2016/12/13 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にヴィクトールさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にシャロンさんが現れました。
ヴィクトール > 薬を注ぎ込み、プラグをねじ込んで、前後の穴の奥をいっぱいに満たした状態でショーが始まる。
孕んだ娘のような体つきになってしまった少女の動きは鈍く、賊達もどうしたどうしたとからかうように笑い飛ばし、棒の先端で太腿や二の腕を打ち付ける。
踏み込めば、腸内の液体が流動して結晶が腸壁をこする。
結晶から染み込む媚薬と液体の流れが、便を放り出すような感覚を与えると同時に、蠕動運動を煽り、ズキリと締め付けられる独特の痛みをもたらす。

『っと…おう、折れちまったな?』

頼りない唯一の武器は意味をなくし、彼女の勝利が遠ざかる。
フェンシングを真似るように先端で身体を突っつき、胸元の尖りや、剥き出しの肉芽を弾き、更に腹部すらも突っつく。
後は彼女が我慢の限界を超えるのを待つだけで、彼等の勝利が決まるのだ。
だが、男たちは少女を踏みにじることを辞めず、向かい合う賊がニヤニヤと笑いながら棒の先端を向けた。

『助かりたいんだろ、この棒くれてやってもいいぜ?』

彼女が使う武器は、あの枝のような棒だけとは限っていない。
彼が持つ棒を使って、一撃叩き込めばそれでもいいのだ。
助け舟を出す素振りを見せるが、下卑た笑みの通り、彼女を弄ぶためだけの言葉だ。

『その代わり、俺を楽しませろよ? そうだな…ガニ股でスクワットでもしてもらおうか、その格好でよ。身体はちょいと前に倒してやれよ』

プラグが入っているとは言え、腹部に力を入れていないと菊座が開いてしまいそうだろう。
股を開いて身体を上下させれば、嫌でも窄まったところを広げていくこととなる。
おまけに身体を前に倒せば腹部は圧迫され、圧力から逃れようと中身はそとへ出たがる。
10回できたら くれたやると告げて、彼女の後ろへと回ると、棒で尻を打ち付けていく。
ビシンッ! と鋭い音を響かせながら、小振りの綺麗な尻に赤いラインを描いた。
命令通り、動き始めれば、1カウント毎に尻を棒で叩きつけていく。
声を出してカウントしろと、苦しみを更に与えて弄び、一度でもカウントが途切れれば、1からだと、リセットさせるえげつなさまで合わさり、彼女を羞恥と苦悶の責めで、決壊させようと差し向ける。

シャロン > 薬液が、文字通り腸壁を掻き毟る。
中に入った結晶は、微細な傷をいくつも腸壁に刻み、媚薬成分を付着させ、傷の治癒を促進して。
薬液による蠕動運動は、強烈な排泄欲求を少女の中に生み出し、腹の中身が低く鳴動する。
脂汗がにじみ、しかし秘所を抉り続ける模造の肉棒はあくまで快楽を注ぎ込み続けてきて。
快楽と苦痛の狭間で、止めになり得ない一撃を腕に、腿に受け続けた。
幾重もの赤い筋が肌に刻まれ、少女は折檻を受けた後のように傷ついた体をさらす。
そして、極めつけはへし折られてしまった木の棒。
手元にしびれが残るのを感じながら、絶望的な状況に、しかし少女はひっそりと喜びをかみしめた。

「く、ぅ……あんな棒を、渡して――ふ、ぐぅうっ……恥を、知りなさいっ……!」

腹痛が酷く心地よい。頭の中が真っ白になりそうな悦楽は、情欲をそそる以外の何物でもなかった。
切羽詰まった、という表現が最も似合う少女――その表情は蒼白で、絶望感にあふれている。
腹を突かれるだけで身をよじり、腰が震えて、足が崩れる。
刹那の提案には歯噛みをしながらも、縦に一つ首を動かした。

「わかり、ました……確かに、約束ですよ?」

そう告げると、言われたままの卑猥な格好になりながら、ひざを折る。
一度、二度、と回数を少し重ねるだけで、強烈な腹痛と排泄欲が少女の頭を満たしていく。
歯を食いしばり、尻穴を懸命に締め付けて、ゆっくりとしたスクワットが、着実に数を増やしていく。
六、七、八――もう少しという瞬間、撓った棒が尻を強かに打ち付けた。

