2021/05/23 のログ
ご案内:「無名遺跡」にビザールキャリアーさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からビザールキャリアーさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にビザールキャリアーさんが現れました。
ビザールキャリアー > それは遺跡の長い回廊の果て、袋小路というには開けた小部屋にいた。

獲物が長らく来なかったのか、訪れた獲物を即座に捕らえる為か。
普段であれば強靭な四肢の有無に関わらず卵状である全身。

それが肉色の花弁が如く五方に開き、さながら意志を持つ花糸や花柱の如く、触手や触腕が蠢いていた。

部屋はおろか回廊の中途にまで充満するほどの催淫性のガスを放出しながら獲物を待ち構える。

ビザールキャリアー > 根のように床に張り巡らされ、壁にまで登っている触手。

枝分かれしたそれからも蠢く触手が伸びており、鎌首をもたげる蛇の如くゆらめいている。

ご案内:「無名遺跡」にムラサキさんが現れました。
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ムラサキ > (からん、ころん、からん、と遺跡探索には致命的ともなろうか。甲高く響く下駄の音を鳴らしながら進む女の姿が一つ。周囲には同じような冒険者の姿はなく、たった一人でこのような場所にまで潜り込んできたことがわかるだろう。その肌には数箇所の痣や怪我などあれどその歩みに迷いはなく、その身体に幾つかの返り血を浴びながらも、楽しそうに口元を歪めながらぺろりとその血を掬い、舐め取りつつ、余裕か油断か、遺跡に入る前にもちこんだ酒を一口、二口。

そして、その飲み歩き遺跡漫遊の行く道、この長い長い回廊の果て。そこの住み着いた魔物が放つ催淫性のガスの匂いを嗅ぎ取ればまともな冒険者であればその危険性と正体不明であることから慎重に警戒をしながら撤退を考えるであろうけれど・・・)

・・・へぇ。

(その鬼の童女はその不確かなモノ、妙な匂いを放つモノに対して面白そう、という興味を抱いた。何度か資金調達の為にこの遺跡には訪れたけれど、このような匂いは嗅いだ事はない。知らない匂い、知らない魔物。それとの邂逅となれば、ゾクゾクと血が高揚するのを感じる。何度かの戦闘を超え、返り血を浴び気分が高まっていたのもあっただろう。この長い長い回廊の果てで待つ、何モノか。それに対して怯むことなく足を進めていった。
・・・もし未知の魔物であれば発見、討伐に成功したならば少なくとも数ヶ月程は豪遊できる程度の金も手に入るだろう。希少種であったとしても、とにかくそれなりの金が懐に入るはずだ。


どこかで自分が遅れを取る夢にも思わない、自信と慢心を抱えながら・・・一歩、二歩と歩みを進めて。)

ビザールキャリアー > 貴女がガスの気配を感じ取り、それでもなお進むというのなら
開けた袋小路の床や天井に触手を根付かせた肉の花が咲いているのを
目の当たりにするだろう。

そして貴女が近づけば肉の花から伸びて蠢く触手や触腕が鎌首を向ける。

だが、動かず、様子を窺うように揺蕩う。

……知性があるような形状ではないのは幾度となく修羅場を潜り抜けてきた貴女なら理解できるだろう。

ただ、それの行動原理が本能的であり、それが”雌を狙うことに特化した”ものだと判断できるだろうか。

知性なき、本能だけで蠢く肉の花は、蠢く触手に注意を引いて、
天井に根付く触手から枝分かれして伸びた触手から、
粘り気を帯びた甘い香りを漂わせる催淫性の粘液を間欠泉の如く噴射する。

ムラサキ > (怯えることなく、更に足を進め回廊の奥へと足を進めればそこは先程までの遺跡とは様相が変わってくる。
確かにベースは遺跡らしい石の壁がベース。けれど、そこかしかに生物らしい肉の花が咲いており、建造物を侵食している植物の世界・・・そんな印象を受ける。同じ遺跡、というよりかはここから別の遺跡、といった方がしっくり来る。
ただ・・・そのように作り変えてしまう程の、強力なナニカ、がこの先にいることは間違いないだろう。)

・・・ふふ。

(思わず笑みを浮かべながら、足をすすめる。

・・・童女にとって不運だったのは。慢心、ともいうが。この鬼の童女は魔物の生態について別に詳しくはなかった、ということか。今までそれで特に苦戦することはなかったし、その身体能力と技術でどうとでもなった。ある特定の種に対する対策、なんていうものは別に必要にならなかったからだ。 その為に、その触手が女を付け狙う・・・そういう”モノ”であると判断することができなかった。)

ちょ・・・っと!

(そして、それに反応できなかったのはその魔物の狙い通りに注意を引かれてしまったからか、知識がなかったからか。それとも単純に油断していたからか。もしくは、そのすべて、かもしれない。
天井に根付く触手から間欠泉の如く噴射された粘液は鬼の童女にまともに浴びることとなる。不意打ちとはいえど、それでも、顔にかかるのは腕で防いだあたり、咄嗟の反応としては良い方か。それでも、身体の至る所にべたべたとその粘液は付着した訳であるが。

不快そうに目を細め、腕を振って粘液を振り払おうとしつつも、その顔には僅かに赤みが差すだろう。それは酒の酔いなどではなく・・・そも、そういう”コト”は最近ご無沙汰だったのもあって、身体にも熱が灯り始めて・・・。)

