2017/04/27 のログ
フォーク > 「そ、その魔法陣はやめよう。やめようねー?」

剣の柄に魔法陣を浮かべさせた背の高い少女を宥める。
いざ戦えば負ける気はしない。だが事が大きくなれば、それだけ宝への道が遠くなる。
陰謀とは常に隠密裏での中で行われるから、陰謀なのだ。

どうやら分断策は成功しそうだ。
ならばここでこの建物の秘密を一つ、出してもいいだろう。

「そっちじゃねえ、こっちさ」

男は食堂の天井にぶらさがっているシャンデリアを見上げる。
猿の如く、飛び上がりシャンデリアに乗った。
男が乗った重さで、シャンデリアが降りていく。
それを合図に、床の一部がパカリと開いた。しかも地下への階段が続いている。
これぞ前に、男がタナールで見つけた秘密の一つだ。もちろん誰にも教えたことはない。

「ここからも地下へ行けるんだ。ま、この先がどうなってるかは俺も知らないんだけどね。こっちの娘にゃ、このシャンデリアに乗っていてもらおう」

シャンデリアに乗った人が降りると、通路への入り口も閉じてしまうのだ。
この秘密は誰にも知らせたことがない。
つまり男一人では、この入口から下には降りられないのだ。
良い協力者ができた。

「さ、行くかい。レナ」

と、埃まみれの階段をゆっくりと先導して進んでいく。

レナーテ > つい最近、仕事先で男に陵辱され、晒し者にされた事を回りの少女達は知っている。
だからこそ、男と二人きりになろうとした彼が敵だと思ったのだろう。
そうでなくても、他の少女達も、若干目つきが変わっていた。

「……っ、そんなところに」

この通路についても組合長からは聞いておらず、目を丸くして驚いていた。
やはり、少しずつだが砦が改築されていると考えるべきか。
シャンデリアに乗っかった彼を見上げながら、続く言葉に頷くと、側に居た別の少女がそこへ飛び移る。

「私もこんな通路があるとは聞いていませんでした……えぇ、行きましょう」

彼の言葉に促されながら、後へと続く。
精密に撃つためではなく、素早く撃てるように銃床を肩の上へ乗せつつ、横に倒した構えを取ると、コツコツと小さな足音を響かせながら階段を下る。

フォーク > 通路の中は真っ暗なので、松明に火をつける。
とりあえず、最初は急ぎ気味で進もうとした。もしかしたらレナの部下が尾行してくるかもしれないからだ。
この男、人間の悪意にまつわる機微には恐ろしく長けている。
しばらくは石壁でできた通路を歩いて行く。

「……いやあ、しかし俺もツイてるね。こんな美人とデートできるなんて……ま、場所がちょいとロマンに欠けるがね」

と、少女を褒めつつも口説いてますよ感を出してみる。
冒険というスパイスが特別感を醸し出すことを知っているからだ。

「しかもこんな立派な軍略家だ。あんたの戦略でこちらの被害はほぼ皆無。いやはや畏れ入った」

少女が戦の作戦を起てたかは知らない。でも爆発物を使ったことや先程の閃光から彼女の業と見て間違いないだろう。
違うなら、少女が違うと言うだろう。

軽い褒め殺し戦法だ。

レナーテ > 松明の明かりが灯ると、こちらも被筒を握る手を離し、その掌から光の球体を魔力で生み出す。
青白い光が溢れていき、あたりを炎の明るさと一緒に優しく照らしていく。

「……そんな美人じゃないです、さっき斬りかかろうとした娘の右に居た娘の方が美人です」

褒め殺しの言葉をそんなにすんなりとは受け取らなかった。
自分より美人だと指した少女は、彼女と同じぐらい小柄ながらにムラのない綺麗なライトブラウンへアーに、甘い顔立ちと声色。
何より、胸があの中では一番大きかった。
そして、この娘は一番胸が小さい。
どうせ男が好むはああいう娘だろうと思えば、彼の言葉がお世辞と聞こえ、後ろで少しだけ拗ねたような顔をしている。

「…ありがとうございます、でも……大半は組合長やちゃんとした軍師さんが立てたものですから、私は指揮を任されただけです」

実力を褒める言葉には、謙遜こそするものの素直に受け取った。
好きな人を真似た格好に戦い方、そして自分らしさでもある事。
先程とは打って変わり、少し照れくさそうに頬を赤らめつつ、視線を下へと落とす。
急ぎ気味に進んだものの、後から誰かが追いかけてくる様子はない。
万が一捕らえられた時に救助に行けるよう、体に魔力の波紋を放つ術を掛けられているからだ。

フォーク > (まったく便利なもんだなあ)

少女が光球を生み出した。原理はよくわからないが魔術に関わるものだろう。
魔法の心得がない自分にとって、魔法道具も魔術も全てが驚きだ。

「胸の大きさは天性のものさ。この俺の身体と同じようにな。
 たまたまでかかっただけ……。劣等感を持つ必要はないさ」

男は小さな笑い声を出した。少女の女らしい性分を見つけたことが、ちょっぴり嬉しかったのだ。

「それでも大したもんさ。俺も軍の指揮は何度も勤めたが、軍師の指示に従うのは意外と難しいもんなんだぜ」

戦場は不測の事態が山のように襲ってくる。
そのハプニングに動じることなく指揮を行うのは、自分のように歴戦を積んだかよっぽどメンタルが強いかのどちらかだ。

(頃合いかな?)

