2016/12/06 のログ
イア > 黒髪の少年は着衣の色も暗く、闇に紛れる。
けれど。
一瞬、少女が手元に動きを見せたことで振り返った。
白い髪と、衣服が闇夜に浮いて見える。

「……っ、まいったな。……ん?」

少女が視線を巡らせた後に指差した場所。
視界に映せば、なるほどと頷いて少女の手を引いたまま、落ち葉の吹き溜まりに潜り込む。
息を忍ばせ、なるべく小さくなろうと小柄な身体で、更に華奢な少女を抱き込もうとする。

エニャ > 落ち葉の山に潜り込む。
さすがに二人が悠々と横たわれるほどの大きさはない。
自然と出来る限り身を寄せ合っって小さくなることになる。

『物陰にいるかもしれん』『おう、気を付けろ』

そんな男達の会話があたりを照らす明かりと共に近づいてくる。
同時に乱暴にあたりをかき回すような音も近づいてくる。
その音に怯え、まるで消えてしまおうとするかのように小さく縮めたその体は
寒さだけでなく別の感情でも震えていた。
けれどそれは相手も同じで…その事に気が付くと少しずつ震えが収まっていく。
この寒さの中、似た者同士せめて体温だけでも分け合おうと息を潜め
見つからないようにと、抱え込まれた腕の中で祈り続けた。

イア > 落ち葉の山の中、華奢な少女を腕に抱いて小さくなる。
荒々しい男たちの声と足音が近づいてくる。
怯えと寒さに震える体を、強く抱きしめた。
息を殺して身動き一つしないように、身を隠しながら。
どうか今は、見つからないようにと願う。

『どうだ、居たか』『いや、こっちにはいないようだ』

そんな会話が聞こえてくる。
まだ、緊張は緩められずにいるけれど、腕の中の少女の震えが少し収まったことに気づけば、自身の胸に少女の耳を押し当てるようにした。
大丈夫だ、と安心させるように。

エニャ > 『子供の足だ。まっすぐ行ったならともかく逃げ隠れながらではそう遠くへは行けまい』
『見つからなかったら小言を言われるのは俺たちだからな…ったく、手間かけさせやがって』

そんな言葉を交わしながら目の前の道に屈強な男二人が近づく。
その視線はこちらに一瞬向き……

そのままそのうえを素通りしていく。
通り過ぎ少しずつ遠くなっていく後姿を見、小さく詰めていた息を漏らした。
今回は見つからずに済んだけれど…そのうちもう一度、今度はもっと大がかりな捜索が行われるだろう。
そうなる前にこの道を離れてしまわなければ…きっとまた捕まって酷い目にあわされる。
わかっていても今はひとまずその時が少しだけ先延ばしになったことが嬉しかった。

声を出すのはまだ怖い。体を抱えられたまま、ゆっくりと指先で"ありがとう"と胸に書く。
人心地ついて、やっと相手の姿をしっかりと確認できるようになった。
首元に残る枷、あまり手のかけられていない恰好、打ち据えられたような跡…
おそらく自身と似たような境遇の人。
その瞳にまだ勝気そうな光があることに気が付き少しうらやましいと同時にほっとした。

イア > 男たちが近づいてきて、視線がこちらを向き。
そして素通りしていった。

強ばっていた肩を下ろす。
まだ不安があって、後ろ姿が見えなくなるまで身動ぎはしなかった。

「……こっちこそ」

吐息のような声で、胸に書かれた言葉に返す。
そっと伸びきった白髪を撫で上げて、顔を見る。
そして、左目に色のないことを見て取ると、一瞬痛ましそうな顔をした。
同情ではなく、純粋な痛みの想像。
優しげな手つきで数度髪を撫でてから、立ち上がる。

「……ありがとな。一緒に行くか? どこだってマシなところは少ねぇけど」

そんな言葉を投げかける。
逃亡の誘い。子供二人でどこに行けるというかもわからない中でも、少年の瞳は強く輝いた。

エニャ > 「……」

少し固まった後フルフルと首を振る。
ありがとうなんていわれたのは本当にもう思い出せないほど遠い昔のことで
自分が言われることを完全に忘れてしまっていた。
そのまま撫でられるがままに見上げる。
丸みを帯びた紫水晶のような隻眼は少年をただ不思議そうに見上げていた。
そうされることの理由すらもう思い出せなくて。
そうして投げかけられた一緒に行く…という言葉にわずかに逡巡し、頷く。
どこまで一緒に行けるかは…わからないけれど。

「…ぁ」

先ほど倒れこんだときか、ここに潜り込んだ時か…
自身を撫でる少年の手に赤いものが滴っていることに気が付くとそっと手に取り
痛みが少ないようゆっくりと舐め始める。
何度も殴られる中、酔った相手の拳が勢い余って別の場所を殴りつけ
怪我をする事はしばしばあった。
そんな時はいつもこうすることを求められていたため…それに迷いはない。

イア > 真っ当に育っていればさぞ美しかっただろう相貌の、片方だけの紫水晶を覗き込む。
少女が頷くのを見れば、嬉しそうに笑みを浮かべて。

「そっか。……そっか」

よかった、と音に出さず呟いた時、少女が手を取ってきた。
何だろうかと疑問に思った瞬間、少女の舌が這い、ぴりりとした痛みを自覚する。
小さな赤い舌が傷の上を、肌を這う感触は、軽い痛みと心地よさを与えて。
ほんのり頬に赤みが差した。

「だ、大丈夫だよ。早く行こうぜ? 追っ手が来る前に、もっと安全な場所を見つけねーと」

そう言いながらも、手をほんの少し少女の唇に押し付けるように動かして、キスを強請るようにしてしまった。

エニャ > 「…?」

本当に良いのかと小首を傾げ、少年の姿をうかがう。
ゆっくりと舌を這わせながら血が止まっているかどうかを合間に確認し
手が汚れているのにも構わず止まるまでゆっくりとなめ上げていく。
上目遣いに様子を窺うさまはまるで小さな動物のようで…

「…」

ふるふると首を振り押し付けられる動きを機敏に感じ取り丁寧に傷口にも奉仕していく。
それは長い間訓練され身についてしまった哀しく、けれど煽情的ですらある姿かもしれない。

イア > ぞくり、と背筋を情欲が走る。
上目遣いに様子を窺う愛らしい姿と、舌を這わせる煽情的にすら映る仕草。
それは少年の牡を誘うに十分で、たまらなくなる。
ぎゅ、と傷を舐められていた手を握り込み、ぎこちなく微笑みを向けた。

「もう、大丈夫だから……あんま簡単にそういうことすんなよ」

欲情したことを明らかにするように、少女の手を掴み、自身の股座へと導こうとする。
若い熱が、その手に感じられるだろうか。

「こういう気分になるからさ」

困ったように、少年は苦笑を浮かべてみせる。
それで、少女も困った顔でもすれば、手を離して歩き出す、つもりで。

エニャ > 本当であればそのまますぐにこの場をはなれ、少しでも安全な場所に身を寄せるべき状況。
傷の手当はそのあとでも遅くない。命にかかわるような物でもないのだから。
けれど悲しいかな、彼女は長い間続けられた調教によってどんな時にも相手に尽くすようにその体の奥底まで躾けられていた。
故に過剰なまでに鋭敏に相手の願いに反応する。わが身を守るために。
それだけが生きていくために求められた事。