ビザールキャリアー > 株分けというべきか、幼体というべきか。
小さな肉の花達から沸き立つガスの濃度が増していく。

中には花弁を閉じて溜め込んでから霞むほどの濃度を吐き出すものさえいて。

一度熱が灯り始めた体は、慢心したその身は、果たして疼き故に鈍る反応に対応できるだろうか。

貴女の反応を、変化を認めたように、天井や床の触手からも粘液がそこかしこで噴き出し、
そのいくつかは貴女に向けられるだろう。
着物に覆われた貴女の小柄ながら蠱惑的な肢体。

それを付け狙うように、一本の触手が蛇蝎の如く跳ねて貴女の腕に絡みつこうとする。

かわす、捌く、断ち切る。
対応すれば時間差で次の触手がとびかかり続け、太ももや腰、胸元にもとびかかっていくだろう。

ムラサキ > (むわぁ、と霧のように広がるガスは視界すら覆っていく。
視界だけならまだ良い。気配くらい素面であれば・・・いや、酒を飲んでいたとしても把握するのはそう難しいことではない。ただ、問題なのがそれが催淫の属性を持っていることだ。
身体は熱く高ぶって、興奮した身体は無駄に力が籠もり、スタミナというものを浪費していく。疼く身体はちょっとした刺激から微かな快楽というものを生み出すようになって、ぴくりと震える身体はやはりスタミナを無駄に使うし、動きにも精細を欠くようになっていく。時には動きを一瞬止めてしまうことさえも。とろりと秘所から愛液も流れ濡れる下着も不快。

最初のうちは対応できていた。腕に巻き付こうとしたそれは平手で弾き、続く剣の振り下ろしで叩き切った。
続く太腿に飛んだ触手は下駄で踏みつけ、腰に飛んだものは後ろへ飛んで避けて、胸元に飛びついたそれは空中で身体を捻り、地面に手から着地して、蹴り上げた。

・・・けれど、その攻防ができたのも最初の内。催淫によって無駄に消費されるスタミナ。それに反してどんどん濃くなっていく催淫ガス。視界だけではなく、頭にもどんどん靄がかかっていくようになり、その声にも時折艶めいた雌のようなものが混ざり始める。
やがては有効打が与えられぬまま時間が過ぎ、そして・・・腕に飛んできた触手を再度手で弾き、剣を振り下ろそうたしたその矢先)

――ひくぅっっ♡♡

(妙な鳴き声を漏らし、その剣を振り下ろそうとした手が止まってしまう。剣を振り下ろす為に身体をひねった際に、生まれる刺激。普段であれば気にならない程度のどうということのない刺激であるけれど催淫ガスが蔓延したこの場でそれは致命的であった。甲高い雌のような声を漏らし、動きを止めるという、致命的な隙を晒し。)

ビザールキャリアー > 動けば動くほどスタミナを消費し、呼吸し、ガスを吸い込む。
まさに悪循環の持久戦の末に、ガスに蝕まれて雌に堕ちた貴女の胸元へ触手が二本ねじ込まれる。
そえぞれが左右に根元から巨乳へ絡みつき、頂へと突き進みながら粘液を吐き散らかして着物をはだけさせる。

腕にも、足首にも絡みつき、その最中で、着物の帯にいたるものもいた。
それは知性がないにも関わらず、帯を”ほどいていく”

帯をはぎ取れば抑えるものがなくなった着物、その中に潜り込んだ触手が、粘液にまみれた触手が、
下着越しに貴女のまたを潜って蕩け始めた秘裂を前後にこすり上げる。

ほかの触手達も着物の中に入り込んで腰や背中をはい回り、粘液を肌に直接塗り込み浸透させていく。

その中で、触手達の中に紛れて、貴女の眼前に伸び上がるそれ。

触手達と違い、雁首や裏筋を備えた明らかな”魔羅そのもの”の触手は、ゆっくりと、貴女の唇に近づき、
声を上げようものなら即座に割り開いて咥内を犯し、無理やりにでも粘液をたっぷりと注ぎ込むだろう。

ムラサキ > ちょ・・・っと、この、なに、するのっ・・・!

(別に鬼も初心な乙女という訳でもない。胸元に潜り込み、絞り上げるように絡みつき、帯を解き、股下に潜り込んだそれが何をしようとしているかは察することはできる。
ようは、この魔物は、この私に、欲情、しているのだろう。
粘液はローションのような潤滑油の役目も果たしているようで、こすこすこす、と滑らかに秘裂を擦り上げる。
既に催淫ガスによって出来上がった身体はその前戯によってすっかり蕩けてしまうだろう。とろとろとあふれる愛液は触手を濡らし、そこだけには収まらずぽたぽたと床にまで垂れ落ち、濡らしていくだろう。
胸に巻き付いた触手や身体に巻き付いた触手。それを剥ぎ取ろうとしても、力を込める前に こっす♡こっす♡ と秘裂を擦り上げられればその快楽の電流によって身体の力を霧散させられ、力を込めることもできず、むしろ抜けていくばかり。

そして・・・まるで見せつけるように眼前に雄の肉棒・・・魔羅、そのもののような触手が眼前に突きつけられればそれを見つめる鬼の目は快楽に蕩けた雌の顔。このような触手に好き勝手にされてたまるか、と必死に身体を強張らせ、耐えようとするもただの力比べ、命のやり取りではなく、女の快楽という絡め手にて追い詰められてしまえば童女は無力であった。力は入らず抜け落ちて、思考も定まらない。そのような状態にまで追い詰められてしまえば鬼もただの村娘となんら変わりなく。)

