2017/04/04 のログ
イーヴィア > (――もう、大丈夫だと告げられるかのように、女の掌が背を叩く。
ならば、きっと本当に大丈夫なのだろう、と、きっと余計に気が抜けるやも知れないけれど
きっと、其れ位は赦して貰えると思う。)

……なら、もっと長続きするさ。 ……他と比べる気なんて、無くなる位にな。

(自分にとっては、其れが全てだ。 彼女を見送る心算なんてきっと、欠片も無い。
逆に、彼女に黙って見送られるような存在なんて、最低最悪だとも思う
今までに彼女が共に過ごしてきた男達を悪く言う心算は無く、ただ、己の心持の問題だけれど
――こんなにも今が幸せなのだ、ならば、見放してなんて、やるものか
おにーさん、と呼ぶ名前は、最近漸く少しだけ、慣れてきた所だった
女の声音で其れを告げられると、何だか不思議な気分になって、小さく微苦笑し)

階段の手すりから滑り降りるだの、馬車に乗り込んで冒険するだの
御転婆お嬢様にも程が在ったぜ、マジで。 ……嗚呼、ドラゴンズフィートの奴にも、改めて礼を言わないとな。
子供たちは…今はお休み、か。 ……嗚呼、抱き締めてやりな。

(己を、おにーさんと呼んだ其の少女が、どれだけ元気一杯だったか
其の片鱗をもうちょっと思い出させて上げたい位だが…まぁ、今は良いか
シルキーとも相談して、子供たちの世話は彼女と自分だけがしていた
だから、きっと母親と会うのは久しぶりになるだろう。
成長の早い子供たちは、また少し、印象が変わっている筈だ
女一杯甘やかしてやれと、頷いて、そして、再び口付けを深めれば
――女の口腔へと舌を押し込み、初めこそ穏やかに
けれど、次第に、此れまでの思いを、不安と憔悴の反動を分かち合う様に
互いの熱を、絡め合わせ、交し合う、か
するりと、片腕が女の背を滑り落ち、腰元へ回る
くい、と、抱き寄せるように僅か力を込めれば、己が膝上
女へと、身体を預ける様に促そう。 ――腰を、寄せるように、と)。

テイア > ぽんぽんと背を叩けば、気が抜けるのを表すように体から力が抜けていくのを感じ取り、心配させてすまなかったと穏やかに笑みを浮かべながら背中を撫でさする。

「…そうだといいな。」

聞きようによっては、他人ごとのように聞こえるかもしれないがそうあればいいという願いの込められた呟き。
男女の関係なんてそんなものだ。
小さなズレは、埋め合う努力をしなければやがて大きな溝になる。
女を置いて去っていった男たちが悪いばかりではない。
彼らのことを理解せず、認識のズレを埋め合う努力を女自身怠ってきたのだから。

「いや、こういうツルツルとした材質なんて森の中にはなかったからな。子供だったらやりたくなるものだろう。
 それに馬車だって、見たことがなかったんだし。
 ドラゴンフィートに行こうと思って行ったわけじゃないからな。
 ……いま一瞬、何かすごく大事なことを思い出しかけたが…なんだったか…。」

一応記憶としては残っている、ところどろこ曖昧な部分もあるが。
それを改めて教えられるのに、気恥ずかしくなって視線をそらしつつ理由をあげていく。
大人の今からでは、なんであんなことをやったんだろうと思うようなことでも、子供にとっては楽しいものだ。
ドラゴンフィートにまでいったことをあげられれば、そこでの出来事を思い出そうとするが少し霞がかかっている。
しかし、何かとてつもなく恥ずかいいことをしたような気持ちが漠然とあり。

「…ん…んん…ふ…」

緩やかに絡められる舌は、次第に情熱的に激しく押さえ込んでいた不安と焦燥を伝えるように絡みつく。
何度も角度を変えながら、女からもまた男の舌に絡め、歯肉や歯を舐めては濡れた音をこぼして。
背へと落ちた手が、腰を引き寄せるようにして強請れば、そのとおりに身を任せていくか。

イーヴィア > ―――……其ればっかりは、積み重ねで証明するしかないからな。

(――どんなに宣言しても、どんなに主張しても、絶対の証明にはならない
なら、共に積み重ねて行く月日そのものが、証明と為るんだろう
ただ献身するだけじゃない、一方的なばかりではない、互いに向き合う事さえ止めなければ
何時だって、忘れる事は無い筈だ。 ……どんなに、自分が愛しているのかを。)

……俺達の子供も…大きくなったらあんな感じだぜ、多分。
クク…そう考えたら…、……良い、予行演習になったのかも知れないな?

