2016/01/02 のログ
■レイファ > 「ふぁっ!はっ!はぁっ…はっ、はふっ、はぁ、は、ぁ…。あふっ、あ、んっ…んぅ、んっ、ちゅっ…」
少し口が自由になったとなれば、肺を満たそうと浅く早い呼吸を繰り返すが、無意識にそのペニス様の触手に舌を伸ばし、まるで精液のようなその粘液を掬い取ろうとする。小さく、赤く火照った舌先が、ちろちろと擽るように動いたかと思えば、舌先へと絡んでくる触手を、唇で吸引しようとちゅ、ちゅ、と吸い付いて応える。
「んあふぅ…はっ、ぁんっ…んんっ、ふぁぁぁっ!………~~~っ、くっ!」
たっぷりと、再び吐精された粘液。先ほどまで嫌悪いっぱいに吐き出そうとしていたはずなのに、まるでそれが精液だと認識したかのように恍惚とした表情を浮かべ、こく、こくと喉を鳴らして飲み下すと、とぷとぷと泉のように滾々と溢れる愛液が、クロッチ部分の吸水力を越えてしまったかのように、内腿の布まで濡らし、甘酸っぱく淫らな匂いを周囲へと放ち始める。
「あっ!…あぁっ、ひぃっんんんっ!!!…いっ、いっ、やぁぁっ!やぁっ、やっ、あっ、あんっ!あひぅっ!!」
素肌を舐めるように這う触手が、太腿に吸い付く感覚は、人に吸われているとはまるで違う快感を呼び起こし、その未知の快感に困惑したように嫌だと声をあげるが、明らかに身体は悦びに震え、ますます愛液を滴らせてしまう。
「やぁ…はぁっ、やんっ。やだよぉ…あぁ、やめてよぉ、そんなのぉ…。ひっ、いやぁぁぁぁっ!!」
とろりと蕩けた声は熱と艶を帯びて、自分のぱんつに吸い付く触手に非難の声をあげるほど、目の前で下着を吸われるという羞恥に頬を真っ赤にしている。
劈くような悲鳴を上げたため、ブラウスが引き破られる音は掻き消え。膨らみはほんの僅か、無くても良さそうなブラを引きちぎられると、お世辞にも女性らしさが見られない乳房の頂点で、まるでそこだけ女であることを強調するみたいに真っ赤に熟れた勃起した乳首。
そこに絡みつく触手が引っ張る刺激に、くいっと身を反らし、精一杯胸のふくらみを強調するかのような姿勢になる。が、当然膨らみは皆無に等しい。
「んひぅっ、あぁんっ、あんっ、引っ張らないでよぉっ!ち、チクビぃ、ち、千切れちゃ…―――んいぃぃぃっ?!」
小指の先ほどにぷくりと膨れ上がった乳首に、鋭い痛みと共にそれ以上の快感が押し寄せ、まるで錯乱したみたいにその細く小さな身体ががくがくと震えるように動き。
乳首から何かを流し込まれている感触はあるが、身を捩ってみても、逃れられない。それどころか、恐怖も嫌悪もあるのに、乳首はまるで熱を持ったように熱くじんじんと痺れてくる。
「ち、チクビぃ…チクビっ、へん、なのぉ…っ!やぁぁぁっ、チクビ、溶けちゃうぅ…んはふっ、はぁっ、あぁっ、気持ちいいぃ…」
興奮と疼き、そして快感が乳首を伝って全身を支配する。勿論思考も蕩けてきて、散々拒絶する言葉が零れ落ちた唇から、ついに快感を訴える言葉が零れて、年齢不相応に淫らに腰を揺らめかせながら、ぱんつを剥ぎ取られた無毛の、幼くも淫らに濡れた秘裂がヒクつかせ。
■『触手ちゃん』 > 辺りに漂う雌の香りと、彼女の快楽の鳴き声。
太ももに触手の塊が食ってかかると、ブラシのアレを柔らかくぬめぬめさせた、
無数の軟体動物に這い回られているような感覚を与えながら、彼女の太ももやソックスに吸い付いて、
愛液を吸収していく。
ただ、彼女の身体は相変わらず宙ぶらりんのまま。太ももにへばりついた触手も彼女の足場になる事はなく、
ぐるぐると巻き付いて、バキューム若しくはダイソンしていく。
彼女が舌遣いで答える程に、媚薬めいた喉に絡み付く生暖かい体液が分泌され、より彼女の身体を暖かく、
淫らに変えて、より体液と快感を求める様にしていく。
使い忘れていたが気絶しない様にと拷問に用いられる呪術を頭に触手を宛がって流し込み、快感と吐息を混ぜた声をもっと出してよと囁きかけて命令する暗示もかけてみた。
また快感の声で喉が裂けたり枯れたりしない様にと、疑似精液に治癒的な毒素を混ぜ込み、喉奥に塗りたくって、飲ませて。
吸盤が乳首に張り付けば、さっき針で刺した方だけを執拗に苛む。神経をより敏感にさせて、
ただ真っ直ぐ吸い上げたり、左右から押し潰すように力を加えたり。
再び針で突き刺す鋭い刺激を与えたり。ヒリヒリするように痛むかもしれないが、徐々に痛みさえ快楽に変わって、
より激しい愛撫を求める様になり変わるだろうか。
スカートの中に小さな触手の塊が入りこんで、身体を解く。
乳首や口淫によって湧き出る愛液を吸い取りながら、それによって秘所の周りにも刺激を与える。
割れ目の辺りをなぞって、中に入らずに下半身をもぞもぞと這って。
彼女の尿道の穴を見つければ、その中に小型の触手から放り出されたさらに細い触手がひっそりと入り込んでいく。
■レイファ > 敏感になった身体には酷と言えるような、太腿から沸き起こる快感。柔らかく、擽るような、それでいて明確に快感を呼び起こす淫らに滑る感覚は、すぐそばの、足の付け根辺りに甘い痺れを覚えさせ、愛液は止めどなく滴り落ちてしまう。