――ッ・・・!、くっ、あっ・・・♡ はうっ、んっ・・♡こ、にょ・・・っッ♡♡

(そして、ずっと声を抑える事もできず。ただひたすらに叩きつけられる快楽にやがては口を開き、魔羅そのものの姿を模す触手に付け入る隙を与えるだろう。快楽での鳴き声を上げ、無様に開いた唇。それを逃す程かの魔物もあまくはないか。

するりと侵入を果たしたならば)

んっ、んんっーー!!んぐぅ、んむっ・・・♡

(苦しげなような、それでいて心地よさそうな、くぐもった声を上げながらその触手に口内を犯される。
本来では強者の種族として蹂躙、する側である童女は此度は蹂躙、される側として魔物に貪られていた。)

ビザールキャリアー > 舌へ絡みつくように裏筋を押し付けながら粘液を先走りのように滴らせ、歯茎の裏や頬にも塗り込んでいく。
粘液が浸透すれば、ましてや粘膜同然の咥内に注ぎ込まれれば、
脳髄がより蕩けてしまうだろうか。

着物がはだければ乳首を押し込んで乳輪ごと転がす触手さえも現れて、
下着越しに陰核を嬲るものもいる。

その一方で着物の中に潜り込んだ触手達の中には二の腕に絡みつくものもいて、
それによって拘束が維持されると腕に絡みついていた触手が離れ、
着物の袖から腕を器用に引き抜き身に着けているものを脱がせていく。

下着に至っては脱がせるのが困難、抵抗されるという反応か、
秘裂をこすり上げる触手の動きが一層早まり暴力的な刺激と粘液浸食を速めて貴女の腰を淫猥に砕こうとする。

腰に力が入らないような、拘束されるがままになれば下着を引き下ろし、
あらわになった披裂へ、別の魔羅が近づいていく。

一思いに最奥まで突き上げる。徹底的に蹂躙する。


そんな動きを見せず、ゆっくりとヒクつきながら愛液を滴らせる披裂に近づき、鈴口を押し付けて、ゆっくりと沈みこませていく。

戦慄く膣襞をかき分けて、緩慢に、しかし雄々しく、力強い脈動と熱を伴って秘胴を押し広げる。

まるで、貴女にまぐわいを拒否する権利も抵抗する術もないと分からせるように。

自らの手中に堕ちた貴女を愛でるつもりか、頬をなでる触手さえ現れる始末で。

粘液とガスに蝕まれた、堕ちていく貴女の腰に絡みつく触手が蠢いて、貴女の腰を揺り動かす。

まるで自分から腰を動かせとでも言うように。

ムラサキ > (ふーっ♡ふーっ♡と、発情し、興奮したように呼吸を繰り返し顔を涙と涎、そして触手の粘液で濡らした顔は正に発情した雌そのものであろう。
そこには強力な鬼としての威厳は欠片もなく、ただ勇ましく屹立する二本の角のみが最後の矜持として聳え立っているような状態であろう。
鬼といってもその身体の構成のベースはヒトとほど近い。毒物などに対する耐性や肉体の強靭さなどはあっても全く効かない、というわけではない。物質の吸収の早い粘膜に直接粘液を塗られれば瞬く間に吸収され、その催淫性の粘液は毒として童女の身体に吸収されていくだろう。)

ゃ、あっ・・・あんっ、ひきゅ、あぅ、んっ・・・♡だめっ、むりっ・・・これ、こんな、前戯で・・・♡やば、きもち、いい・・・ッッ♡♡

(着物を肌蹴させ、秘裂を更に激しく擦り上げられれば、犬のように舌をだらんと垂らし、だめ、だめ、きもちいい・・・!と、甘ったるい雌の声で鳴きながら、ぽたぽたと涎を垂らし、その快楽の波に流され、狂っていくだろう。
その快楽によって腰砕きにされ、力もその刺激によって抜けて。抵抗の力はほぼ奪われつつあった。
それを見抜いたのか、触手によって下着を脱がされればねっとぉ・・・、とべっとりと黒ずみ濡れていた下着と秘所を愛液の糸が繋ぎ、てらてらと光を受けて輝く銀色の糸の橋がかかるだろう。)

・・・はっ・・・♡はっ・・・♡はっ・・・♡

(そうして、ぺとりと顕にされた秘所に触手の魔羅を当てられればどこか期待したように見つめる鬼の目。もう、ここまで出来上がってしまえばこのままおあずけ、なんて無理。催淫ガスにあてられてるのもあって、このまま・・・一思いに・・・。
そもそも、ロクに身体も拘束を振り解けず動かないのだけれども。
そして・・・ぺとりと狙いを定めた触手がぐりぐりとゆっくりと膣壁をかき分けて、ねっとりと絡みつく愛液を纏い、奥へと侵入を果たせば)

――あ、ぃ、ぐっ・・・♡

(くぐもった嬌声と痛みをこらえるような声が入り混じった鳴き声を漏らしながら、その挿入を受け入れる。

――でも、足りない。こんなのじゃ足りない。もっと、もっと、激しくしてくれないと。ねぇ、こんなものじゃないでしょ?もっと、ほら、もっと・・・こう、よ・・・!

