中を楽しむように回して、口の中を亀頭でこすりつけていく。
唾液でたっぷり濡らして行くように。
ある程度濡れたら、彼女の頭を掴んで腰を振り始める。
まるで彼女の口を器具のように使い、ゴツ、ゴツ、と喉の奥を突き上げる様に。
「ふふ。
そこそこには、楽しませてもらうわ?」
彼女の挑発に対して、少女は軽く笑って返答する。
ぐい、と喉の奥までかき混ぜるように、腰を使い、ずるずる、と長いストロークを始めた。
■アデラ > 口内粘膜と舌、体表より強く熱を持った部位は、同等に熱された唾液と血で濡れそぼっていた。
口の中を掻き回し、その液体を掻き集めれば、少女の口の中では泡立つ水音が鳴り始める。
ぶちゅ、じゅっ……空気を吹くんだ液体の、細かな破裂音。
開いたままに固定された唇の端から、泡立つ唾液がこぼれ落ちて、被虐の喜悦に染まった白肌の胸を擽った。
「んっ……ん、っちゅ、っ、ふ、ん、んん……」
あたかも机の影に隠れるよう床へと腰を落とし、ぺたりと力無く広げた足の間に手を置いて支えとする。
そして彼女が腰を揺らすに合わせて、自分からも首を傾けて、口内の刺激を不規則なものへと変えていく。
舌先は鈴口へと押し当て、蛇の舌先のようにちろちろと震わせながら、時折は唾液と空気ごと、咥えた先端をずぅと吸い込む。
その手管は娼館で仕込まれたかと思う程の――いや、実際にその通りなのだが。
その内に巨大な肉棒は、圧倒的な体積の全体をぬらぬらと艶光らせるまでに濡れそぼる。
そうなった時に少女は、自分の頭と、さして長くも無い髪が、ただの取っ手のように掴まれたのを感じた。
首の力を抜いて身を委ねた瞬間、視界がぶれた。
「んご、ぉっ……! ぉお、っも、ご、……ごぇ、ぇええぇっ……!」
可動域の限界近くまで顎が広げられ、その中に膨大な質量が雪崩れ込んだ。
肉に埋められた口内。舌は押し潰され、僅かな身動ぎで肉竿の側面を撫でる事しか出来ない。
そして喉奥は――かろうじて幾分か柔らかい亀頭が、喉肉を押し広げて先端を潜り込ませている。
しかしそれ以上は骨格的に届かない。
必然的に喉の最奥は、あたかも膣道の最奥に子宮口が待つかのように、侵入者に口づけて柔らかさと濡れた感触を返す。
「むご、ぉおおぉっ、ごおおぉっ、ぉお、んごおぉぉぉっ!?」
揺さぶられ、喉奥を突かれたまま、少女は女の顔を見上げている。
生理的に流れる涙が顔をぐしゃぐしゃに濡らし、力無くか弱い少女の様にも見せるその有様。
だが足の間に置かれた指は、口が奏でるのとはまた別の水音を鳴らす。
くち、くちゅっ……手指は口を閉ざした淫裂を、とめどなく溢れる愛液を塗り広げるかのように撫で回していた。
■リス > 「ふふ、本当にみだらなお嬢様、ね?
貴族らしいといえば、それになってしまうのだけれども。」
この国の貴族は、一部は清廉な者なのだろう。
しかし、大半は性と怠惰に溺れた、変態たちと言ってイイのだろう。
自分も体外ではあるが、同年代に見える彼女の痴態に、少女は小さく笑ってみせる。
こういうことをされるのが好きだ、と全身を持って現しているのだから。
腰を動かし、彼女の口の中を蹂躙するように、肉棒は彼女の唾液で滑りながらずるずると、出たり入ったりし、かき混ぜる。
彼女の方からも、舌を伸ばして、肉棒を、幹を舐めて、先端を啜り、先走りを飲み込んでいく。
ジュルジュルという音が響き、強く吸われる刺激に甘く息を吐きだそう。
腰を振り、彼女の口の中を蹂躙する動きになる肉棒は、先端を届く場所まで突き上げる。
喉の最奥まで、肉棒を付き込んでは引き抜いて、まるで性具のように乱暴にかき混ぜてブルリ、と身を震わせる。
「ふふ、さあ、お食事の時間ですよ?
