2021/11/09 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > たまの息抜きをしたいと思い、辿り着いた先は温泉。
と行っても堂々とした温泉宿ではなく、僻地に存在する様な、辺りに脱衣所も何も無いこじんまりとした場所に赴いたのは、少しだけ悪趣味だったのかもしれない。

「……まだ、濃いまま…」

透き通った湯の中にもくっきりと浮かぶ下腹部に描かれた花の紋様を、そっと撫でるだけでも仄かに身体の熱気が高まるのを感じる。
こんな場所に訪れたのもこの場を知っている荒くれもの、または魔物の類と出くわす事を本能が望んで、なのかもしれない。

「…………」

そんな相手達が来るまでは、自分一人の独擅場。
のびやかに足を伸ばし、裸体の肉付きを妖艶に湯船の中で揺らしながら、ぼんやりとした時間を過ごす。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」にグライドさんが現れました。
グライド > (山脈へと籠る時に見つけた穴場
宿が併設されて居る訳でも無い、脱衣所が有る訳でも無い
秘湯、なぞと呼ばれる其れと大差ない場所にある温泉は
誰かに気兼ねなく、汗を流すのに利用するにはとても気軽で便利な場所だった

無論、場所柄故に、山賊などが出る可能性も大いに在る
有る程度周辺の安全を確保した上で、の利用と為る訳だが
――今宵は、如何やら先客が居たらしい。)

「―――――まさか、こんな辺鄙なとこで出くわすとはなぁ。」

(珍しい事も在るもんだ、と、そう響かせた声
温泉の傍、姿を現しながら、手布を肩に掛け湯に足を浸ける。
湯船で揺蕩う女の姿を眺めながら、其の傍まで湯の中を歩み寄って行くなら
――其れが何を意味するかは、女にも判る筈だ。

戦場で、癒し手として幾人もの戦士を治療した女
そして――その対価に、幾人もの男に抱かれて来た女
己は、相手を知って居る。 少なからず、其の癒しを受けた事も在る。)

「――よう、姉ちゃん。 どうやら元気そうだな。」

(故に、掛ける声は気軽な物だ
――相手が、傭兵である己を、如何思って居るかまでは知らないが)。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」からグライドさんが去りました。