拘束され、横たわった身体であるけれど、別に全く動けない程ギチギチに縛れれている訳ではない。ある程度身体は動く。じんわりと、ゆっくりしか動いてくれない触手にしびれを切らし、重い身体を緩慢に動かし、腰を浮かせば・・・)

――ふっ、はっ・・・♡ぅ、んっ・・・♡やぅ、はっ・・・ぃ、んっ・・・!

(そのまま、ぱつん♡ぱつん♡ぱつん♡と、肉を打ち、尻を揺らしながら、ぐちょぐちょとみだらな水音を鳴らし、童女が快楽を享受し始めるだろう。もう、もうここまできたら我慢できない。相手が魔物とか、もうどうでもいい。私が、満足するまで・・・相手、してもらう、んだからっ・・・! 

――それが、誘導された結果かどうか。さて。)

ビザールキャリアー > 自ら腰を振り立てるまでになれば、腰を、腕を戒めてた触手が貴女の体をうつぶせにしながら引き起こし、四つん這いの姿勢を取らせると貴女の願望を知ってか知らずか秘洞を犯す魔羅が


ズンッ!!


と体の奥深くを突き上げ、暴れまわる大蛇の如く竿をうねらせて貴女の粘膜を蹂躙しながら深く長いストロークで犯し始める。

突き上げられる度に弾むボリュームのある尻たぶを触手が打ち据え、甘い衝撃を叩き込む。

床に根付いた触手から枝分かれして伸び上がるもの達が大きく口を開けて乳輪ごと乳首にしゃぶりつく。

再び魔羅が口にねじ込まれれば、淫液ですっかり性感帯となった喉奥までねじ込まれ、不思議と呼吸できていることに気づくだろうか。

まるでバックから犯しているように、五本の指を伴った肉の腕が貴女の腰を、尻をつかんで揺さぶり、雌を蹂躙する魔羅が激しく脈打ちながらペースを速め、ふいに煮えたぎったものを注ぎ込む。

ムラサキ > (緩慢な動きをしていた触手に対して、逆にこちらがペースを握り、腰を振り搾り取る態勢をとった。どうせ、もう身体が熱くて、欲しくて、たまらない状態にまでなった。ここでもしうまいこと逃げられたとしても、途中で欲求不満が爆発してしまうのは容易に想像できる結末。なら、ならもうこの魔物でこの欲求を解消させてもらおう。誘ったのはそっちよ。覚悟、できてるんでしょうね?
――そんな思いで身体を起こし、腰を振る。けれど、童女が完全に優位を確保できたのはそう長い話ではなかった。)

――ひぎっ・・・♡♡

(先程までのったりと緩慢な動きをしていた触手が突然思い切り奥深くまで突き上げてきたのだ。それに対して油断をしていた童女はといえば完全に不意をつかれた形となる。ズン、と身体の奥深くまで一気に貫かれ、腹にはぽっこりと薄く触手の形が浮き出る程であろう。床の石の隙間からは枝分かれした触手が乳輪に吸い付いては赤ん坊のように乳首にしゃぶりつき、時折漏らす嬌声の隙をついては再び魔羅が口内に滑り込む。先程までよりも深く、深く奥へと滑り込み、イラマチオとも言える形まで深く深く貫くが、呼吸の方が不思議とできている。・・・けれど、息苦しさ、圧迫感。そういうのがない訳ではない。けれど、一番まずいのはそのような息苦しさではなく、催淫性の粘液がべったりと付着したその魔羅の如き触手が喉奥にまで滑り込んだ、ということだろう。それをべったりと口内、喉奥にまで塗り込んだのならばそれは童女の口、口内、喉がもう一つの性器になったも同然の話であって、もう一つのまんこが出来上がったとも言える話である。今はおとなしくしているようであるが、その魔羅がピストンを始めればその快楽は魔羅を二本差しされているのと同様か、それ以上の快楽を生み出し、童女を狂わせるだろう。

