2017/08/13 のログ
ご案内:「ベアトリス邸地下室」にベアトリスさんが現れました。
ご案内:「ベアトリス邸地下室」にリンハイとユエフォンさんが現れました。
ベアトリス > 翌日。
リンハイとユエフォンに自分の邸宅までくるように命じて支度は万端に整えている。
それなりの金は使ったが問題無い。

2人が来ればメイドに地下室まで案内させることだろう。

地下室には屋敷のメイドすべてを待機させ、昨日はオナ禁を命じしっかりと欲情させた状態にしてある。

そして地下室で2人が来るのを椅子に座ってじっと待っていた

リンハイとユエフォン > 排泄管理をされて七日目。
本来ならば調教師の手によって仕上げが行われるところだが、その権利をベアトリスが買い上げた形となってここに招かれた。
服装は相変わらずで今日は手枷もない。

「お待たせしました。本日はお招きいただき、ありがとうございます」
「よ、よろしく、お願いします……」

そしてメイドに案内されてやってきた兄妹はベアトリスの前に姿を現す。
いつもとは違う場所でリンハイにも僅かな緊張があるが、ユエフォンの方は不安の方が強く出ている。
視線がいかにも不安そうに、設備やメイドへと注がれていた。
予定では公開脱糞をすると聞かされていて覚悟は決めていたつもりだが、予定が変わった今となっては覚悟も無駄になった。

ベアトリス > 「ふむ、今日は楽しもうではないか」

2人が地下室に案内されるとにこりと微笑む。
周りにはベアトリス家のメイド全員、1桁の少女から20歳後半の女性まで年齢は幅広い。
そして全員がふたなりであることを示すようにスカートの下から勃起していた。

「では早速始めるとするか」

そう言うと2人を奥に通してユエフォンだけ足かせを付けて拘束する。

「リンハイはいい子じゃがユエフォンはまだまだ素直じゃないからのう」

そう言ってリンハイに巨大な浣腸器を渡し。

「リンハイ、ユエフォンから先に出させてやるのじゃ」

リンハイとユエフォン > 「な、なにを……、ひっ!?」

拘束に抵抗はしないもののまだ僅かに反抗的な目をしているユエフォン。
だが巨大な浣腸器を目にすると、短く悲鳴をあげる。
ここまで来れば何をさせるつもりか明白だ。
そんな妹の様子には構わず、リンハイは受け取った浣腸着を妹の肛門にあてがう。

「承知いたしましたベアトリス様。
さ、ユエフォン。ここまできたらもう受け入れた方が楽だよ?」

歯を噛んで耐えるユエフォンの中に、容赦なく内容物を注入していくリンハイ。

「ところでベアトリス様。これはどのような薬液なのですか?」

与えられた仕事を淡々とこなすリンハイ。
注入が終わってから、ようやくそんな事を尋ねた。
下剤成分は間違いないだろうが、果たしてただそれだけのものなのだろうか。

ベアトリス > 素直に薬液を妹に注入するリンハイの姿を見て満足そうに頷いて。

「ふむ、まあ見ておればわかるわい」

と短く返答する。
実際は匂い、今回は人糞の匂いに反応して発情する特殊な媚薬入りの薬液だが。

「ではリンハイよ、ユエフォンに手本を見せてやれ」

浣腸抜きで排泄するようにリンハイに命じる。
既に我慢できずにスカートの中からペニスを扱いているメイドもいるようで。

リンハイとユエフォン > 「分かりました。
一週間分溜め込んだ、僕のうんち、排便するところを御覧ください…♪」

命令を受ければ躊躇なくその場にしゃがみ、排便のため肛門と下腹部に力を込めていくリンハイ。
とはいえ溜め込んでガチガチに固くなった大便である。
ちょっといきんですぐに出てくるというものではない。
暫くは肛門をひくつかせるだけの痴態をベアトリスとメイドたちの前に晒す事となる。

「ふっ…!んっ……!はっ……!」

数分、そうやっていきむだけで成果の出ない無様な姿を晒すだけのリンハイ。
更に肛門に力が加わった事で徐々に勃起してきている。
結局ここまで出来た事は、肛門をひくつかせて勃起しただけだ。