その愛液もまた、触手によって吸い取られ、その吸引の感触は快感を覚え…という無限ループ。
時折、行きつく暇さえ与えてくれない強い快感を厭うように首を振るたび、髪が揺れる。
「んあぁ…あふぅ…っ。あんっ!ぁ、あ、らめぇ…っ!らめぇ…」
頭の芯に、何かが響く。その暗示が、己を淫らにしていくものだというのを察することができる程度に、魔術についての耐性もあれど、それを止める術がない。
ただ、ダメだとほんのわずかに残った理性が、拒絶を口にするが、その言葉も、ただただこの非現実的な空間に弱々しげに吐息に含ませ響くだけ。
「ひぁああっ!?………あっ、あひぃいいいっ!そ、それはぁぁぁっ、それぇっ、それっ、いっ、いぃぃぃぃっ!
チクビっ!チクビいいぃぃぃっ、チクビっ、やぁぁぁっ、イクイクぅっ!んあぁぁぁっ!」
明らかに暗示が効いてきたかのような、ただただ快感を訴える声。
オツムのねじの方もいくつかぶっ飛んだみたいに、喉がつぶれそうなほどの嬌声を上げても、その気配はないのが先ほどの粘液のおかげなどとは思いもよらない。
乳首を吸盤によって吸い付かれるという、それでなくとも過敏になった乳首への刺激に、びく、びく、と陸に上がった魚みたいに小さな身体を震わせて、乳首だけの刺激で絶頂を味わう。
「ひあっ、はぁぁぁっ!も、らめぇっ、らめっ!今はっ、らめぇぇぇっ!
んひぃぃぃっ!そこはっ、そこっ、お、おしっこのっ!おしっこっ、おしっこのとこっ…ふあぅぅぅっ!」
乳首での絶頂を味わった身体を這いまわる触手が、秘裂辺りを刺激すると、腰が跳ねて、滴る愛液は石造りの床に点々とシミを残している。
それほど強い快感を味わっている身体でも、その場所を突かれた刺激に目を見開いて、驚きと恐怖に悲鳴をあげてしまう。
本来、そこは排泄のみに使われる場所。勿論、その使用しかない身体は強張り、侵入を拒もうとするが、アクメによって力が入らず、また強すぎる媚薬の所為で、本来とは真逆に粘膜を逆撫でして侵入する触手の動きは、鋭くも強い快感を与えてくるから、まるで誘うように腰が揺れる。
■『触手ちゃん』 > 大きな声で快楽を叫べば、触手からビュルルルルッ、と、白濁が放出されて御褒美だとでも言わんばかりにたっぷり含まされる。
どぷどぷと山ほど入れられたそれは、吐き出せない様にまた細い触手が彼女の口をがっちりと閉めて塞いで。
彼女が侵入を拒まんとすれば、縛り付けている触手をさらにきつくして、宙吊りでしかもがに股という姿勢に変える。
今度はとめどなく放射し続け、飲んでも飲んでも彼女の口の中をネバネバの青臭い液が満たしていく。
ついでに尿道に入り込んだ触手に前後運動をさせながら、放尿に似た快感とそれの逆流する感覚を与えながら、
直に尿道に入れた触手からも粘液を流して、尿道を苛む。
丁度良い具合に尿道を塞いでしまい、自分ではどうやっても尿が出せない様に。
こういう事を魔物形態でもするあたり、触手ちゃんは変態である。
なにがダメなのかそのえっちな声で叫んでごらんよと耳元で催眠の様な音の魔法が響いた。声は男とも女とも付かない子供のもの。
乳首への攻めは、段々とエスカレートしていく。
乳輪をプスプスと尖った触手で突いたり、巻き付いて締め付けて引っ張ったり。
逆に平坦な胸へと押し付けたり。ちょっぴり電気の魔法でピリッとした他と変わった刺激を与えたり。
時折注射針のようなソレを押し当てて体液を流し込めば、練り込むようにを繰り返し、乳首を敏感に、
性感が高まった乳首を弄られる快楽を教え込んでいく。
最後に一枚、スカートを破き下ろせば、少女の全体的に平坦で幼い体つきが触手まみれになって、縛られて喘いでいる姿が遺跡の光源あたりにだけ晒されて。
今度は乳首よりも神経が集中しているだろう陰核の上をなぞるように這い回り、こねる様に蠢いて。
更に愛液の分泌を誘い、淫らに落とそうとすると共に、割れ目を押し広げて、秘裂の中にぬるっと触手が入り込んだ。
■レイファ > 「んぐっ!?んんっ、んきゅっ、んくっ!んんぅ………ふぅっ…いっぱいぃ…」
たっぷりと粘液が迸ったことで、少し驚いたように目を見開くが、すぐに恍惚とした表情を浮かべて、喉に絡みつくそれを唾液と共に嚥下して。
嬉しそうに笑みを浮かべる姿は、ちょっと壊れかけた感が否めないが、身体の方は至って丈夫。むしろ悦びを示すように愛液をたらたら流しっぱなし。
「ひっ!あっ、あっ、や、だぁ…っ!やだよぉっ、やだ、こんな、かっこぉ…!」
ゆらっと身体が揺れたかと思うと、左右の足を触手が割り開き、羞恥を煽る体勢へと変わる。
両腕を引っ張り上げられ、しかも蟹股という日常ではありえない恰好ではあるが、下肢のそれは、放尿の際のそれに近く、その上尿道を苛まれながら、粘液を注がれれば、ふと尿意を覚え。
一度尿意を覚えてしまうと、それにばかり意識が向いて、徐々に尿意が高まってくるから、ぐっと下腹部に力を入れて堪えようと試みる。
当然そうしなくても、にゅるにゅると尿道内を蠕動する触手の所為で、出したくても出ないのだが。
「んあぁぁぁっ!あっ、あぅぅぅぅっ!こ、こんなのっ!!あぁぁぁぁっ!!!