そして、指のような形をした肉の腕が童女の腰を、尻を掴み出した頃にはもう童女のペースは既に失われただろう。その手は急に激しく活性化した触手の律動から童女の腰を逃さない為に伸びてきたようなもので、突然ペースの変わったそのピストンに童女がやばい、と感じて腰を浮かし逃げようとしたその矢先その腰を掴み押さえつけ、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、と激しく肉を打つ音と、童女の愛液が膣内でかき混ぜられ弾ける音を鳴らしながら激しく犯され、蹂躙される。
ただ力で蹂躙してきた鬼が性に特化したその魔物の陵辱に抗えるはずもなく。ペースを早めたその律動に童女は翻弄され、雌のような鳴き声を遺跡内に響かせ、その煮えたぎったモノを注ぎ込んだのならば)

~~~~~ッッ♡♡

(声にならない悲鳴、嬌声を響かせながら、びくびくと身体を痙攣させ、ふらり、と反らせた身体をゆっくりと横たわらせていく。

はー・・・♡はー・・・♡、と呼吸は荒く顔は赤く。顔は発情した雌そのものの姿を見せて。)

ビザールキャリアー > 横たえる体を、その腰と尻を肉の腕が掴んだまま支えて、尻だけを突き上げた無様な姿勢を取らせてしまう。

その中で煮えたぎったものを注ぎ込んだ魔羅は余韻に浸るようにゆったりとうねり、しかしゴリュゴリュと膣襞を抉るようにこすり上げて。

だが、その一方で貴女が危惧していた通り、喉奥に潜り込んだ魔羅が咥内まで引き抜かれ、一気に食道までねじ込まれる。

雌穴を凌辱するほどではないがそれでもペースは速く、どちらかといえば性感帯でさえない個所に粘液を塗り込むような振舞い。

別の肉の腕が魔羅の食道凌辱を助けるように顎をつかんで上を向かせ、気道を一直線にする。

乳首を咥えていた触手も大きく広がって半ばほど巨乳をしゃぶり、母乳が出ない乳房を搾取するように蠢く。

その最中、余韻に浸っていた触手が雌穴から引き抜かれる。
煮えたぎるような肉欲に狂わされた貴女の雌穴が解放され、しかし入ってくるものはいない。

代わりに、腰を持ち上げられた貴女の雌穴の真下に、小さな肉の花が生まれて花開く。

その中央、花で言えばめしべにあたる部分で反り返る魔羅触手。


まるでそれを受け入れて、貴女がめしべに、魔物の一部になれとでも言うように。

ムラサキ > (ふーっ・・・ふーっ・・・と余韻に浸り重く沈むその身体。その腰と尻を掴まれればまるで見せつけるようにそれを高く高く掲げる。
中に煮えたぎったそれを注ぎ込んだ魔羅はなおも抜くことはなく、ごりごりとその注いだものを膣壁に塗りつけるようにごりごりとうねりながら膣壁を擦り上げる。
催淫性のガスを最早正気に戻れるのか怪しい程吸い込み、そして催淫性の粘液を体中にべったりと塗りつけられ、更には絶頂という全身が敏感になっている状態でごりごりとうねられれば、それが生む快楽は頭を狂わせそうな程。甘い吐息と涎を唇から零し、快楽に身体を震わせながら感じいる。

そして、喉奥にまで潜り込んだ触手が一度引き抜かれ、その後一気にねじ込まれれば ふぐぅっっ!!? と悲鳴にも似た嬌声を叫ぶだろう。肉の腕によって上を剥かされて一直線にされて、ゴリゴリとピストンを繰り返され、粘液を塗りつけられ、新しい性感帯が作り上げられていく。本来であればただ苦しいだけの行為。特に上を向かされて一直線にされた上で奥にまでねじ込まれるなんて行為ただただ苦しく、むせて吐き出そうとしてもおかしくはない。
けれど、不思議とそれは起こらず、息苦しさ、圧迫感は変わらずある。けれど、窒息しそうな程ではなく、むしろゴリゴリと長い距離を往復され、こすられるコトによる快感が強く、くぐもった甘い声とふーっ、ふーっと興奮したような鼻息が目立つだろう。

胸も先程までは乳輪を覆う程であったその触手もいつの間にか侵食が進み、やがては胸を覆う程。もう少しで伸びる茎さえ無視すればそういう下着なんだと言えそうな程まで侵食が進むだろう。

そして、童女の膣穴を塞いでいた触手が引き抜かれればぼたぼたぼた、と勢いよく愛液とその煮えたぎったモノが溢れ堕ちてくるだろう。ぼたぼたぼた、と勢いよく溢れ童女の穴に収まりきらなかったものは床を濡らし、水たまりを作ることか。
そうして開放された童女の膣穴は口寂しそうにひくひくと震えるものの、その寂しさを埋めるものはなく。ぽたぽたと愛液という涎を漏らすも、その腹を満たすものもなく。

その代わりにその雌穴の真下に小さな肉の花が生まれ立派な魔羅が屹立する。さぁ、ここに腰を下ろせ。受け入れろ。お前の意思で。そう言わんばかりに屹立し、ふるふると震える肉棒の存在を認識すれば。)

・・・ふふ。

(催淫ガスが蔓延したこの部屋。陵辱され、歪められた思考。薄れた理性に未だ熱の灯る身体。色欲という本能に抗えるはずもない。元来、鬼というものは欲に忠実なものだ。その先に迎える結末がどのようなものか。考えられるだけの思考の余裕もなく、妖艶に笑いながらゆっくりとその腰をおろし、ぐりぐりとその雌穴を魔羅触手の鈴口へと押し付けていく。 まだ、まだ足りない。もっと、もっと気持ちよくなりたいの・・・。)

ビザールキャリアー > 尻を掴んでいた肉の腕が尻たぶを揉みしだく。
腰を掴んでいた手が背中を押して半ば強引に腰を沈めさせて”めしべ”を咥え込ませていく。