「きゅ、ぅううううっ――あ、ぎぃいいっ、ぃ、ひぁ、ぁ、ぁあっ――」

悲鳴でカウントが途切れる。同時に男達は、下卑た笑いと共に数えなおしを告げる。
ぞくり、と背筋が震えるのを感じながら、もはや言い返す気力もないと思わせての再カウント。
やがて、どうにか八を数えた処で、少女はわざと息を吐き、わずかに力を抜いた。
ずり落ちていくのは尻穴の栓――ではなく、秘所に差し込まれた模造の肉棒。
それがごとりと音を立て、抜け落ちて転がる。同時に零れ落ちる精液。
こうして少女は敗北条件を満たしてしまうが、しかしそれすら意図的なもの。
全てはより惨めで陰惨な排泄行為を求めての、少女の思惑通りで。
そしてそれは、同時に少女の腕と足の運命が決まる瞬間でもあった。

ヴィクトール > 『おいおい、首落としてやるのも容易い状態で譲歩してやったんだぜ? 感謝してほしいぐらいだがな』

真っ直ぐで綺麗な少女と思われそうな言葉に、彼等が楽しげに罵る。
苦悶に震える彼女が、更に羞恥の劇に頷けば、勿論だと男は笑った。
1回ずつ、腰を動かす度に軽く尻を打ちつけ、赤いラインでカウントを描くかのように叩いていくも、8回目でそれが途切れる。
その瞬間、更に鋭くバシッ!と赤の横一字を叩き込む。

『うらっ! 数え直しだ! 早くやられねぇとクソかザーメンが漏れちまうな!?』

下品な笑い声が重なる中、二度目のトライでとうとう前の穴が開放されてしまう。
零れ落ちる精液、それを確かめれば棒で白濁を掬い上げて、彼女の眼前に運ぶ。

『残念、失敗だな』

これで希望は絶たれた、お望みの絶望を押し付ければ、男たちが彼女の身体を抑え込む。
まずはその腹を綺麗にしてやろうと言わんばかりに、胸を張るように体をのけぞらせて両手両足を抑えれば、棒をもった男が、それをバットのようにスイングさせながら近づく。

『さて、腹の掃除をさせてやらねぇとな…まぁ、俺等の遊び場がクソ臭くなるのは溜まったもんじゃねぇよな? 大将!』

そうだなと頭目が頷けば、脱ぎ捨てられた彼女のドレスが運び込まれる。
それを後ろにつきだした尻の方へと敷いていき、受け皿に使うつもりのようだ。
広げ終えれば、早速というように男が一発目を叩きつける。

『おらっ!』

バゴッ!と鈍めの音を響かせて腹を殴打する棒、それでも我慢が崩れないなら、二度三度と何度も打ち受ける。
腹の中身が噴出するまで、何度も何度も。

シャロン > 幾重もの傷跡を受けた上で、秘所から大量の精液をこぼし、少女は絶望の表情を浮かべる。
そこにほんのり混じる愉悦は、旦那である彼の見わかるようなわずかな変化。演技派役者もここまでしないほどの力演だ。
拭われた白濁は、そのまま目の前に見せつけるかのように運ばれて。
ねっとりとしたその白線は、少女の希望が潰えたことを意味していた。

「ひっ、い、やっ、ぁ、ぁあっ――やめ、やめて、くださっ、ぁ、ぁあっ……」

もはや先ほどまでの気丈な少女の影はない。
あるのはただ、凌辱と破壊に怯え、震えるだけのか弱い姿だ。
風を切る棒の音は鋭く、当たれば肌が避けてしまうそうな予感すらある。
しかし少女に身動きは許されず、膨れた腹に一番力がかかる中腰の状態で、自らのドレスを便器代わりにと敷かれてしまって。
そして、幾度目かの素振りの後、不意打ち気味に、少女の腹へと吸い込まれるかのように棒がめり込んだ。

「お、ごぉおおっ!?あひ、ぃ、ぁっ、げふ、ぇっ――おぶっ!?ひゃめ、へ、りゃ、え、や、ぁぁあっ――」

一撃では、栓が抜けなかった。
みしみし、と棒が軋む音を立て、少女の腹に赤を超えた紫の跡を刻む。
尻穴も盛り上がって、栓の最大径を見せながら、しかしあと一歩と言った所。
次いで二撃目、三撃目、と打ち付けられると、すべすべとしていた白い腹部は、青痣だらけに変えられて。
そして、四撃目。ぼきん、と棒が折れる音がする。同時に、尻穴の栓が勢いよく吹き飛んだ。