こんなのぉっ、お、おしっこのぉっ、おしっこの穴で感じちゃうなんてぇぇぇっ、ヘンタイだよぉっ!
ふあぁぁぁっ、おしっこ、おしっこ出したいのにぃぃぃっ!」
という意味でダメだということを、促されるままに口にしてみると、自覚したがゆえに強烈な快感と尿意にぞくりっと全身に鳥肌が立つ。
唯一の救いなのは、乳首からの刺激に、一瞬だけ尿意を忘れられるところ。…だが、むしろそれも悪夢といっていいほどで、身体を捩り、ほんの僅かに乳首に吐息程度の風が触れただけでも、びくびくっと身体が敏感に跳ねて、再び乳首攻めだけで絶頂を迎えてしまいそうなほど快感を積み重ねていく。
「んひぃっ、くふぅぅぅっ!こ、んなのっ、おかしくなるぅぅぅっ!!
きもちっ、いっ!きもちぃぃぃいいっ!チクビぃっ、チクビいいよぉぉぉっ!」
快感ゆえに溢れた涙と、飲み切れなかった精液めいた白濁とで濡れた顔を歪め、ふるふると大きく首を振るが、身体はまだまだ貪欲に、乳首攻めを強請るように、僅かに動く身体を仰け反らせて、触手に乳首を捧げる体勢を取る。
「ひっ!んんぅぅぅっ!クリっ、クリちゃん弄ってるぅっ!ゃあああっ、ああっ、あ、らめぇえええっ!
らっ、らめらめぇ!おちん、ちんっ、押し付けちゃ、あぁぁぁっ!!挿っちゃうぅぅっ、おまんこに挿っちゃうぅぅぅあああっ!!!」
もっとも敏感な、今では乳首も十分敏感だが、陰核をこね回されて悲鳴を上げながら、その痛いくらいに勃起したそこへの刺激に暴れる小さな身体。触手が幾重にも絡みつき、肉付きの薄い素肌を余すところなく露わにして。
自らの愛液と全身を苛む淫靡な媚薬のおかげで、小さく幼い秘裂は、多少の無理も効く。
めいっぱい膣口を広げ触手を咥え込むと、膣襞が熱く触手を包み込んでいくから、身体の方はすっかり大歓迎、という具合のようで。
■『触手ちゃん』 > 尿意を無理矢理抑え込ませる彼女に、より強烈にそれを感じさせようと、更に口に粘液を流して飲ませて、
また、彼女の言葉通りヘンタイに仕立て上げようとして、尿道を前後運動しながら、痛いほどに我慢を強いながら、
しかも我慢している所が熱くて気持ちが良いと言う状況に。
出したくでも出せない状況なのに、大きく太い触手が指の腹の様に、彼女のお腹に円を描く様に押して。
両足の革靴の中に入り込めば、ソックス越しに足を擽って不意に漏れてしまいそうにするが、
やっぱり肝心の尿道はしっかり塞いでしまっていて。
おしっこを我慢する事への快感を覚えさせながら、放尿を留める。
破けたり潰れたりしない程度にギリギリの状態にしながら、尿道にも体液を塗りつける事で、痛いけれど気持ち良い程度に。
びしゃん、と彼女の全身に熱い粘液がふっかけられて、ぬるぬるにする。
かけた体液は遺跡の風に当てられすぐに冷えて、これもまた彼女に急に冷えた事による尿への欲を高めさせると共に、
全身の感度を上げる狙いも。
乳首責めを乞う姿勢を自ら取った彼女へと絡まり合った触手の群れが襲いかかる。
ともすれば壊れてしまいそうなほどに乳首を引っ張りまわして、どんどん媚薬も注いで。
連続で絶頂させようと一際大きい吸盤をひっ付ければ、暫くずっと右胸の乳首を引き延ばしたまま放置する。
ついでにこちらに使用している触手は半透明な為、吸盤の中で何が起こっているかは見える。
股の間に滴る液を、こちらも吸盤の触手で吸い取って。
陰核も同じ様に。針を突き刺すような刺激から入り、全身にじわりと熱のある快楽を染みわたらせ、
こちらでも絶頂を強いながら、摘まんだり潰したりと弄んで。
