2016/12/05 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にヴィクトールさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にシャロンさんが現れました。
シャロン > 少女の夢は彼を看取る事だが、それは彼との寿命の違いを考えているから。
もし彼も長生きすることになるならば、一緒にずっと、仲良く過ごしたいと考えている。
何せ、少女はこんなにも、旦那様にべたぼれなのだから。

「――あぁ、確かに。でも、私の体はそもそも妊娠しにくいですし、お薬あまり効きませんから……
 かと言って、出来てしまったら生みたいですから困っちゃいますねぇ、はい」

くすくすと笑いながら、首を傾げてみせる。
彼の激しさは、本来ならばこの矮躯には受け止めきれないもの。
それを可能にしているのは単に、龍の血と聖女の加護に他ならない。
立場を失ってもなお、加護は少女を守り続け、血は体を賦活し続ける。
身に宿した複数の力は、彼の闇の力も相まって、三位一体となって少女の中に宿っていた。

「あ、ぅ……それじゃ、その、よろしく、お願いします」

ぺこり、と小さく頭を下げて、低い囁きに疼きを満たす。
彼との関係性は、男女にして夫婦にして、そして何より雄と雌。
蜜でぐっしょりと濡れた下着を下ろされると、秘所と下着の間を銀の糸がつないでいた。

「……あの時は、本気でダメかと思いましたよ?
 ただ、その……あの時から、たまに、襤褸切れのように扱われたくなっちゃって。
 ふふ、ならず者につかまって――とか、想像しちゃうんですよ、討伐するとき」

とは言え、そこいらの野党は歯牙にもかけないから、妄想するにとどまっている。
無茶をするなら旦那様のいる近くで――そう、固く誓っているから。

陰核に差し込まれる宝石飾りは、吸い込まれるような黒の石。
ぎちり、と唯一癒えない傷であるピアスの跡を開かれると、鮮烈な痛みが駆け抜ける。
リング状の部分で包皮を剥き上げられたまま固定され、先端のピンク色の肉豆を押しつぶされて。
さらにその上から下着を履かされると、程よく滑る蜜を帯びた布地が、しょりしょりと先をすりあげる。

「んぃっ、ひっ、ぃ、ぁあああっ――あ、はぁっ♪
 そし、たら……はぃ、おやど、にぃっ♪」

一歩ごとに甘い痺れを感じながら、彼に引かれて歩き始める。
火照った体はすでに汗にまみれており、熱気でわずかな湯気すら立つほどだった。

ヴィクトール > 「薬が効きづれぇのか、それなら…こいつで止めちまうほうが早いか」

そういって彼女の下腹部を撫でる。
同時に服の下に浮かばせるのは、妻としての立場とは別に、牝奴隷として刻み込んだ淫紋だ。
意志の魔法で彼女の身体を自在に操作できるように根を張ったそれを起動させれば、後は容易い。
自分が望むタイミングでのみ孕めと命じることで、それまでは彼の魔法が受精を阻むだろう。

「ははっ、厭らしいのにこんな時まで律儀だな」

厭らしく狂わせると囁やけば、真面目な返答に困ったように笑うものの、手は動き続ける。
ピアスをはめ込む間に聞こえるのは、あれ以降に備わってしまった被虐の快楽。
ゴミクズになるほど弄ばれ、壊され、グチャグチャにされたいと狂った欲望を聞けば、変わらずの笑みでむき出しになった肉芽を爪先で弾いた。

「なら丁度いいぜ、その望みを叶えてやるさ」

舌っ足らずになりながら喋り、歩く少女を連れて山道を登っていくと、中腹にある小さな宿屋がみえてくる。
そこは小さいながらも天然の温泉を引いており、料理ももてなしもそこそこ良く、ワリと人気のある場所だ。
それなのに、今は閑散としているのと同時に…張り付いた空気が少しだけ感じるはず。