松明から、うっすらと甘い香りが漂い始める。
男は腕を伸ばし、松明を少女の方へと動かす。

(効果があるといいが)

松明の芯の部分に、特殊な香木が埋めておいた。
これは生物に軽い暗示や催眠効果を及ぼすもので、熱した香木の薫りをかぎ続けると頭がぼうっとして正常な判断が難しくなってしまうというものである。
もともとは迷宮の怪物相手に使うものだが、少女をたらしこむのに使ってみようと企んだ。

「見つかるといいな、例のものが」

さりげない会話を交わしつつ。

レナーテ > 魔術の利便性と力強さを存分に行使できるのも、ミレー族の血が混じってこそのこと。
けれど、その逆を言うならば…力任せの争いには分が悪い。
そういった点では、どう見ても力の有りそうな彼が至近距離にいる現状は、彼の裏切りが怖い。

「なっ……胸の話なんてしてませんっ!」

自分のコンプレックスに触れられれば、顔を真赤にしながら否定する。
劣等感をもつ必要はないと言われても、やはり気になるものは気になるもの。
もう少し大きくならないかなと思いながら、歩き続ける。

「そう…なんですか? あまりそういうことを言われたことがないので……」

真面目で落ち着いているから任せると言う感じに軍師には言われ、しっかりものだから助かると組合長には言われる。
それが凄いかどうかがわからなかったのは、回りに変なレベルの輩が多かったというのに今更になって気付きつつ、擽ったい心地に声がどもってしまう。

「……」

徐々に広がる甘い香り、自分の香水とは異なる匂いに、通路の奥から来ているものかと思うものの、徐々に意識がぼやけ始める。
何か嫌な感じがすると思いながら足が止まるも、彼の揺らした松明から溢れる香りをかなり吸い込んでしまった。

「そう、です…ね……」

途切れ途切れに言葉を溢しながら、近くの壁に寄り掛かる。
効き目は十分にかかっているだろう。

フォーク > 「きちんとやるべきことをやるってのが、一番難しいのさ」

特に戦場という特殊な状況では、軍略家の描く策を的確に行える沈着冷静さと責任感は強力な武器だ。
もし彼女が戦場で生きようとするなら、出世することは間違いないだろう。
不測の事態で死ななければ、の話だが。

「おっと、大丈夫かい?」

少女が壁にもたれた。
男は松明を床に寝かせ、少女の元へ。

「へへへ、少し疲れちまったか?」

無骨な指が、少女の尻をなではじめる。
そしてもう一方の手が、胸を弄りだそうとした。
さらには唇まで奪おうとするだろう。
男はこう囁くつもりだ。

「いいじゃねえか。俺とレナの仲だろう?」

初対面の間でもこれが通じれば、香木が効いている証拠となる。

レナーテ > 彼の言葉に返す余力もなくなっていき、意識が揺れ動く。
寄りかかると同時に、魔力を維持する力も揺らぎ始めたようで、切れ掛かった電球のように光の玉が明減を繰り返す。
此方へとやってくる彼を、ぼんやりとした瞳が見つめていると、臀部に這い回る感触に体が小さく跳ねた。

「疲れた…といいますか、ふらふら…します」

脳内の何処かで、何度も逃げろという言葉が響く。
けれど、何故逃げるのか、どうしてかがわからない程に意識が朧気になってしまう。
尻を撫でる掌を振り払う様子もなく、こそばゆい刺激に体を何度も小さく跳ね上がらせつつ、胸元にも刺激を覚える。
ぷにゅんとしたビーズクッションの様に指を沈めるそこは、大きさこそないが、小さくとも癖になるような柔らかさがある。

「貴方と…私、の……仲?」

かかる言葉に不思議そうに問いかけながら、唇が奪われる。
重なった淡い衝撃に軽く頭が揺れると、髪に淡くかかった香水の香りが広がる。
甘い柑橘系の香りを届けながら、乳房から感じる淡い快楽に記憶の奥底を穿られていく。
牢獄に裸で両手を吊るされた記憶、それがよぎると、抵抗はしないものの、瞳が徐々に潤んでいく。
そして、キスの切れ目に小さく、怖いと虚ろな表情がつぶやいた。