「も、もう少々っ、お待ちを……♪んぅっ、頑張って、うんちしますので……!」

リンハイが排便出来るまでもう少しだけかかりそうである。

ベアトリス > 「仕方ないのう…リサ、手伝ってやれ」

リサと呼ばれた10歳前後の少女メイドが前に出るとメイド服を脱いで勃起したペニスを晒したままリンハイをうつぶせにして

「お兄ちゃん、リサがなめなめしてあげるね」

梨沙がリンハイの尻穴を舌で丁寧にほぐしながら舌の届く範囲で奥まで舐める。

「いつ出しても大丈夫だよ、リサとっても変態さんだからうんち、食べることできるよ」

メイドたちはもう我慢できなくなったのかリンハイとユエフォンに近づいてそろって全裸になって周りでペニスを扱きだした。

リンハイとユエフォン > 「んふぅ♡も、もうしわけありまっ、おっおぉ……!」

幼いメイドに肛門を舐められ思わず声を上げるリンハイ。
排泄管理中はろくに触って貰えなかった敏感な部分を舌で弄られるのはとてもよく効いたようだ。
余計な力も抜け肛門は大分緩んできた。

「そんな、僕のうんちを食べるなんて……♡んあぁ…♡」

倒錯した変態的なプレイへの期待で、思わず墳乳してしまうリンハイ。
肛門も舐められ大分快感が溜まっていた証拠である。
大勢のふたなりペニスに囲まれ幼女に肛門を舐められるという異常な状況だが、リンハイはしっかりと快感として受け止めているのであった。

「あっはぁ…♪おチンポが、こ、こんなに……♡お、おねがいです、どうか、僕のお口に、それをぉ…♡」

大量のペニスを見せつけられ、フェラチオがしたいと懇願するリンハイ。

ベアトリス > 「よいぞ、好きなチンポをしゃぶるがよい」

リンハイにフェラチオの許可を出しつつユエフォンの方に近づいて。

「お主の兄は変態じゃのう、幼女に尻穴を舐められてふたなりチンポに囲まれただけであんなに欲情しておる、ユエフォンもいつかああなる素質があるのじゃぞ、兄と同じ所に落ちてしまえば楽じゃろうに」

ユエフォンの耳元で囁きながらユエフォンの尻穴を指で弄りだす。

リンハイとユエフォン > 「んふぅちんぽ♡ちんぽ♡じゅぶっ、じゅるるるっ……。ふたなりちんぽほいひぃ♡」

許しを貰い、夢中でペニスをしゃぶるリンハイ。
排泄命令を忘れている訳ではないが、目の前の誘惑には抗い難かった。

「おごぉっ…!な、なによっ、私はっ、そんな趣味ないんだからぁっ…!あぐぅぅ!!」

無駄だと分かってはいるのだが、やはりつい抵抗してしまうユエフォン。
だがこうして嬲られる苦痛の中に快感が芽生えてきているのも分かってしまっている。
兄が誰かのペニスをしゃぶる音と吐息を聞きながら、無駄な抵抗を続けているが肛門の我慢の限界はもうすぐであろう。

ベアトリス > 「お兄ちゃんのケツマンコとっても臭いよ、もうすぐいっぱい出しちゃいそうだね」

リンハイの尻穴を舐めるリサはすっかり欲情して尻穴を舐めながら自らのペニスを扱き始めて。
ペニスをしゃぶるリンハイの姿を置かずにしてメイドたちも一斉にペニスを扱き始める。

「それはお主がそう思っておるだけじゃ、人など一皮むけばみな同じ、精欲を貪る獣じゃぞ」

ユエフォンの尻穴をいじる指を離すとそのたくさん詰まった腹を拳で思いっきり殴った。

リンハイとユエフォン > 「あっあっあっあぁぁぁ僕のうんち食べられちゃうっ♡んっじゅぶっ、じゅるるるぶじゅぅ♡」
「そ、そんなのぉっ…!ぐぅぅぅもっ、もうだめ……!ぎひぃぃぃぃぃ!!!!」