奥までめしべを咥え込んでしまえば、淫液で狂わされた貴女の子宮口が緩んでいく。そこに押し付けられためしべがさらに膨張、伸長して貴女の奥深くと一つになりながら激しく震えて蠢き始める。

めしべが生える花の花弁が広がり、大きくなり、貴女の下半身を包み込み、おしべが生えてきて陰核や尻穴を弄び始める。

巨乳から触手が剥がされ、体を無理やり起こされた貴女は、魔物と同化し花の異形と化したようにもみえて。

花の中で激しく律動を刻まれる貴女の周囲に、何本もの肉の腕が、魔羅が伸びてくる。

まるで貴女のゆがめられた願いを叶えるようにそれらが押し寄せ、
肉の腕が巨乳を鷲掴みにして揉みしだき、乳首をひねり上げ、
両手にも魔羅が群がり、胸の谷間にも押し付けられる。

正気に戻れなければ永遠に魔物の一部同然に犯され続けるだろう。

そんな貴女の脳裏に”言葉”が浮かぶ。

喘ぎ、悶え、溺れる。
誘引。疑似餌。

ここで思うさま犯されて喘げば喘ぐほど、声を聞きつけた新たな犠牲者を誘い込める。
犯され続けることが役目、獲物を捕らえることが役目。

現に、何故か、貴女と一つになった花から伸びている触手が貴女の意志によって動かせるようになっていくだろう。

ムラサキ > (ずん、と奥深くまでめしべを受け入れるのは容易であった。既に出来上がった膣。愛液と淫液によって柔らかくなった膣壁。ぐっと腰をおろし押し付ければにゅるりとその潤滑油によって易易と奥にまでくわえ込む。けれど、抜くとなればそれは困難になるだろう。奥深くに根付いたように中で大きく膨張し、ぶるぶると震える様はそれは魔羅というよりかはバイヴのよう。ふるふると震える振動は衝撃となって童女の全身へと伝わり、それによって与えられた快楽によって身体を震わせ、頭を振ってその快感を表現していくだろう。
そして、足元からは花弁が広がり下半身を包む様に。ぶるぶると震えるめしべだけではなく、陰核や尻穴にまでその触手が伸びてくればこの催淫ガスが蔓延した世界、正気に戻るコトはなくただひたすら快楽を刻まれ、その色欲の海におぼれていくこととなるだろう。)

――ねぇ、もっと、もっと、頂戴・・・?

(そして、ある意味哀れなことに鬼の強靭な身体は壊れることなくただひたすらその快楽を享受していた。舌っ足らずな甘い声で知性なき魔物を誘い、その快楽を浴び、悦びを感じている様は正に無様な色情狂といったところか。
周囲に魔羅が伸びてくればくすりと笑って、その魔羅に手を伸ばしこしこしこしとそれぞれの手で一本ずつ握り、扱き上げるだろう。表面をなぞるように、柔らかく触れた後、指を一本裏筋に這わせ、つー・・・となぞり、滑らかに、柔らかく扱き上げ、時折鈴口を摘むようにすればこすこすこす、と鈴口を擦るように刺激して、ぷっくりと膨らんできたならばしっかりと握り、激しく上下に扱き上げる。 こうしてほしいんでしょ? そう言外に伝えながら、触手たちに刺激を与えていく。
そうして、その魔羅達とは別に胸にも男の手を模した肉腕が伸びてくれば、それは無造作に童女の巨乳を鷲掴み、捻り上げるように乳首を抓れば)

――い゛ッ、ひぐっ!ふ、ぅ、んんっ・・・♡ あっ、は・・・♡もっと、もっとぉ・・・♡

(喘げ、悶えよ、溺れろ、その言葉に誘われるように童女の声は甲高く遺跡に響いていく。妖艶で、甘く、男に媚びるような、甲高い嬌声。それが遺跡に響いていくことだろう。)

ビザールキャリアー > 扱かれる魔羅、花の中で一体化同然に凌辱するめしべ。
それ等もまた元をたどれば一つの魔物で。

両手でそれぞれに扱かれれ、裏筋を弄ばれ、先端の鈴口を細やかに愛撫されれば蠢いて射精を訴え、
その周囲で悶える魔羅達も先走りを滴らせる。

巨乳を下から抱え込むように揉みしだく肉の腕とは別のものがまた貴女の顎を掴み、口を開けさせる。


下半身でも尻穴に潜り込んだおしべも蠢き始めて、

貴女の前後の穴へ、口めがけて、巨乳に、手の中へ一斉に射精しすえたにおいの雨を降り注がせる。

終わりのない饗宴。

それはおよそ一週間以上続き、その頃には貴女を散々凌辱し、精力を吸収した異形は獲物を捕らえる必要性もなく
ガスの放出をいつしか停止して、貴女とまぐわい続けていた。

それも、最後のほうには魔物から届く言葉で、
貴女は異形が不具合を起こして休眠状態に入ったことを理解するだろう。

ムラサキ > (日付の感覚も最早定かではない。勿論、時間も。何も変わるもののない遺跡の中ではそれらを測るものなんてなにもないから。ただわかるのは長い長い時間が過ぎた、というコトだけ。
かまって、かまって、と可愛らしく先端を伸ばしてくるその魔羅触手。ちょっといじってあげれば容易く達し、精液を吐き出してくるのはなんとも可愛らしい。ほら、ほら、もっと出して。もっと吐いて。ちゃぁんと相手してあげるから、可愛らしく、従順に、私に愛を注ぐのよ。

――けれども、それが唐突に終わりを告げた。よく知らないけれど、何かが起こったらしい。すん、と鼻を鳴らし匂いを嗅いでみても鼻をつく性臭はあるが、あの頭に靄がかかるような催淫ガスの匂いはほぼしない。ぐりぐりと自分の穴という穴に潜り込み陵辱する感覚はある。)

・・・あと、10回くらい、かしら。

(霧散した妖力も注がれた精液を浴びることで大分戻ってきた。向こうもこちらの精力を吸い取っているのか普段より吸収効率が落ちているけれど、そう、あと10回程浴びれば十分なくらいか。
そう感じれば力を抜き、宣言どおり10回程好きにさせたならば。)

んっ、おいし・・・。じゃあ、ね悪くなかったわ。

