2017/05/07 のログ
マリカ > 「……。」

さすがに顔を赤くして、いつでも、というような提案に思案するが……正直傭兵で
あちこち移動しているなら宿で鉢合わせすることもないかなと思えば……まぁありか、と納得する

「それじゃあ……そうね、私が勝ったら……私、盗品を探してるの。祠の神像なんだけど
……どうもこの辺り一帯のどこかにあるらしくて」

魔法的な要素が少しあることは伏せながらも、あまり他人にとって価値があるとは思ってないらしく
あっさりと詳細を語って。

「もし旅先で見つけたら、買っておいてくれない?代金は払うから」

そういって、一つ意気込むとコインを元気よくトスして。
[3d6→2+5+5=12]
マリカ > 「やった!!」

結果は裏。嬉しそうに目を輝かせる。

カイン > 相手の手の内に見えるコインの様子に心底残念そうに肩を落としながらも、
首を横に振って大げさに嘆いて見せれば肩を竦め。

「――おっと、こりゃ残念。
 やれやれ…ま、今日一晩だけで我慢するか。後は口説くとしようかね?
 口説き落とす分にはいいんだろ、っと」

冗談めかしてはいるものの明らかに本気の混ざった様子を見せつつも、
続いた相手の言葉に軽く腕を組みながら首を捻り。

「それは構わんが、またけったいなものを探しているな。
 だが祠の御神体とか言うのであればこのあたりに落ちてるものかね、
 呪術的なモノとなればそれこそ怪しい連中の手に渡ってるかもな。
 ま、姿かたちを教えてくれれば気を付けとくぜ。賭けで負けた結果だしな」

男に二言はないとばかりに言い切って、ニヤりと笑い。

マリカ > 「ふぅ……。」

勝った。一晩だけで済んでほっとしながら胸をなでおろす

「呪術っていうか、ただの祭具よ。」

あくまでお祭りとかで使うものだ、とあまり迷信も信仰も年相応に強くないマリカは苦笑しながら手を振って

「助かるわ……それで、宿ってどんな場所なの?」

一応人さらいとかの可能性もまだ捨てきらずも、変に警戒して見せるよりはと
ノーガードと言わんばかりにふるまって。
宿の場所や雰囲気などを聞いて……まぁもしお風呂があれば入浴してから…

一仕事、そう一仕事だ。もし危険な相手じゃないと分かれば、もう一晩二晩、金銭目的でこちらから
持ち掛けてしまうかもしれない。こういうときはいろんな人を相手にするよりはリスクは少ない。

カイン > 「祭具…?それは尚の事、問題なんじゃないかね。
 その手の道具ってのは色々な意味がある事が多いんじゃないか…?」

はて、と自分の血式と照らし合わせて思った以上に厄介そうな案件に目を細めながらも、
さりとてそれで放り出すという程に気概がないわけでもない。深く形状を聞きながらも、
宿の方へ案内すると一言告げてあるきはじめ。

「それほどいい宿ではないが浴場もあるし、そこそこ清潔な部類だからな。
 普段使いする分にはこの街ではいい宿だと思うぜ。
 何より、外から他人の声が聞こえてこないのが良いな」

それなりに防音性が高いと案に言いながら人差し指を立て。

マリカ > 「そうかしら……大事なものだとは思うけど家畜が増えますように、とか、子孫繁栄を願ったり
……そんなものよ?」

刺青の入った腹部を撫でながら、キョトンとした顔をして

「お風呂があるんだ……すごいじゃない……あ………そ、それはよかった……声、大きいから」

最後は消え入るような小さな声で呟いて素直についていく。あまり上手
ではないが口でするくらいはできるし……安全とわかれば素直に身を任せるだろう。

カイン > 「そういうのはだいたい呪術的な価値があるからな、
 案外呪い事ってのはあなどれないもんさ。タダの迷信のことも多いけどな」

本当に色々なものが憑いてたりするケースを、男は身に染みて知っている。
何せ男自体が人ではないのだから、そういう手合に遭遇することもままあった。
相手の横顔をチラリと覗い見て、この少女は何だかんだと苦労しそうだと
勝手な感想をいだきながらその場を後にし、宿へと導いていくのだった。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からカインさんが去りました。
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ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にカインさんが現れました。
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