フォーク > (いい柔らかさじゃないの)

服の上から少女の乳房に触れる。宝物でも頂くように大切に扱おう。
少女の身体が熱くなってきた。
香木が効きやすい体質なのか、はたまた元来持っている淫奔さがあるのか。
どちらにせよ、男にとっては非常に好都合だった。

壁を背もたれの代わりにし、二人で並ぶように腰を下ろした。
少女の唇を舐め、舌を吸う。唾液の交換をたっぷりと行った。
小さな呟きが聞こえた。「怖い」と。

男は考えた。
脳を蕩かされているとはいえ、少女は性の快楽におびえている。
また少女の部下たちの自分……男を見る眼、態度からして彼女たちはそれなりに『事情』を持っているのかもしれない。

「怖がることはないさ……俺はレナにひどいことなんてしないさ。恋人だもんな」

仮初の恋人。
どうせ香木の効果が消えれば正気を取り戻す。
それなら宝の地図をいただく代わりに、こちらもたっぷりと少女に愛を与えてやればいい。

(俺は美人相手にはフェアな男なのさ)

分厚い掌が、優しく少女の頬をなでた。

レナーテ > 「んっ……く、ぁ……は…っ…ぁふ……っ」

舌が絡み合う水音と共に、吸い付かれる感触にビクリと背中を震わせる。
胸元に抱えるようにして手にしていた魔法銃は、がしゃんと音を立てて床に転げ落ち、魔法の礫も消えてしまう。
だらりとした両手、虚ろな顔のまま彼にされるがまま唇を貪られ、徐々にその熱に呑まれ始めていた。

「……恋人…?」

恋人なんて居た記憶はない、記憶をほじくり返しても、口吻に甘い記憶はなく、ただ玩具のように貪られたことばかりが蘇る。
こんなゆったりとしたキスなんて覚えていない、なのに恋人がいる。
分からない、そして考えられない。
ぼぅっとした表情のまま無言でいると、頬を撫でる心地よさに目を細めつつ、クタリとその手に寄りかかる。

「忘れさせて……? 私が……壊された日を…全部……。私も……あの人、みたいに…可愛い子に……なれるって…」

銃も、服飾も、香水も……全て教えてくれたあの人の様に可愛くなりたかった。
真面目過ぎる故に、可愛げがないと思う自分もあり、可愛いが遠い存在のように感じてしまう。
ふにふにと形を変える房から甘い痺れが走り、小さく消え入るような喘ぎ声を溢しつつ、不意に顔をそらす。
見るなと言うように、震える掌で口元を隠そうとしながら、瞳を閉ざす。
恥じらいに染まった赤い頬は覆われること無く、直ぐ傍に見えるはず。

フォーク > 壊された日。
なんという苛烈な言葉だろう。男の胸が微かに傷んだ。
少女の言う「あの人」というのはわからない。わからないが、理想となるべき人がいるのだろう。

「レナ」

男の手が、そっぽを向いた少女の顔に触れる。
そしてゆっくりとこちらに向かせよう。
どうしても振り向かないのなら、こちらから行ってやる。
そのほんのりと赤く染まった顔を見て、こう言ってやるのだ。

「お前は美しい。誰にも負けないくらいにな」

敢えて可愛いという言葉は使わなかった。
可愛いと言ってしまえば、彼女は「あの人」の超えられなくなる。
少女と「あの人」の関係は知る由もないが、レナという少女には彼女の人生があるのだ。

そして男は少女をたっぷりと愛し始める。
優しく服を脱がせ、秘所を愛撫し、肌と肌を擦りつけながら、肉を交わらせていく。
男なりの性技をたっぷりと尽くそうとした。
いっときでも、辛いことを忘れさせてやりたい。そんな思いだった。

(性技の味方だぜ、俺は)

ご案内:「タナール砦」からフォークさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にフォークさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」にレナーテさんが現れました。
レナーテ > 地獄の日々から抜け出し、流れ着いた先で自分に全てを手解きしてくれた人。
同い年ながら、他者から見ても可愛いといえる、その娘の様になりたいと願った自分がここにいる。
顔を背けていると、此方を向けというように掌が促し、濡れた金色が見られたくないと言いたげにぎゅっと閉ざされていく。

