2017/06/01 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にレフェーリアさんが現れました。
■レフェーリア > もしも湾岸都市ダイラスに留まるのであれば、ハイブラゼールに行って損は無い。
――運が悪くなければ、だが。
治療していた旅人から聞いた話を元に整えた服装で足を踏み入れてみると、張り詰めた様な賭け事が行われた張り詰めた雰囲気と、
酒を飲み交わしている連中がその隣で楽しげに談笑を続けていて、
……話の種になっているのが、各所に備え付けられた台で他人に、または獣に犯されて見世物になっている女性達。
「……どうしよう…っ…」
服を買い揃えて仕送りを続けた今は、ギャンブルの種銭として使える資金は決して多いものではない。
見世物として、または娼婦紛いの事をしてまたお金を稼ぐべきだろうか、
それとも、ここら一帯を仕切っている者に話を通し、自ら晒し者となる事も決して悪くは無いのかも、と。
漂う熱気を受けるがまま体を僅かに火照らせ、きっちりした服装を整えた彼女は考える。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にゼイヅさんが現れました。
■ゼイヅ > 「ほう、ほう、どうしたのかねお嬢さん。ギャンブルの相手でもお探しかな?」
熱気覚めやらぬ賭博場。種々の声が入り混じるその空間の中で、朗々とした声が思考に耽っている女性へと向けられる。
杖が不要ではないかと思えるくらいには確りとした足取りで彼女の方へと近付く。普段の色合いとは違う、黒いローブ姿の穏やかな、けれど穏やかだからこそ場違いとも取れる笑顔を向けて彼女の真正面へと向き直る。
「もしかしたらギャンブルの相手でもお探しかのう?それとも-―負けが込みすぎて、帰るに帰れないのかのう?」
身なりは決して綺麗とは言えない己だ。だが、彼女の方に声を掛ける時に――その目の前に。大量の金貨が詰め込まれていると思しき皮袋を見せる。ゆっくりと皮袋を揺らせば、その袋の中からは微かに、そして無数の金貨が擦れる音が彼女にも届くだろう。
■レフェーリア > 「ああ、それは……その」
迷っている間に声を掛けて来た相手が魔族であると理解して、この場所には少し不釣合いな格好と突然話し掛けられ戸惑っている様な素振りを見せながら。
正面にまでやって来た相手にどうするべきかと考えている間に晒されていた女性が一人気絶してしまった様で、スタッフに担がれ裸で運ばれて行くのが見える。
「……それが、このままギャンブルをしていいのかどうか、少し迷ってるんです…」
実に重たそうに中身の詰まった皮袋の引き合いに出す様に、彼女が持っていた皮袋、
――彼女が片手で持てる程には小さく、中に溜まった銅貨と銀貨は相手と比較しなくてもやや心許無い。運が良ければどうとでもなるのがギャンブルであった、が。
「……あの台の上で…されたら、お金って手に入るんですかね…?」
■ゼイヅ > 「ほう?手持ちはありそうなのに随分強欲じゃのう?許可を得てからでなければ――貰いは少なくなるぞ?」
粘り付くような視線を彼女の身体に這わせる己。細めた瞳からたっぷりと実りを見せる乳房は白いシャツを魅惑的に盛り上げている。
熟れた、そして実の詰まった肉体から漂う色香。――相手が身体を売りたがっていると踏んでしまえば遠慮も何も無いのだ。
皮袋から数枚の金貨――これで最高級とまでは言わないが、上等な宿で1泊しても釣りの出る価値。
その金貨を彼女の黒パンツのポケット――後ろ側にポケットがあるならば、そちらに金貨を差し入れようとする。当然、臀部を触る事になるが。
金貨を差込、指先が尻肉のラインをなぞりながら肉付きを確かめようと――。
「そうじゃのう――お嬢さんがよければじゃが、一時の情婦にでもならんかね?ここで、全員に見られながら――になるがのう」
■レフェーリア > 「そう、ですよね…えっ……あぁ……」
飛び入りで参加したとしても、ただの気がおかしくなったか淫乱としか扱われずカジノ側から報酬が来る可能性は低いのだろう。
ならばと思っている間に相手が取り出された金貨がパンツのポケットに、合わせて弾力を持つ詰まった尻肉を撫で回されながら重みを感じる。
あまりに突然に豊満な尻肉を触られて声が溢れるが、それ以上の抵抗は行わずに小さく尻肉を震え上がらせ。
「……だ、だったら、一旦やっから考えてみます…っ……」
突然の囁きに対して吹っ切れたのか、自身のちっぽけな皮袋を携えて意気揚々とカジノへと向かった。
銀貨と銅貨をチップへと換え、手に入ったチップで手頃なギャンブルを行い――
結果、彼女は十数枚の銀貨と銅貨を、一枚の金貨と数枚の銀貨に換える事に成功して相手の元へと戻ると、如何にももじもじした顔、
確かにちっぽけながらも勝ったのだったが、それでも、と
「……さっきの話…ま、まだ私が受けても…良い、でしょうか?」