(そう宣言し、蓄えていた妖力を身体に込め、強引にその拘束を引きちぎる。腕に巻き付いていた触手は強引に腕を前へと引き寄せ、ぎちぎちと音を鳴らしながら引きちぎり)

じゃあ、最後は派手に、散りましょうね?

(そう声をかけ、自分の足をしばりつける花弁に手を添えればカッ、という閃光を迸らせ黒い爆炎を放つ。そうして花弁を吹き飛ばし、悠々とその拘束から抜け出すだろう。肌には火傷の後を多少残したけれど、こんなの数日寝れば治るし。)

・・・んっ。

(そして、拘束から抜ければ尻や膣に吸い付いた触手を踏み潰し、手で掴んで引き抜いて、その辺にぽいぽいと捨てれば、お腹をぐっと押して、ぶぴっ、ぶびゅるるる・・・!と、音を鳴らしながら注ぎ込まれた魔物の精液を排出して。)

ふふ、あはは!今回はやばかったわね・・・本当に死ぬまで捕まる所だったわ・・・!あっはははは!

(そう大笑いしながら、後始末をしていくだろう。捕まる前に持っていた服や荷物を回収しながら、その辺に転がっていた剣を拾って。ゆらりと件の魔物へと振り返る。未だ着物ははだけたままで肩にかけただけ、膣と尻からはぽたぽたと精液を滴らせつつも、何事もなかったかのように大笑いしながら剣を握り、先程まで交わっていた魔物を討伐すべく振り返って。その姿はただの色狂いではなく、鬼らしさというものを微かに感じさせるかもしれない。)

ビザールキャリアー > 「ほう。音がするのでよもや、と思いましたが……。」

背後に、巨大な気配が生まれる。
静かすぎて気配が無に等しい。しかし、近づいて声を発すれば、魔物と対峙した貴女の背後に圧力が生じる。

「……あまり可能性が高いとは言えませんが、状況から、貴女はここで彼らと関係を持った末に脱出し今に至る、
ということでよろしいのでしょうか。」

そこに立っているのは、人。確かに人で。
だが体躯があまりにも大きく、良く鍛えられた重戦士かそれ以上の筋肉量。
それ等が浮かび上がるのは、金の刺繡が施された学士の装束。

まるで賢者の装束をまとったオーガのような、何かの冗談を形にしたような人物は、貴女を見下ろして。


「もし、貴女が討伐を生業になされているのでしたら、
あの異形をこちらに譲っていただければ、これだけの金額をお支払いしたうえで、町までお送りいたしますが」

そういって羊皮紙に数字を記して差し出す。
大型の龍種に匹敵する金額を提示しており、
最初に貴女が希少な異形であれば、とアタリを付けたのは正解だったようで。

「……申し遅れました。私、グランツ=ウィラクィスと申します。魔物の生態の研究を行い、対策を講じて日々の糧を得ております。」

平民や貧民に施しを与え。職を斡旋し、孤児の引き取り先を都合し、
数々の潰れかけた村を土地の特色を生かして再生させた平民上がりの貴族で研究者。
豪宕(ごうとう)の二つ名を持つ変わり者の噂を、聞いたことがあるだろうか。

ムラサキ > ・・・ん?

(それは剣を拾い上げ、いざ魔物を討伐する直前。背後に近づいてくる人の気配。ふとそちらの方へとちらりと視線をやれば、まるでオーガの如き巨大な人間の姿。けれど漂う魔力の匂いから察するにオーガではなく人間のようであるか。)

・・・違うわ。私がアレを使って遊んでた。それだけよ。

(別に自分ひとりだったら大笑いして笑い飛ばすけれど他人にそれを指摘されるのはちょっと腹立たしい。魔物に遅れを取って交わって犯されていた、なんてことを認めるのはちょっとむかつくから、あれで遊んでただけ、そう口にする。)

・・・ふぅん。悪くないわね。

(提示された金額。しばらくは遊んで飲んで暮らせる程の金額である。元々ここに来たのも適当に討伐して宝探ししてしばらくの遊ぶ金を確保する為である。持ち帰る手間や報告する面倒くささからも解放されるし、彼がアレを回収し、それにそれなりの金額を支払ってくれるのなら万々歳である。)

――ムラサキよ。その名で通しているわ。

(・・・人目。それも男が来たのならずっと裸でいるのも癪だ。いそいそと衣服を整えてきちんとした身なりに戻す。・・・それでも、大胆に肌蹴た露出の激しい着物であることには変わりはないのだけれども。

そして、童女が彼の名を覚えているか、と言われれば・・・知らない、と答えるだろう。童女はその手の噂には疎い方だ。興味を覚えれば覚えるだろうが、見たことも話したこともない相手の話はよほど興味が引かれない限り覚えることは少ない。特に研究者なんてものは童女とは無縁の存在であり、普段から酒を飲んで賭け事に興じる遊び人としての生活を営む童女とはなかなか縁のできにくい相手であるだろう。)

まぁ、あれがほしいなら譲ってあげる。金払いもいいことだし、ね。好きにして。

(ガキィン、と音を立ててその身の丈程もある大剣を床に刺し、柄に手を載せて頬杖でもする態勢を取りながらかの魔物をどう処理するのか、大男を見守って。)

ビザールキャリアー > 「ありがとうございます。それでは、屋敷へ戻りましたらお支払いいたしますので、同行していただければ。」

そういうと通路のほうへ振り返り

「それでは皆さん始めてください」

そういうと、迷宮の奥深くに、十数名の村人が作業用の道具や荷車、籠などを抱えて休眠状態の魔物や幼体に向かっていく。

……戦闘能力はどう見ても皆無。人に化けている何か、とは思えないまごうことなき村人達。

その後に歩いてくる六名のメイド達。