「……ぅ」

少年の行為にこくりとうなずくとそのまま身を寄せ、導かれた手をゆっくりと動かしていく。
そのまま抗われなければ遠慮がちにそれを取り出し、口と手で奉仕を始めようとするだろう。
それは彼女にとって当たり前で、唯一教えられたことなのだから。

イア > そう、本当ならすぐにでもここを離れるべきで。
わかりきっていても、幼い少年のこと。
触れた小さな手が、少年の牡を刺激し出すと、快感に膝が震えた。

「ちょ、まずい……だろ」

遠慮がちだが、手馴れた仕草で取り出された陰茎は熱く、硬く張り詰めている。
手と、口とが近づいてくるのに、一瞬うっとりと見てしまってから、はっとする。
ぐい、と少女の肩を押して遠ざける。

「今はダメだろ」

そう言うと、服を整えて少女の手を引き歩き出そうとする。
行くあてはないが、街道沿いを港湾都市まで向かうつもりだった。
倉庫に潜んでもいいし、歓楽街の裏通りだって悪くない。
少年はそういう生き方に慣れていたし、少女を匿うことだって、できなくはないつもりでいた。

エニャ > 「…ゃ!?」

肩を捕まれ遠ざけられる瞬間身を守るように肩を震わせた。
身を竦ませ固く目を閉じた後、与えられない衝撃に隻眼が不安げに揺れながら開いていく。
何か気に障るような事をしてしまったのだろうか。気持ちよくなかっただろうか。
目を合わせることができず視線が泳ぎ下を向いてしまう。

「ぇ?」

そのまま手を引かれ歩き出す様に混乱したような表情を見せた。
どうしてこうなっているのか彼女は全く理解できていなかった。
どうして拒まれたんだろう?どうして乱暴されないんだろう…?
手を掴みながら先を行く少年の背に混乱と謝罪の眼差しを向けながら少年に手を引かれ
森の中を歩き始めた。

イア > 肩が震えるのに気付けば、やってしまったと後悔が滲む。
怯えさせたいわけではなかった。
できるなら、似た境遇の彼女に優しくしてやりたかった。
揺れる瞳を見るのが、不安で視線をまっすぐ進む方向へと向けた。

「……安全そうなとこ、行こう」

港湾都市に、子供の足で一晩では到底たどり着けない。
そんなことは少年にもわかっていて。
森の中、しばし無言で進めば小さな廃村が見えてきた。
馬車で進んでいる最中に、目をつけておいた場所だ。
その中でも、こじんまりとした家屋に入る。

「大丈夫とは言い難いけど、さっきのとこよりマシ、だから……さ」

耳をほんのりと赤く染めて、そう言うと、ようやく振り向いた。
と同時、少女を強く抱き寄せて。

エニャ > どこに行くのかは聞かなかった。
どこに行っても同じだと思っていたから。
言葉もなく、ただ引かれるがままに歩を進める。

やってきたのは近くにある廃村。このあたりに無数にあるものの一つで
風雨を凌ぐには十分な場所。
その中の一つの家屋へと潜り込む。
ここならもしかしたら一夜を明かせるかもしれない。

「…っ?」

やっとこちらに顔を向けてくれた少年に自らの咎をたずねようとしたものの
それより前に強く、けれど優しく抱き寄せられる。
暖かい腕の中で少しの間きょとんとしているもののゆっくりと力を抜いて
…今は何も言うべきではないのだろうとそっと考え、小さくうなずいた。

イア > 腕の中で身体から力が抜けていく。
小さな頷きは、許可のように感じられた。
少年は、少女の細い顎に手をかけ少し上向かせる。

「俺は、イア……お前は?」

名乗り、彼女の名を尋ねながら唇を重ねようと、瞼を落として徐々に顔が近づいていく。
最初は、重ねるだけの優しい口づけ。
荒れた唇を舌で潤して、次に口唇を割って口内へと舌が忍び込む。
口蓋を擽り、歯列をなぞり、舌を絡めて、優しく深い口づけをかわそうと。

口づけの間にも背中に回した手がそっと背筋を撫で下ろし、薄い身体を撫で摩って温めながら刺激していく。
手が、小さな尻に届く。柔らかく揉みしだきながら、腰を押し付けて、欲情していることを伝えようとする。

エニャ > 「……エ、ニャ」

ゆっくりと体を預けながら掠れた声で返し、口付けにこたえていく。
啄むようなキスはあまり経験がなかった。いつも乱暴に物のように扱われていたから。
その儚い暖かさに少し戸惑いながらそれでも懸命に応えていく。
まるで傷ついた動物がゆっくりと触れ合うように最初は僅かにけれど少しずつ
舌を絡め、吐息を交換し、互いのつばきを混ぜ合わせるように激しくなっていく。

「ふ、…ん、ぅ」

短い前戯ですらその体は既に受け入れる準備を始めていて、その体温を押し上げていく。
腰に、臀部に与えられる刺激に僅かに身をくねらせ、同時に押し付けられる熱量に押しつける。
傷だらけの繊手がゆっくりと彼自身に伸び、身を押し付け柔らかい質感を与えながらやさしく扱きはじめた。

イア > 「ん……エニャ……」

啄むようなキスの合間に、聞いたばかりの名前を囁く。
これから誰を可愛がるのかを知らしめるように。

懸命に応えてくれる少女の唇が、ひどく甘く感じた。
傷ついた獣が傷を舐めあうように舌を絡め、唾液を混ぜ合わせ、溜まったそれを啜った。
喉を鳴らして飲み込んで、唇に軽く吸い付いて口づけから解放する。

「エニャの唇、すげー甘い。ほかのとこも甘いのか?」

からかう様に言うけれど、少女の手が自身に伸びた瞬間、びくりと肩が跳ねた。
寄せ合った柔らかい身体の温もりと、優しい手つきで扱かれて快感が煽られる。
それに負けじと、少年は少女の首筋に舌を這わせる。
白い肌を味わって、皮膚の薄いところに小さく吸い付く。

エニャ > 「……イァ、覚え、た」

偽りではなく小さな笑みを浮かべ少年に伝える。
物として扱われる事は当たり前になっていたけれど
少しでもそれに優しく触れようとしてくれる少年の心は壊れかけた心にも少しだけ暖かかった。
だからこそ…出来る事は少ないけれど出来るだけ御返しできる事があればいいと思う。

「んぅ、あ…まぃ?」

這いまわる感覚に瞳がぼやけていく。
膨れ上がる熱量を吐き出すようにその掠れた声に艶が混じり、
耳をくすぐるような感覚を与えるかもしれない。
与えられる感覚に鋭敏に反応し、少し甲高い声を上げるさまは
子供の無邪気さと娼婦の艶やかさが両立していた。

体をぴったりと合わせ、甘い声を上げながらゆっくりと沈んでいき、跪くような姿勢になる。
目前にはゆっくりとしごかれ、張りつめんばかりに硬くなりその形を主張する男根。
痛みを感じさせないようにそれを取り出すとゆっくりとその小さな口と手で奉仕を始める。
見た目は幼童でもその技は熟練の娼婦にも劣らない感触で…いや、命がかかっていた分それ以上だろう。

「ふぁ…」

嬉しそうに幼子が肉茎に縋り、艶声を混じらせた吐息を吐く。
それだけ見れば目を背けたくなるような背徳的な状況。
それがまた倒錯した快感を煽ることを無意識ながら理解していて、
よく見えるようにゆっくりと含み、征服感を与えるようにそれに奉仕していて……

