2022/05/18 のログ
■クラウソニア > 「――――あぅ、ん…っ♡」
口付けの最中、うなじに感じる擽ったさ。
首鎧の下で結びを解かれた聖衣が緩み、それに合わせて口付けの密着を解いた男の胸板が潰していた双乳を開放したなら――――ばるんっ、るんっ、るんっ♡
その圧倒的サイズからすれば形崩れのほとんどない砲弾型の魔乳が溢れはずんで、乳間にわだかまらせた汗をつたい落として濃密な牝フェロモンを香り立たせ、純白の球面の中においてやけに目に付くパールピンクの膨らみと、その中央でへその窪みにも似た切れ込みの中でぷくりと凝る陥没乳首を見せつけた。
紅潮に染め上げられていた頬に羞恥の赤も上乗せした聖乙女ではあったが、男のとぼけた物言いには黙ってもおれず
「じ、実在とか……人の乳首を伝説の幻想生物みたいに言うな…っ、ばかっ!♡」
無意識のまま彼の背に回されていた双腕で気恥ずかしげに先端の色づきを覆い隠した。
「――――にゃぁぁあっ!? んむっ、ふ♡ んん…っ、ぅ……ふぅ…っ♡ ん、あ…っ♡ ゆ、ユージン……なに、を……あっ、はぁ…ッ♡ うっ、ぅん♡ ふぅう……ッ♡」
『全部おれ好み』ドスケベな乳などという褒め言葉にしても素直に受け入れがたい言葉に続いた明け透けな告白に、思わず奇声を漏らしてしまう生娘。
それでも再び彼の情熱的な唇が桜唇を塞ぐのならば、驚きつつも双眸を閉ざしてそれを受け入れてしまう。
口内を擽っていた人肌のぬめりが顎先から首筋を経由して鎖骨へといたり、蒸れた牝臭の特に濃厚な乳間を舐め下がる。
彼の舌先には聖女だろうと他者と変わることのない汗の塩っぱさが、甘酸っぱい体臭と共に与えられる事だろう。
手ブラで乳首を隠していた繊手が、彼に手首を掴まれてあっさりを引き剥がされる。
興奮に震えるピンクの小丘に近付く男の舌が乳輪を擽り、ぱくんと食み包んだかと思えば次の瞬間には強烈な吸引に聖女の嬌声が溢れこぼれた。
尻穴での自慰行為を覚えるまでは、クリトリスと共にクラウソニアの過剰な性欲を引き受けてきた性感帯。
無論、開発はかなりのレベルまで行き届き
「ふあっ♡ ま…ッ、待、って……あっ、イクッ♡♡」
ぶしっ。
くぐもった炸裂音をぴっちり閉ざした内腿の付け根に響かせ、淫蕩な気質を秘めた聖騎士は、黒髪の頭部を魔乳に掻き抱く様にして肉付きのよい体躯を跳ねさせた。
異性の舌愛撫と吸引にさらされた片方は、親指の先程にまで膨れ上がった乳首をぷりゅんっと露出させ、もう一方は純白の肉塊に彼の指先すべてを埋めるかの柔らかさを汗浮く肌の火照りと木目細かな肌質と共に与えていた。
―――――そんなタイミングであった。
ダンジョン奥の暗がりから、他の冒険者の気配が近付いて来たのは。
「―――――ッ!! お、おいっ、ユージン、ちょ、ちょっと待て! ひ、人が来る……ばかっ、あんッ♡ やめっ、あっ♡ いつまで吸って……イクッ♡ や、やめろ馬鹿者ッ!!」
ガントレットに包まれた牝オークの拳骨が不埒者の頭部をがつんっと殴り落とし、大慌てで解けていた聖衣を纏い直す。
ぎりぎりだった。
他の冒険者が回廊の傍らに佇んでいる事に気付いた彼らは一瞬驚きを見せるも、出口もほど近いこの様な場所で襲われる事もあるまいと警戒を緩め、互いに軽くてを上げ、小さく会釈する事ですれ違う。
愛想笑いで何人かの頬を染めさせた女騎士の聖衣が、普段はボリュームたっぷりの丸みばかりを見せる豊丘の一方にのみ、ぴんっと尖り勃つ乳首の陰影を浮かばせていた事には最後まで気付く事は出来なかった。
―――ともあれ、他の冒険者との出会いという突発イベントを気に妖しい雰囲気を霧散させた女騎士は、彼が探索を続けるというのならば今度はその傍らでぎこちない探索を見守り、時には聖剣を振るって危難から頼りない痩躯を守るだろう。
そうして彼が王都に帰るまで行動を共にして、他愛のない会話で今少し彼との関係を深めていく事となるのだった―――。
■ユージン > 乳暈ごと夢中で下品に乳首を舐り吸う。
口中で硬く勃起し、尖った乳首が割れ目より飛び出した事に気付けば、吸い付きはいよいよ熱烈に。
その気ならば一晩中でもぶっ続けでむしゃぶりつけるであろう程、魅惑の乳果実は男を虜にしていた。
濃厚な牝臭に包まれ、中てられ発情し切ったこの男。
普段であれば耳聡く聞きつけるであろう他者の足音、話し声を見事に見過ごしていた。
本来専門のスキルを持たぬ女騎士ですら気付く物音をスルーしてしまうのだから、よっぽどこの乳に執着しているのだろう。
そんな訳で。
「ぶげっ……」
脳天を打ち据える衝撃。男は女の振るう拳骨を出処を気取るよりも先にまともに被弾していた。
脳を揺さぶる威力に思わずつんのめった身体はそのままぐったりと脱力するも、それが倒れる事はない。
うまい具合に女が傍らから倒れぬよう巧みに支えてくれていたからだ。
オークであろうと一撃で粉砕する腕力。しかし、流石に女も加減はしていたのだろう。
「……痛ゥゥゥ……!!」
男はギリギリ気絶してはいなかった。うめき声を低く噛み殺して俯き気味に耐え忍ぶ。
挨拶とともに通り過ぎていく同業者たちを一瞬だけ恨めしげな視線で見送る。
その瞳は“絶好の機会をよくも邪魔しやがって、てめーら”という怨嗟に満ちていた。
……彼らが通り過ぎたところで、はあ……と嘆息しながらも壁に手をつけ、身体を支えて姿勢を正す。
手加減ゆえか、彼自身の肉体の頑丈さゆえか。
或いはその両方かも知れないが、とにかく早くも身動きを取れる程度にはダメージが抜けていた。
「……これから続きを……とはいかねーよな。
オーケー、お姫様。今日のところはとりあえずフツーに探索再開だ。
どうせこのまま付いてくるんだろ。アテにさせてもらうかんな!」
それならせいぜい金目の物を拾わせてもらおう。
自身を遥かに超える戦闘力を誇る女騎士の助力があれば、より深層への探索も容易なもの。
乱入者達との遭遇の溜飲を下げるべく、ほどほどに探索をこなせば帰り道の足取りもきっと軽やかに。
……探索の合間、或いは帰途の最中。時折、気付かれぬように女騎士の豊満な桃尻に伸びそうになる男の手。
しかし、それがいざ触れる直前になるたび生命の危機を感じ取ってしまうらしい。
その都度触れることなく、緩やかに引っ込んで…… そんな手付きを繰り返すのであった。
ご案内:「無名遺跡」からユージンさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からクラウソニアさんが去りました。