「……っ、綺麗なんかじゃ……ない、私は……」

美しいといわれても、何処が美しいのか分からない。
甘い刺激に酔わされつつ蘇るのは、端なく牝猫へと落ちぶれて笑う自分。
無意識に性を遠ざけていたかもしれない、正常な意識が残っていれば振り返る事もできた。
けれど今は、そんな記憶がよぎるだけで、胸の中が苦しくなって頬を濡らす。
服へと掌がかかると、ケープの紐が解かれていき、どしゃっと重たい音を響かせて地面へと滑り落ちる。
コルセットの正面の金具がカチカチと外れていけば、締め付ける理由も無さそうな細い腰回りが開放され、白いブラウスが広がっていく。
ボタンが一つ一つ解かれていけば、震えが少しずつ小さくなる。
可愛く見えるように着飾った殻が剥がれ落ちる感覚は、性を求められると尚の事不安になった。
汚れた自分しか残らなくなる、また牝猫にされてしまう。
それでも彼の手を振り払わないのは、溶かされた理性が本当に彼氏だと思いこんだからかも知れない。
怖いと応えたいの間でブラウスが抜け落ちれば、白地に黒レースの飾りのある背伸びしたブラがあらわとなり、きゅっと唇を噛みしめる。

「んっ、んぅっ……は、ふっ……ぅあ…っ…」

淡く感じていた快楽が、スリットを弄られると一気に強まる。
ショーツには薄っすらと湿り気があり、割れ目に直接触れれば、粘り気の濃い蜜が、指に絡みつくだろう。
震えは止まらない、求められるがままに応えようと、片手はクタリと倒れたまま、片手だけ口元を多いながら声を押し殺す。
恥じらいの紅色が一層濃くなると、ひくん、ひくんと不規則に背筋をのけぞらせ、甘い響きを奏でる。

フォーク > 最初はちょっとした下心だった。
少女はこの砦の地下に眠る財宝の地図を持っている。
なので催眠効果のある香木を使い、手なずけるなりして地図を奪ってしまおうと企んだ。
無理やりに奪おうとしなかったのは、少女が指揮官だということ。さらに顔を彼女の部下たちに見られてしまったこと。
なるべく事を荒立てずに済ませたかった。

が、香木で少女の心の内側を覗いてしまった。
フォーク・ルースという男は、少女の苦悩を捨て置けるほど、ドライな人間ではなかった。
特に美女の苦悩は買ってでもなんとかしようとする。生粋の女好きなのだ。

「レナ、お前さんの肌はとびきり綺麗だぜ」

下着姿になった少女を、髪の毛の先から足の爪先まで眺めた。
とても豊満……といえる体型ではないが、それでもどこか幼さを残した甘さと、大人の女性の魅力の混じった色香を感じた。

「いつものように俺の名を呼んでみろよ、フォーク……ってさ」

少女の秘所を太い指の腹で撫でながら、耳元で囁く。
男の腕の中で少女が熱くなっていた。甘い声を出す唇を優しく吸い、情をかけていく。
肌にできたほくろ一つも見逃すまい。それほどの集中力で少女を愛撫していき。

レナーテ > 甘い香りに誘われ、奥底に仕舞われた心の古傷が開いていく。
それは綺麗に縫い直される前の試練か、それとも悪戯に開かれた苦痛なのか。
今はわからないものの、目の前の彼にすべてを委ねるしかない。

戦う体つきのわりには、あまり筋のラインがはっきりとは出ないのは幸いで、ほっそりとしたモデル体型の体つきが晒される。
胸元の膨らみも緩やかな割には、しっかりと分かるくびれた腹部回りに、細い足。
白色のガーターベルトとストッキングで、少し大人っぽく見せようとした格好は、彼にその思いが伝わったようだ。

「っ……う、そ…っ、そんな、きれ――っ、んぁっ」

耳元を擽る音、吐息にぞわぞわっと甘い痺れが首筋を駆け上り、喉をのけぞらせながら蕩けた吐息を零す。
泥濘んだ膣口の中に埋没する指をきゅうっとしゃぶりながら蜜を絡め、ひくんと腰が跳ねる。
唇が重なれば、少しだけ震えが止まりながらも、崩れ落ちていた掌が彼の肩へ。
遠ざけるのではなく、もっととつながりを求めるように、淡く引きつける力を掛ける。

「んぅ……は、ふっ……んぁ……っ、フォー…ク……?ぅ、ぁっ」

キスの合間に確かめるように呟くと、紅潮した表情がカクンと右に項垂れながら呟く。
内股の付け根に小さなほくろがあり、その回りを撫でると淡い段差の感覚で存在に気付くかもしれない。
四肢の末端には薄っすらと切り傷や刺し傷の治癒跡があり、撫でないとわからないぐらいの僅かな起伏もある。

「……ごめん、なさい。…傷、……これ以上、綺麗にならないって」

肌を撫でる掌に、不安そうに彼を見上げながら呟く。
綺麗じゃないと言ったのは心だけでなく、体にも暴力の爪痕が残っているから。
こんな傷物より、まっさらな娘の方がいい。
乱暴に晒されながら気づいた雄の性が、自分の価値を無にさせる心地を覚える。
甲高い囀りを溢しながらも、割れ目からはネトネトとした蜜が滴り落ち、瞳を閉ざす。