次第に彼女をあちこちで取り囲んでいた触手の魔物たちの全てが彼女の方へと追い詰める様に寄って行く。
次々と彼女に絡み付けば、まるで衣服の様に彼女の身体と一体化して。それと一緒に彼女を宙吊りにしていた拘束がぶっきらぼうに解かれて、遺跡の石の上に投げ出されるだろうか。
左の平坦な胸とそこに付いた乳首や、手足と頭を除いた場所が、衣の様に彼女を覆って、全身ぬめぬめのそれで、
ありとあらゆる場所を愛撫する。
彼女の膣の中に入った触手は、最早準備完了と言った具合の彼女の身体の中で、
人間の男根では到底不可能な動き方で滑らかに激しく這い回り、子宮の底を突いたり、
壁面を突いたりと、生物的な動きで彼女を攻め初めて、膣を解して温もらせて。
膣内に塗られた愛液を絡め取り、彼女の中に溢れて漏れるくらいに熱い粘液を噴き出せば、
秘所もまた淫らにしてしまおうと言う算段で。オーバーに射精される快感を与える。
■レイファ > 大量に咥内へ流れ込んでいく粘液。時折咽てしまいながらも、嫌がることなく喉を鳴らして飲み下し、時に、もっとと強請るように口を開け、拘束されながらも顎先を突き上げ、舌先を突き出す。
そうして、たっぷりと飲み干した後は、当然尿意が強まるわけで、膀胱が悲鳴じみた痛みを感じるが、その出口は塞がれたまま。
「そ、れぇ、やぁぁあああっ!!おしっこぉっ、おしっこ出させてよぉぉぉっ!
お、かしく、なるぅううう!んっあっ、ああぁぁぁっ!!おかしくなっちゃうぅぅぅっ!
おねっ、お願いぃぃぃっ、何でもするからぁっ、なんっ、でもするからっ、おしっこっ!おしっこさせてぇぇぇっ!」
我慢せざるを得ない状況なのに、尿意を昂ぶらせようとでもいうのか、触手が腹部を撫でまわす。ぞわわっと鳥肌が立つと同時に、我慢できないレベルまで高まった尿意に負けて、まるで懇願するように恥も外聞もなく叫び。
だが、その我慢が、より快感を高めていくとは理解できていないが、素肌を濡らす粘液を浴びただけで、びくっ、と腰を震わせて軽いアクメを迎えてしまうほど。
「あふぅっ、んっ、キモチいいぃぃぃっ!あっ、あんっ、ふああっ、チクビぃっ!もっとっ、んふっ、もっとシてぇぇぇえええっ!」
乳首が取れてしまう、なんていう錯覚を覚えてしまいそうなほど、乳首へと群れてくる触手の、ぬるりとした感触と痛気持ちいい感触。真っ赤に充血した乳首の感度は上がる一方で、形が変わるのでは、と思えるほどに引っ張られても、痛みなどはすでに感じず、淫らに形を変えた乳首へと注がれる体液によって、ますます膨れ上がってしまい。
「んひぃぁぁぁぁっ!イクっ、イッちゃ…イッちゃうぅぅぅっ!」
陰核に、ちくり、とした刺激を受けた瞬間、散々に昂ぶった身体はあっという間に絶頂を迎えてしまう。
それどころか、絶頂を迎えたところで責めが終わるわけもなく、余韻に浸る間もなく責められ、また快感のボルテージが上がっていくからキリがない。
そのため、己の体勢が変わっても、視界に映るのは無機質な石造りの壁だったから、それが天井へと変わっても、変化が乏しいゆえに解らないし、身体を苛む触手によって与えられる快感も手伝って、その変化は些細でしかなかった。
唯一、手だけが、血の気がめくって、じわっと温かくなってくることで、びく、びく、と指先が、まるで絶頂痙攣を示すように震える。
「おちんちん…入ってくるぅぅぅっ、ああっ、あっ、あっ、あふっ、んはぁっ!あっ、あああんっ!
んっ、あっ、あぁぁっ!激しくぅ…う、動いて、るぅっ!おちんちんがっ!
あぅうっ!くっ、あぐぅぅううっ!も、たすけ…あっ!あぐぅぅぅっ!!