完全に発情したリンハイは、ふたなりペニスをしゃぶりながら幼女の口の中へと一週間分の大便を放出した。
一度出てしまえば、下剤を使っていない自然な大便は次々と幼女の口の中へと送られていくだろう。
更に排便の瞬間、乳首からは盛大に墳乳してしまい触っていない自らのペニスも漏らすように僅かな射精を果たしてしまった。
我慢を続けていたユエフォンは、腹を殴られた衝撃には流石に耐えきれず悲鳴と共に浣腸液と混じった軟便を噴出している。
これで射精をしてしまう程ではなかったが、散々体を嬲られた影響かペニスは痛い程勃起しているのであった。

ベアトリス > 「お兄ちゃんのうんち…おいしい、臭くてとっても美味しいよ」

リサが人糞を残らず口に入れて飲みこむ。
そして周りのメイドたちも一斉に射精してリンハイの体を精液まみれにする。

「これだけじゃないよ、いっぱい気持ち良くなったお兄ちゃんにご褒美あげようね」

そう言うと周りのメイドがリンハイに尻を向けて一斉に脱糞をすればリンハイを精液と人糞まみれにして。

「おお、派手にやっておるのう」

性欲の強いメイドたちを1日でもオナ禁させたせいかいつもよりも激しい。

そして排泄したユエフォンを跨ぐように足を広げて。

「よく出したのう、これは褒美じゃ…ん、んあ、んぎいぃぃぃ!」

ユエフォンの頭から自ら出した人糞を浴びせた。

リンハイとユエフォン > 「はひぃぃぃ♡精液…、こんな、どろどろぉ♡おぉ♪おしり吸われるぅ♡」

幼女に大便を食べさせながら、恍惚とした表情で精液のシャワーを全身で受け止め。

「ごほう、び…?ひあっ!?んおっふおおお……♡」

更にその上から、メイド達の脱糞を受け止める。
流石にこれにはリンハイも驚いたが、すぐに倒錯した快楽の中に沈み汚物と悪臭にまみれながら絶頂してしまうのであった。

「ちょっ、ちょっと!?やだ!や、やめてやめてやめておねがいヤダ!やだぁ!!!ひっ!!ひぃ……」

浣腸脱糞を晒したユエフォンだが、呆ける間もなく次の試練、ベアトリスの脱糞に見舞われる事となる。
何とかもがき逃げようとするも拘束された体は逃げ場がなく、無慈悲に降り注ぐ人糞を顔面で受け止める。

「あぐぅ……。ひぐっ……、ぐすっ……やだぁ……んぶっ!?うぅぅ……」

すすり泣きながら諦観するユエフォン。
じきに人糞は口にも降りかかり、鳴き声もろくに出せなくなるのだが。

ベアトリス > 「ああ、お兄ちゃん素敵すぎ」
「こんないい子ならいつでも遊びに来てほしいわ」
「まだまだボクたちのザーメンんもおしっこもうんちもいっぱいだよ」

メイドたちが口々にリンハイを愛でつつ汚物にまみれたリンハイに一斉に放尿して。

「いい匂いじゃのう、ユエフォン…では褒美を取らせる」

顔面に受け止めた汚物をユエフォンの全身に塗りたくって。
全身汚物まみれになればそのまま仰向けに押し倒して。

「そのウンチまみれのチンポをわしのマンコで沈めてやろう」

そのまま騎乗位でユエフォンのペニスを自らの秘所に挿入してそのまま激しく腰を動かして。

リンハイとユエフォン > 「ふああ…♪ありがとう、ございます…。皆さんのおしっこ、あたたかい…♡」

精液と大便にまみれた上、今度は放尿を浴びるという散々な姿のリンハイ。
だが勃起したペニスと溢れ出る母乳はそんな中でも快感を得ているという証拠だろう。
一方のユエフォンは、顔だけでなく前進が汚物まみれなどおぞましいだけのはずだが、ふたなりペニスを膣内で扱かれれば精神的に参っていようが体はしっかりと感じる。

「はひっ!そっ、そんなっすごっ……!くふぅ……♡」

本日散々な目にあってきた中、このご褒美はとてもよく効いた。
汚物まみれにもかかわらずあっさりとベアトリスの中へ精を放ってしまう。
そして一回出した程度ではまだ全く萎えていない。