「そこの宿屋に山賊達が居座ってるって話でよ、そいつをぶっ潰すのも仕事の一つだったわけだが……その状態でやってこいよ」

甘い声を上げ、歩くだけでも精一杯になっている少女ならば、そこらのならず者相手でもかなり苦戦するだろう。
おまけに多数と戦うとなれば、それは更に辛い戦い。
負けて踏みにじられても、すぐ側に彼がいるので助けるのも簡単だ。
お誂え向きの環境をの中、意地悪な彼は更にニヤッと笑い、問いをかける。

「ハンデはそれで足りるか?」

まだマイナス要素を抱えたいかと、敢えて問いかける。
追い込まれきった状態で、踏みにじられる快楽に拍車をかけるように。

シャロン > 「ん、その方が、いいかもですね……確実ではありますよ?
 ただ、一時的に月の物を止めるくらいでおねがいしたいなぁって。
 時間が経ったら、また旦那様の赤ちゃん、いっぱい生むんですから」

長生きするならば、子孫も当然繁栄するような気がする。
ましてや彼の、強力な精液であればなおさらだろう。
ただし、彼が望まない子供というのも何となく収まりが悪い。
折角なら子供には、二人が望んだから生まれたのだ、と胸を張って言いたいのだから。

「ぅ……そういう性分ですし……」

彼に手間をかけさせるのだから、感謝の思いを込めて敬意を払う。それが少女の考え方だった。
あれ以来、時折去来する、破滅願望にも似た感情。拷問じみてすらいるかもしれない、淫獄。
それを想像してしまいながら、しかし少女の股座ははしたなく濡れそぼる。

「く、ぅ……ふふ、結構きつい、ですね……
 多分、頑張っても二十人、位でしょうか?」

陰核を責められ、竜の力と聖女の加護を封じられて。
少女の元からの身体能力と、丈夫さが取り柄の体と、少しの法術だけが頼りになる。
負けて踏みにじられるのは簡単だが、相手の怒りを買ってからの方がよりひどい目にあえるから。
全力で剣をふるうつもりで、少女は嬉しそうにうなずいた。

「はふ……これ以上、は、その……ぼろ負けしそう、ですね……
 ただ、その……旦那様がお望みなら、いつ、何をしてもいいですから」

最後は助けてくれるのだから、それまでは彼の好みに従うように嬲られることにする。
腹が痛くなろうが、急に動けなくなろうが、すべて彼の望むままに。それが少女の、楽しみだった。

ヴィクトール > 「……ホント、俺みてぇな風来坊の嫁には勿体ねぇって仲間が言うのも分かるわ」

これだけ淫乱に蕩けて、性欲におぼれているというのに、母性やら妻としての何たらやらを忘れずに口ずさむ彼女に、感服するしかない。
仲間にはいい幼妻がくっついて、丁度いいと思われていそうだが。

「俺とシャロンだから、それで丁度いいのかもなぁ、極端同士でよ?」

楽しげにクツクツと笑いながら山道を終えると、宿の近くへと辿り着く。
自分が見つかると巻き込まれて楽しめなくなるだろうと、今は茂みの中で身を隠している。
戦う気満々の彼女に指差すのは、宿屋前の開けた場所と、裏手の温泉のある場所、そして大きな窓が備えられた2階の大広間。
そこなら外からでもよく見える、犯されるならそこにしろということだ。

「とかいってやる気満々じゃねぇか、そうか…じゃあ、負けた時にたっぷりと興奮できる仕掛けをしておいてやるよ」

下腹部を撫で、そのイメージを送り込むと淫紋が淡く点滅しした。
これでいいぞと彼女を送り出せば、宿屋から山賊達の気配を感じるだろう。
今は大半が酒に現を抜かしつつ、数名ほど見回りに動く気配がある。
どう突撃するのやら、そんなものも楽しみにしながら様子を見ていた。