ひぃぃぃっ、イクっ、またイクっ!!あああああっ、し、子宮イクぅぅぅうううっ!!」
小さく、まだ雌としての機能を果たすには不十分な子宮までもが犯される感覚。未知の責めに怯えながらも、身体はしっかりと触手を包み込み、時にきゅう、きゅん、と切なげに膣襞を蠢かせて、まるで愛情で応え、射精を求めるような蠕動運動を繰り返してしまう。
だが、その責めに耐え兼ねたように泣き言を口にしながらも、ついに胎内を汚す粘液の迸り。
熱く、大量のそれが子宮に吐き出されてしまえば、それは雌の本能、ぐいっと腰を突き上げて、膣出し絶頂を迎えてしまう。
■『触手ちゃん』 > もっと大きな声でと触手から何者かの囁く声。
どんなに叫んでも喉が裂けたり壊れたりすることはないし、息苦しさはあっても潰れそうにはならないだろう。
強請られれば、また沢山噴き出して。口に入った触手の数は、いつの間にか1本から3本になり。
彼女に常に飲み下し続ける事を求めながら、次々と粘液を吐き出し、口の中を白く臭く染めていく。
破裂するくらいにまで尿道の攻めを高めて塞いだままではあるが、本当に破裂してしまわない様に、
ギリギリの状態で微調整。尿道を塞いだ触手が、自身で出した粘液や、彼女自身の尿を、ほんの少しだけ吸って。
極限状態を維持…というよりは、何処までいけるかと試すかのように、少しずつ許容限度に足していく。
何でもするなら苗床になって子供を産んでもらおうかな、とほくそ笑む音を触手から響かせる、
お腹をぐりぐりと押して、尿道をさらに苦しめて。
残念ながら、まだ出させてはくれない様だ。
引っ張り伸ばした乳首は、神経むき出しで敏感で。しかも媚薬を幾度となく注ぎ込まれたのだから相当な感度なはずで。
引き延ばし膨れ上がった乳首を、細かい触手で擽るようにチロチロと刺激しながら、
引っ張り方をより強くして、吸盤を横に長くじっくりのばしていく。
これもまた、千切れない程度に、許容範囲を確かめながら、徐々に限界を上げていくように。
癒すようなマッサージの様に触手は終始粘液を塗しながら伸びた乳首を滑らせる。
陰核にも丹念に体液を塗り込むかのように愛撫しながら、時に刺して、時にこねて。
彼女から愛液を分泌させ、絶頂を迎えさせようと、振動を与えていく。
ずるん、と秘所から触手を引き抜けば、ポタポタと粘液と愛液が混ぜこぜになったものが石の上に滴る筈で。
再び彼女の膣の中へと入って貫けば、中に沢山粘液を吐き出して。
絶頂した後も責める手は止まらない。
触手が彼女の体内でどぷどぷと溢れるくらい、膨れるくらいに粘液を注ぎ込む。
遂にはお尻の方の穴にも触手が潜りこみ、腸の中を這いずり回り始めて。
■レイファ > 耳に、脳裏に響く声。それに促されて上げる嬌声は、媚びるような艶っぽさと、服従する懇願とに彩られながら、形の良い可愛らしい唇から落ちていく。
そこを、また1本、2本と増えていく触手が、たっぷりと吐精していくから、はっ、はっ、とワンコみたいに舌を出して嬉しげに飲み下していって。
だが、その表情も、徐々に苦しげに眉を潜め、すでに半泣き状態の顔が更に曇り、苦痛と快感の鬩ぎ合いにぶんぶんと大きく頭を振る。
「やぁっ、やめてぇっ!む、りぃっ!も、もぉっ、もぉ無理だよぉぉぉっ!お、ねがっ、…んっ!おしっこっ、おしっこぉぉぉっ!くぅぅぅぅっ!!
うっ、産むからぁっ!赤ちゃんっ、産むからぁぁぁっ、だからっ、ひぐっ!んひぃっ、おしっこさせてよぉぉぉっ!」
下腹部の張りが強く、我慢の限界が近い。発狂することさえ許されない呪術のおかげで、意識は保ってはいるが、僅かに動く爪先がじたばたと暴れ動き、ほんの少し尿を吸われたとしても、リミットまでそう間がない。
条件を精査する余力なんて当然ないから、今はなんでも縋る思いで返事をし、こくこくと必死に承諾を伝えるように頷く。
「んひゃぁっ!あっ、あぅっ、そ、それぇっ、それすごっ、あぁっはぁあっ!
チクビもっ、クリもぉっ!ひぃっ、らっ、めぇっ、もぉっ、もぉ壊れりゅっ…壊れちゃ…うぅぅぅあああっ!
ひあぁぁぁっ!そ、そんなにしたらまたっ!イッちゃうぅぅぅ!イキすぎちゃうよぉぉぉ!」
神経を直接嬲られ続けていると言っても過言ではない乳首と陰核。その二つは、すでに本来の姿とは程遠く、媚薬を注がれたために驚くほど肥大してしまっている。
そこを触手が幾度となく舐め、擽っていくのだから、壊れる、と錯覚するのも無理はなかった。
イキすぎるどころか、イクのが止まらない状況に置かれてもなお、身体は、初めて絶頂を迎えるかのように、腰をびくびくっと痙攣させて大きな波を迎える。
「ひぎぃっ!あひゃぁぅううううっ!そこはぁっ、そ、そこっ!そこは、やぁぁぁぁっ!!!」
がちっと奥歯がぶつかり合って音を立てる。かっと見開いた目が、一瞬生気を強く宿したが、それはお尻に触手がもぐりこんだため。
処女ではないのか、窄まりは僅かな抵抗を見せただけで、前の孔を犯されながらも、しっかりと銜え込む。
膣と直腸を同時に責められ、そして乳首と陰核という、人との性交では決して味わえぬ快感…いや、むしろ今は快楽地獄。
「そ、んなぁっ…イった、のぉっ!イッたばっかりっ、なのにぃぃぃっ!