ベアトリス > リンハイの溢れる母乳をメイドたちが吸い付き、口はペニスでふさいで、さらに尻穴には冥土の中でも一番太いペニスを奥まで挿入されて激しく突かれる。

リンハイの体を皿にメイドたちは順番待ちしているかのように囲んでペニスを扱いて待っていた。

「もう出したのか、早いのう…気が済むまで出していいのじゃよ」

騎乗位でユエフォンを犯しながらそのでて自らのペニスも扱き。

「ほらほら、ユエフォンのチンポは何回出せるかのう、10回出したらご褒美じゃ」

リンハイとユエフォン > 「ぉぉ…♡っ、んっ……♡」

体中にメイドたちが殺到し、口も塞がれっぱなしとなり声もろくに出せない。
そして尻穴を逞しいペニスで蹂躙されるのは流石に快感ばかりではなく僅かに苦悶の表情も混じるが、圧倒的な快感に塗りつぶされていく。

「ご、ごほうび……?ひあっ!きゅふぅ……♡」

一度射精をし、敏感になったまま挿入を続けていればすぐに二度目の射精。
ベアトリスの指摘するように、確かに早い。
だが普段から早漏という訳ではない。
この壮絶な環境の中で分かりやすい快楽に逃げようともしているので、普段よりもユエフォンは強烈な快感を得ているのだった。
ご褒美という餌もぶら下げられ今はとにかく射精する事だけを考えたいユエフォン。
実際に10回まで到達するかは、不可能ではないにしろ微妙なところではあるが。

ベアトリス > 口に出し、尻穴に出し、体中に出して。
丸で肉便器のように扱われるリンハイの姿を見て興奮したのか数人のメイドが小さな棒のようなものを取りだす。
それは人体に文字をかける魔法の棒で
思い思いにリンハイの体に
「オスの肉便器」
「ケツマンコ大好き♥」
「射精専用チンポ」
など卑猥な落書きをしてから部屋に置いてあった姿見をリンハイの前に持ってきて

リンハイの順番待ちに飽きたのか先ほどリンハイの汚物を食べていたリサがユエフォンの方に向かってきて。

「ベアトリス様、このお姉ちゃんのケツマンコ使っていい?」

「ああ、かまわんぞ」

許可をもらえば嬉しそうにユエフォンの尻穴にペニスを当てて一気に挿入する。

リンハイとユエフォン > 全身をあらゆるもので汚されながら、更に卑猥な文字まで体に書き込まれていく。
それを姿見で見せつけられると、尻穴はキュンと締まり射精してしまっていた。

「ふああ…♡い、いまの、すごい……♡」

その頃三回目の射精を果たしていたユエフォンに、本人の意志などお構いなしに幼女のペニスが尻穴へとねじ込まれ。

「ひぉぉ!?よっ、よんかいめぇ……♡」

すぐさま四回目の射精となるのであった。

ベアトリス > 「あ、まだこの子ザーメン出せるよ、すごーい」
「あったりまえじゃん、この子ザーメン便器だし」

周りでくすくすと笑いながらリンハイをメイドたちが犯していくころ

「リンハイはすっかりうちのメイドたちに気に入られたようじゃのう」
「うん、リサあのお兄ちゃん気に入ったの、お姉ちゃんのケツマンコも大好きだよ」
「そうか、リサも大好きか、ワシもこの2人は大好きじゃぞ…サービスじゃ、5回で勘弁してやろう」

さすがに夜も遅くなり体力的に限界なのか、最後の1発にしようとユエフォンから搾り取るかのように膣を絞めつけて。

「リサ、先にお姉ちゃんのケツマンコに出しちゃう、ああん!」

そして幼女のペニスから尻穴へ射精され。

リンハイとユエフォン > 「は、はい♡僕はザーメン便器です♡もっと、もっと使って下さい……♡」

繰り返し犯されながら、メイド達に媚びるリンハイ。
この扱いをどうやら気に入ってしまったようだ。
マゾヒストの素質が大いにあるといえよう。

「そっ、そんなに私のケツマンコ気に入ったならっ、使ってもいいけっ、どぉ……♪」

ユエフォンは壮絶な体験の後という事もあり、快感を与えてくれるベアトリスとリサには随分態度が軟化してきた。
その二人から最後の一発を搾り取られようとすれば。

「ふああお尻にぃ……♡」

リサの精液を尻穴で受け止めながら、ベアトリスの中へと五回目となる射精を果たすユエフォンであった。

ベアトリス > 「ふう…すっきりしたわい」

秘所からユエフォンのペニスを抜けば収まり切れ無かった精液がどろりと溢れ。

「ではワシはすっきりしたから失礼するぞ…あとはメイドたちと楽しんでくれ」

そう言って去っていくとメイドたちは半々に分かれて2人を朝まで犯していった。
リンハイの体の落書きは朝になれば消えるだろう。
そして後日マイヤー商会に5000ゴルド程送金されたという。