「あっ……は、ぁっ……んぅっ、く、ぁっ……」

もっと満たさなければと思うと、口を遮るのを止め、先程よりもはっきりと喘ぎ声を零す。
自分ができる方法で彼を満たそうと、覚え込まされた喘ぎを溢れさせ、ゆっくりと瞳を開いて彼の様子をうかがう。

フォーク > 恐ろしく残酷なことをしているかもしれない。
一人の少女が隠していた心の古傷を、強引に暴いてしまったのだから。
今、少女は自分を恋人と信じて身を預けている。
男は初めて、彼女の力になりたいと感じていた。

(俺にも香木が効いてきちまったのかもしれねえな)

ならば好都合だ。香木のせいにしてしまおう。

「ああ、フォークだ。いつもお前さんが嬉しそうに呼ぶ名前さ」

少女の四肢を撫でていると、微かな起伏に触れた。男はそれが傷跡の名残りだとすぐに理解した。
傷に触れたからだろうか。少女が不安げに男を見つめてきた。
如何なる理由で傷ができたか、男はうっすらと把握できた。
男は少女の手を取ると、その起伏にキスをした。

「レナは、俺の宝物さ」

身体に傷があるからと、男は女に対する評価は変わらない。
生きていれば傷の一つや二つはできるものだ。傷みは生き続ければ、勲章に化ける。

「どれだけお前のことを大切に思っているか、教えてやるよ」

唇を当てた少女の掌を、己の股間に導く。
恐ろしく怒張をしていた。
女を求める、男の主張だ。それだけ男は少女を求めている。

レナーテ > 「フォー…ク、さん。んぅ……ふふっ」

嬉しそうに呼ぶ名、記憶にはないがきっとそうなのだろうと思ってしまう。
おかしそうに年相応な幼い微笑みを見せれば、小さく笑い声を溢しつつ、彼の掌の感触に心地よさそうに目を細める。
脳の奥底まで甘い香りが染み込んでいくように、彼を愛する人と錯覚し続けていく。

「んにゃっ……擽ったい…」

掌に重なる唇、そこにも僅かながら鞭などでついた薄い傷のラインが残っている。
少しだけ敏感になってしまったそこに唇が重なると、猫のような悲鳴を上げ、帽子がずり落ち、垂れた猫耳が姿を現す。
尻の傍で窮屈そうに丸まっていた尻尾も、ピンと伸び切ってしまい、もはや隠すことも出来ない。

「っ……ぁ、あの、あ、ぁりがとう…」

甘い告白にかぁっと頬が真っ赤に染まり、羞恥に金色が潤み切ると、詰まるようにしながら御礼の言葉を紡ぎ、俯いていく。
頭から湯気でも出てしまいそうな心地なのに、彼の証明の言葉が自分の手のひらを導き、肉棒へと重なり合わせる。
掌がびくっと跳ねて動きを止めるも、それが何かを察すれば、恐る恐るそれに触れていく。
何度か撫でるようにふれ、彼の本気具合を感じながらもそろりと彼を見上げた。

「……ん、わかった…から。その、苦しい…ですよね? だから……」

抱きたいと、分かりやすい欲望にしどろもどろになりながら呟くと、僅かに股を開く。
求められる心地に膨らんだ欲望は、濃厚な牝の香りを漂わせ、溢れる蜜がこぷりと塊のように吐き出される。
ショーツ越しに蕩けだす蜜が僅かに白く濁り、恥ずかしさに彼をもう見れないほど。
高鳴る鼓動を抑え込むように掌を胸元に押し当て、彼の応えを待った。

フォーク > 少女の声音に幼さが混じってきた。
さらに唇と指で愛撫を続けると、少女の帽子がずり落ちる。
猫耳が姿を現した。

(そういうことか)

少女はミレー族なのだ。ならば身体にある傷にも合点がいく。
おそらくずっと辛い目に合ってきたのだろう。
社会的に弱者でありながら、正体をひた隠しにし、才を活かしている。
女としてではなく、人間として尊敬できる人物だと男は思った。

「ああ、とても苦しいよ」

微笑みながら、少女に告げた。
男の告白に少女がゆっくりと股を開いた。下着ごしに秘所が透けて見え、それがさらに男の欲情を増やしていく。
立ち上がり、ズボンと下着をおろした。

はち切れんばかりの、男根が飛び出た。
下着の中で抑えられていたそれは、獣のような臭いを放っている。
熱い亀頭は、たっぷりと女の蜜を吸い、淫らに赤黒くなっていた。

「抱きたい!」

ゆっくりと巨体を少女に覆いかぶさっていく。
下着越しに、少女の秘所と亀頭がこすりあった。

レナーテ > ほぼミレー族と変わらない見た目だが、その血は1/4しか流れていない。
人としての立場があるものの、見た目で虐げられる。
その地獄を見たときこそ、壊された日。
普段なら耳も尻尾も隠し続けるが、恋人の前で晒してはいけない理由など無く、尻尾はゆらゆらと機嫌良さそうに踊っている。