シャロン > 「勿体ないの……かしら?」

きょとん、としながらも、そのまま彼に擦りついて。
温もりを感じるように目を瞑ると、少しの間だけ彼の感触を楽しんでいた。

「ふふ、両極端が合わさって、ちょうど良くなるのは素敵かも、です」

そう告げると、腰の剣を抜く。
清らかな銀白色の刀身は、月明かりに冴え冴えとした光を帯びている。
少女の父親である竜の、もっとも強靭な牙を研いで作った長剣は、かつての少女にとっては勝利の証だった。
切れぬものなどなく、弾けぬものなどなく。その剣と少女の身体能力だけで、百の兵士は切り伏せられる。
一にして百や千と並んでいた少女は、しかし今や山賊の数十にすら屈しようとしている。
それも、心から喜んで、である。犯される場所まで指定すると頷いて。
少しだけ考えた後に、少女は小さな声で。

「……その、旦那様。私は、旦那様の騎士ですから、目一杯嫌がって抵抗して、敗北したら悲壮に犯されるんです。
 そして、最後は素敵な旦那様に助け出されるんです。ですから――貞淑なお嫁さんなのですよ?」

などと恥ずかしそうに言うと、腹部の熱を感じながら、ゆっくりと跳躍する。
内心では必死に快楽を押し殺しながら、しかし騎士として鍛え上げられた動作で見張りの前に滑り込む。
声を上げる前の一瞬で数人を切り捨てると、"わざと一人だけ逃がして"自分の到来を告げさせた。

ヴィクトール > 「それぐらいいい女だってことだよ」

勿体無いからと言って手放すつもりもない。
擦りつく少女を優しく撫でながら、愛らしい姿に目を細める。
彼女の言葉に だろう? と呟くと、きれいな剣が引き抜かれた。
銀色のそれは、自分の魔剣とはある意味真逆に当たる、神聖な竜の力を宿した刃の様に感じる。
それを月光に晒しながら、少女から溢れる淫気は、何かの術に踊らされているようにも見えるが、紛れもない正気だ。
その狂った感覚すらも、彼にとってはニヤリと笑みを浮かべさせるほどの興奮を煽る。

「犯されるのが望みのくせに、願望は白馬の王子様とお姫様だからな…ホント。まぁそれがまた、可愛いんだけどよ…?」

恥じらいながら駆けだす彼女を小さく手を降って見送る。
それだけ激しい動きで立ち回れば、ショーツに擦れる肉芽は、柔らかにヤスリがけでもされるように激しく擦れていくだろう。
あっという間に殺られていく見張りが、つんのめるように逃げ出し、叫ぶ。
敵襲だ! その声にあっという間に山賊達が溢れかえる。
想定していたよりも多い30人ほどの気配、目の前にいる頭数は10人程度だが、色んな所に潜んで少女を囲もうとしているのが分かるだろう。

『一人とはいい度胸だな、犯されに来たのか!?』

やっちまえと筆頭が合図を出すと、剣や棍棒を手にした男達が一斉に少女に襲いかかる。
動きは賊そのものの、力任せで未熟なモノ。
それでも、衝撃や動きや、何かの拍子に都度都度擦れる淫芯への快楽に、耐えながらとなれば、かなりの苦戦となりそうだ。

シャロン > 「ん、ずっとずっと、愛してますから――」

白馬の王子様に後を託すと、戦いの火蓋が切って落とされる。
初手で数人を的確に切り伏せると、呼び出てきた男達に、不敵に微笑む。
幾度となく擦られた陰核はぷっくりと熟れているが、今はそれよりも、一度優位に立つ必要があった。
後で、恐怖や怒りを全てぶつけてもらうために。苛烈な凌辱のために剣をふるうのである。
周囲に感じる気配は三十ほど。その内の半分程は腰巾着だろうが、兵士崩れかもしれない熟練者も交じっている。
ともあれ、ここですべきなのは、たった一つ。彼らのプライドをあおることだけ。