濃厚なミルクで、お腹いっぱいにしなさいな?」
はあ、はあ、と濡れた吐息。興奮に塗れた声で女は宣言をし、彼女の奥に強く肉棒を押し当てる。
そして、ごぼり、と音を立てて固形物のような濃厚な精液を吐き出す。
笠が開き、膨らんだ肉棒の先端からマグマのように熱くチーズのような濃厚で、メスの匂いがたっぷり含まれた精液を注ぎ始める。
どろり、どろり、と固形の汁を遠慮なく喉から胃に直に注ぎ込むように吐き出し、ブルブルと体を震わせる。
■アデラ > 聞こえて来る吐息が、快楽に濡れ始めた。少女は蹂躙されながら、少しばかり目を細めた。
身体を嬲られながら心は我が物と留め置きたい、我が儘な被虐趣味の少女だ。
自分の身体を道具として扱われる苦しみと屈辱に、今にも達しそうな程に発情しながら、
その一方で、相手が自分で快楽を得ている事に優越感をも抱いている。
攪拌する刺激と吸われる感触が好きなのか――と、頭を掴まれたままでも時折首を傾ける。
筒のように固定された口で肉棒を吸い上げて、奥へ、より奥へと引き込もうとする。
その行為と共に続けられる手慰みの音は、次第に、口を犯す水音の中でも聞こえるようになり始める。
濡れて開いた淫花へ指を押し込み、爪を立てて掻きむしるように往復させれば、中から掻き出されるのは多量の蜜。
床に雌の匂いの泉を広げる自慰行為は、咎める者の無きを良しとして激しくなる。
指の形状に応じて柔らかく形を変えるソコは、より大きな筈の娘竜のものをも受け入れた、淫蕩の孔である筈で――
「ごっ、お、ぉお、ぉ、もぉおっ――ぉぶっ、んぶぅうううぅぅぅっ……!」
突如、その時は訪れた。
喉奥へ強く押し込まれた肉棒。先端部がぷくりと膨れ上がったかと思いきや、そこから注ぎ込まれたのは、飲み下せぬのではと思う程に絡みつく精。
ゲル状どころか、器に乗せて逆さにしても容易に落ちなぬのでは。そう思う程の濃密液が喉奥へ直接注がれるのだ。
喉がぼこぼこと蠢いて、注がれる液体を胃へと落とす。
嚥下は注がれる速度に追いつくのが精一杯で、呼吸もままならない。かろうじて鼻から吸い込み吐き出した息は、雄と雌の混ざり合った性臭に毒されている。
「は、が……あ、ぁ……」
喉奥までを肉棒に突き刺されたまま、酸欠と絶頂感に揺蕩う呆けた瞳が、涙に濡れたままに女を見上げる。
唇は窄まり、舌は裏筋を付け根から先端へと押し上げて、尿道に残る精の一滴までを絞り尽くし――
「――ぷぁ、はっ……は、はー……ふー……っ、ふふ、美味しかったわ……」
少女の身体が後方へ傾き、口内から肉棒がずるりと引き出される。
頭部の奥行きと、肉棒の何処までが精のぬめりを浴びているかを見比べれば、いかに無茶な飲み込み方をしていたかを知る事もできよう。
言葉を発した時、口の中にはもう何も残っていなかった。
あれだけ多量の精を飲み込んだ少女の薄い腹は、心無しか僅かばかり膨れているようにも見えて――
だが、少女はまだ満足しない。竜の女もまた、一度で満たされるとは思っていないが故に。
自慰にて蕩けた孔と――その下のもう一つの孔と。二つを少女は、両手の指で左右へと割り広げた。
ひしゃげ広がる肉孔の奥には、濡れてひくつく粘膜が、室内の淫気に身を晒している。
「――でも、まだでしょう、まだよね……? もっと、使って……」
愉しめる時は夢中に使い潰され、飽きられれば投げ捨てられる。
そういう玩具扱いをされたい――今宵の少女は、そういう気分なのだ。
求められれば夜が明けるまででも、夜が明けた後でも。少女は心を明け渡さぬまま、身の全てを差し出すだろう――。
■リス > どろり、どろりと、少女の肉棒から濃厚な精液が吐き出されていく。
彼女の視線や様子を見て、やはりという感覚になるのだ。
彼女は―――愛を求めてはおらず、求めるのは、快楽と被虐。
それを与えるのであれば、自分よりも確かに娘の方が適任なのであろう。
自分の肉棒に絡みつく少女の唇、突き出された形は肉棒を包み込む筒のような形で、本来の顔立ちから見れば不格好とも言えるそれ。
