2017/11/26 のログ
ハーティリア > 少し考えた結果……声をかけたら多分またあのえげつない炎が飛んでくると考えると、今日はなんだか声をかける気が出なかったらしい。砦の真上でそんなことが起きたら、まず間違いなくお尋ね者になってしまう。

「……また気が向いたら遊ぼうな?」

そっと、呟くように声を残して、すいっと、夜の闇に消えて。

ダスト > ぼんやりと、魔力のコントロールもかねて火力を調整していれば、風に混じる独特の臭いを感じ取り。
嫌そうに眉を寄せれば顔を上げて空を見上げ。
眼球に魔力を流し込み、そこに隠れた存在をあぶりだし。

「チッ、またあいつかよ」

ぼやきながらも掌の火球の火力を上げていく。
もし相手が下りてくるなら、確実に戦闘になるだろうが、相手が相手だけに砦にいる他の兵士の心配をしている余裕はないかもしれない。

ご案内:「タナール砦」からハーティリアさんが去りました。
ダスト > 「……行ったか、何しに来やがったんだ」

今日は偵察だけだったのだろうか、それともこちらがまだ元気だったために戦闘は避けたかったのか。
どっちにしても無駄な損害を出さずに済んだことに軽く安堵の息を零し。

掌の火球を握り潰すように消し去れば、壁から離れて砦の中に目をやれば数人の兵士が酒盛りをしているのが見える。
自分も混ざってみたいところだがあいにく酒はさほど強くない。
飲めないわけではないが確実につぶれて女に飢えた兵士に何されるか分かったものではない。
別にそれが嫌というわけでもないが、先ほどのような化け物がうろつ居るところでぶっ倒れるようなことに自分から手を出すことはためらわれ。

ダスト > 「さてっと、俺も部屋に戻るとしようかな」

北国ほどではないとはいえ、都市からは離れた砦の防壁の上ではいつまで夜風を浴びていると体が冷えるのは明白で。
もう一度酒盛りをする兵士たちを一瞥すればマントを軽く払った後、その場を後にして。

ご案内:「タナール砦」からダストさんが去りました。