イア > 小さな笑みが浮かんだのを見てとれば、嬉しげに頬を緩ませた。
彼女の扱いがどんなものだったか、その様子を見れば想像することは難くない。
だからこそ優しく接してやりたかった。

「あぁ……甘いよ、エニャ」

愛らしい少女の上げる甲高い声が耳を擽り、ぞくぞくと欲情を煽られる。
小さな尻を揉みながら、首筋に小さな痕を残した。

少女の身体が沈み跪く姿勢となれば、少女の吐息が肉棒へとかかる。
見た目は自身よりも幼く見えても、その手つきや口淫の技術は熟練の娼婦にも勝るほどで。

「っく……は、エニャ……気持ち、いいよ」

小さな唇が、熱を持った陰茎に近づいて、ゆっくりと含まれていく。
それは背徳的にも感じられる光景で。
征服欲を満たすことを理解しているかのような仕草に、少年の欲は素直に煽られていく。
びくびくと強く脈動し、熱く膨らんだ肉茎は、少女の口の感触に喜んで先端から雫をにじませる。

エニャ > 「ん…ふぅ、ぁ…」

ぴちゃぴちゃと音を立てるように舌を這わせたかとおもうと
裏筋や陰茎の付け根までも啄むように口づけて
かと思うとその先端を口に含み鈴口を小さな下で掬うように愛撫して…
決して慣れさせる事なく、けれど飽きさせることもなく、
手中のそれをまるで大事な宝物のように恭しく扱って…
片手は自らの股座へと無意識のうちに伸び、自らを慰め始める。

「ふぁ、ぁぁ、ん…、は、ぁ…」

絶え間なくこぼれおちる透明な先走りを舌で救い上げながら、自身の下半身からも淫らな水音を立てて…
それはより自身の体を熱くしていき、それを伝えるかのように奉仕もより熱をあげていく。

イア > そっと白髪に手を伸ばし、優しく労うように撫でていく。
裏筋や付け根まで口づけられてぶる、と腰が震える。
先端を含んで鈴口愛撫されるとびくびくと脈動して、一層熱く膨れ上がる。

丁寧に扱われながら、少女が自らを慰め始めたのを見れば、じくりと嗜虐的な欲望が湧き出す。
奉仕に熱が篭っていくのと、淫らな水音が立って部屋に響いてくる。

「エニャ……も、いいから……」

切羽詰まった声が頭上から少女に降り注ぐ。
撫でる手に力が入り、眉間に皺寄せて射精欲を堪えて願うように言う。

エニャ > 「ん……」

髪を撫でられる感触にうっとりと目を閉じる。
じんわりと伝わる熱を愛おしげに受け入れ、その感覚を返すかのように
ぎりぎりまで膨れ上がったペニスに甘えるような行為を続けた。

「…はぃ」

熱に浮かされたような瞳で髪を撫でる手の主を見上げ、小さく頷く。
それはその言葉を静止よりもその先をと捉えていて…両手の愛撫の動きを止める。
その手は肉棒と自身の秘所から離れ、そのどちらも粘着質の糸を引いた。
そのまま少しだけ離れ弾ませた息を抑えながら

「イア……エニャ、のスキな処、使っ、て、気持ちヨく、なってくださ、い」

秘所が見えないぎりぎりのラインで留め、上目遣いに囁いた。
ぎりぎりだからこそ秘所からとろりと垂れていく蜜の様子がしっかりとみえ
暗い室内でもわかる水跡を地面へとぽたり、ぽたりと残していて…

イア > 小さな頷きは。制止ではなく、その先を願う言葉の意図を確かに受け取られていて。
熱に浮かされたような右の紫水晶の瞳を見つめる。
両手が離れていくのを、少し惜しく思いながらも、その先に焦れて頷き返す。

蜜が零れる様に、幼いながらも扇情的な言葉に、張り詰めた肉棒が先走りを溢れさせて強く脈動する。
暗い室内だというのに、淫らな水たまりを作っていくのを見れば、その場に座り込んで手を伸ばす。

「おいで……エニャ。俺の上に座って」

自ら淫らな繋がりを促すようにと、強請り、極力甘い声音で呼びかける。

エニャ > 淫売、売女、雌犬、肉便器…
そんな言葉で謗られながらそうなるように何度も嬲られ続けた体は快楽のためだけに十分開発されていた。
それを示すように火照りしとどに濡れた体をゆっくりと寄せていき、伸ばされた手に指を絡めて…
指示されたように跨るようにその前に立つ。
そのままシャツをまくり上げ天を突くように固く、大きく反り返った剛直に腰をあてがってた。
とろとろと涎を垂らすかのような蜜壺は早くもその先端を飲み込み…

「ん…ふ、あぁぁぁぁぁ…」

魂が蕩けるような甘い声を上げながらゆっくりと自ら腰を下ろしていく。
快感に足の力が抜けていき、震えながらも貪欲なその小さな体は
その大きさにも拘らず根本までずっぽり遠く深くまでくわえこむ。
体をそらしぴくぴくと震える体は一度達していたようで、それでも何度も何度も突き上げられ
作り変えられている膣はその奥の子宮すらも精液と肉棒に明け渡すようなっていて…
男を喜ばせるためだけに作り替えられている体は喜びの声を上げるように蜜を零し、
強く締めあげながら口とはまた違った繊細な奉仕を開始する。
ようやく雄を受け入れた体は撃ち込まれた鉄杭のようなそれに内臓を押し上げられ、
お腹にポッコリと形を浮き上がらせながらも悦びそれを受け入れ、扱きなぶりあげていた。

イア > 「かわいいよ、エニャ……いい子だな」

おそらく聞き馴染みの少ないであろう優しい言葉で労いながら、手指を絡ませ彼女を迎える。
捲りあげられたシャツの下、白く薄い体を優しく受け止めながら、しとどに濡れた蜜壺に肉棒を飲み込ませていく。

「っは……ふ……すげ、あったけぇよ」

甘い蕩けるような声を上げて、自ら腰を下ろしていく少女を膝の上に受け止めて、腰を揺する。
口とは違うけれど繊細な感触が肉棒へと快楽を伝えてくる。
震える体をしっかりと受け止めて、根元まで飲み込まれて、少年もまた身体が震える。
小刻みに痙攣する膣壁に、一度達していたことを知れば、にっと余裕なく笑って。

「イケたら、ちゃんと言ってくれよ……エニャ、かわいい」

どこまでも奥までくわえ込んで快感を齎してくる少女の体を腰を跳ねさせて揺すり。
顔中に啄むようなキスを降らせていく。
浅く深く深く、少女の子宮まで貫こうとするように抽挿し、じわじわと射精欲が高まっていく。

「……っく、は、い、きそ」

エニャ > 体の最奥すら明け渡し、脳を焼く感覚に神経が支配されていく。

「あぁ、んぅ、イア、気持ち、イイ?ひぁ、ぁ、んぁエニャ、イイ、子?」

与えられた言葉に舌足らずに返しながら相手を求めるように身を寄せくねらせる。
絡めた指にすがるように体を重ね口づけをかわし、喘ぎ声を響かせる。
舌を突き出し涎を口の端から零しながらも丁寧にキスに応えようとするのはその調教ゆえ。
止められなくなった腰は時折大きく震えながらも捻るように何度も雄肉を絞り上げていく。