「おぐっ、ぅ、ぁ、ぉ、ぉおおおおっ――おひゅっ、ぁ、ぉ、ぉおおっ♪」

吐き出されるのは、ぐずぐずになった泥濘。
それは、少女の纏っていたドレスに降り積もり、可憐だった衣装を便所雑巾に変えていく。
非情の排泄をしながらも、しかし少女は媚薬による絶頂を迎え、男達に浅ましい雌だということを知らしめる。
やがて全てを吐き出し終えると、それでも何かを出そうと蠢く尻穴が皆の前に露わになって。
排泄行為が大好きな好き物の変態である事を最大限示すと、木の床に突っ伏し、断続的に息み、腸液を零す。
身動きできないほどの疲弊を受けた少女は、もはや男達の玩具になるより他になかった。

ヴィクトール > 普通なら、あんな仕打ちを受けた時点で理性が壊れていくはず。
それなのにそれに喜びを見せる彼女に、旦那は聖女という言葉が嘘のようだと呆れたように笑っていた。
そして、迫真の演技を重ねながら腹部を叩かれるたび、尻穴が広がると、男たちが、もっとだ、あと少しだと囃し立てていく。

『これでどうだっ!』

4回目の殴打で棒が折れ、同時に栓が抜けると、排泄物があっという間に吐き出された。
鼻を突く汚臭、そして土色の汚れていくドレスと、汚辱に満ちた仕打ちだろう。
獣のような喘ぎ声を上げ、尻を突き出した格好で痙攣し、尻穴の奥まで晒すさまは、一部の男たちがドン引きするほど酷いものだ。

『うわ、あれで喘いでやがるよ、同仕様もねぇ雌豚だな』『これで回して犯すのはちょっと引くな…もうぶっ殺すか売り飛ばそうぜ』

仕掛けておいてひどい言葉ばかりだ、そして、身動きの取れない彼女をとうとうカウンターの上へと引きずり上げれば、まずは上半身をカウンターの上へ凭れさせ、両腕を抑え込む。
もう振り払う力はないだろうが、ズレないようにするためというところか。

『さぁて、まずは腕からオサラバしようか、シャロンちゃんよ』

頭目が斧を手にし、彼女へ近づく。
呪われたそれの刃をぴったりと左腕に合わせると、ゆっくりと振りかぶっていく、命乞い、悲鳴、それを絞り出させるようにゆっくりと。
そして無慈悲に振り下ろされたそれは、魔法の力を持って骨を潰し、肉の繊維を強引に引きちぎる激痛を持って擬似的に切り離され、黒い面を切り口とした腕が転げ落ちる。

『さぁ、もう片方だ』

そして同じように反対の腕も切り落とそうと振りかぶるのかと見えるも、刃を押し付けたままゆっくりと力をかける。
万力で締め上げるようにブチブチと刃で酷い傷口を描くように刃を押し付け、押し切り、骨をごり、ごりと抉り続ける。
こちらはじっくりとした痛みを与えるように切り落としに掛かり、少女の悲鳴を絞り出そうとする。

シャロン > 排泄を終えた少女は、ぐったりと身を横たえたまま動かない。
もはや立ち上がる体力もなく、肉穴を引くつかせるばかりでしかなかった。
そんな少女を、頭目はゆっくりと引きずりあげて、先ほどと同じバーカウンターの上へと運んでいく。
上半身を乗せ、他の男たちに命じて固定させ、そして赤く禍々しい斧を構えた。
まず、斧を当てられるのは己の左腕。肌に冷たく重い金属が触れる。
予感させてから振りかぶられて、そして――。

「や、やだ、やめて、な、なんでもする、なんでもしますからっ、お願い、それだけはぁっ
 あ、や、ぁ、ぁあっ――あ、ぎぁ、ぁ、ぁあぁあああああぁあああっ!?うでっ、わ、わらひの、うでがぁあああっ!?」

