2020/05/08 のログ
■番号215642 > 「ね……わるくないでしょ?」
褒められると、奴隷は嬉しそうに笑う。
今の価値観で育っている彼は、奴隷として行っている行為に疑問を持たないばかりか、真面目にそれを実践する。もう十分に舐めとってしまった白濁を飲み込むと、まだ陰核をザラザラの舌をこすりつけるように舐める。
「まっって…やッ…」
頭を撫でられる安心感と、数え切れない場数を踏んだ相手から与えられる強すぎる快楽に、腰は砕けて。
「まって…本当にイっちゃうから。怒らないでッ…あああッ!!」
刺激の強さに耐えきれず、舐め続けることができなくなり。奉仕中の奴隷が精を放つことを詫びながらも。快感にのけぞって、腰を中心に一度痙攣したあと、盛大に白濁を飛ばす。
「あ…ごめんなさい…」
飛ばしてしまった精液が再度相手にかかってしまったのを、丹念になめとろうと舌を伸ばして。
■アムネシア > よほど念入りに仕込まれたのだろう。
他の男の精液を舐め取り、一心に奉仕する様は哀れにも映る。
しかし、それは一方的な価値観でしかない。
奴隷少年に今の環境から抜け出す術があるのであれば哀れみ、正しい人の道へと戻すことも考えよう。
しかし、そうはならない。
少年の環境は変えられない。
故にかつて黒の聖女と呼ばれた少女は優しく微笑むだけで、奴隷少年のやりたいようにやらせる。
ほんの少しの癒やしを与えて。
「ふふ、いいよ。
怒らないからいっぱい出しなさい。」
あえて命令口調なのは奴隷少年へと逃げ道を与える為。
命令されたなら、そうしなければならない、きっとそう仕込まれているはずだから。
そして、足指の責めに耐えきれず、奴隷少年が気持ちよさそうに精を放てば嬉しそうな微笑みを浮かべ、それを脚に受ける。
白い脚に新たな汚れがべっとりと張り付き、その火傷しそうな熱に熱い吐息が一つ漏れる。
「ん、舐めて綺麗にして?」
奉仕は苦しいことでも嫌なことでもない。
気持ちよくて楽しいことだ、そう思えるようになれば奴隷としても幸せに過ごせることだろう。
故に猫耳少女は汚れた脚を少年の顔の前へと差し出す。
優しい母の眼差しと柔らかく温かな声で。
本当なら女を教えてあげたいが、さすがにそろそろ戻らなければ店主も怒らざるを得なくなるだろう。
「それ綺麗に出来たら戻ろ?
皆のお手伝いしないとね。」
脚を舐めさせながら、優しく優しく少年の髪を撫で、立派な狼耳を擽る。
■番号215642 > 興奮すれば他人の精でも丹念になめとる、命令されないと安心して射精できない。奴隷はあくまでも教えられてた通りのことしか出来ないけれど。
今日はそれでも快感がすごくて、色を売る事への抵抗感はずいぶんと減った。快楽に流されやすい幼い奴隷である。
自分で出したばかりの熱を帯びた白濁をすっかりなめとって綺麗にしてしまうと。
「やっ…」
耳を触られるとまた腰が砕けて、下腹部に熱を感じるけれど。
「お手伝いしないと!」
続く言葉に、仕事を思い出す。椅子の足下でしゃがみ込んで、少女が立ち上がりやすいように手をのばす。
相手が立ち上がれば、名残惜しいようにその手を離して、持ち場に戻ろう。未だ饗宴の後は色濃く、何よりも洗い物がたくさん彼を待ち構えていて。
奴隷たちの夜は更けていこうか。
■アムネシア > 「ありがとう♥」
足を綺麗に清めてくれた奴隷少年が差し出してくれた手を柔らかな手で握り、甘い笑顔を浮かべて立ち上がる。
相変わらず肌を隠すモノはないが、仕事が終わったらいつもの黒衣を着て帰るだけなのだから、まあ、しばらくはいいだろう。
どうせ裸以上に恥ずかしい姿まで全員に見られているのだから。
「かっくんは働き者だよねぇ、偉い偉い♪」
持ち場に戻る奴隷少年の後ろをついていきながら、嬉しそうに褒める。
そして、仲間たちと和気あいあいと仕事を終え、今日の分の給金を受け取り帰るのだ。
愛しい子どもたちが待つ孤児院へと。
今日はもう遅いから、明日何か美味しいものでも買ってあげよう、そんなことを思いながら。
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