ただ、それはそれで、快楽を覚えるのは、それだけ自分の肉棒に夢中になっている形とも見えるからか。
熱心に自分の肉棒を飲み込もうとしているように思えるからだろうか。
己の秘部を愛撫して、蜜を溢れさせて、クチュクチュ寝ちゃね茶と音を響かせている姿を見ながら思う。
「ふふ……っ。は、ぁん……」
笑いをこぼし、それとすすり上げられる刺激に、自分の精液を嚥下する動きに快楽の吐息を吐きだした。
たっぷりと注ぎ込まれる固形物は、彼女はなんとか頑張って嚥下しているようだ。
それでも最後の一滴をすすり終えるまでは少女は腰を押し付けたままに、吐き出し続けている。
絞り尽くされるように、飲み終るのを待って、肉棒を引き抜いて。
「あら、それは良かった。 まだまだ、あるから遠慮はしないで、ね?」
ニンマリと笑い、彼女の精液の味の感想を聞いて頷いた。
口に吐き出すのは、多分これが最後だと分かっているから。
彼女も、自分も高ぶっていて、興奮しているのだ。
「えぇ、たっぷり、使わせてもらうわ。」
滑り広げられる彼女のソコは、淫靡であり。
そして、どこか清楚にも見えるのは、彼女の肢体のせいであろうか。
誘われるがままにのしかかり、肉棒を押し込んで。
――――彼女の望むままに、女は彼女を使うのであろう。
それがいつ終わるのかは、別の時、別の話―――――
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からアデラさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。
ご案内:「森」にエルスさんが現れました。
■エルス > 森の中、焚火が揺らめく。
本日も旅の資金集めのため、ギルドで請け負った仕事をこなしていた。
内容は特に珍しくもないゴブリン退治であり、難易度も高くなかったが、数だけは多いものだから
右足に傷を負い、ここから王都に戻るのは困難だろうと露営の準備が整えられている。
火の傍で張った簡易テントの布が、夜風に吹かれてパタパタと物音を立てる。
焚火の爆ぜる音。遠くで聞こえる犬のような遠吠え。
聞こえる音は多々あったが、静かな夜と言っていい。
翌朝まで休めば魔力も回復し、治癒魔法が使えるだろう。
「でも――― 魔法の無駄撃ちしすぎたわね。情けない」
動きの速いゴブリンに対し、だいぶ余計な魔力を使ったせいでの足止め。
これも仕事になるのだが、普段貴族の子息令嬢に対し魔法を教える機会もあり、彼らを指南している分、失態にはため息が出る。
炎の映る青い瞳が、焚火が弱まった事に気づくと木をくべて、明かりを絶やさないよう心掛ける。
いくら静かな夜といっても休息する時間は最低限のつもりである。
ご案内:「森」にボルフライさんが現れました。
■ボルフライ > 夜の森での焚火は危険な動植物の接近を防ぐ常套手段。
だがそれとは別の厄介な者を引き寄せもして。
静かで寒い宵闇、焚火の音と風の音くらいしか聞こえないはずの森の中にて、人の気配を感じ取れただろう。
気配を殺すように近づいてきているあたり、決して友好的な存在ではあるまい。
だがその気配の殺し方は、それなりに経験を積んだ冒険者であれば、容易に気付けるようなお粗末なレベルだった。
奇襲を仕掛けるつもりだったのだろう、ヒュンッという風切り音が響くと同時に彼女めがけて飛んでくる矢が3本。
だが迎撃なり防御なりを準備するだけの十分な時間を与えてしまっているであろうその攻撃は、たやすく躱されたはずだ。
『ちくしょう!こうなりゃ袋叩きだ!野郎どもやっちまえ!!』
奇襲に失敗したとわかるやいなや、闇の中からみすぼらしい皮のコートを羽織った、いかにも盗賊か山賊といった風貌の蛮族数人が、彼女目掛けて突撃し、各々の獲物を振り上げて襲い掛かっていくだろうが、どれもこれも軍の新兵の方がマシな程度のスペックだったろう。