(まぁ、あんなに大きな子供は居ないのだろうけれど
でも、今思えば笑って思い出せる記憶に為った。
まだ、全てを思い出し切っては居ないらしいけれど、其れでも時間の問題だろう
今以上を直ぐには望まない、何せ、焦る必要は無いのだから
何かドラゴンフィートに大事な記憶がある様子だが
己は彼女が向こうから送り届けられて、漸く冒険先を知った始末だから知る由も無く)

……テイ…ア…。 ……、…ん…、……なぁ…、……疲れてる、か?

(口付けの合間に、そっと、囁き掛ける問い。
記憶が戻った今、其れまでの療養期間を考えれば、体力的には大分戻っただろうと思うが
急激に取り戻した分、特に気力的な部分で疲れていても不思議ではない
――無茶は、させたくないからと、先に囁いて置こう。 其の上で…抱き寄せた腰
女の、其の秘裂へと押し当てる、布地越しの、熱の存在を伝えれば
ゆっくりと、ゆっくりと――膣孔を、擦り上げて行こうとする、か)。

テイア > 「そうだな、時間が証明してくれるだろう…。」

口でどれだけ言葉を紡いでも、未来を証明することは難しい。
ならば、一緒に歩んでくれるという男とともに歩みを進めていけばいい。
振り返ったときに見た軌跡が、きっとすべてを教えてくれるだろう。

「…まあ、そうなんだろうが…。客観的にみるととても居た堪れなくなるものでな…。あまりからかってくれるな。」

まあ城の中は、森にはないデザインの調度品などで溢れていた。
なんだなんだと、興味は尽きず、壊してしまったり違う用途で遊んでみたりとわりとやらかした記憶が甦れば、正直居た堪れない。
ドラゴンフィートでの出来事も、恐らくはそういった居た堪れない類のものだというのだけはうっすらと分かるだけに、頭を抱えたくなってしまう。

「ん…ふ……そう、だな…頭が少し朦朧としていて、急に意識が落ちてしまうかもしれないが…。熱は受け止められなければ苦しいものだろう?」

多量の情報にさらされ、今も溢れる記憶の欠片がある。
お伺いを立てる男に、ふ、と目を細め艶を含む笑みを浮かべるとぎゅっとその体に自らの体を押し付けるように抱きついて。
まだお互いに衣服を纏ったまま、お互いの布越しにその場所へと熱と硬さを伝えられればそう耳元に囁く。

「…んっ…んん…」

布越しに秘裂を熱で擦り上げられ、次第にぬるりとした感覚を伴うようになり、女が息を乱していく。

イーヴィア > (女が、この森を領地としたとき、其の時もまた、時間だけが証明だった筈だ
きっと、同じ事。 そして幸いながら、今は――ちゃんと、愛を返す事が出来る。
きっと平坦ではないだろう、今回の事だって二人にとっては大事件だ
けれど、其れらを一つ一つ乗り越えて行く――乗り越えて行ける
そう、強く信じている。)

……からかってないが、思い返すと面白かったぜ? ……クク、それに、御前さんの小さい頃と遊べたのは
割と…、……楽しかったし、何より、可愛かったぜ。 娘達も、あんな感じになるんだろうなって…な。

(御転婆に為りそうな元気印は、実際既に一人居る。
小さく笑いながらも、一度、女の後頭部を掌で支えては、ゆうらりと
多少なりと負担が軽くなれば良いと願うように、頭を撫ぜた

――女の顔に、果たして、疲れが見えないか、見守る事になるんだろう。
熱情と愛情であれば、愛情の方が上だ。 疲労を癒す事だ優先だし
もし意識が落ちようと言うのなら、恐らく強制的にベッドへと寝かしつけるだろう。
けれど、もし、そうでないのなら。 ……緩やかに、擦り合わせて行く互いの腰
時間を掛け、次第に息を乱して行く女の、膣肉へと先端部分を擦り付けるようにしては
腰に沿う掌が、ゆるりと女の下肢、薄布の纏を滑り落とそう
そして、自らの纏う布地も解き、ゆるりと床面に落としては。
――熱塊の、其の、砲身たる威容の先端を、膣孔へと浅く押し込んで)

………繋がって…、……其の儘眠りながら…でも、良いけどな…?