「イク、エニャ、イってる、の、ぁ、ずっと、イキっぱ、なしな、の、んぁ、あ"ぁ」

声を留めることを知らないように淫靡な表情を見せ春声を響かせる。
その容姿からは想像できないような快感に灼かれた声をあげ
じゃぶじゃぶと卑猥な音を響かせ蕩けて高ぶっていく腰を振る。

イア > 少女の最奥までも貫いて、腰を振りがくがくと揺さぶっていく。
ずくずくと、少女の中で昂ぶっていく肉棒に、快楽に意識が集中してしまう。

「あぁ……気持ち、いい。いい子だよ……エニャ」

片手解いて頭撫でながら、懸命に舌を伸ばして口吻に応えようとするのを受け止める。
どんな過去があるかも、どんな生き方をしてきたかも、想像しかできないけれど。
せめて優しく抱いて温めてやりたかった。
自身の熱も高く、高く、昂ぶっていく。

「かわ、いぃ……よ。エニャ、俺も、おれもイくよ……エニャの中に、出すよ……っ」

そうすることが自然であるかのように少女が自ら身をくねらせて、大きく震えながらも膣襞が肉棒を扱きあげる。
どく、どくと鼓動が肉棒からも少女に伝わってしまうほどに早く鳴っていく。
卑猥な音に、腰を捻り上げられる刺激に、亀頭が膨れ上がり。

「っく……イっく……っ!」

少女の腰つきに合わせて、深く子宮口まで抉らんばかりに突き上げた瞬間。
どぷりと鈴口から勢いよく白濁が噴き出し、少女の柔い膣肉を叩き、狭い入口目指して流れ込む。

エニャ > 耳に届く言葉は暖かくて、快感とは別に胸の奥が温かく熱くなっていくようで
その優しげな声によりずるずると嵌まり込んでしまうのを自分でもどこか冷静に自覚してしまって…
もっと気持ちよくなってほしい。喜んでほしい。
そういった想いがより強く、より丁寧に奉仕を続けさせる。

「ふ、ぁ、あぁぁぁぁ…―ぁ」

そうして最奥に打ち込まれた楔が熱を吐き出すと同時に裏返るような声を漏らす。
それはぴったりと押し付けられた場所からどくどくと注ぎ込まれ、小さな子室へと注ぎ込まれていく。
腹を焼くその感覚に大きく喘ぎ声を吐き出し、繋いだ手を強く握りしめ、背を反らし大きく震えた。
足先は力が入りすぎて丸まったまま深い絶頂を知らしめるように小さく震えている。
空気を求めるようにぱくぱくと喘ぐ表情は半分意識が飛んでいるようで…
数秒後くたりと力が抜け少年の胸元に縋りついた後

「綺麗に…しなきゃ…」

ハッとして身を起こそうとする。

イア > もっと優しく、もっと愛したくて、でも余裕がなくなっていって。
切羽詰まった声で、それでも何度も髪を梳いて、かわいい、いい子だ、と囁いた。

「っは、はぁ……」

肉杭がその熱を吐き出すように、精を放つと同時に漏れた少女の嬌声。
耳に甘く、男としての優越感を与えてくれるもので。
小さな少女の胎内を満たさんばかりに注いだ精液が、ぴったりと繋がった結合部からとろりと一筋垂れる。
半ば意識飛ばしたような表情に満たされて、口づけを顔中に降らせていく。
くたりと自身の胸に縋る身体を抱きとめて、身を起こそうとしたのを腕で阻んだ。

「このままでいいよ。ゆっくりしてな」

そう言って、繋がりは解かぬまま頭を撫でて額にキスを落とす。
きっと彼女が快楽に浸れることは少なかったのだろうと思い、慈しむように撫で続ける。
やがて少女が微睡むまでそうしただろう。

エニャ > 急いで体を起こそうとするもそれを制止する声に動きを止める。
そのまま抱きしめられ…小さく頷いて体を任せた。
繋がったままの場所から、触れる腕から伝わる熱がうれしくて
その温かさに見えることのない瞳から小さなしずくがこぼれ落ちていく。

そのままゆっくりと幻覚や幻聴に惑わされることなく微睡の海に落ちていく。
どこか遠くで誰かが歌っているような…そんな夢を見ながら。

……

ふと微睡から覚め、体を起こす。
隣で眠る少年に目を向け、小さな声で古い歌を口ずさみ、その髪を撫でる。
自分とあまり年が違わないように見えるのにずっと大人びていて強い人。
これから…彼はどうするのだろう。
この集落には遅くても昼には追手が来るだろう。
警戒の厳しくなる中子供二人で隠れながら港湾都市に向かうのは
到底不可能だとそれくらいは彼女でも容易に想像できた。

…いや、一つだけ、一つだけ
一人だけなら何とか辿り着かせる方法がある。
居なくなった者の代わりに誰かがなればいい。
こんな身の上でも…彼の代わりにはなれるはず。
奴隷商人からすれば比較的買い手の少ない少年と
多少傷物でも調教済みの女児の交換であれば喜んで手を打つだろう。
彼の状況は何一つ好転はしないけれど、悪化は防げるかもしれない。
なら…

怯みそうになる体を叱咤し起こさないようゆっくりと立ち上がる。
幸せな想像を胸に抱いて、それに後ろ髪をひかれながら。

もしもこのまま一緒に逃げられたら…
ただ身を寄せ合って粗末な食事にありつけたと笑っていられたら…
行きずりの相手で、名前を知っただけに過ぎないけれど
けれど…その想像ができただけでも彼女にとってはもう十分幸せだった。
それが想像に過ぎないとしても。

ゆっくりと壊れたドアを開け、最後に少年を一瞥する。
彼が目的地にちゃんと着けますように。
そこで幸せになりますように…そう願って一歩踏み出していった。

イア > 胸を濡らした雫は、冷たくも暖かく思えた。
ゆっくりと、二人微睡みに落ちていった。
どこか遠くで、誰かの優しい歌声が聞こえる、そんな夢を見ながら。



不意に目覚めた時、腕の中は空っぽで、空は白み始めていた。
部屋の中にも、どこにも、白髪の小さな少女の姿はなくて。

「……うっそだろ。一緒に、って言ったのに……」

それが彼女の優しさだと思い至るのは難しくなかった。
追っ手の気配はなく、ただ静かに夜が明け始めている。
黒い瞳が潤み、ひと雫、大地に落ちた。

「エニャ……」

放っておけない。そう感じた時と同じ気持ちで、街道の方へと視線を向ける。
少年は、二つ目の探し物を心に決めてしまった。
たった一夜身を寄せ合っただけの少女を探して、救う道を探し求めてしまうだろう。

一度、広げた手のひらを見下ろして握り込んだ。
もう一度あの小さな手を掴むために。

ご案内:「街道付近」からエニャさんが去りました。
ご案内:「街道付近」からイアさんが去りました。
ご案内:「マグ・メールへの街道」にアシュトンさんが現れました。
ご案内:「マグ・メールへの街道」にノワさんが現れました。
ノワ > ――それはノワの奴隷宣言の翌日の話。
とりあえず、槍による飛翔は使わず徒歩でマグ・メールへ向けて出発した2人。
朝は宿で食事をとり――部屋の清掃にアシュトンが少し多めに金を払うハプニングが発生したが――、何事もなく平和な道のりを歩んだ。