「そんなに……?」

蜜を吸い、白い布地が薄っすらとすけていき、色素沈着が濃くなった割れ目回りが見えていく。
彼が肉棒を露わにすれば、限界まで膨れきったようにみえる肉喰いの隆起に言葉も出せず、驚きに目を丸くしながらその姿をまじまじと眺めてしまう。

「ぁんっ……! ぅ……いい、よ?」

覆いかぶさられ、スリットを布地越しになぞる肉棒に甘い悲鳴を上げる。
そして、ストレートな強請り言葉に視線が右往左往した後、困ったように薄っすらとほほえみながら、ショーツの股座に指をかけた。
ぐちゃっと重たい音を響かせ、スリットとクロッチの間に白い糸を垂らす様が晒され、隠れていた褐色の割れ目が顕になる。
内側の肉ビラも少し赤みが強く、指で広げると指とのコントラストで、卑猥な色合いが映える。
こぷこぷと、蕾状に収縮する膣口からは蜜が溢れ、肉棒を待ちわびているようによだれを垂らしていた。

フォーク > 男の欲望に応えるように、少女が下着を脱ぎ、秘所を開いた。
興奮が抑えきれない。
男は少女を抱き寄せると、抱え上げた。

「床は石だ。その背中を傷だらけにしちゃ申し訳ねえ」

正常位では、少女の背に傷がつく。
石壁、石床に囲まれたこの地下通路で交わるなら、座位がいいと判断した。
男は自分の脱いだズボンの上に腰を下ろし、少女と向かい合う。

「じゃ、いくぞ……」

秘所に亀頭を合わせる。くちゅり、と水音が立った。
不思議なもので亀頭も充分に熱くなっているのに、それでも女の秘所はさらに熱く感じた。
ぐい、と少女の身体を引く。
ぬ、と男根が少女の膣道を広げていった。

(久しぶりの女だな)

忘れかけていた快楽に、男は襲われた。
こちらから腰を動かすことはできないので、少女の身体をゆっくりと上下させていく。
呼吸が深く、深くなっていった。

レナーテ > 「ひゃっ……ぁ、うん…」

不意にかかる浮遊感に小さな悲鳴を零すも、彼の配慮だとわかれば、おずおずと頷きながら腕の中でされるがまま。
向かい合うように座位の体制を取れば、彼の言葉と共に侵入を始める肉棒が、割れ目に触れていく。
くちゅっと重たい水音を響かせ、小陰唇が広がれば、亀頭に粘膜を擦り付けるように包み込み、そのまま置くへと誘う。
此方からも腰を落とし、深く深く埋めようと促せば、久しぶりの快楽に、ガクガクッと体を小刻みに震わせながら、声がかすれ消える。
粒状の粘膜で構成された膣内は、激しく彼の肉棒を扱き上げながら、同時に快楽を体へ流し込まれる。

「ふぁっ……ぁ、ぁっ…んぁっ! はっ、ぁ、あっ……ぁ、ぁぁっ…!」

ゆっくりと動くピストンに合わせ、腰をくねらせながら押し付ける。
ぞりぞりと抉られる感触と、ごつんと子宮口をノックする刺激に甘い悲鳴を上げれば、もっとと言うように時折左右に腰を捻る。
ぎゅ、ぎゅっと膣内が収縮して絞り上げ、肉棒をねとねとに包み込みながら、快楽に蕩けただらしない瞳が、彼を見つめる。
声こそ出なかったが、唇が きもちいい? と問う様に動けば、微笑みながらぐんっと腰を落として強くこすり付け、鼻にかかった甘い悲鳴を上げる。

フォーク > 「ん……うううん……」

熱い湯にでも浸かったかのような声が漏れた。
女の中に埋まっているのは男根だけなのに、まるで下半身全体が麻痺したかのように気持ちがいい。
女体を貪るのは数カ月ぶりだからか、はたまた少女の肉がよっぽどなのか。
理由はどうでもよかった。ただ今は目の前にいる少女に溺れたいだけだ。

「ああ、気持ちいいよ。レナ」

少女の言葉に頷けば、男は交わったまま、少女の垂れた耳を甘く噛んだ。
猫型の耳な上に位置も噛みやすい場所にあったからだ。
さらに、少女の尻尾の付け根。尻と尻尾の間にある部分を軽く握る。
男はミレー族ではないので、ミレー族の生理についてよくはわからないが、特殊な快楽や感覚があるのかもと思ったからだ。

