2019/11/11 のログ
クレス・ローベルク > 「良い子だ」

と蜜がついていない左で頭を撫でる。
しかし、客が集まってくると、男は少しばかり思案気な表情になる。
今日は別の仕事ではあるが、普段、男は剣闘士――つまり、人前で女を犯す仕事をしている。
その上で、今はカジノサイドの人間である。
別に、ショーマンとして雇われた訳でもないが、観客を愉しませる義務感の様な物が微かに生じる。

「んー、こうなると俺ばっかり楽しむのも悪いな。
君も娼婦なら、見られた方が良いだろうし。
君――えっと、すまない、名前は?」

と、そこで名前を未だ聞いていなかった事を思い出し、聞いてみる。
その上で彼女の身体を持ち上げ、膝の上に乗せる。
「脚は閉じないようにね」と言い含める様に囁いて、

「んじゃ、品定めを再開しよう」

シルフィエッタ > 「お褒めいただき、光栄です――っ、んんっ、ぁ――♡」

少女の体は年相応の発育で、性欲もまた年若いが故に強い。
甘い悦楽を味わえば、ふつふつと湧き上がる情欲はやがて溢れ出てしまうもの。
布越しに幾度も秘所を擦られると、その内に陰核を勃たせながら蜜で色濃く布地を濡らして。
彼の手指に導かれるように、わずかに股座を前に突き出したような姿勢になる。
それこそ、彼が陰核を、秘所を、衆目の前で嬲りやすい様に。それは、少女の無意識で。

「んぁっ、ぅ――見られるの、恥ずかし、ですからっ――♡
 やぅ、んんっ♡名前、はっ……シィ、と申しますぅっ――んぅうっ♡」

前もって決めておいた偽名を口にしながら、膝の上へと乗せられて。
足を閉じるな。そんな言葉におずおずと左右の足を広げ、自ら衆目に秘所を晒す。
告げられる再開の言葉に、少女は耳まで赤く染めながら、甘い愉悦に鳴き囀った。

クレス・ローベルク > 「シィちゃんか。良い名前だ。
それじゃあ、お客さん、シィちゃんが見られてより気持ちよくなれるよう、もうちょっと前に出てくれるかな?」

そう言われ、最初に出るのはほんの数人。
しかし、その数人が呼び水となって、更に近くまで客の壁が近づいてくる。
シィを見る目が、表情が、よりはっきりと見えるようになるだろう。

「……さて、それじゃ――そろそろ、本気を出すかな」

そして、彼女は気づくだろう。手つきが、明らかに違う。
今までは、彼女の身体の柔らかさや感触を愉しむ様な愛撫が含まれていた。
しかし、今は違う。
指でなぞるだけの動きは押し込み、激しいものになり、胸への愛撫も強く揉み、まだ今まで触ってこなかった乳首も、くりくりと虐めるようになる。

「……ふぅ……はむ、っちゅ」

口も、小さな耳を嬲り、か細い息を吹きかけ、彼女の性感を高める為に使われる。
プライベートでは無い、本業用の――つまり、彼女を悶えさせ、溺れさせ、辱める為の愛撫だ。

「ほら、まずは一回だ。声を我慢せず、可愛い声を出すんだよ――?」

言い聞かせるような、優しいとさえ言える声。
しかし、それで十分だ。強制力などなくていい。
此処まで来れば、最早彼女さえ、辱められるのが『仕事』なのか、『自分の欲望』なのか解っていないだろうから。

「さあ――イッちゃえ」

そう言い、今まで触っていなかった秘豆を、布越しできゅ、と指で包み込むように、しかし強めに摘まむ。
散々積み重ね、堪えさせていたものを、一気に解き放つ様に。

シルフィエッタ > 彼の言葉に従い、衆目の数人が前に出る。男女を問わず、少女の痴情を望む者達だ。
彼らの前で、偽名を呼ばれて、しかしそれが自分だと自覚しているからどきりとして。
本気を出す。そんな彼の言葉と共に、愛撫の手付きが変質する。性を教え、虐めるものへ。
対する少女の体は、少し前に性の味を覚えて綻び始めたばかりの花。熟練の手管には勝てる訳もなく。

「んひっ、ん、やぅっ、ぁ、はっ――♡だ、めっ、みちゃ、や、あ、あぁあっ――♡」

突き刺さる視線。その全てが肌をチリチリと焼くような気がして。
胸も、秘所も、尻肉も、その全てが甘い快楽を生み出す性感帯と成り果てる。
それだけ興奮した少女の体は火照りを帯びながら汗ばんで、全身にピッチリした布地が張り付いて。
起伏の少ないしなやかなボディラインをくっきりと浮かばせながら、少女の体はより高みに導かれる。

「く、ぅんっ、ぁ、ひっ、ぁぅ、ぁ、ぁ、ぁあっ、真っ白っ、びりびり、来ちゃ、あ、あぁあっ――♡」

声を我慢してはいけない。甘い声で鳴け。足を閉じてはいけない。そして、果ててしまえ。
その全ての命令を素直に聞く少女は、膝の上で蕩けて、法悦に身を委ねることしか出来なかった。
己の欲望と仮初の仕事。そのどちらもが重なり合って、分別がつかなくなって。
刹那、止めと言わんばかりに陰核を摘まれると、背筋を甘い痺れが駆け抜け、全身に伝播する。
同時に体が意思に反してヒクリと跳ねて、痙攣が静かに広がって、大きくなって。

「やっ、ぅ、ぁ、ぁあっ、いっちゃ――ぁ、ぁあぁああああぁあっ――♡」

きゅぅぅ、と弓なりに背筋をそらしながら、少女は天井を仰ぎ、絶頂を迎える。
その後、放心状態でくったりと彼の上に崩れ落ちると、余韻に浸って震えるばかり。
それから、少女が人前で玩具にされるか、或いは彼だけの玩具になるかは彼次第。
いずれにせよ、たっぷりと鳴かされて、這々の体で隠れ家に帰ることになるのだけは確実だった――。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からシルフィエッタさんが去りました。
クレス・ローベルク > 真っ白になった彼女の頭を撫でながら、男は思う。

「(……やっちまっちゃったな……)」

警備の仕事を完全にぶん投げて、彼女を虐めるのに集中してしまった。
これだけ人だかりに囲まれて、監視も何もない。
とはいえ、こういう事はないでもなかった。
こういう時にやる事は、つまり一つだ。

「はい、この子はシィちゃんっていう、入ってまだ間もない新人さんです!
どうか皆さん、頑張ってくれたこの子のお客さんになってくださいね!」

そう言って、男は彼女を抱えてバックヤードに抜ける。
後で怒られるだろうが、娼婦の売れ行きは良くなったという事で許してくれねえかなと思いつつ。
そして――その後は、シィを正式に買って、後後の楽しみを――

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からクレス・ローベルクさんが去りました。