そして昼頃に差し掛かり、アシュトンが空腹を訴えた所でノワが提案をする。

「じゃあわたしが料理するよ!」

元気に手を上げ宣言したや否や、槍に跨り近くの森へひとっとび。
ほんの30分ほどで鳥を3羽ほど捕まえてくるとさくさくと手慣れた様子で槍を使って捌き、血抜きし。
拾ってきた香草やら首から下げた瓶にいれていた調味料やらで軽く味付けをしてアシュトンにつけてもらった火で焼いた、焼き鳥。

「さぁ、どうぞ!」

えへん、と胸をはるノワ。
その肉の味は野性味溢れ肉汁滴る、絶妙な焼き加減の極上の味だった。

アシュトン > (流石に一晩中あの勢いでやってたら、ベッドなんて大変な事になってるからね、仕方ないね。
割増さえ払えば特に干渉されることがないのは、お金の素晴らしさとでもいうべきだが。
あの槍飛行がどの程度消耗するのかは分からないが、まぁ、昨晩の事を含めて初日は緩めに移動する事に決定し。
たまに通り過ぎてゆく商人の馬車なんてのも眺めながら、気が付けば太陽は頭の真上へと達した頃合いに)

旅の保存食は用意してあるが……料理が得意って言って――……

(なんて思案している暇なんて無かった。
気が付いた頃には飛び去る後姿を見送りながら、此方は地図を確認したりで時間は過ぎて。
帰ってきた彼女の手には鳥、その辺で狩ってきたのだろう。
当然と言うべきか、手慣れた様子で調理を済ませていく姿をのんびりと眺め――槍で捌くのには少々と驚いたが。
腹減りが音になる頃には漂ってくる肉が焼けるいい匂いと)

ふむ、野性的だが、中々良さそうな香りが。
それじゃ、まずはお先に一口。

(骨を手でつかんで持ち上げると、そのままかじりつき。
暫し言葉なく咀嚼、やがて頷いたり、思案するように空を軽く眺めた後に)

驚いたな、手持ちも余りないし、精々塩で焼く位のを想像していたんだが。
香草で臭みけしも利いてるし、味付けもシンプルだが中々だ。
一番驚いたのはたき火でこの焼き加減って事だな、火力が一定しないから難しいんだが。
……ノワ、恐ろしい子っ!

(もしかしたら一瞬白目になっていたかもしれない。
それ位に、出来が良かった。
床上手で料理も上手……ミレーである事を上手く隠せれば、割と何処でもやっていけるんじゃないかなこの子、という気さえしてくる)

ノワ > 結局右手の宝珠に宿った光の数は6つ。
つまり、今ノワにはアシュトンの子供が6人分宿っている状態であり――それを全く感じさせず、昨日はあんなに膨れてしまった胎もすっかり元通りのほっそりおへそになってしまっている。
槍の創造や操作については意識するほど魔力を使わないためにアシュトンが望むならいつでも出してもいいのだが……
まぁ、今は徒歩の旅を楽しむのだ。
その過程で料理を作る時間があるのだって普通の事だろう。

「保存食より、ぜーったい、わたしのごはんのほうがおいしいよ?」

鳥を狩り戻ってきた時には少しばかり呆然としていたアシュトンも、今はしっかり美味しそうに焼いた鳥肉にかぶりついているのを見て満足そうにしつつ、自分も一つかじりつく。
うん、おいしい。
料理ってやっぱり、幸せだ。

「ふふー。料理は1番か2番に得意だからね。任せて!」

朝は力なく半眼だった目も料理を食べて少し見開き、赤い瞳をしっかり輝かせて自分の有用さをアピールするのだ。
だって奴隷だし、捨てられないようにしっかりアピールしないと。
――って、バフートにいた奴隷ミレー族の人が言っていたのを記憶している。

アシュトン > (昨日散々犯したあげくに、気が付けば元通りとなっているのは体質か、宝球か――むしろ両方だろうか。
旅路に影響が出ないのは有り難い話だが、……そのストックされたのが生まれる時はどうなるのか、というのも非常に気になる。
時期になったら急にお腹が膨らんだりするのだろうか?
歩く最中、そんな事を考えたりしていた訳であるが、まぁ置いといて)

腐らない様に、乾いてたり塩漬けだったり、基本的に味気ないからな。
俺は料理が苦手って訳じゃぁないが、旅先で作るとなると腹を壊さないように、どうしても思いっきり火を通しちまうからな。

(仕事の延長での、栄養補給と割り切ってしまうタイプである。
肉の合間に大きめのクラッカーを布の包みから取り出すと、塩気のあるそれをバリバリと齧り。
二枚程を彼女のほうに寄せてやる。
味?塩、小麦、以上だ)

余程と料理が好きみたいだな。
ノワへのお仕事として、料理を付け加えるのもアリかなぁ。
ま、別に家政婦をやれとは言わないから、強制もしないけどね。
……ちなみに、もう一つの得意なモノは?

(料理が得意というのは後で知った事であるし、そもそも奴隷?といった感じの扱い。
そもそも昨夜のアレコレで、捨てるだなんて勿体ない、状態だが――なにやらけなげなアピールが可愛らしいので良しとする。
1番か2番ならば、もう一つ得意なモノがあるのだろう。
もっともこれは聞かなくても分かるような気がしているし、口元に笑みを浮かべて言う当たり半ば確信している訳ではあるのだが)

ノワ > アシュトンが何か考えてるなー、というのは察する事はできても、まだその内容までは察せない。
流石に1晩程度ではそこまで絆は結びついていないのだが、それもそのうち理解できるようになるだろうかと無意識に考えながらお腹とか右手をちらちら見られると首を傾げ――が、特に何も聞かれないので答えてはいない。

というか多分聞かれても答えられない。
性行為を行っても子宮にたまった精液を後々排泄してしまえば後は元気一杯なのだ。体質なのか、宝珠なのか、その理由は自分にも不明だ。
――正直ミレー族はみんな同じくらい性行為に対してタフなんだろうと考えていたあたり、他のミレー族の皆さんから攻撃されるかもしれない。

「ん、んー……なるほど、なるほど……
むむう、なんか、うん、うーん……」

会話の途中で渡されたクラッカー。それを受け取りかじってみるが、うーんと微妙な顔をしてしまう。
が、少し残っていたお肉の切れ端を乗せて食べると。

「おいしい!」

――単純に肉の旨味が乗っただけだが、それでも満足そうにクラッカーを平らげて。

「うん、料理はほんとーに好きだよ。
美味しいのを食べれるのも好きだし、美味しいのを食べてもらって喜ぶ顔を見るのも好きだしね。
……も、もう一つは……」

にこにこと、料理がどれだけ好きなのかを満面の笑みで語るも、最後の質問には顔を赤くして。

「……えっち、かな?」

言わされる事にちょっと恥ずかしそうにしながら答えるのだ。

アシュトン > (人間よりミレーの方が丈夫、というのは多々あるが。
……そんな事を言ったら、性奴隷にされてるミレーの方々が助走をつけて殴りつけてきそうである。
少なくとも自分の知る限りだと、ここまでタフなのは――正直、魔族かその部類位しか思い浮かばなかった。
特に淫魔なんてのはその最たるだが)

まぁそれ自体は微妙な味だよな。
水分の少ないから保存も利くし、味気が無い分、逆にいつでも食べれるってのはあるけどさ。
ま、そうやって付け合せにするのが一番だよね。

(ものすごく微妙な顔をした後からのリアクションに、くくっと小さな笑い声を付け加えて肩を揺らす。
此方も同じような感じに、クラッカーで肉の味を引き立てるような食べ方を続け)

それなら、本格的に料理人を目指すってのもアリかも知れんな。
貴族とか相手のレストランは難しいだろうが、平民相手の店ならミレーでも雇ってくれるところは十分とあるだろうし。

(肉の削ぎ落とされた骨を加えたまま喋ると、それがヒョコヒョコと動く。
街で暮らす常識が足りないだけで、身に着けている技能に関しては、文句をつける所はない。
なんて真面目な顔をしていたのも、一瞬の事であり)

得意だし、大好きってのが正解かな?
しかし……

(知ってた、とばかりに楽しげと言葉を返すのだけれども。
赤くなった顔を暫し眺めていると、なにやらちょっと真顔気味に)

…………

(そして言葉なくスッと立ち上がれば、すたすたと彼女の方にへと近づいていって)

それじゃごはんの後は、性欲処理奴隷としてのお仕事、してもらおうかな?