「あら、この程度の不意打ちで死ぬ部下ならいらないでしょう?
 この私、シャロン・アルコットの剣に乱れて、報奨金になるといいでしょう♪」

我ながら、挑発は決まったと思う。
一斉に飛びかかってくる男達。その脇をすり抜けるように、一刀で二人の喉を掻き切った。
身をよじる際に布に挟まれて、陰核がぎちりと潰される。それでもまだ、隙は見せない。
五合を打ち合う間に三人、四人、と切り倒すと、剣の赤を振り払いながら。

「雑魚ねぇ――腕に覚えのある者はいないのですか?」

運動による上気――と思わせつつ、快楽に浸りながら告げる。
名乗り出る者がいるならば、調子に乗ったふりをして正々堂々、一騎打ちとしゃれこむつもりだった。
――男達が荒くれ物で、真っ当な騎士道など持ち合わせていないと知っている上で、その魔の手に落ちるために。

ヴィクトール > 甘ったるい出立の言葉だが、それは犯されに行く前の言葉としてはとても不釣り合いの甘さだ。
肉芽への快楽に耐えながら一人、二人と切り裂いていく彼女の動きに、中々やるものだと見物しているが、戦う相手としては面白くはなかろう。

『くそっ! このアマ…っ』『ぐぁっ!?』

小さな身体が踊るたびに屍が増える、筆頭のこめかみに青筋が浮かぶほど怒りが顕になると、彼女の挑発に筆頭が斧を片手に前に出る。

『ふざけるなよ小娘が! 俺が血祭りにあげてやるっ!』

短足胴長のがっちりとした男が彼女へとドタドタと駆ける。
愚鈍な動きではあるが、彼女の避ける先を見計らって斧を振り抜き、振り下ろす。
細い丸太程度なら寸断するほどの贅力を見せつけながら、彼女に回避を強いるのは、スキを作るためだ。
大振りの動きに彼女から反撃をしようとすれば、身を潜めていた仲間が一斉に吹き矢を放つ。
的確にも首筋を狙ったそれは、動脈に刺されば媚薬が一気に流れ込み、感度を強引に引き上げて腰砕けにさせるものだ。
普通の女が喰らえば、あっという間に牝犬に堕ちかねない強烈なものを彼女に放ち、卑猥に挫こうと男達の毒牙が剥かれた。

シャロン > 剣が閃く其の度に、物言わぬ死体が一つ増える。
その剣技の冴えは正しく圧倒的で、真正面から立ち向かえばタダじゃすまないことを告げていた。
一瞬で三分の一を剣の錆にした後、少女の呼びかけに飛び出すのは筋骨隆々の男だった。
右手の斧は分厚く、切るというよりもつぶすにすら思えるもの。
少女の膂力でも重そうだと思う鉄塊を持った男は、経験則からの一撃を少女に振り下ろす。
ステップの先を読まれた少女は、片足だけでステップを切り返そうと謀る。
その刹那、首筋に殺気を感じると、少女は"的確に動脈を晒す様に"ステップを崩した。
とす、と的確すぎるほどに、吹き矢の先端が首を捉えて、そして。

「なっ、ぁ、ぁあっ――はひ、ぃ、ぁあああぁあっ!?」

媚薬と運動による陰核の擦過が重なって、少女はあっさりと絶頂を迎えた。
竜の力を封じられている今は、薬が効きにくいと言えども抵抗しきれず、強烈な発情と酩酊を覚える。
足に力が入らなくなって、剣をも取り落としてしまいながら、少女は何が起きたかわからない、とでも言った演技とともに、へたり込んでいた。

ヴィクトール > 筆頭の罠に自ら掛かりに行く少女の動きを、彼等が気づくことはない。
自分達の罠に誘い込まれたのだとばかりに、ニヤついていくのが刹那に見えるだろう。
吹き矢が首に突き刺さり、強烈な媚毒が体内を駆け巡り、少女の感度を引き上げてあっという間に絶頂へと追いやる。
それと同時に淫紋が淡く輝く。
服の下で光ったそれは、彼等には見えないが…少女には大きな変化が訪れる。
絶頂、そして敗北と同時に尿意が増していくという仕掛けだ。
絶頂で身体が本能的に緩み、敗北し、命と貞操の恐怖で弛緩していく事で理性的に緩んでしまう。
そのイメージがすっと、脳裏を駆け巡るだろう。

