2021/09/10 のログ
ご案内:「無名遺跡」にダリルさんが現れました。
ダリル > ――――――目覚めてみたら、パーティは全滅していた。

いや、全滅というとたいそう悲惨な状態のようだが、実際のところ、
広間のような空間に点々と転がっている面々は意識を失っているだけで、
怪我もそう深手ではないのかも知れないし――――ただ、今現在。
まがりなりにも目覚めて、起き上がろうとしているのは、シスターの触れ込みで参加していた、
少女を装う少年、たった一人だった。

「いて、………ぁ、た、……たんこぶ、出来てるっぽ、い?」

爬虫類系魔物の長い尾で昏倒させられたときか、硬い岩の上に思い切り倒れたときに出来たのか、
ふらふらと上体を起こして、鈍く痛む後頭部に手をやると、微かな隆起の感触。
思わず小さな舌打ちをしつつ、触れる右掌に意識を集中した。
ぽう、と白い光が生まれ、痛みが緩やかに霧散する。
その程度の回復魔法を使う体力なら、まだ、残っているようだった。

「さて、と………」

人心地ついたので、辺りに視線を巡らせる。
今朝がたギルドの掲示板前で組んだ、即席パーティの面々が、
あっちに一人、こっちに一人、――――――魅惑的な美人魔導士の姿がないような。
もっとも、ロクに顔も名前も記憶に残していないのだが。

「どう、すっかな……これ、ほっぽって帰るわけにゃ、いかないんだろうなぁ」

即席とはいえ、一応、パーティであるからして。
しかし、確かはじめの話では、こんな危険な仕事になるとは――――
聞いていなかったし、こんな事態に対応できるほど、戦闘力も、魔力も、己には無い。
そこだけは正直に、最初から伝えてあったのだから、これはもう、

「いっかな、……いーよーな、気がしてきたけども」

シスター服の裾から、慎みも何もなく足を投げ出した格好で、
かしかし、ウィンブルをどこかにすっ飛ばされた頭を軽く掻いた。

ダリル > そういえば、ともう一度きょろきょろしてみて、目的のものを見つける。
よ、と短い掛け声をかけて立ち上がり、服の腰のあたりを叩きつつ、
少し離れた所に転がっていたロッドを手に取った。

「ま、いちおーな、……こんなんでも、誂え直すのもったいねーし」

くるり、宙で一回転させて持ち直すと、改めて周囲を見回す。
目立って動くものは無い、誰も目を覚ます気配がない。
しかし、じっと見つめてみれば、誰も彼も、気絶しているだけのようだった。

彼らを助け起こすべきか、それとも一人でずらかるべきか。
逡巡の果てに少年が選んだのは、――――――後者。
もちろん、一人でここを抜け出せるか、だって、確かではないのだが――――――。

ご案内:「無名遺跡」からダリルさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にロイスさんが現れました。
ロイス > 「……困ったな。まさか、こんな事になるなんて」

閉じられてしまった遺跡の入口で、頭を掻く。
一応、警戒はしていたものの、まさか入口に入るなり鉄の格子が落下してくるとは思わなかった。

「前に探索した人の記録では、そんなものはなかった筈なんだけどな……」

本来、自分はこの遺跡を探検しにきた訳ではない。
既に随分前に、この遺跡は漁られた後である。
だから、自分が請けた依頼はその遺跡にモンスターが住み着いていないかを調査するというものだ。

未発見の罠、という可能性もあるが……しかし、入口の罠が未発見と言うのは、通常あり得ない事なのだが。

「良くわからないけど、とにかく脱出方法を探さないとな……
確か、もう一つ、出入り口があった筈だけど」

どうやら、この遺跡には隠れた仕掛け[ギミック]があるらしい。
こうなった以上事前の情報は基本的に役に立たないものと思い、慎重に歩を進めていく。

ご案内:「無名遺跡」にイグリーさんが現れました。
イグリー > 遺跡の中を少し歩けば、部屋の隅で蹲っている小さな気配を感じ取れるだろう。
近づいて見るなら、それは紫色の髪を持つ年端も行かぬ小さな少女だ。