くっぅ、ぅぅああっ!助け…っ、も、もぉっ!もっ、おっ!ぉぉぉぉおっ!イッちゃうぅぅぅっ!」
イキ続けるしか知らないように、その幼い身体は幾度となく上り続けていく。
■『触手ちゃん』 > 彼女が承諾を伝えても、今しばらく彼女を待たせて。ただ、お腹をぐるぐると撫でまわして押しながら、
放尿の時間をこれでもかと言う程に焦らした。無論彼女の口の中へ粘液を注ぎ込むのも止めはしない。
散々我慢を強いて苦しめた身体に流れた彼女の体液を吸い擽って。
徐々に尿道から細い触手を焦らすように引き抜いて―――
と、思ったら完全に引き抜かないで。水に溢れていよう尿道をもう一度逆流して触手が登って行って。
それから、今度こそゆっくり彼女の尿道を塞いだ触手が抜かれて、尿道で彼女の放尿を待ち構えるが如く、
触手の一部が口を広げる様に吸い付いて。
彼女が漏らし出したら、それと同じくらいに粘液を飲ませて、暫く大分我慢させた後の放尿の快感を感じさせ続けると共に、
彼女の身体から沢山の尿を吸い取るだろう。
事実として、気絶や発狂を暗示で封じていると言え、これだけ媚薬付けにされたら壊れるくらいおかしくなるのも無理はない量で。
しかしダメという声は聞かずに、攻める手はやまない。どれだけ引き伸びるのか、大きく肥大化された乳首と乳輪は、
少しくらい彼女の平坦な胸を大きく見せるだろうか。三角形に引っ張り上げられた乳首の細い赤い突起の箇所を、
飽きることなく強さを変えて弾いて。陰核も同じ様に、まずは吸い上げていくことと、媚薬を差し込むことから初めて。
連続で絶頂を迎えても、彼女が壊れてしまう事はなく、より激しく、より頻繁に達することになろうか。
前後の穴を貫く触手は、それぞれに沢山粘液を注いで、中からも淫らにさせていく。
そして、彼女の前後の穴に、合計5,6個の卵の様なものをその中へと投げ込む。
沢山液を注いだからか、卵が多いからか。少女のお腹は膨らんでしまうだろうか。
中に産み付けられた卵は、彼女を苗床として、その体液や魔力を養分として吸収しながら直に快感と活力を与えつつも、
時に血を吸ったり、尿や腸内に流れた物を養分として、
より淫らにすると共に、苗床になった独特の性的快感と、胎内の何かに養分を吸われることでも良い気分になる筈で。
それらは養分を吸い取れば、すぐに孵化して彼女の身体の中からあの魔物を幾分か小さくした触手が沸き出て、
またそれらも体内外で粘液を注いだりつついたり刺したりしながら、攻める手を強くしていくだろう。
■レイファ > じっとりと全身に汗がにじむ。苦しさと快感とのはざまで揺れながらも、尿意ばかりはどうしようもなく高まっており、今すぐにでも解放を求めて、懇願する声は止まず。
「うっ、あ、あ、あ、あ…あぁ、あぁ…」
ゆっくりと尿道を下っていく触手と、散々焦らされていた所為で、尿道は尿が放出されようという現象までをも快感にさせてしまう。
惚けたように、口を開き、解放されるとばかり思っていたモノが、一旦奥へと逆撫でして侵入してくると、悲鳴を上げて首を振る。
限界、と思った瞬間、ゆっくりと、今度こそ本当に触手が引き抜かれ。
「あっ、あっ、あっ、出ちゃうぅぅぅっ!お、おしっこっ、おしっこ出ちゃうよぉぉぉっ!!
あっ、あっ、あぁああああっ!あぁあっ!イ、イクぅぅぅっ、おしっこでイッちゃ………あはぁああああ!」
ぎちっ、と身体を拘束する触手が軋むほど、火事場のナントカと言わんばかりに腰が突きあがり、そしてついに耐えに耐えさせられた尿意が解放の時を迎え、吸い付かれた触手の口へと迸るお小水。
かなりの勢いと量を伴い、その解放感に、まさかのアクメまで決めてしまうほど感度が上がった尿道。しばらくその放尿による絶頂は続き、内腿がびくびくと痙攣を繰り返す。
すでに栗色の眸は焦点を失い、悲鳴を上げる口許は唾液で汚れ、涙でぐちゃぐちゃになっているが、狂う事さえ許されず、その快楽の中、時折壊れたかのように、愉悦を帯びた表情をする。
もはや、痛みという感情はなく、快感だけが意識を、身体を支配してしまっているようで、醜く淫らに形を歪める乳首や陰核からの責めに、びくっ、びくっ!と小さな身体を震えさせ、アクメを貪ってしまう。
「あふぅっ、すっごく…んっ、キモチいいいっ!あっ、あんっ、ふああっ!あ、あぁ…お腹にぃ…あぅぅっ、お、お尻もぉ…。
なにぃ…なんっ、かぁ…居るぅ…」
快感の中、何か違和感を感じたのは、前後の孔。もともと肉付きが薄く、ほっそりとしているため、その下腹部がふっくらと盛り上がってしまうと、外見からもその違和感を感じることが出来て。
まるで、何かが胎内の中で蠢いている感触。柔らかく熱い粘膜を擦り、啄む感触に、ぞわぞわっと身体が粟立ってしまい、その不可思議な感覚に身悶える。
その感覚がなくなったかと思えば、今度は明確に、粘液を塗りたくり、蠢き、そして粘膜を這い回る刺激に、目を大きく見開いた。
「私ぃっ、私の、なかぁっ!中にぃっ、中に、何かっ!あっ、あっ、あっ!