「ふふ、このまま繋がったまま、お前さんの部下の前に出たいくらいだぜ」

連中はどんな顔をするだろうか。
いや、恨まれるだろうな。
男は少女を貫きながら、そんなことを考えた。

レナーテ > 「ぁ……フォーク、さん…気持ちよさそ…ぉ…」

快楽の声に嬉しそうに呟けば、幼い笑みが溢れる。
色事になるほどに自身を卑下しやすいのもあり、自分の体で好きな人を悦ばせたとわかれば、それだけでも嬉しくなる。
それが快楽へと変わっていくほど、心が酔いしれ、もっともっとと前後に腰をカクカクと小刻みに揺らす。
硬めの子宮口の肉が、亀頭を弾くように嬲り、密着した肉襞が剥がれる毎に快楽が広がって、肉棒に浴びせるようにドロドロと蜜が分泌させる。

「よかった……んくっ、み、耳は……ぁ、ぁぁっ!!」

粘膜と薄い作りで神経が過敏になった耳は、甘噛みされるだけで強烈な快楽を感じさせられ、素っ頓狂な悲鳴を上げながらのけぞる。
吐息が耳孔擽るだけでも、はぁ…と甘い吐息を溢れさせ、ひくひくと腰が震える。
尻尾には快楽の神経は無さそうだが、絡んでくる掌にもっとと強請るように尻尾を絡め、じゃれるように心地よさを楽しんだ。

「んぐっ、ぁふ…っ、だ、駄目ぇ……。ルーク、さんは…私、の…だから、駄目…ですぅ…っ」

いやいやと頭を振りながら、嫉妬に薄っすらと涙をにじませる。
自分の痴態を晒すより、自分を貪る逞しい彼を横取りされることを怖がれば、独占欲のような駄々を捏ねて、更に腰を揺らす。
自分だけ見て欲しい、自分だけ貪って欲しいと言わんばかりに押し込んでは左右にねじり、ずるずると襞を引きずるようにして引き抜きながら、彼の好きなところを探る。

フォーク > 「最高だぜ」

少女の敏感な耳に囁いた。
もちろん肉体も心地よいのだが、何よりも全身で自分を饗そうとする少女の気概が嬉しかった。
こちらも相応のお返しをしなければいくまい。

(へえ、ちゃんと自分の意志で動かせるんだな)

少女の尻尾が手に絡みついてくる。
男にはない器官なので、どんな感覚で動かしているのか興味が湧いた。
耳を自分の意志で動かせる友人が男にはいるが、それと同種な感じなのだろうか。

「レナは欲張りさんなんだな。いいぜ、そういうの」

少女の人間らしい部分に触れた気がした。
独占欲、結構。男など欲ばっかりだ。欲の大安売りだ。
少女の肉が貪欲に男を求めてくる。男がことさら身体を震わせたのは、亀頭の括れに膣肉が当たった瞬間だった。
男はそこが弱点だった。

「ようし、もうちょっと深くレナを探検だ。しっかり捕まっているよ」

少女と繋がった態勢のまま、男は立ち上がる。
いわゆる駅弁スタイルに変化した。少女の身体が完全に宙に浮く分、より結合が深くなる。
それにこの体位なら、こちらも充分に腰を動かせる。

レナーテ > 「ほんと…ぉ、ですか……?ぁっ、んんっ…」

最高だと言われるだけで、きゅうっと肉杭を締め上げるようにしゃぶる膣内は、内部で小刻みに震えて快楽を底上げしていく。
欲張りさんだと言われれば、貴方だから…と小さくつぶやき、彼の両肩に掌を乗せて、ピストンに合わせて動かす。
雁首が擦れる時に肉棒が大きく跳ねるのがわかれば、ここかなと言うように、一番強く擦れる膣口の窄まりで、ごりごりと擦り付ける。
締め付けの強い箇所を抉られれば、此方も快楽で動きが時折止まり、甘ったるい吐息と喘ぎ声が混じり合う。

「たんけ……ぇっ、や、やぁ…こんな…の、はしたな…ぃ…」

細い体は簡単に転がされ、立ちバックの様に尻を突き出していく。
程よく丸く熟れた臀部が強調されるように突き出されると、色づいた菊座が淡く開閉を繰り返し、羞恥にきゅうっと肉棒を締め付ける。
壁に手をついたまま、恥ずかしそうに彼の方へ振り返りながらも、望まれたがゆえに振り払わない。

フォーク > 「俺がお前に嘘ついて、何の得があるっていうんだ?」

少女の臀部が揺れるまで強烈にピストンをしながら、男が笑う。
実際は嘘をつきっぱなしなのではあるが、男女の仲はある程度の嘘がつきまとうものなので、気にはしていない。
ただ少女の脆い部分を壊しているのではないか、という微かな心配があるのみで。

「はしたなくてもいいさ。ここにいるのは俺とレナだけなんだからな」

恥じらいながらも、少女の身体は淫らな反応を見せてくる。
どうやら羞恥で興奮を憶えるタイプのようだ。普段、自分の正体を隠している分、曝け出したい欲求があるのかもしれない。
男は片腕を、少女の脚の間に回し、片脚を持ち上げる。
これでさらに結合部分が外気に晒されることになった。