「すみません……罠で傷を負ってしまって……
 助けていただけませんか……?」

蚊の鳴くような声で、助けを求める。
明かりを持って照らすなら、片足に矢を受けているのが見える。
スリットアローの罠にひっかかってしまったのかもしれない。

庇護欲をそそる、傷ついたか弱そうな少女だが、
こんなダンジョンに、可憐なドレス姿というのは、いささか不自然に映るかもしれない。

ロイス > 遺跡の中は暗く、冷えた空気に包まれている。
勿論、遺跡の中に入る以上、ランタンの用意は忘れていない。
ランタンを片手に、とにかく遺跡のマッピングから始めようとしたのだが……。

「ん……?」

最初の部屋に、人の気配があった。
照らすと、そこには小さな女の子がいた。
その足には、矢が刺さっている。
記録では、矢の罠はこの部屋には無かった筈だが……あの鉄格子同様、何らかのきっかけで起動したのだろうか。

「いや、考えてる場合じゃないな。とにかく、助けないと!」

遺跡になるほど長い時間の経った罠だ。
破傷風などを起こす可能性もある。
最低でも、止血と傷口の消毒はしなければと思う。
そして、その前に、

「大丈夫かい?今助けるからね!」

安心させる為に笑いかけて、矢が刺さった場所を確認するために近づいていく。
ちなみに、どうしてこんな姿なのか、という疑問には行きついてはいない――魔術師などは規定の衣服でないと力が出ないとか、そういう例を見てきたが故に、である。

この辺は寧ろ、慣れた冒険者ゆえの陥穽だが、今回はそれが命取りになるかもしれない。

イグリー > 「ああ、あなたが悪い人でなくてよかった……
 私はイグリー。魔術師を生業とする者です……」

さほど警戒する様子もなく近づいてくる男に、安心したようにかすかな笑みを浮かべる。
傷を確認しようとする素振りを見せるなら、座り込んだままたおやかに身体をくねらせ、
スカート部分をたくし上げ、矢の刺さっている部分をよく見えるようにする。
照らしてみれば、蝋細工のような白い肌に矢が突き刺さり、そこからラズベリーのような赤が溢れて濡れている。
埃っぽい遺跡の空気の中、どこか蠱惑的に切り取れる情景。
角度次第で、フリルのショーツも見えてしまうだろう。

もちろん、入り口の鉄格子はこの魔女の仕組んだものだし、
矢も自作自演である。この程度は彼女にとって傷にもならない。
すぐに本性を表すことはせず、目の前の男の反応から人となりを探っている。

ロイス > 「ああ、まだ名乗って無かったね。俺はロイス。王都の冒険者だ
ありがとう、これで傷口が良く見える」

名乗られれば、こちらも名乗り返す。
そんなことをしている場合か、とも思うが、名前も知らない相手に身体を触られるよりは抵抗がないだろう。
幸い、邪魔なスカートを自分から上げてくれたので、傷口の判定はスムーズにできる。
まず、しゃがんで矢が刺さっている深さを確認する――が。

「(駄目だ。深い……此処で抜いたら、多分出血が酷くなる。消毒も寧ろ逆効果か――

気休めにしかならないだろうけど、間接圧迫止血で少しでも血を止めて、それから脱出口を見つけて)」

バックパックから包帯を取り出し、刺さっている部分より身体寄りの部分を縛って、血を止める。
取り合えず、これで一段落――安堵の溜息を吐いて、

「うっ……」

そこに来て、ようやく今の構図に気付いた。
傷に夢中になっていたが、この構図は非常に宜しくない。
彼女は気付いていない様子だが、膝までのスカートを更にたくし上げているものだから、その奥が見え