(ややと前屈みになれば、耳元に向かって小さな声で語りかける。
あれだけヤッた次の日に、顔を赤くして恥ずかしがる様子に、率直な表現をすればムラッときた様だ)

ノワ > 実際、父親は魔族――らしい。あまり記憶には残ってはいない。
そのせいもあっていくらかタフだし、ミレー族にしては変な魔力の使い方だし、変な事ができるんだろうと思うことはあるものの、あまり気にしてはいない。
どうせもう父も母も居ないのだし、姉妹だって何処にいるのかわからない。考えても無駄、と切り捨てているあたりはある意味野生の獣の考え方に近いか。

「んー……そだね。いつでも食べれるけど、水、ほしい」

アシュトンの言葉に頷いてクラッカーとお肉を全部食べ終わり、出しっぱなしの槍で地面を器用に掘ってそこに食べかすを埋めて捨てる。
ぱんぱん、と地面を均して満足そうにしてから、顔を上げて。

「ご主人様ーがお店だしてわたしがごはんつくる?
それとも、何かお店に、紹介してくれるのかな?」

平民相手のレストランで働く、というのは確かに楽しい気がする。
が、いまだ見ぬ人間の街。どういう所かもわからない、想像がつかない場所もあるのでアシュトンに問いかけてみつつ。

「ん、うん、得意だし、どっちも大好きだよ?んー?」

続けて、えっちが大好き、と聞かれると少しだけどもってから素直に頷く。
そして近づき、ささやかれた言葉には、尻尾を嬉しそうに振りたくって。

「え、えっ、でも、ここで?……人、通るよ?」

さっきも食事中に馬車が横を通り抜けていった。
そんな場所での、人に見られる所での性経験は本当に無いので顔を真っ赤にしながら耳をピンと立てて尾をぱたんぱたんと振りまくる。

アシュトン > スープなんかと一緒に食べるのが無難だな。
……しかし、槍がなんか凄い万能道具になってんな。

(やや大振りのナイフなんかは、そういう風に色々な用途で使ったりするが。
狩り、獲物の処理、穴掘り、ついで飛行ときた頃には、槍って一体なんだったけという感覚が過ってしまう。
まぁ、彼女が自分の手持ちで、やり易いように試行錯誤した結果なのかもしれないが)

流石に、俺に食い物の店は無理だな。
そういうマトモな仕事が出来るタイプじゃぁない。
ノワがやりたくなったら、知ってる奴の店で、引き受けてくれそうな所を紹介してやるよ。
もっとも、その前に街での暮らしに慣れるのが先決だがね。

(チョイとばかりと、肩を竦めてみせた。
生まれてから、という程ではないが。人生の大半が荒事まみれで過ごしてきた。
金があっても、そいう店を上手く経営していくのは、難しいだろう。
故に、マトモなヤツを紹介する、という形で彼女にへと言葉を返すのであった)

この辺なら、ま、木の影ですぐには気づかれないだろうし……今頃は他の奴らも飯を食ってる頃だろう。
幸い、周囲にヒトの気配は無し、だ……

(商人やら何やらが食事の準備をしていれば、煙なり匂いが漂うが、今のところそららしきモノは見当たらない。
もっとも、絶対に来ない、なんてのは言い切れないが。
相変わらずと恥ずかしそうに顔を赤くしているようだが……尻尾の動きが、好物を目の前にした犬が如し。
ピンとたった耳を撫でるように手を乗せ)

それに、ご主人様がしたくなったら、何時でも何処でも応えるのが、奴隷のお仕事、だろ?

(片手を己のズボンに掛けると、器用に金具を外して。
ずるり、と取り出されるのは既に勃ち上がり始めた、男性の象徴。
日のさす街道の片隅で、昨晩彼女を散々と犯したソレは、強い雄の匂いを放っている)

ノワ > 「槍、便利でしょ!」

色々使えて、耐久性もそれなり。槍の形状もパルチザンだろうとグレイブだろうとハルバードだろうとハルパーだろうと様々な形で作り出せるので、その時その時に応じて形状の違う槍を作れるのだ。
――故にコレしか使わない、使えないという事でもあるのだが。
しかもこれらは操作できるから使えているのであって、普通の槍を渡された所で戦闘はできない。

「んー、そっかぁ。まぁ、ご主人様ーがやらせてくれるお仕事なら頑張ってみるよ?
ん、街に慣れるの、頑張る」

首をちょいと傾げながら、目の前の男性の指示した仕事なら何でも頑張ると気合を入れてみせて。
ぐっ、と力を込めたポーズはしかし――続く彼の言葉に力が抜けてしまう。

「う、うーん、そ、そっかなー、そ、そうだけど、うー……」

木陰で頭を撫でられながら、流されるようにしつつ……
露出度の高い恰好は気にしないのに、なぜか性行為を人に見られるのは酷く恥ずかしいという事を生まれて初めて理解しながら戸惑ってしまう。
だが。

「ぁ……
うん、そだね、奴隷のお仕事、だね……♪」

ペニスを取り出されてしまうと、もう抗う余地はない。
大好物の牡の匂いに尻尾をぱたぱた振りながら、四つん這いになってペニスの先端についばむキスを繰り返す。
昨日もたっぷり射精した牡のペニスに、嬉しそうに何度も何度も裏筋をぺろぺろと舐めて硬度を上げていく。

アシュトン > というか、しれっと出してて俺も自然に受け入れてたが、何気に凄いと思うんだよな、その槍。

(十徳ナイフならぬ、十徳槍……十徳ランス?
恐らくは魔術的なモノなのだろうが、これだけ色々と扱えるのは、やはりミレー族の素養に寄るところが大きいのだろうか。
才能って怖いなー、と思うアシュトンさんであった)

とにかく、山暮らしとは勝手が全く違うからな。
田舎の村ならまだしも、今から向かうのは大都市だ。
ルールも多いし、従わないといけない仕組みも多い――差し当たりまず服だよな、服。

(じっとノワの姿を見る。
どうひいき目に見ても、裸一歩手前である。
どうあがいても問題を引き寄せてしまう上に、俺の所有物という形で連れて行く訳だから、ヘタをすると自分もまきこまれかねない。
割と呑気には考えていたが、どうやら解決すべき問題は多そうだ
彼女のマネをする訳ではないが、思わず頭が横に傾いてしまった)

なんだ、交尾となったらすぐ乗り気になると思ったが、そういう反応もするんだな。

(期待を尻尾であらわにしながらも悩む姿、これはコレで楽しいとばかりに、表情を眺めながら頭をくしくしと撫でていたのだけれども。
流石に怒張が晒されれば、戸惑いも一瞬にして吹き飛んでしまう、という事なのだろうか)

