2019/02/10 のログ
セシル > 思った以上に素晴らしい感触に口元を綻ばせる。
知らない人間に唇を触らせるなど警戒心が無さ過ぎると思わないでもないが、この世界においてはその無邪気さが少女を一層輝かせて見せた。
もっと堪能したい、と思わせる。

「ええ、少しは……でもちょっとこびりついちゃっていますね。
 もっときれいにしましょうか。」

頬にやっていた手を少女の顎の下へ。
すべすべ、ぷにぷにとした感触は惜しかったが我慢する。
そのまま顎を持ち上げて軽く上を向かせ、その柔らかく瑞々しい唇を奪おうとするのであった。
拒否されたら諦めるけど、まずは唇を重ねて軽く舌で味わってみようか?なんて考えながら。

ディア > 親指が唇を滑れば、問いかけた言葉もっときれいにと言われれば少女はその大きな瞳でじっと相手を見詰めてから、こくりと頷く。

「ん…。」
すべすべぷにぷにの感触を楽しまれてから、相手は自信の顎に指を添え上をむかせる近づいてくる顔。

「ディアとチューしたいの?」

と、そんなことを突然問いかければ、相手は一瞬躊躇するだろうか・・・。
もし躊躇されれば、今度は少女が軽く腰を上げ、ちゅっとキスを落し、相手の唇をちろりと擽る様に舐めあげてから小悪魔めいた笑みを浮かべころころと楽しそうに笑う少女が相手の前にいるであろう。

セシル > 「……おっと。」

見透かされた、と笑顔を少し困った風に変える。
気付かれてしまってはこのまま唇を塞いでしまうのも気まずい、と唇が触れ合う寸前で動きを止めたのだが。

「……っ!」

まさかの反撃にあってしまった。
小さな舌が唇に触れる感触が心地良い。
また、明らかに年下の幼女と言ってもいい存在に弄ばれてしまったのも。

「中々やりますね、お嬢さん。じゃあ……」

その笑みに参ったなぁ、と言うような笑顔で返す。
顎に添えた手はそのままに、もう一度顔を近付けて。
お互いの吐息がかかるような距離で囁く。

「今度はもっと大人な感じのを、どうですか?」

ディア > 少し困った表情を浮かべれば、少女は小悪魔めいた笑みのまま、ころころと楽しそうに笑う。
くりくりとした大きな瞳が途惑いからある意味の開き直りに代わる相手に少女は嬉しそうに見つめ、
相手の目の前ですごいでしょ、フフーンとばかりにドヤ顔を相手に向けるのであった。

「ん…大人のキスは下手にやるとやけど?しちゃうよ?」

と、悪戯っぽく微笑みながら少女からゆっくりと唇を寄せ、ちゅ、と小鳥の鳴き声のようなキスをしてから、口を開き、舌でちろりと舐めあげていく。

セシル > 「んっ……」

少女のキスに答えて唇を開く。
舌で舐められれば舐め返し、吸われれば吸い返す。
最初は少し抵抗と言うか、焦りみたいな物を感じたがその内気持ちよくなってきた。
今日の所はこのまま少女にリードを任せてもいいかな、なんて思いながら。
せめてもの抵抗と言う訳でもないが、少女の手に自分の手を伸ばし重ねようとする。
可能であればしっかり指まで絡めるだろう。

ディア > 「ちゅ…ちゅ…。」

少女は甘く唇を啄み、啄まれ、キスを楽しむ。

そして、重ねられた手、相手の手も小さいが少女の手は尚小さく、ぷにぷにの手触りの上に、年若いせいか、ポカポカと穏やかな暖かさ。

「おねーさん。大人のキスできてる?」
と、はむと唇を啄みながら甘い吐息で相手の肌を撫でながら上目遣いで問いかけた。

セシル > 暫く年下と思われる少女に主導権を握られたままキスを楽しむ。
小さな舌が自分の口の中で動く感触や、小さな牙の様な歯が引っ掻く感覚も新鮮で心地良い。
小さな手の柔らかさと暖かさはこれ以上無く愛らしい子供の物。
それが背徳感をさらに掻き立てた。
癖になってしまいそう、なんて思う。
唇が離れる時はとても名残惜しかった。
問いかけられながら啄ばまれる唇がまた後ろ髪を引く。

「ええ、とってもお上手……」

すっかりうっとりした目をしているであろう事は自分でも分かった。
まさか悪戯しようとした女の子に逆に骨抜きにされてしまうとは。
このまま味わってしまいたい気持ちもあるが、勿体無いだろうか?

「ふふ、ごちそうさまでした。
 本当に上手と言うか……びっくりしてしまって、私の頭もちょっとぽかぽかしすぎてしまいました。」

ほんのり赤く染めた頬でそんな風に語り

「それじゃあ、今日はこの辺で……また会いましょうね、剥製も見たいですし。」

さようなら、と頭を下げて手を振って。
とても幸せそうな笑顔でまたのんびりとどこかへと歩き去ったのだった。

ディア > 「えへへ♪ よかった…。♪」
上手と言われれば少女は相手の前に純粋に嬉しそうな笑みを浮かべていて…
するりと手を離すとぎゅと相手の体に抱き付いてからその腕を離して、ごちそうさまと言われた後の言葉にくすくすと微笑みながら嬉しそうにニコニコ。

「ん…狼さんが出てきたら、見せてあげるね?
じゃぁまたね…。」
と、手を振り答えてもらったチョコの残りをパクパクと食べて、一休みした後空を飛び街の方へともどっていくのであった。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からセシルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からディアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にカインさんが現れました。
カイン > 完全に人の気配が失せ、動物の物音だけが響き渡る山賊街道。
山道の中腹付近にあるぽっかりと明いた空地の一つで、
焚き木を起こして暖を取りながら野営をしている男の姿がある。

「えーと、依頼の品は魔獣のキモに肉、きのこに薬草…此処までは揃ってるな」

依頼されたの薬の材料として必要な素材の入手である。
この近辺で凡そ揃う物だけに、早朝から張り込んでの捜索の甲斐あって仕事は順調に進んでいた。
素材に必要なイノシシ型の魔獣の肉をかっさばいて調理し、昼食代わりの焼串として、
焚き木で炙りながら依頼書と荷物とを交互に眺め見る。
幸いなことによく晴れてくれたお陰で焚き木がなくとも日の当たる場所は温かい。

カイン > 「他は――人間の男の頭髪?
 他所で手に入れろこんなの」

他の依頼の品を確かめるうちに見えた単語に、
思わずげんなりとした表情が目に浮かぶ。
何の薬かは解らないが残念ながら人間ではない男では条件を満たせない。
最も、満たせたとしてもとても提供を願い出る気にはなれないが。
ちょうどいい匂いを漂わせ始めた串焼きを一本手に取って口に運び、
不用意に噛んだことで肉汁の暑さに目を白黒させる羽目になり。

「あ、つ…っ。あ゛ー、ついてないなっと」

自分の不注意さを棚に上げてぼやきながらふと空を見上げると、
まだ夕刻手前といった所。動き出すには少し時間があると食事を進め。

カイン > 「さて、日も傾いてきたしそろそろ残りを片づけるか。
 こんな時期に野宿なんて考えたくもない」

食事を終えて体に力が戻るのを感じながら、
野営の後片付けを済ませればそのまま森の中へと足を踏み入れていくのだった。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からカインさんが去りました。