……気配を辿れるなら、そのどれもが異形、もしくは人に異形が同化した存在だと分かるだろう。

彼女達は村人たちに指示を出し、奥の本体らしき大型の個体を解体し、幼体や貴女とまぐわっていた個体を籠や荷車に入れて運び出していく。

おそらくはグランツとメイド達が、およそこの迷宮に足を踏み入れることも叶わない村人達を守りながらここまで来たのだろう。

……それが一度や二度のことではないのは、村人達の手際の良さからも伺えて。

根付いた触手は二割ほど収穫し、本体の部位などを運び出すのに30分もかからず。

「……お待たせして申し訳ありません。それではまいりましょうか」

そういうと、貴女と共に回廊へと向かう。

……常に臨戦態勢のグランツから放たれる圧は強く、
道中ほとんど魔物は現れることはなく。

それをかいくぐって散発的に襲撃して来た中堅程度の魔物も、
メイド達の召喚、毒霧、雷光、操蟲、そして細身ながら剛腕でたたき伏せる六人それぞれが撃退していく。

外に何事もなく出ることが出来れば、グランツは村人達に指示を出して運搬の馬車を村まで送り届けると王都へと向かうだろう。

ムラサキ > ・・・つまんなぁい。

(そうして口を尖らせて不満そうにするのはグランツ自身が武器を持って勇猛にあの魔物を処理すると思っていたのだろう。ぷぅー、と頬を膨らませる姿はまるで子供のよう。村人たちの手によって作業のように運び出される姿は童女が求めるわくわくする刺激的な光景ではまるでなく、ただの工場かなにかのよう。

そして、解体、運搬の準備が整い、外に出るとなれば床に刺した大剣を担ぎ直し、不機嫌そうながらも男に同行するだろう。

威嚇の為圧を放つ男のそれに童女は特に動じることなく、つまらなそうにはしていたけれども特に何も言うことはなかった。
変わったことはといえば、鬼の童女がぷー、と頬を膨らませながら来る時同様に酒を呷っていたコトくらいであろう。
ぶっちゃけ遅れを取った原因の一番の事柄であるが、まるで反省した様子はなかった。

――なお、時折現れた中堅程度の魔物の討伐は時折、あっはー!と高笑いしながら鬼の童女も混ざっていたという後日談もあったそうな。先程まで陵辱されていたというのにその体力回復の早さはやはりそういう種族なのだと思わせるだけのものがあるだろう。

そんな時折童女の気分によるハプニングを起こしつつも、特に男のプランに狂いはなかったことだろう。男に連れ添って、童女もまた遺跡の外へと無事に脱出を果たし、男に連れ添い童女もまた王都へと戻るだろう。)

ビザールキャリアー > 「本来であれば、あの異形を鎮圧するために交戦する予定でしたが、
貴女が鎮めていただいたおかげで大幅に短縮されました。

先ほど提示した金額にはそれについても含まれています。」

ある種のジレンマ、パラドックス。貴女がここで至ったからこその”つまらない”結果なのだと。

道中の交戦に交じり、メイドと共闘すれば、特に細身の剛腕でたたき伏せるメイドからあの異形と同じにおいと気配を感じ取れるだろうか。

……同様にあちらも、貴女を見て、わずかに舌なめずりをするのを見て取れるだろうか。

……他のメイド達も、各々が、貴女を見ている。
それは、馬車の中でも。

やがて、屋敷につけば即座に約束の金が支払われるだろう。

ただしそれは一括で受け取るとき。莫大な金額故に
持て余すのなら何回かに分けて支払ってもよいということ。

そして、しばらく屋敷に客人として泊まっても構わず
食事や酒も用意するとの申し出があって。

……道中のハプニングを見ているにも関わらずである。

ムラサキ > そう。

(髪をくるくると弄びながらそれを聞く様子からは、あまりそれには興味がなさそうである。まぁ、貰えるならもらう。しかし、その内訳にはあまり興味がなさそうな様子だ。

――そして、道中の魔物との交戦。それに乱入する形で混ざり、それを終えた頃。ふと、細身ながらも力でねじ伏せるメイドと視線が交差する。なんだか件の魔物と近い匂いを感じる。
そのメイドがまるで獲物でも品定めするかのように舌舐めずりするのを見れば くすり と妖艶に笑って答えてみせる。
・・・機会があればちょっと味見してみるのも悪くないかもしれない。面白そうな子でもあるし。

童女には未だべったりとその身体に匂いがついている。胎に溜めた精液を吐き出したとはいえど一週間近くまぐわい続けて付着した性の匂いというのはそう簡単に落ちるものではない。むわぁ、と辺りに振りまくのは濃厚な雌の匂い。それは誘うように辺りに無意識に振りまいて。)

いいわ。一括でもらう。何度も受け取りに来るのめんどうだし、持て余すくらいなら使えばいいのよ。使えば。

(からからからと笑いながら男からの報酬金を受け取る。ぱらぱらぱらと受け取った金をざっくりと数え確かに払われたことを確認する。ぶっちゃけちょっとやそっと違ったくらいならあまり気にしない女である。その報酬金は瞬く間に童女の遊びと酒に消えることだろう。

そして、屋敷に到着したならば、客人として泊まってもいい、と言われればその言葉に甘えるコトだろう。食事や酒も提供するとなれば喜んでその誘いに乗ることだろう。

その誘いに疑いを持つことは、やはりなく。何かあったのなら、その時はその時よ。)

ご案内:「無名遺跡」からムラサキさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からビザールキャリアーさんが去りました。