何か居るぅぅぅっ?!んはぅっ、んっ、んぁっ、あっ、あぅうううっ!
でっ、るぅ…っ!出ちゃ…っ!あっ、あっ、あっ、産んじゃう…っ!やっ、あっ、やぁぁぁっ!!んあっ、あぁぁぁっ!!」
膣口をぬぅっと押し広げ、孵化したばかりの小さな触手が、まさしく産まれ落ちた衝撃に、恐怖と絶望、それ以上の快感を覚えるあさましく淫らに変わった身体。
勿論、産み落とされなかった触手は、前後の粘膜を刺激しているから、当然痛みなどあるわけもなく。
その触手の責めが終わるのは、少女が無事に苗床としての役目を果たしてからか、それとも壊れるまでか…。
少なくとも、誰かの救いの手があるとも思えず、石造りの遺跡に、今しばらくは少女の嬌声が響いていく…。
ご案内:「無名遺跡」からレイファさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」から『触手ちゃん』さんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にエレミヤさんが現れました。
■エレミヤ > 何処から洩れている光なのだろうか、外界から閉ざされている筈の地下であるにも関わらずほんのりと明るい遺跡の地下。
この程度であれば、照らさずとも進行には十二分。だが、見晴らし良好と言う訳でもないから、予期せぬ魔族の襲撃、なんて物があったら些かまずい。
「だ、大丈夫大丈夫…、いけるいける…。」
今の所、周囲に動き回る気配はない。――多分。
だって気配を探るのに長けてはいない。
杖を握った儘、じりじりと歩を進めては時折魔法で浮かび上がらせる遺跡の中の地図を確認して。
■エレミヤ > ギルドの依頼を受けてやって来た遺跡の中。
事前にある程度の探索は済ませてあるらしく、己は地図の通り進み、自分の持てる魔力感知の魔術で目的の物を探す、と言う、内容だけ聞けばそこまで難しくはない物。
ここまでに対峙した魔物も、そう強くはなかったお蔭で自分一人でも対処できた。
もう一度、大丈夫だ、と自分に言い聞かせては更に奥深くへと脚を進め。
ご案内:「無名遺跡」にエデルガルトさんが現れました。
■エデルガルト > うねるように道の続く無名遺跡の中。ほんのり明るく照らされた通路とは言え、そこには闇もある。
そんな闇の一つ、甘い果実の匂いが立ちこめた窪みで「それ」は目を覚ます。
細い樹にとらわれた女の様な姿をした「それ」は赤い瞳を見開いて、細い蔦の絡まったような髪を僅かに振って後ろに流すように。めき、めき、と小さく軋む音を立て、ぬるり、樹から滑り出るように人の姿となった魔物は、ふわり、宙からあらわれた貫頭衣を身に纏って通路をひたりひたり、裸足で歩き出す。
丁度、通路を進んできた小柄な人影とぶつかりそうになったのは、そのときだった。
ぶつかりそうになった魔物は、おっと、とそれを避けようとしてバランス崩し、壁とキスをするような体勢になってしまって。
「ううう…、何?」
恨めしそうに、自分とぶつかりそうになったものを、批難するような眼で、壁にぶつけたのか、額を両手で押さえながら確認するように振り返って…。
■エレミヤ > 途中、道順を確認すべく再び浮き上がらせた地図の像。
この術の良い所は、その像の中に己の位置や目的の場所などがちゃんと分かるように表示される所だ。
お蔭ずに迷わずにいられる。が、
「っ、わ」
表示されるのは魔力がリンクしている者のみで、それ以外の者は表示されない。
視界の端に映った影に一瞬遅れて気付き、反射的に瞳を閉じるも、待ち構える衝撃はなく、ゆっくりと目を空ければ額を押さえる姿――と、鼻孔を擽る甘い香り。
一瞬、それに気を取られかけるも相手の方へと、僅かに警戒しながらも視線を向け。
「えっ、あ、だ、大丈夫ですかっ?」
■エデルガルト > 「うう…」
額を抑えて恨めしそうに睨むその瞳は赤く、その細い蔦のような髪、そしてその髪に咲いた赤い花も相まって、その存在が「魔」であることを告げていて。
「痛い。あまり、大丈夫、じゃない…けど…」
だぁれ?と言わんばかりに傾げられる首、仕草はどこか無邪気に無防備で。すらりとした肢体と身長とは不似合いに幼さめいた印象さえ与えるかも知れない。
「…っと、私は、エデル、ガルト。」
相手の答えをまつ女は、頭からすっぽりと貫頭衣を身に纏っているだけ、身体のラインすらあらわなその格好は、身に寸鉄も帯びていないことは明白で…。
■エレミヤ > 仄明るい遺跡の中、視界に入り込む姿を改めて捉えれば微かに息を呑む。
