2016/08/02 のログ
ハナビ > 「んっ、ちゅっ・・・・・・」
唇が重なり、とろけるようにキスをする。唇を押し当てて互の吐息が触れ合うような、甘ったるいものを唇全体に感じて。

「カタギ・・・・・・? 冒険者じゃない人ってこと?」
印から、制御の命令が入っていく。嘘はつかない。元より、嘘をつくタイプの性格ではないが、命令によってそれはより鮮明に、ハッキリとするだろう。さらに硬くなって毛皮の中からピンと出てくるだろう。

「ハッ、ァツ・・・んっ、正直・・・わからない ボクは自分の力を全然制御できてない。こないだだって、自分の知らないあいだに、ドレイクを全滅させてた。ボクの体はたくさんの魔術印があるし、頭の中だって、寄生してる魔生物がまだいる・・・いつまでボクでいれるかわからないし、ボクでいたいために、力をつけてたから・・・」

小さく目を伏せて、いろいろ悩むけどやっぱり結論は。

「約束できない。ボクは、自分に嘘ついてまで力は欲しくないし・・・無責任だと、思うから」

ヴィクトール > キスの合間、問いかける言葉にそうだと小さく頷いていく。
そして語られる言葉は、素直ながらに少々胸に痛みを感じる答だった。
自我を失っていた時期がある、それはこれだけの爪痕ならないとは言い切れない答えだ。
少しだけ視線が泳いだものの、自分でいるためにというなら、彼女の言葉とは裏腹に自身の魔法、意志を力にし、具現化する魔法を安全装置付きで与えようと黒い魔力を注ぎこみ始める。

「なら歯止めはつけてやるよ……けど、その弱気はよくねぇな。魔物だろうが、縛り付ける呪いだろうが、ハナビは抗って残り続けてぇんだろ? ならしっかりそれを意識しろ、体の中の生き物も、力も、自分のだと力強く命令して捩じ伏せろ。俺の力はそれだけだ、だからハナビも持つ資格はある」

抗う者である少女に、力を得る前の自分を重ねながら力強く語りかけ、その合間も喰らい尽くすような勢いでキスを重ねる。
有無を言わせず、力で捩じ伏せる。
その言葉を身体で示すように。
しかし、それだけでは飽きたらず、淫紋との接続を一度切ると、彼女へ意志の魔法だけで語りかける。

「否定はさせねぇよ、ハナビは俺の牝だ。俺の女だ、俺が喰らい、可愛がる牝だ」

薄っすらと黒い魔力をまとい、いつもの低い声が低重音で肌を震わせるように、放たれた。
強い意志で相手の意志を捻じ伏せようと声が働きかけ、力を強く受けてしまえば、脳裏に四足の牡に首元を噛みつかれながら捻じ伏せられ、強引に孕ませようと少女を犯すイメージが流れ込むだろう。
身体で解らせようと、それだけ強く放ったのだ。
毛皮の中で固くなった先端をギュッとつまみ、それから身体を強引に引き寄せて捕まえ、爪先で陰核を弾こうと指を動かしながら。

ハナビ > 「んっ、ふっ・・・ぅ、ぁ・・・」
下腹部から入り込む黒い魔力に、ピクピクと体を震わせながら受け入れていく。これで何人目の魔力を与えられただろうか、少女の中の魔力はさらに混沌を生み出し、そして新たな力を宿していく。
しかし、前とは違って今度は助長するための力ではなく、制御の力。
意思、気持ちといったものを力に変換する魔力。-これなら、自分でその時にあった武器を作れる、それならむやみに傷つけることも、また意思の強さというものを持たない洗脳状態で悪用される可能性も低いと感じれば、ぎゅっとヴィクトールを抱きしめて。

「ありがとう・・・うん、ボク、もっと戦うよ。ボクの中にいる力、全部扱えるくらいに・・・もっと強くなる」
自分のことをわかってくれた相手に、力強く抱き返しながら唇を重ねて答えるように舌を絡めてキスを繰り返していく。

「はっ、ぁ・・・っ・・・? ひゃっ!?」

一度接続が切れ、一瞬意識にノイズが走った。くらっとした意識を戻そうと集中すると、重く響く声と同時に、自分が獣押し倒され、無理やり孕まされるイメージが強く鮮明に叩きつけられた。

「ぁつ、ぁ・・・牝、ボク、はっ、ヴィクの、牝・・・」
硬くなった突起は掴まれればみるみる卑猥に肥大化し、引き寄せられて白毛の裏にある淫核が爪の餌食になっていく。

「ひやっ!あああっ!!ひっうううっ!!!牝っ、ボク、牝っ♡」
息を荒げ、淫核はピキピキと硬さを増してあっという間に小児の陰茎ほどまで肥大化する。その気になればもっと肥大化しそうだが、ひとまずはここで止まり。
そしてイメージの通り、無理やり犯されることを望むがように愛液をポタポタと垂らしながら与えられたイメージに支配されていく。

ヴィクトール > 遺跡での邂逅はまだ続き……。
ハナビ > どこかで語られることになるだろう・・・
ご案内:「無名遺跡」からヴィクトールさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からハナビさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」に アシュレイさんが現れました。
アシュレイ > 岩肌だらけの洞窟の中を歩く娘。
周囲に火の玉を2個漂わせ、明かりを確保しながら奥へ奥へ。

「ああもう、何も居ないじゃない!」
娘は苛立ち紛れに足元の石を蹴り飛ばす。

静かな洞窟内に石が転がる音と娘の喚き声が響く。

ここには珍しい財宝かあるいは腕試しになる魔物を探してやってきたのだが、生憎どちらも遭遇できず。

アシュレイ > ここは数日前から、冒険者の行方不明情報が多く寄せられて居た洞窟。

既にギルドはおろか王都内を歩く一般人の間でも知れ渡り始めている程。
犠牲者の数ほど多いが、それらは好んで入っていった冒険者や傭兵ばかりで、近くを行商などが通ることはない為か王国軍の討伐隊を送ると言った話は出てこない。

それならばと娘が探索に乗り出した次第である。

行方不明者を救出し、原因となる魔物か何かを排除できれば商会の名声も高まるが、それ以上に娘は最近までに修得していった魔法や蓄えた魔力を使う実験台を探していた。

アシュレイ > 魔物を求めて、娘は更に奥へと。
ご案内:「無名遺跡」から アシュレイさんが去りました。