ずだん、と無慈悲な刃が振り下ろされて、あっという間に肉を切り裂き、骨を断ち切り、二の腕の中ほどから切断する。
魔法の道具であるからか、傷跡からは一滴の血すら漏れず、黒い断面が広がっているばかり。
しかし確かに、左腕を握ろうとしても何も起こらず、転がった腕は断末魔のような痙攣を続けていた。
続いて、斧は右手に迫る。同じく二の腕の中ほどに当てられて、しかし今度は振り下ろされることはない。
テーブルとの接点を支点とした、少女を苛め抜くためのギロチン。
ゆっくり、ゆっくり、肉をぷちぷちと切り裂きながら、骨を何度も傷つけるように、不完全な切断を繰り返される。
そのたびに少女は悲鳴を上げ、体を震わせ、終いには小水すら零しながら泣き叫ぶ。

「いぎぃっ、い、ぁ、ぃいいいいっ、ひゃめ、てっ、わらひ、の、うでっ、なくなっひゃ、ぁ、ぁあああっ――
 は、ぎっ、いだい、いだいいだいいだいいぃいっ!?――ぎぃっ!?」

ぶつん。最後の肉の一辺が切り落とされると、両腕がごろりと磨かれた木の上に転がった。
両腕を失った少女は、しかしまだ許されることはない。男達の好奇の視線が、突き刺さりそうなほどだった。

ヴィクトール > 『クソ穴すら確り閉まらないどころか、クソして喘ぐ牝豚に何が出来るってか? 肉オナホぐらいが身分相応だろうよ!』

頭目が吐き捨てながら斧を振り下ろす、断末魔と舌足らずの言葉が聞こえれば、賊達は愉快と笑い声を上げていた。
人一人の腕が、擬似的とはいえ切り落とされたと言うのに笑いの種だ。
それだけ、彼女の存在は人として扱われていない証拠だろう。
更に、反対の腕はゆっくりと抉り落とし、激痛の悲鳴が溢れかえる。
両腕を失った少女は、もう普通には生きられない姿にしか見えない。
残るは両足、それすらも切り落とそうと男たちが彼女をカウンターの上へ寝そべらせれば、動けないように全力で抑え込む。

『飛び切り痛くしてやるか、やかましい口もそれで静かになるかも知れねぇからよ』

その言葉と共に斧は姿を変えていく、それは鋸へと変化したのだ。
片刃の長い、ギザギザの刃がついたそれは先程までの斧とは雲泥の差である。
削って切り落とすのだ、肉と骨を。
だいたいこの変化と、ろう石で点線をゴリゴリと描かれると、頭目はそこへ刃を押し当てる。

『さぁ、最後だ、覚悟しろよこの肉便器が』

ざり、ざりと肉をすりきり始め、鋸はじわじわと両足の肉に沈んでいく。
血も出なければ、潰れた肉片も出てこないが、その切り落とし方に生まれるであろう痛みは全て綺麗に再現されるのだ。
肉を立てば、骨に居たり、ごり、ごりと固い何かを削っていく音が響く。
それが終わると再び肉の削れる音と共に、黒い蓋をされた太腿が転げ落ち、黒い断面だけが彼女の四肢に残る。
同時にその惨めな姿に嘲笑う男たちは、力を失った両手を暖炉の火の傍に翳して、焼こうとしてみせたりと、玩具のように弄ぶのが見えるだろう。
しかし、再び首に縄がかかればそれだどころではなくなるか。

『とはいえ、こんな手の込んだ牝豚は買い手が居なさそうだからな、殺処分とすっか』

性を吐き出し終え、ショーも楽しみ、もう用はない。
ゴミを処分するような軽い口調で呟く男は、縄を引っ張り上げて首を釣り上げる。
ぎりぎり太腿の名残が床に届くか届かないかの距離で吊るし、柱に縄をゆわくと、そのまま命がけのダンスを見世物に、坂瓶の口を咥えて傾けた。

シャロン > 腕は二本とも、ただ転がるだけの肉塊に変わった。
男達もただの肉塊には興味がないらしく、揶揄する言葉を投げかける程度。
にやにやと、下卑た笑いを浮かべながら酒をあおる男たち。
彼らにとって、少女はもはやただのおもちゃに過ぎず、壊れるのをただ待つばかりだった。
一見すれば、普通の生活など奪われてしまった少女は、次いで足をも拘束される。
斧は鋸へと形状を変え、その切っ先が足へと突きつけられる。