「(……ないっ!見えてないっ!)」

脳が認識する前に、素早く顔をそむける。
実際には、見えているのだが、思い出さなければ見えていないのと同じと言い聞かせる。

「とりあえず、止血は済ませたけど、此処で治療は無理そうだ……。ごめんだけど、負ぶってもいいかい?此処は街道に近いから、出れさえすれば何とか人里まで行けるはずだ」

イグリー > ロイスと名乗る男が、慌てる様子もなく手慣れた仕草で適切な処置を行うのを観察する。
熟練の冒険者らしい振る舞いと、自分のスカートの下を覗き込んでいることにあからさまに動揺を見せるギャップに、吹き出すのをこらえる。
まさか童貞ということはないだろうけど。

「はい。お願いいたします……」

申し訳無さそうに目を伏せて、その求めにうなずいて了承する。
イグリーの小さな見た目とそぐわない、軽い身体だ。
おんぶするなら、数歩歩いたところでチクリ、と首筋に針に刺された痛みが起こる。
そうなればただちに、変化が起こる──
その変化がどのような形にせよ、イグリーを満足に背負うことはできなくなってしまうだろう。

ロイス > 一瞬、お姫様抱っこをしようか、とも思うが、しかしそれだと前に彼女を出すことになる。
安全性を優先するなら、多少密着度が高くなるにせよ、おんぶの方が彼女は安全のはずである。
幸い、彼女は気にしてなさそうなので、煩悩よ去れと心に念じ、彼女の身体を背負う。

「(軽い……?)」

いやまあ、元からそんなに背丈も脂肪もない身体だったが。
しかし、同年代の子供にしても大分軽い気がする。
食が極端に細い子なのだろうか、と首を傾げつつ、とにかく脱出の為に歩き出して――

チクリ、と何かに刺された感触。

「何……!?」

突如、彼女の身体が重く感じた。
否、重いのは彼女の身体だけじゃない。
自分の身体も重く感じる。

「う、動け……!?」

膝をついて、そのまま倒れる。
痺れとだるさが、全身に回って、思うように動けない。
口の動きや呼吸は阻害されていないようだが……。

「何が……どうなってるんだ……!?」

混乱する男。
まさか、その原因が、今しがた助けたばかりの彼女にあるとは思いもせずに。

イグリー > 「あらあら……
 あなたにはあまり効かなかったみたい。大きな“お人形”になっちゃったわ」

不格好に膝をつくロイスとは対象的に、羽根のようにふわりと地面に降り立つイグリー。
深々と刺さっているように見える脚の矢を手にして無造作に引き抜く。
出血は夢のように消えて、抜いた矢はイグリーの中で小さなまち針に変わっていた。

「恩返ししてさしあげようと思って。
 ずいぶんとあなた、スカートの中身が気になるようだったし」

身体の自由が効かないロイスを仰向けに転がすと、その真上にまたがって
陶然とした表情で見下ろす。傷ついて震えたか弱い娘はどこにもいない。
スカートをたくし上げながら、その場にひざまずくと──
ロイスの頭部がスカートに覆われ、隠すものもなくなったフリルのショーツが目前に現れる。

「それ、それ」

いたずらするように、ぽふ、ぽふと、腰を落としてロイスの顔面で股ぐらを弾ませる。
鼻や口に下着が押し付けられる。汗の混じった少女らしい香りに満ちていく……

ロイス > 恐らく、効きが悪かったのは彼自身に強く、『誰かを守護できる、強い大人でなければならない』という規範があるからかもしれない。
尤も、彼が意思の力で抵抗できたのはその程度であり、根本的な解決にはまるでなっていないが――

「恩返し……?いや、違う!俺は別に気にしてなんて」

などと言うが、しかしスカートで周囲を覆われ、ショーツだけが視界に収まると、喉がひきつって、声が出なくなる。
少女らしい、かわいらしいフリルの付いたショーツ。
心なしか、甘い匂いが漂って、

「んっ、ん――!」

首を振る事さえできず、顔をショーツで虐められる。
痛い訳ではないが、しかし押し付けられる度に、望まぬ性欲が、男の欲望を肥大化させていく。
少しずつ、少しずつ、彼のズボンの方が、せり上がっていって――