人ならざる容に、少女の抱く警戒心が強まって。
然し、返される言葉は何処かあどけない。それこそ、人の幼子と変わらないような、そんな雰囲気。
「―――…エレミヤ、です。…あなたは、ここで何をしてるんですか?」
杖を握る手に力が籠る。
相手を窺い見る瞳には、返答次第では、と些か不穏な色を孕み。
■エデルガルト > 「何を…?」
何を、していたんだっけ?といわんばかりに傾げられる首。見た目よりは随分と柔らかい髪が、傾げられた首の動きに合わせてさらりと流れ
「…寝て、た?起きて、何か、音がしたから…」
見に、来た、と、どこか訥々とした様子で返答を返して。
相手の瞳に宿る警戒の色に気がつけば、逆に戸惑うように瞳を揺らして…。
「ぼうりょく、はんたい、だよ?…食べ、る?」
見る間に、頭に咲いた花が小さな実を結び、それが育って甘い薫りをあたりに放つ。
甘い中にもりんごのような爽やかな香りをもったその果実は、女魔物の手によって、二つに割られれば、滴る程に果汁をあふれさせ、しゃくりとしたその食感を想像させるような爽やかな音を発して。
■エレミヤ > 今回の依頼に『魔』の討伐は含まれていない。が、時と場合によるのだ。
襲い掛かって来るような者であれば当然だし、そうでなくとも、人や国へと害を為す存在なのであれば、躊躇はしない。
―――が、返ってきたのは何処か気の抜けるような答え。
きょとんと瞳が瞬いて、溜め息の様な息が逃げていく。
「いえ、あの、大丈夫です…。」
なんだか、――否、何故だか気が削がれてしまったような。
困り顔で頭を左右に揺らして、差し出される果実は辞退。
■エデルガルト > 「果物、きらい?」
溜息と断る言葉に、赤い瞳が悲しそうに陰り、割った実の片方をしゃくり、と食べながら。
「えっと…エレミヤ…えれみあ?はここで、何を、してる、の?」
などと、のんびりと、問いかけるその通路の先、がちゃがちゃと武具のふれあう音が聞こえてくる。
丁度通りがかったゴブリン達の一団だったが、甘い薫りの立ちこめる、通路に入った途端、戦闘の一人から、順番にがくり、と膝をつき、壁によりかかるようにして倒れ込んでしまう。
魔法の加護のあるエレミヤには効果はないが、抵抗力の低い人間や魔物であれば即座に倒れ伏してしまう程度には濃い『怠惰の香り』があたりに満ちていたとか。
それに気づいてもいない様子で、不思議そうに魔物はエレミヤの瞳を赤い瞳でみつめながら、首をかしげて
■エレミヤ > 「あっ、いえ!嫌いじゃないんです!けど、あの…ええっと…、」
悲し気な表情を浮かべられてしまえば流石に焦る。
けれど、相手が魔族だと分かっているのにその体になった実を食べるのは大丈夫なのかなあ、だなんて思考はしっかりと働いている。
それを口にするだけの明け透けさは持っていなかったけれど。
問い掛けにはこれ幸いと表情を緩め。
「遺跡の中にある魔導機械を探してまして…多分、この辺りで間違いないと思うんですけども。」
先に確認した地図や、働かせている感知で探る位置に大体の目途はついている。
通路の先でゴブリンの一団が頽れているなどとは露知らず、周囲へと視線を巡らせ。
■エデルガルト > 「別のも、ある、よ?」
んっ、と目を瞑って軽く頭を振れば、ぽん、と咲く黄色い色をした別の花。続いてそこに生った実は先ほどとは異なり、黄色い小さな丸い粒。蜜柑のような皮を持つその実を、おずおずと差し出す瞳は不安そうに揺れていたとか。
何をしていたか、という問いに対する答えが返ってくれば、その実を勧めるのは諦めて両手にそれを持ったまま
「遺跡の中…魔導機械?ここの中に、あるの?」
ちょっと、見て見たいかも…とちょっと上目遣いに、許可を求めるかのようにエレミヤをじっと見て…。
■エレミヤ > 「えっ、あっ…ああ…ありがとうございます…、」
逃れられなかった。
けれど、悪いひとでは無いんだろうなあ、と割と単純な頭はあっさりと陥落。差し出される実を受け取ろうとした矢先、掛けられる声。
瞳が緩やかに瞬いて、それから相手へと戻る。
ほんの数秒、悩む様に視線を巡らせては表情を僅かに弛めた。
「一緒に、行きます…?」
小首を返して問うた。
相手がついてくるのなら、こっちみたいです、だなんて言葉をかけながら共に遺跡の探索へと戻るのだろう――。
ご案内:「無名遺跡」からエレミヤさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からエデルガルトさんが去りました。