ご案内:「ベアトリス邸地下室」からベアトリスさんが去りました。
ご案内:「ベアトリス邸地下室」からリンハイとユエフォンさんが去りました。
ご案内:「ドラゴンフィート」にルークさんが現れました。
ルーク > 九頭龍山脈の麓付近にある集落、ドラゴンフィートでは夏の暑さにも負けない、商人や鍛冶屋、店への呼び込みの声が響いている。
そんな商業地区や観光地区よりも更に奥にある、警備門の中からは年頃の少女たちの元気な声が聴こえてくる。
アスレチックのような不安定な足場を、猛スピードで走り回るバランス感覚も、垂直の壁を手と足だけで一気に登りきってしまえる身体能力も、少女たちが人間とは少し異なる猫の耳や尻尾をもつミレー族だからだ。
集落の外では、ミレー族は奴隷として扱われ、およそ人間らしい生活など送ることはできない。
彼女たちは、彼女たちの居場所ともいえるこの集落を守るために日々訓練を行っていた。

『じゃあ見回りいってくるね~』
『いってっきま~す』

バサリと大きな羽音とともに、若い隼たちが次々に飛び立っていく。
その背中にはパートナーの少女をのせて、空からの巡察に出かけていく。

「……気をつけて…。」

地上から飛び立っていく隼と少女たちを見送ると、手すりの奥の広場で、出番ではないため寛いでいる隼たちを眺める。

ご案内:「ドラゴンフィート」にアーヴァインさんが現れました。
アーヴァイン > ティルヒアの支部に飛び立ち、用事を済ませて戻ってくる。
普通なら数日掛かる移動を、こうして並ならぬ速度で飛び抜ける隼の背を借りることが出来れば、時間を短縮できる。
これが意外と地味ながらに効果を発揮しており、現地視察しつつ話をすすめるには丁度良かった。
空の旅の途中、集落から飛び立つ隼達が向かい側から飛翔してくる。
着地準備に減速していた中、すれ違い様に軽く手を降って見送れば、そのまま広場へと降り立つ。
成長途中の隼たちよりも一回り大きい相棒の背から降りると、大きな隼は適当なところで羽を休めていく。
建物の方へと向かおうとすれば、視野には隼達を眺めるルークの姿。
何気なく隼たちの方をちらりと見やれば、足早にそちらへと近付いていく。

「また待つことにさせて悪かった、寂しかったか?」

苦笑いを浮かべながら帰還の挨拶をすれば、近寄り、そのまま抱き寄せようとする。
ここは自分の領域というのもあって、いつも通りに振る舞える。
訓練中の少女達に見つかるかもしれないが、そんなことはときに気にすることはないらしい。

ルーク > 「………。」

じっと大きな目が、好奇心を載せてルークへと向けられるのにそっと視線を逸らす。
隼同士で何を話しているのかはわからないが、いくつもの黒々とした瞳を向けられるとやはり落ち着かない。
巡察に飛び立った少女たちを見送ったあとも、その場に佇んだまま空を見上げていれば少女たちが乗っていたものよりも更に大きい立派な隼が降り立ってくるのが見えた。
バサリと砂埃を舞あげる力強い羽ばたきとともに、隼が着地すればその背から降りてくるのは待ち人で。

「おかえりなさいませ。……はい………此処なら、お帰りになったらすぐにわかるかと思いまして…。」

こちらへと足を向けて近寄るまま、抱き寄せる腕に包まれての軽口の問に、少し間があったあと蚊の鳴くような声が素直に返事をして。
触れられると嬉しくて、今か今かと地上で待ち続けていた時間なんてなかったかのようにさみしさは溶けて消えていく。