イグリー > 「そう。
 気になってないなら、こんなことされても何も思わないはずよね……」

うっとりとした口調で、呼吸器を布で塞いでは離す責めを繰り返す。
触れる鼻や唇の動きがこそばゆい。

「あら、まさか……
 親子ぐらいに歳が離れている相手の下着で、
 こんな事になっちゃったの?」

くすくすと笑うと、ロイスの顔に体重をかけて座ってしまう。
そして靴を脱ぐと、その体勢から器用に両脚を伸ばして、せり上がった布地の上から、
焦らすように足裏でマッサージし始める。
すり、すり、すり、すり。小さくてやわらかい、こどもの足裏。

「いけない子なのね。ロイスって。
 ……ねえロイス、これをどうしてほしいのかしら?」

呼吸と返事を許すために腰を浮かして、問う。
聞き分けの悪いこどもに対するような声。

もし欲望がここで口から漏れてしまうとしたら、ひょっとすればイグリーに刺された針のせいなのかもしれない……。
人形の魔女の針は身体だけではなく、心をも操ってしまうから。

ロイス > 「う、うう……っ!」

ショーツが口と鼻を塞ぐたびに、甘い匂いが脳を浸す。
彼にとって、子供とは守るもの。
その子供のにおいに、欲情している事など認められない。認めてはならない。
だが、認めてはならないと強く思う度、それは背徳感になって、寧ろ余計に彼を興奮させてしまう。

最低だ、と思うのに。
こんな小さな女の子に笑われるなんて、情けないと思うのに。

「う、んふ、う……っ!」

柔らかく、優しい快楽が、男を責める。
じれったい快楽に、腰が浮いてしまう。
そして、まるでこちらを宥める様な、大人びた声。
自分が、何をされたいか。それを問う声。

「それ、は……っ」

言えない。言ってはならない。
此処で言ったら、楽になるかもしれないけれど、それは自分が彼女に欲情している事を認めてしまう事になる。
自分が、彼女の思い通りに欲情していると――
だから、言ってはいけない、のに。

「い、いじめてほし、い、早く出させ……っ!?」

まるで、自分の口が別の生き物の様に、自分の欲望を告げる。
それに、自らはっとして口を噤むが、もうすでに遅くて――

イグリー > もはや弁明を許さず、再びロイスの顔面にのしかかる。
ぽんぽんと戯れるようなものだったロイスの顔の上に乗せた腰の動きは、
徐々に、下品に押し付けるようなものへと変わっていく。
クロッチの向こうにある、幼いながらも存在する雌の形を、否が応でも感じ取ってしまうだろう。

「そう。なら……遠慮はいらないわね。
 あなたがそうして、って言ったんだから」

ソックスに包まれた脚のつま先が、するり、とこれまた器用にズボンの戒めを解き、
欲望に膨れ上がった男根を外気にさらさせる。
性戯など似つかわしくない、それこそ人形めいたイグリーの足裏が、それを両側から挟み込むと乱暴にそれを扱き出す。
先程までの優しさや甘さのない、痛みすら含まれる、暴力的な愛撫。

「ほら、ほら、ほら。早く出しなさい。
 こどもの尻に敷かれて、脚でされるのが、大好きなロイス♥」

命令と同時。
とどめとばかりに、両足の親指が亀頭を強く押しつぶすように圧迫する──

ロイス > 「今のは……んっっっ!?」

今のは違う、という言葉は声にならなかった。
その前に、彼女のクロッチが押し付けられ、彼の口を塞いでしまったからだ。
もごもごと口を動かすが、それは寧ろ彼女の下着の味が口の中に入る以外の効果は何も齎さない。

「ひ、っ……!?」

そして、サディスティックな彼女の言葉に、恐怖すら浮かべる。
だが、それすらも、やはり狂おしい欲情に変わる。
彼女の前に、男根が曝け出される。
鍛えた肉体に相応しい、たくましいと言える肉棒――だが、切なげに震えるそれは、捕食を待つ生贄の様にも見えるだろう。

「ん、ン"ン"ッ"ッ"!?」

今までとは違う、文字通りいじめの様な愛撫。
屈辱的な言葉に、肉棒はびくびくと興奮を示す反応で返す。
痛みと快楽。情欲と庇護欲。相反する二つの感覚と感情に、くるってしまう程に翻弄されて。

