2017/08/28 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中の湖」にジグリアさんが現れました。
ジグリア > 山中の過酷な道を歩き続けて、足腰にも疲労や痛みがたまってきた頃。軽装の女は、疲れを堪えながら草木だらけの曲がりくねった道を進み、湖へと辿り着く。

「…良かった。この辺りなら、休める…」

湖を前にして、ひざに両手をついて息を荒げれば、いそいそと湖面まで向かって屈み、手で水を掬ってはごくりと喉へ流し込む。

「…この時期は、暑さも厳しい。水も、水の魔力も有限だから……。…水筒ばかり道具袋に詰める訳にいかないし」

はぁ と濡れた手をぱたぱたさせて顔を扇ぐようにしてため息ひとつ。魔術の心得があり、いくらか温度調節が出来てもつらいものはつらい。

ジグリア > しばらく水面を眺め、体中に浮かび上がる汗を見つめ、無性に水浴びがしたくなる。

「……冷たすぎるけど、構わないか。…一人だから気楽」

そう言うと、念のため辺りを見渡せば、剣を水際に置き、ごそごそとやや乱暴に衣服を脱ぎ始める。

腰部を覆う黒いレザーの拘束具に手をかけると、カチカチと音を立てながら留め具を外していき、ゆっくりと取り外すと窮屈に押しとどめられていた大きな男性器が露わになる。
包皮で覆われた亀頭からは、鉤のようなものがちょこんと見える。

「……っ。…面倒臭い…。だけど、こうでもしないと……だから……仕方ない…」

そう言って、自身の一物を手でつかみ、固定した状態で亀頭の先からぶら下がる鉤に手を伸ばすと、尿道に差し込まれた栓を少しずつ抜き始める。ひと思いに抜かず、少しずつぐりぐりと尿道を広げるように左右へ傾けながら引っ張れば、分泌液で汚れた長い栓がようやく取れる。

「…んっ…っふぅ…。…あぁ……っはぁ…はぁ…」

栓を抜くたびに感じる、射精には遠く及ばないながらもある種の解放感に近い感覚。思わず暖かな吐息がこぼれる。

ようやく自由になった男性器に、ほっと一息つけば、素裸のまま湖の冷たい水に浸かり、肩やら背中からの汗を洗い流す。

ジグリア > その後は、誰にも邪魔される事なくゆったり過ごし続けることにした。

異形を咎める者もいない。今までの抑圧を晴らすように、閉じ込め続けていた男性器の皮をむき、冷たい水でごしごしと洗い、汚れを落としてリフレッシュすれば湖から上がって体を拭き、山道を引き返していった。

ご案内:「九頭龍山脈 山中の湖」からジグリアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──♪フンフンフーン フフンフフーン……」

静かな夜の山道に、ひどく調子の外れた鼻歌が響く。
その鼻歌の主──腰にランタンを携えた金髪の男は、広い山道のど真ん中を
呑気そうな面を下げながらざっしざっしと大股で闊歩していた。

山賊や魔物でも現れかねない夜中の山中で、そうした男の様子は当然やたらと目立つ。
一見した感じでは、山をナメているとしか思えない。

そんな姿を誰かが見つければ、いいカモと見るか、あるいは堂々としすぎてて逆に不気味に見えるか……
ともかく男は、なんらの警戒感もない様子でマイペースに歩を進め続けるのだった。