2017/10/31 のログ
ご案内:「街はずれの小さな薬屋」にシュガーさんが現れました。
ご案内:「街はずれの小さな薬屋」からシュガーさんが去りました。
ご案内:「街はずれの小さな薬屋」にシュガーさんが現れました。
シュガー > 平民地区の外れの方にある小さな薬屋。廃屋同然になっていたこの家を再利用し、半人半魔の少女が1人店を切り盛りしていた。

「ふぅ....今日はけっこう売れたかな」

中心部や繁華街にある商店に比べれば、まだまだ客足も売り上げにも少ないが、少女1人で店を回すのは、ギリギリな忙しさになってきている。在庫の補充や管理、売上の精算ななども一人でやらなくては行けないのだから。

「....はぁ....少しだけ一休み....。」

もう少しで在庫整理も終わりだが、昼頃から休まず働いているせいもあり、流石に疲れたのか椅子に座り、テーブルの上に置かれたカップに紅茶を注ぎ、くつろぎはじめた。)

シュガー > 「ふぅ.....ごちそうさま。」

お茶を飲み終えると、再び店内の在庫整理と清掃を始め、今日も1人店を閉めた。

ご案内:「街はずれの小さな薬屋」からシュガーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の路地裏の一つ。普段はあまり人が寄り付かない用事のある人間や迷い込んだ人間がふと訪れるその場所で、
ふらりと一人の男が無造作に姿を現す。路地の中でも少し広くなった場所を探し当て陣取り、
手にしたカバンを地面に置く。すると機械仕掛けの玩具の様に
パタンパタンとカバンが開いて大小二つの陳列棚を持つ小さな露店が姿を現した。
棚の上に薬瓶やアクセサリーなど商品を陳列し店としての体裁を整えれば胡坐をかいて店の奥に座り込む。

「よし、それじゃあ開店だ。場所の選択が間違って無きゃいいが」

露天の常として場所選びが悪ければ商品以前に目に留まらないのはよくある事だ。
そうでないことを祈りながら正面の路地を静かに見据えるのだった。

ジード > 「おや、何か探し物かな。ああ勿論薬ならば――」

酷く退屈そうに店番をしていた男の前に何やら怪しげな代物を求めてきたらしい客が現れる。
人当たりの良さそうな笑顔で男は応じ、ひそやかに商談の声が響いていく。
まだしばらくの間通りから人の声が消える時は遠そうだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」からジードさんが去りました。