2018/09/28 のログ
ノワール > 「ああ、くれてやれくれてやれ。
悲壮感に漂って戦うよりも、げんこつの一発でも食らわせられる理由があったほうがいいに決まっているさ。」

サロメと、オーギュスト。
なるほど面白い、というよりもまさにいい主従であったようだ。

「なればこちらも、いずれ覚悟しておけと全員に通達しておく必要があるな。
安心してくれ、徹底した一枚岩の私の師団だ。
貴族だろうが何だろうが、食い破って見せるさ。」

自信はある、そして何よりもサロメと話せてよかった。
一度、第七師団のメンツとは、話をしておきたいと、思っていたところだったから。
フルフェイスをかぶりなおし、女はゆっくりと立ち上がった。

「十二師団はこれより三日ほど、貴殿らの第七師団を『視察』させていただく。
私の部下には何なりと要件を言ってくれて構わん、何なら馬車馬のように働かせても構わんぞ。」

サロメ >  
「──ああ。貴殿も、一枚岩を維持するのは大変だろうが、頑張ってくれ」

ゆっくりと立ち上がる様子を見て、こちらも倣う
再びその顔はフルフェイスにすっぽりと隠れてしまったが…そちらに真っ直ぐに視線を向けて

「なにせ練兵の最中だ、不格好なところも見せるかもしれないが、気にしないでくれ。
 ──ふっ、では手が必要な折は遠慮なく働いてもらうとしよう」

第十二師団との初の縁としては十分過ぎるほどのものだ
何より、王国貴族に傅かず在り方を示す者と出会えたのは、ただひたすらに心強いものだった

ノワール > 「ふふっ、サロメもな…。」

頑張ってくれ、とそのフルフェイスの下の視線が物語る。
意志の強さを確認できただけでも、大きな収穫だった。

「ああ、働かせてやってくれ。…何せ最近さぼり癖がひどくてな。
ここらで、第七の強烈な刺激をくれてやってくれ。」

志を同じくする者は、無条件とはいかずとも信用できる。
この小柄ながらも、意志の強い戦士との会合はひたすらにうれしい者った。

ご案内:「マグメール王国軍・第七師団駐屯地」からノワールさんが去りました。
ご案内:「マグメール王国軍・第七師団駐屯地」からサロメさんが去りました。