『馬鹿が、誰がサシなんぞに応じるかってんだ。おい、武器奪って枷嵌めてやれ、賞金稼ぎからぶん取った、賊封じのだ』

そうすると部下の男達がニヤつきながら少女に近づく。
その手に持つのは、無骨な首輪と手枷と足枷。
鎖はなく、物理的な拘束力は低いが、魔法を封じ、装備させた四肢の筋力を弱らせるものだ。
これを着けられれば、彼女は何も出来ない、無力で踏みにじられ、食い尽くされ挙句に壊される、哀れな少女へと落ちぶれる。
抗うこともなければ、それが嵌められてしまうが…。

シャロン > 夫の介入を受けながら、少女は内心幸せだった。
わざと受けた毒矢に絶頂させられ、尻餅をついた衝撃で小水を零す。
じょろじょろと零れ落ちる小水が、そのままドレスと下着を濡らす。
それはまるで、少女が恐怖に失禁したかのように見えるはずで。

「あ、ひぁ……ひ、卑怯者っ!男としてのプライドもないのですかっ!?」

わざと気丈に振る舞いながら、枷がやってくるのを待つ。
奥から取り出される黒い金属製のそれらは、鈍い光を放ちながら四肢を繋いだ。
腕に、足に、そして首に。少女の魔力は完全に散逸し、竜の力も全てが身体保護に回される。
今の少女は体が丈夫であること以外は、普通の少女と変わらないほどになっていた。
期待と情欲による震えは、しかし恐れだと勘違いされてしまうはずで、表情を恍惚に歪めない様に振る舞うのが何よりも大変だった。

ヴィクトール > 『こいつ漏らしてやがるぜ、さっきまでの威勢はどうした、あ?』

失禁しながらこちらを見上げる様子に、男達が愉快そうに笑う。
気丈に振る舞うなら、枷をはめようとしたところで、不意打ちに鳩尾へ鋭いケリを叩き込んでいく。

『うるせぇ! ガタガタ抜かすと両腕へし折って二度と剣がにぎれねぇようにしてやろうか!?』

暴力と暴言で少女を踏みにじりながら、枷が嵌められていく。
これで少女から危険要素が去ったとなれば、首根っこを捕まえて、強引に少女を引きずる。
男達がぞろぞろと向かうのは、2階にある大広間だ。
そこにあるバーカウンターへと少女を引っ張り込むと、カウンターの上へ細い腕を載せていく。

『さて、言葉だけと思われると癪だからな、片腕ぐらい落としておくとするか』

ダンッと腕の側にあの斧が刃をくいこませ、テーブルに斜めに立つ。
男達が口笛を吹いて歓声を上げると同時に、黒い目隠しがかかっていく。
ぶった切ってやれ、切り落としたら焼き塞ぎゃ死ぬこたねぇだろと、勝手なことを宣う中、筆頭の名を繰り返すコールが加速する。

『おらぁっ!』

ダンッ! 腕の関節に激しい衝撃が叩き込まれるが、千切れることはない。
代わりに木の棒で関節部分を力いっぱい打ちのめし、激しい鈍痛で少女に恐怖を思い知らせるだろう。
目隠しを外し、カウンターから開放すると、男達が尻を蹴って舞台の上へと上がらせていく。

『おら脱げよ!』『厭らしくストリップしろよ! シャロンちゃんよぉっ!』

脱げと何度も声が重なり、下品な笑い声が重なる。
躊躇うなら早くしろとグラスを投げつける輩もいる始末。
乱暴という言葉で埋め尽くされた恥辱が開幕した。