2017/11/25 のログ
ご案内:「タナール砦」にタマモさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」にルリシアさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からタマモさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からルリシアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にダストさんが現れました。
ダスト > 「はぁ~やれやれ、大変な目にあったぜ」

石造りの防壁の上に立ち、どこかぐったりとした様子で肘を壁の上に置いてもたれかかり。
身長のせいで、もたれるというより顎を乗せるような形になるせいで、外から見れば首が置いてあるようにも見え。
見た目の年齢にふさわしくないため息を深く吐き出して。

「まぁ、傭兵の依頼はこういうことがあるから楽しいんだけどね」

先日の偵察の依頼で遭遇した淫魔のことを思い出せば、どこか楽し気に口角を上げて。
外から流れる風が頬を撫でれば少し目を細めて。

ダスト > 「それにしてもあいつやる事しか頭にない淫魔のくせに強かったな。魔王クラスじゃねぇのか」

自分が魔界で修行していた時も強い魔族はいたが、淫魔とは種族柄あまり交戦的な相手はいなかった。
もちろん魔族は人間よりも平均にばらつきが激しい傾向にある以上、あったことがないからといっていないとは限らないのだろうが。

「ま、次会ったときは燃やし尽くしてやるけどな」

腕を伸ばして掌を上に向ければその上に炎を浮かべて。
それを見ながら次に会ったときはどうやって倒すか、考えを巡らせる。
いずれにせよ、前回の戦闘で魔力を大きく消費した手前、しばらくは休みたい気分ではあったが。

ご案内:「タナール砦」にハーティリアさんが現れました。
ハーティリア > あの後王都へと帰ったが、結局王都にうろつくのに飽きて、箒で街の外へと飛び出した男はまた、北へ北へ……夜の空を箒で飛ばして闇と薄い幻影の魔法に紛れて砦の上へ……といっても、今日は別に何の依頼も受けていないので、本人にとってはただの散歩のようなものだが……ふっと防壁を見ると、先日見た末恐ろしいほどの魔力の才を見せた少年の姿。

「おや……あ~……そういや、名前知らなかったな。」

夜闇に雲の幻影を纏って空に隠れた淫魔の男は、声をかけるかかけまいか……上空に漂ったまま少年を見下ろして少しの間考えあぐねている。