「ひっ、ぃ、やぁ、っ、あしまで、やら、ぁ、ぁあああっ――あぎっ、い、いぎぃいいいっ!?」

ごりごり、ぞりぞり、と鋸が足の肉を引きちぎり、骨を断ち割り、ゆっくりと進んでいく。
痛みが頭の中ではじけ、黒いぐずぐずの断面が、少女の人間としての終わりを告げる。
何度も何度も泣いて叫んで許しを請うて、そしてそれでも許されず、長い時間をかけて両足を同時に切り落とされた。
ごとり、と二本の足が落ち、もはや立つ事すらできぬ達磨にされて、木の上に転がされる。
もはや少女は声すら枯れ果てて、ただ呼吸するだけの肉塊と化す。
そして、その首に縄を括り付けられると、ぶらり、と肉体が垂れ下がった。

「か、ひゅっ……ぁ、が……うぁ――」

そろそろ潮時か。酸欠で徐々に薄れていく意識の中、確かに彼の名を念じる。
さすがに手も足もなければ助けてもらうしかないのだから、と、合図を込めて。

ヴィクトール > 生きた玩具程度の扱いで弄ばれ、壊され、そして性奴より惨めに踏みにじられていく。
四肢をもがれ、その上での仕打ちは絞首刑の様なものだ。
足掻くことも出来ず、喉が締まっていき、酸欠で意識が消える前に呼びかけられれば、呆れたように溜息を零す。

「どんだけドマゾなんだかな、我が嫁はよぉ…?」

大剣を引き抜くと、それは黒い粒子へと変化していく。
黒曜石の礫を操る形状へと変化させれば、その場にいる男たちに狙いを全て定め、彼女を吊るす縄にもそれは合わさっていく。
ばっと掌を突き出した瞬間、闇の中を走る黒い流星達が、横殴りに宿の大広間を突き抜けた。
狙いは全て肺、穴が開けが血が入り込み、地上で溺れ死ぬ苦しみに満ちた終わり方だ。
同時に縄を撃ち抜けば、少女の体が地面に転がり、彼がたどり着く頃には、男たちは血を口から溢れさせながら死に絶えている。

「っと、本当に死にたがりとしか見えねぇ光景だったぜ?


斧を掴み、切断した部分の修復を命じると、黒い面がつながって元通りの手足が復元されていく。
それから羽織っていたコートを彼女へと被せてから抱き寄せると、派手に汚れたドレスへと視線を向ける。
あれもどうするか? そんなことを考えながら、少女の救出劇は幕を下ろす。
連れ帰った先の部屋では、今度か少女を彼が目いっぱいに貪ることだろう。

シャロン > 宙にぶらりとつられた少女は、やがて衝撃で意識を取り戻す。
それは、旦那様が山賊を切り伏せた時のもの。自身の縄も一緒に切断したのだろう。
どたり、と落ちた体は、起き上がる事すら出来ない惨めな物。
しかし、後から入ってきた彼に抱き上げられると、心底幸せそうな笑みを浮かべた。

「……ふふ、本当に死んじゃいそうで、ドキドキでした。
 旦那様は優しいから、こんなに手酷くはしてくれませんし……
 こうやって優しく抱きしめてくれちゃうんですから、えへへ」

動かせるのは首だけだが、それでも頬ずりくらいはできる。
少しだけ、わざと不自由な体を堪能すると、手足を元に戻してもらう。
継ぎ直した感覚は、わずかな違和感こそ残るものの、そのうち消えてしまいそうなほどにぴったりで。
両手を握り、足踏みを軽く踏み鳴らし、接続の確認を終えると、浄化の呪文で一気にドレスを新品そのものに変えていく。

「ん、私の魔力を常に込めてますから、力を封じられていても綺麗にするくらいなら余裕なのです。
 それにしても、どうでした?私、一生懸命我慢して演技したんですよぅ?あの人達、雑魚雑魚なんですもの。
 やっぱり私が愛せるのは、私を真っ向から力でねじ伏せて抱いてくださる、旦那様ただ一人です♪」

満面の笑みを浮かべて、彼に追随する形で宿屋の跡地を出て行こう。
その後、二人の連れ立った先、とある一室では目一杯に甘ったるい交わりが行われる。
それこそアイスクリームにハチミツをかけて粉砂糖をまぶしたような、あまったるぅい、愛の交換が、きっと。