そうそう、ノワは俺の奴隷、なんだからな。
奴隷としての仕事は、一番忘れちゃ駄目だぜ?
ちゃーんとご奉仕できたら、またお腹の中に沢山種付けして、孕ませてやるからな。

(柔らかな唇が触れれば、肉竿はピクリと跳ねて先端からは透明な粘液を滲ませ。
まるで犬がするかのように舌を動かしてくる愛撫に、杭は熱と固さを増してそそり立ち。
ややともどかしく物足りないとばかりに、彼女の唇にへと熱の塊を押し付けてゆく)

ノワ > 「うんうん、すごいでしょ」

えっへんと胸を張り自慢げに槍を見せて。
今回の槍は狩りに使うために先端に返しのついたジャベリン型の槍。ついでに切断力を持たせるために石突に刃がついたものだ。
故に大雑把にではあるがナイフの代わりに使えもした。

「ううー。んー、最初は色々わからない事もありそう……
その、いろいろ、教えてね?
服は、うーん……あんまり、ごてごてしてないほうがいいなぁ……ご主人様ーみたいなのは、ちょっとヤかも」

じー、と体を見られた後に服の話となれば、比較対象は目の前の男性。
おそらく冒険者としての一般スタイルの恰好は防護力も備えた厚着に見えて、窮屈そうに感じてしまうのだ。

「う、うーん、交尾は、大好きだけどね、なんだか、わたしもわかんないけど、恥ずかしいなーって……」

頭を撫でられ気持ちよさそうにしつつ、素直に感じる羞恥を答え。
だがそれもペニスの前には吹き飛んで野生になってしまう。

「ん、んちゅ……ちゅう♪ちゅ、ちゅっっ……あむっっ♪んっぷ、んぷ、んっ、んぅ、んっっ♪♪」

また孕ませてやる、と言われるとさらに下腹部を熱くさせ、ペニスを一気に喉まで銜えこむ。
昨日もたっぷりと味わってもらった、お掃除も得意な口腔奉仕。硬くそそり立ったペニスをおいしそうに、しゃぶる音を立てながら吸い上げていく。

アシュトン > 元より必要があれば教える心算だったからな、問題はないさ。
まぁ普段からその恰好ならな……うん?俺か。
ははは、いや、街中でこんな恰好してる奴は殆どいないよ。
こいつも仕事着みたいなモンだしな。

(パンパンと、己の胸元辺りを手で叩いた。
野外活動や戦闘行為、加えて必要な武器や道具など等。
服の形はしているモノの、実際の所は武装といっても過言ではなく、街中で着て歩くようなモノではない。
差し当たり彼女に用意するなら着やすくて差し当たりのないワンピースのようなモノか、あるいはズボンと上着のセットでも問題はなさそうか)

へぇ、それは良い事を聞いた、かもしれないな……っと?

(遠くから、ヒトの離す声が聞こえてくる。
恐らく三人……男二人と、女性が一人……冒険者か、旅人だろうか?
今のところ木の影で此方に気づいた様子は無さそうだが、近くまでくれば、バレるのは間違いなさそうだ)

誰も来ないと思ってたが、はは、そう上手くはいかないかぁ。
早く頑張ってご主人様を気持ちよくしないと、ノワの恥ずかしい姿、ヒトに見られちまうぜ?

(自分も運命共同体なのだが、それは棚に上げておき。
十分に大きくとなった怒張は、彼女の咥内をめい一杯に占領し。
鼻から抜けてゆくようなにおいを漂わせるままに、巧みな舌遣いに合わせてピクリピクリと跳ねる。
撫でる手を頭から首筋に流せば、軽くとくすぐって。
そのまま小さな胸までたどり着くと、下着が如し服の上から、膨らみの先端を指で摘まみ。
転がすようにして、弄んでやる)

ノワ > 「わぁい、ありがとうご主人様ー♪
ん、そーなの?仕事着……んー、ん?」

教えてくれるという言葉には素直に喜びつつ、『仕事着』という概念がイマイチ理解が足りていない。
多分、家にいるときは別の恰好ってことなのかな、と思うのだが――何せ、ノワは家でも外でもこの恰好だ。
服装に関する関心は今まで酷く薄い。

「ん、んっふっぐ……?っふ、んっぅ……」

夢中にアシュトンのペニスをしゃぶっていたが、自分の耳にも人間の会話する声が聞こえてくる。
徒歩で、ここからほど近い街道を歩く人間の声に、見られてしまうと考えると羞恥が勝って一度動きが止まってしまい――

「ん、っぅ♪ん、んっく、ん、んっ、んっふ、んちゅ、ちゅ、ちゅっっ!んっふ、んっぅううう♪♪」

が、頭を、喉元を撫でられつつ喉や鼻に抜ける臭いに再び動きは始まる。
音を控えめにしようという気持ちは少しあるようだが、がっつくように顔を前後させて必死になってアシュトンのペニスにしゃぶりつき、早く射精してもらおうと顔を、口を、喉を、舌を動かす。
そんな中で彼の手が乳首を摘まむと、ぷしゅ、っと甘い香りの良質な母乳が噴き出てしまう。
6人分の子のために体が生み出した甘くて飲みやすい、栄養たっぷりの母乳は少し匂いが強く、街道まで届くかもしれない。

アシュトン > まずは仕事着の意味からか……まぁ、そのままの意味で仕事をする時に着る服だな。
例えばさっき話した料理の店なら、油が跳ねたり、汚れたりしても大丈夫な調理用の服装とか。
お客さんの対応する人なら、客の受けがいいように可愛らしい恰好、とかな。
俺だって家でくつろぐ時にコレ着てたら、肩が凝って仕方がないよ。

(顎を指で撫でながら、適当な一例を挙げておく。
もっとも仕事やら、店にもよるのだが。
見るからに重厚そうなコートを、軽く翻して見せる)

はは、どうした?
お口の動きが止まってるぜ?

(こんな状況にあるにも係わらず、戸惑うノワに掛けるのは楽しげな声。
街の暮らしに慣れて羞恥心が芽生えた辺りで、今のビキニを着せて恥ずかしがらせる――なんてのも、出来たら面白いかもしれないな。
そんな悪巧みがふと、思い浮かぶのであった、が)

っ…おぉ、本当に出てる。
胸も、そんな別段強く張ってる、って感じでもないんだが、なぁ。
しかし、これは本当に、ここに居るのバレル、かも……

(足音と話し声は、もうすぐそばにまで。
妙な音がするだとか、何か匂いがだとか、不思議そうにしている様子が、その会話内容から把握が出来た。
木の辺りまでやってくれば、ここを覗き込むのは、まず間違いがないだろう)

ふっ、ぅ…ん、いいぞ、その調子で…くっ……このまま口の中に出すから、しっかり咥えてろよ、っ

(淫靡な音が小さな口から洩れ始め、彼女が必死にとなってしゃぶれば己の声も途切れるような荒い呼吸が混ざり始め。
旅人が通りかかるその直前、身をこわばらせれば怒張は更にと大きく膨れ上がり。
どろりとした精がその堰を切ると、喉へと叩きつけるかのように溢れ出て。
強烈なにおいをノワの口は鼻にこびりつかせながら、弾けた快楽に身を任せる――のも、ほどほどにして)