(くすくすと、笑いながらそんな戯言を囁いては。
緩やかな抽挿を繰り返しながら、女へと求めようか――自ら、飲み込んで欲しい、と)。

テイア > 「そういうのはからかっているというだろう…。居た堪れないと言っているのに。…まあ、どのように育つかは環境にもよるだろうが、元気であればそれでいい。」

どのように育つにしろ、元気なのが一番だ。
しかし、少女時分の自身のことをこうやって語られるのは恥ずかしい。
わかったから、もう勘弁してくれと降参するように肩口に額を押し当てて顔を隠し。
後頭部を撫ぜられれば、心地よさそうに目を細めるその表情は確かに疲労の色が濃くはあるだろう。
溢れる記憶は、まだまだ多く混線しながら女の頭のなかで渦巻いている。

「――んぅっ…んっ、ぁ…」

それでも、愛する男に触れられる喜びに体は反応を示す。
布越しに熱を擦りつけられる秘裂は、しっとりと愛液に満ちて滑りがよくなっていく。
隔たりとなっている布を取り去れれば、震える秘裂と硬く張り詰めた熱塊が直接ふれあい、女が腰を震わせる。

「…それも、いい、な…んっ…ぁ―――っっくぅぅ」

浅い抽挿に、ひくっひくんと腰を揺らしながら求められれば体重をかけていく。
時間をかけ、満ちた愛液によって滑りのよい秘裂をぎちりと押し広げ、砲身が中へと入っていくと内部は強く締め付けながら飲み込んでいく。
ず、ずず…と沈みゆく体、そしてこつんと膣の奥底へとまずはその先端がぶつかれば内部の締めつけはより強くなり、掠れた甘い声が女の唇から漏れる。

イーヴィア > はは…! まぁ、今日くらいは赦せよ。 如何したって、嬉しくて、愉快になっちまう。
……嗚呼、元気に育つさ。 何せ、俺と御前の子だし、な?

(さんざからかって女が降参の白旗を上げるなら、其の耳元でけらけらと笑い声が響く筈だ
また、女の記憶の混乱を、整理する為の時間は必要になるだろう
少なくとも、直ぐに公務などには復帰させない心算では在るけれど
そうなればまたもう少しの間は、下手に騒がぬ方が言いのやも知れない

ちぅ、と、女の耳元へ、唇を触れさせる。 欠けた其の耳の先端を愛でる様に。
緩やかに、互いの腰を擦り合わせ、そして、繋がりを深めて行けば
きっと、女の身体が、熱塊を緩やかに、最後まで飲み込んで行くに合わせ、そっと吐息を零して。)

……そうする、か? ……なら…、……眠りながら、何時もより、時間掛けて…、…とろとろ、遊ぶ、か。
………つかまってな…、……運んでやるから、な。

(――こつりと、其の先端が奥底へと、女の子宮を捉えた位置で留まるなら
己へと、しがみ付くように一度促して――ゆっくりと、其の身体を抱え上げよう
部屋の中、其れまでは少女が眠って居た、いまは ―――元の持ち主たる、女の寝台へ
ゆっくりと移動して腰を下ろし、そして、其の儘柔らかなシーツの上へと横たわれば
――其の儘、女へと、眠ってしまっても構わない、なんて柔らかく囁きながら
ただ、ただ、互いの体温とつながりの熱に溺れながら、蕩け合う様に悦を貪る
きっと、そんな過ごしかたを、始めるんだろう。

――もしかしたら、程なくして疲労に突き、彼女の方が直ぐに意識を伏せてしまうかも知れない
けれど、それなら其れで構いやしない。 其のときは、己が共に添うて抱き締め、共に、眠りを貪れば良い
そして、目を覚ました暁には、二人で共に、我が子の元へと、逢いに行こう――)

テイア > 「――っんぅっ…ぁ…はぁ、ぁ…っ」

男の熱を全てその身に収めれば、体を持ち上げられて寝台へと連れられていく。
その振動に、内部は震え締めつけを強くして。

「はぁ…んっ…イーヴィア…」

ベッドへと横たわり、女はまどろむように男へと微笑みかける。
体温を分け合うように、緩やかな交わりを交わし、そしてやがて眠りの中へと落ちていく。

ご案内:「ルミナスの森 城」からイーヴィアさんが去りました。
ご案内:「ルミナスの森 城」からテイアさんが去りました。
ご案内:「王都郊外」にステファンさんが現れました。
ステファン > 事務仕事の合間を見て馬を管理する王城の厩舎へ向かい自分の愛馬の手綱を取る
鞍や鐙などの馬装を付ければそのまま、馬に跨り王都の郊外へと馬を走らせた
机にむかうことが多く、その息抜きも兼ねて時折、こうして遠乗りへと出掛けるのには、
愛馬が鈍らないように、という理由もあった
城壁の周りをぐるりと軽く一周すれば、王都から離れる方向へのんびりと愛馬を進ませながら遠景を見る

「俺もオマエも、偶にこうして息抜きをしないと…黴がはえてしまいそうだな…」

街へ入る門に向かってぽつぽつ、と行商人の馬車や旅人が見える
時折、顔を知った貴族の馬車や場外へ周辺の警備に出ていた兵士とすれ違えば、
あからさまに顔を背けたりする…折角の息抜きを邪魔されたくはなかった