「う、っ……!?」

勢いよく、欲望の証を吐き出した。
普段、娼館などにも行かない男である。
溜め込まれ、吐き出される精は、勢いよく――だけれどむなしく、彼女の足や床を穢すばかりで。

イグリー > 「っふ……♥」

ロイスに押し付ける下着の表面が、じんわりと湿っている。
その味が舌に伝わるかもしれない。
弄ばれるロイスほどではないにせよ、この幼い魔女もまた昂奮していた。

「んっ、ふぅん……たくさん出せたわね。ロイス──わたしのお人形さん」

善良で、弱く、欲望に逆らえない。
なりが大きかろうが小さかろうが、“人形”であることは同じだ。
こどもの足裏に挟まれて、情けなく精を漏らすのを眺めて、ロイスの上で小さく、
喘ぎ声も出さずに達した。
ショーツを、しとどに蜜で濡らす。

「ねえ、ねえ、もう許してほしい?
 それとももっといじめてほしい? あなたって何ができるの? かわいいロイス……
 まだ立てないのなら、もっと遊んじゃうわよ」

ロイスの顔からどいて、仰向けの胸の上に腰を下ろし、リズミカルに揺れながら見下ろす。
もししびれが取れているのならば、どかすことは簡単だろう。

ロイス > 「んっ……ぁ、」

下着から漏れる蜜が、鼻を、口を濡らしていく。
甘くて、酸っぱくて、それでいて果実とは違う、雌のにおいと味に、溺れそうになる。
射精したとはいえ、こんな甘い匂いの中で、収まりなどつく訳がない。
肉棒は、未だに固く、屹立したままである。

「あ……」

彼女が自分の上からどくことで、ようやく新鮮な空気を吸う事ができる。
だが、その呼吸を遮るように、彼女が上から乗ってくる。
身体の軽さから、そこまで呼吸は制限されないが、しかしあさましく快楽に悶えていた自分を見つめられると、恥ずかしくて仕方ない。

「う、うう……っ」

理性は、彼女を退かすべきだと主張している。
だが、動けない。
彼女の魔術は既に切れている筈なのに。
それは、絶頂したばかりで身体がだるいというのもあるだろう。
彼女の、その逆らう事を許さないような態度に圧されているというのもある。
だが、彼も気付いていないが――少女に人形として愛玩されるという状況が、彼の心を縛っているのも、確かにあった。

普段、誰もに親切で、誰にも弱い所を見せない、見せられないからこそ。
例えそれが理不尽な方法でも、相手が守るべき子供で、性的になぶられるという方法でさえ。
誰かに、弱くさせられ、弱さを見られるという快楽に抗えない。

「か、かわいくなんか、ない」

だが、それは無意識の話。
彼の表情は、恥ずかしさで真っ赤で。
彼女の視線を外すように、横を向くが――ただ、それだけであった。

イグリー > 「あらあら。恥ずかしがっちゃって……」

本人は必死に抗っているつもりかもしれなくても、
彼の所作は大人の威厳などもはやかけらもない。

「こっちのほうは正直なのにね。
 もう少しかわいがってあげたら、心も身体も素直な子になってくれるのかしら?」

起き上がる気配のないロイスの傍に寝そべるような体勢に。
片手を股ぐらのほうにやり、もう片腕でロイスの頭を抱え、胸をロイスの顔にぎゅっと押し付ける。
ブラウスの上からではほとんど凹凸がわからないが、
こうして押し付けられると、確かな女性の膨らみが存在することがわかるだろう。
ショーツとはまた別種の、ほのかにミルクのような甘い香りが漂う。

「あなたはわたしの人形なのよ……。
 人形は、ご主人さまにだっこされて、甘えたっていいのよ♥」

くちゅ、くちゅ、くちゅ。
汁で汚れ、屹立しきった陰茎を、苦労を知らなさそうななめらかな手指が、
水音を立てて扱き、愛撫していく……