ちょっと、ごめんなー

(ノワに一言断ると、四つん這いの胴を両腕で抱えるようにして。
くるり、通行人に背中を向けるように身体の位置を入れ替える。
如何にも木の影で休憩してますよとばかりに、凌ごうとしているようだ
ノワの姿は、ロングコートやらでなんとかギリギリ隠せそう、ではあるか)

ノワ > アシュトンの言葉になるほど、なるほどと理解をしながら口腔奉仕に熱中し、尾を振りながらペニスにむしゃぶりつき。
しかし羞恥で口の動きが止まった時に指摘されると恥ずかしそうにしながらも再び顔を前後に動かす。
今は早く、アシュトンの精液を口内に放ってほしくて仕方がない。
しかし母乳を絞られてしまうと、それもまた快感になって動きが少し緩くなってしまうのだ。

「んっぴゅ、んっぅ、っふ、っふっく、ふううっっっ……!んっふ、んっちゅ♪っちゅ、ちゅうううう……っっ♪♪」

耳をぴくぴく震わせながら、街道で足を止めた人間の話声を聞いてしまい、母乳をぽた、ぽたとビキニから地面に滴らせつつ、鼻息を荒くしていた所で、射精の合図がきて。

「ん、んぅ、ん、んっ、んっ♪んっ♪
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん♪♪♪」

口内に思い切り吐き出される精液の味に、尾をびくん!と震わせたのち再び大きくぱたぱたと振りながら喉を鳴らして精液を飲み下す。
牡の粘液の味と臭いが大好物すぎて、ごきゅ、ごきゅっ、とゆっくり飲んでしまう中、アシュトンに体を持ち上げられてロングコートに体を隠されながらペニスを銜えたままもごもごと唇でペニスを咀嚼するようにしゃぶり、味わって。

アシュトン > っつ、んっ!!

(咥えこんでいる彼女の口の中では、粘液が喉に叩きつけられる音が鳴るって聞こえてくる程の、そんな勢いで。
昨夜散々と出したにも関わらず、その濃さは喉に絡まってゆくほどで。
ノワを我が身で隠しながら、射精の快楽に酔っていたが、ふと掛けられた声に肩がピクリと揺れた)

(「何かこの辺りで妙な音がしませんでしたか?」
なんて疑問げに掛けられてくる旅人の言葉に。
「ここで少し休憩してたけど、気づかなかったな」
なんて何事も無いような会話を投げ返し。その陰では少女に己のモノをしゃぶらせ、吐き出し続けていた白濁も収まり始めて。
結局のところ旅人達は釈然としなかったモノの、実害がなければ、という事でそのまま去っていったのであった)

いやぁ、地味に危なかったな……もう少しこっちに興味もたれてたらアウトだった、かも

(はっはっは、なんて小さな笑い声が喉から漏れる。
まぁバレたとしても、そっと見なかった事にして通り過ぎていく可能性は高そうではあるのだが。
己の精をしっかりと味わい飲み干したノワを褒めるかのように頭を優しく撫でながら、肉竿はまだまだ物足りぬとばかりに大きいままである)

ノワ > 「んっぷ、っぷっぅ、んぷう……♪♪」

口内に断続的に吐き出される精液の熱に、味に、臭いに絶頂してしまいながら喉を震わせて嬉しそうにするノワ。
だが、旅人の声がアシュトンにかけられるのを聞くと背筋がぞわ、っと震えて――
次の瞬間、なぜかわからないが、アシュトンと旅人の会話の最中で舌先でちろちろとペニスの先端を刺激してしまう。
それでもし彼が反応してしまえばバレるかもしれないというのに、なぜか、舌が動いてしまって――

「っふ――♪っふぅ、んっぅ、ん、んっっ……♪」

会話を終えたアシュトンがノワに視線を向けると、そこには酷く発情した顔を向ける牝がいた。
右手は自分の股間に添えられ、つたないオナニーで自らを慰めつつもっとペニスから出るモノが欲しいとばかりにちゅうちゅうと音をたててペニスに吸い付き。

アシュトン > っと、んっ……いや、何でもない。
そちらも、旅の道中お気をつけて
(狙ったかのようにノワの舌が己の肉杭、その先端を舐め上げれば、思わずからだがピクリと反応し。
当然旅人達はそれをいぶかしむのだが、どうにかこうにか煙に巻いてやり過ごす。
意識が対応に向かっていたせいか、ちょいとばかしノワの方から視線が外れていたの、だが……)

どうだった?
あんがいとこういう緊張感も悪くは――……

(片口端を上げて、視線を彼女にへと戻した辺りであった。
射精も終わり暫く経つのに、相変わらずと終わらぬ口淫に少々と不思議としていたが。
なるほど、状況は見れば一目瞭然である。
理性もなにもかもすっ飛ばして、精液と快楽だけを求める雌の姿が、そこにあった)

くくっ、あんなに恥ずかしがってたのに、随分と気に入ったみたいだなぁ。
このまま暫く眺めているのも、悪くはないが

(にやりと唇が弧をえがいた。
つたない仕草で自慰をする姿も、なるほど、興奮を強く煽ってくるのは間違いないが)

ノワはまた、お口に出して欲しいのかな?
それとも……お腹の中、かな?
ちゃんとおねだり出来たら、ノワがしてほしいようにしてやるぜ?

(敢えてコチラからは手を出さずに、まるで焦らすかのように。
女を犯す為に存在する、肉の杭をそそり立たせたまま、問いかける甘い声)

ノワ > 「っふー、ふーっ、ん、っふー、っふーっっっ……♪」

アシュトンが旅人を見送る挨拶をしている間も、荒い息使いは止まらない。
鼻から吸い込む間近なペニスの匂いと、口と喉から逆流して感じ取れる精液の匂いに完全に発情しきってしまっている。
もっと、もっと快感を、精液を、ほしい――
隠れながらの口腔奉仕は必要以上に羞恥心を煽り、それが反転して発情の元になってしまっていた。
また冷静になれば恥ずかしさを覚えてしまうだろうが、今はそんな事より大好きなご主人様の体液が欲しくて仕方ない。

「んぅ……♪ん、っちゅ、ちゅ♪んっ、ちゅっっ、っちゅっっ♪♪」

ペニスを銜えたまま上目遣いにご主人様と視線を交わし、右手で自分の膣穴を弄りながらご主人様の反応を待つ。
『お仕置き』してもらえるかもしれない。
『ご褒美』を貰えるかもしれない。
そういう、肉欲に根差した欲求を露骨に素直に表して、笑みを浮かべたご主人様の顔に期待から尾をぱたぱたと震わせ。
続く言葉に、まずは口からペニスを引き抜く。

「っぁ――……♪」

口を開いて、口内に残った精液を見せる。
赤い口内にべっとりとねばりついた精液。あえて全部呑み込まず、口内に白濁の水たまりができている事を見せて。
『きちんと上手にご奉仕できたよ』と、まるでペットが自分の芸を飼い主に披露するようなポーズを見せてから、我慢できずに口を閉じてごきゅ、ごきゅっ♪と嬉しそうに飲み下す。
そのあとはふらふらとご主人様に尻を向けるように四つん這いになりつつ腰のビキニを下ろしてオナニーで程よく蕩けた膣穴を、自分で広げてアピールし。

「ノワは、ご主人様の美味しいせーえき、子宮にまた注いでほしいです……♪
また孕んじゃう、けど、孕ませてください……♪おまんこ、犯してくださいっ♪♪」

くい、くい、と尻を左右に振って原始的な性アピールをしつつ言葉でもちゃんと懇願する。