「へへ、俺のがレナの中に出入りしているのが、よく見えるぜ。貪欲にな……」

男根が膣口の中を滑るように動いている。
それが男をさらに興奮させた。

射精の瞬間が、近づいてきた。

レナーテ > 「だって……ぁんっ、私ばっか……ぁ、気持ちよく、なってるみたい…で…っ」

尻肉が揺れ、彼の腰とぶつかりあえば乾いた音とくぐもった水音が混じり合う。
はしたないと頭を振っても、彼が求める言葉に再び締め付けてしまう。
恥ずかしさとともにそれを求められる事、甘く意地悪な刺激にトロトロに蕩けていくたび、小刻みに肉棒を締め付ける。
彼が片足を持ち上げると、まるで犬の小便の様なはしたない格好に変わり、耳の内側まで赤く染まるほど恥じらう。

「みちゃ、や、ぁっ、ぁっ! んんぅっ、だ、だめぇ、だめなの…ぉっ、んぐっ、あ、あふっ……うぐ、ぁ、あんっ…!!」

頭を振って嫌がるものの、締め付けるタイミングはさらに小刻みに成り、子宮口がぶつかる度に、少し汚らしい音で喘ぐほど脳が蕩けていく。
見られると恥ずかしさで焼け落ちそうにある、けれど彼が見たがっている。
その鬩ぎ合いで脳内がグルグルとループした後、自らも少し足に力を入れて開いていく。

「ぁ、ぁんっ……み、てぇ…? フォーク、さ…んが、みたいなら…いい、ですか、らぁ……っ、たくさん…興奮、して…ぇ?」

滑るように肉棒が出入りを繰り返せば、もっと強く、心地よくとお腹に力を込める。
ぎゅ、ぎゅと柔らかな抵抗を掛けながら、同時に自身も奥底を小突かれる度に快楽の高みに登っていく。
ひくひくと痙攣する肉襞の動きが多くなり、切羽詰まった喘ぎ声とかさなり、彼女も限界なのが分かるかもしれない。

フォーク > 「俺も充分、楽しんでいるよ。心の底からな」

男は睦言では、普段よりも言葉少なになる。
それは相手を悦ばそうと考えるあまりに思考に偏りがちになってしまうこともあるが、
やはり男として閨ではイニシアティブを取りたいと考えているからでもある。

「ようし、クライマックスだ!」

男が女の背に覆いかぶさり、腰を懸命に動かし始める。
まるで動物の交尾のように荒々しく、汗と汁に塗れようとした。
少女が強く締め上げる。こちらも締め付けをはねのけようと、男根を太くさせる。
肉と肉とのぶつかり合い。男と女の真剣勝負だ。
その勝負に勝者はいない。どちらも満足できれば、それでいいのだ。

「……っ」

小さく呻いた。
少女を力強く抱きしめる。
同時に、おびただしい量の精液が吐き出され、少女の胎内を満たしていく。
射精は三度に渡って行われ、女の脚を熱いまま垂れていくか。

レナーテ > 「あふっ……それなら、いいの…っ」

好きな人が悦んでくれるならと、安堵した声色が嬉しそうに答える。
彼を翻弄するなんて気持ちは微塵もなく、ただ気持ちよく、満足するまで捧げたいという甘い欲望だけが体を動かす。
今は尻を捕まれ、はしたないポーズを強いられているだけだが、それならそれに従順にしたがって、ぐぶ、ぐちゅと結合部からはしたない水音を撒き散らす。

「あぐっ、はっ、ぁ、ぁ、ぁっ! んぐぅ…っ、ひ、はっ、あ…っ、んぁ、あっ、ぁぁっ…!」

覆いかぶさるようにして背中に彼の胸板が当たると、びくりと背筋をはねらせる。
興奮しきった体にとって、彼の体温は快楽の一つになりうるほど心地よく感じてしまう。
蕩けた瞳はぼんやりと壁を見つめ、肉棒が無遠慮にかき混ぜる心地に、浅い絶頂を繰り返しながら、深く深く上り詰めようとして…。

「ぁ、ぁっ、だめ…っ!あっ、ひ、っ……!い、っ、ぐ、ぁ、ああっ、んぁぁぁっ……!!」

そして強く抱きしめられると同時に絶頂へと上り詰め、ぎゅうっと絞り込みながら吐き出される精液を奥底へ飲み込んでいく。
熱い粘液が胎内を汚す感触に、吐息混じりの喘ぎ声を何度も溢れさせながら、膝が笑い、崩れ落ちそうなほどに深みに沈む。
ごぶっ、と子宮の中に飲みきれなかった精液を逆流させながら、意識が心地よく朦朧としていた。