2021/01/24 のログ
クレス・ローベルク > 実際、回避前提で急所を狙うのは男も良くやるので、それについては全く反論できない。
ともあれ、この状況に持っていければ、普通は剣が勝つのは道理。
勿論、それを推して短剣を使用しているのだから、当然……

「そりゃ、それぐらい知ってるよな……!」

腕の内側まで一気に踏み込み、一撃を加えようとしてくる。
踏み込みの一撃を使った、鋭い一撃が男の腹部に突き刺さる。
だが、彼女が対処を知っているなら、男もまた、同じ様にそれを知っているのだ。
内蔵を押しつぶされる苦しみに息を吐くが、だがその表情は笑っていた。

「やっと尻尾を掴んだよ、仔猫[キティ]ちゃん!」

剣を持っていない左腕でハイキックを受け止める。
体重の乗りにくいハイキックは、肘に比べれば軽い――そして。
右手の剣を捨て、代わりに腰のホルスターから取り出したるは、媚薬注入器。
通常の注射器と違い、肌を殆ど傷つけず薬品を投与出来る、男の代名詞とも言うべき武器だ。

「さあ、お注射の時間だぜ、お嬢さん!」

無針注射器とも言うべきそれは、肌に先端を押し当て、後部のスイッチを押す事で、一瞬で薬品を高圧噴射し血管にまで薬液を浸透させる。
肌に触れさせずに躱さなければ、払い除けても薬品を注入されてしまうだろう。
試練の媚薬と言われる薬品――最も、一回目ではまだ、感覚が多少鋭敏になる程度だが。

ゾーイ > 「ビンゴ! 後は蹴りで……って、なぁっ!?」

後は顎を揺さぶり、脳震盪を起こして意識を奪えば勝利は目前……の筈だった。
しかし、男はミレー族の強靭な身体から放たれる蹴りを受け止めてみせたのだ。

「まさか、全部読まれてたっていうの!? 肘打ちをモロに受けたのは、全力でボクの足を止めるため……!」

そして、男が媚薬入りの注射器を抜き出したのが見えた。

「しまっ……!」

急遽離脱しようとするが、一瞬遅い。
注射器は正確に静脈を捉え、身体を強制的に発情させる薬液が血液に混入していく。

「あっ……ぐ、ぅ……!」

痛みは殆どない。だが、身体が熱くなるのを感じる。
小柄な体躯の子猫には、一本でも相応の効力を発揮している様子だ。

「道理で……一撃が、軽いと思ったら……やられ、たっ……!」

相手は剣士ではなく、精密さを売りにしたダーティーな闘士であったのだ。
だが、まだ敗北した訳ではないと、子猫は手に残った短剣を翳し、再び飛びかかる。
しかし、鋭敏になりすぎた感覚は『ノロマ』な身体についていけず、身体は鋭すぎる感覚についていけず。
結果として、子猫の動きは今までよりも大分劣った、疲れの見えたようなものになってしまっていた。

クレス・ローベルク > 「(お、これはラッキー)」

一応、薬液の量は調整はしているが、体重や体質に依って『効きすぎる』事もある。
公平性の観点からすると少し問題だが、そうそう起こる事でもないので彼としては起きればむしろラッキー程度の考えだった。
飛びかかってくる少女を、まるでいなす様に回避する。

「ほら、こっちこっち」

捨てた剣を拾いもせず、それどころかからかう様に手を叩いて挑発する。
だが、彼女が次の動きを行う前に、男はその出鼻を挫くように足払いをかける。

「さあ、そろそろ反撃と行こうかな……!」

そう言うと、腰を屈めて少女の足首を掴んで足を強引に開かせようとする。
回避しなければ、そのまま靴を脱いで電気アンマをかけようと。

ゾーイ > 「この、このっ……あっ!?」

子猫の攻撃は虚しく空を切り、そして時間と共に疲れは色濃くなっていく。
そして足払いを避けることもできず、盛大に転ぶと同時にカランカランと音を立て、ダガーが何本も地面に落ちる。

「いたた……ちょ、何して……ひゃああんっ!?」

足を大きく開かれ、股間に足を当てがわれ、敏感になった場所にアンマ攻撃を繰り出される。
子猫は体を強張らせて、手に持っていたナイフまで取り落としてしまった。

「く、ぅ……えっちぃこと大好きって聞いてたけど、ボクみたいに貧相な体でもいいってわけ!? この変態!!」

クレス・ローベルク > 流石に、この辺は手慣れた物で、足で彼女の局部を踏み、性器を震わせながらも、痛みはあまりなく快楽だけを引き出す様な絶妙な強さで攻撃している。

「いやいや、君みたいなかわいい女の子、そうそう可愛がる機会なんかないからね。
大体、人の事を罵ってる場合じゃあないよね?
ほら、脱出しないと、どんどん強くなっていくよ?早く逃げないと」

その言葉通り、男の足の動きはどんどん激しくなっていく。
だが、それは彼女が絶頂する間際で、止まり――

「おっと。危ない危ない」

そう言うと、男は彼女の手足を離し、その代わりに先程捨てた剣を拾う。
先述の通り、この剣は生物を斬る事はない。
それ故に、着衣を斬るのには最適なものだ。

「さて、それじゃあ君の言う貧相な身体を、お客さんに見てもらおうか。
なに、もし君の言う通り、君の身体が貧相だったらお客さんも盛り下がるだろうし、そしたら犯す必要もなくなる。
ただ裸を見せただけで帰れるんだったら、君にとっても万々歳だろう?」

などと、にたにたと笑いながら言う男。
勿論、闘技場には彼女のような細い身体、幼い身体を好む者も多い事を知っての物言いである。
男は、わざとゆっくり彼女の衣服に剣を這わせると、それを少しずつ切っていく。
胸の部分を覆う布は二つに裂かれた上でどかされ、ショートパンツは股の部分だけを切り裂かれて中の性器を露出される。
まるで、幼い子どもが用を足しやすい様に入れられるスリットの様な間抜けなデザインになってしまったが、

「さて、お客様方。
今日の獲物はこの様な身体ですが、果たしてお気に召しますでしょうか……?」

などとわざとらしく聞く男。
当然、観客たちは『犯せ!犯せ!』と叫ぶようにコールしている。

ゾーイ > 「あ、ひっ……やっ! く、口説いてるつもり!?」

きっと涙目で睨みつけるが、そこに威迫は微塵もない。
男の手玉(足だが)に取られるままに、絶頂へと導かされそうになってしまう。

「あ、や、だっ……いや、イク、イっ……い……?」

だが、絶頂という名のカタルシスが訪れることはなかった。
男がわざとらしく手を離し、ゆっくりと剣を拾うのを、子猫はただ呆然と見ていることしかできなかった。
絶好の、反撃の機会であると言うのに。

「あ、ぅっ……」

剣を突き付けられ、ようやく自分が思うように快感を得られないことで、極端に思考が鈍ってしまっていたことを悟る。
そして衣服を切り裂かれ、胸を、秘所を露にされれば、震える手でそれを隠そうとする。

「こいつら……最ッ低!」

大いに盛り上がる観客達に悪態をつく子猫。
もはや、歯を食いしばって羞恥に耐えることしか、彼女に成すすべはなく。

クレス・ローベルク > 「やれやれ、お客さんに悪態をつくなんて、悪い仔猫ちゃんだ。
これは、きちんと躾してあげないとね」

そう言いながら、男はズボンを下げて肉棒を取り出す。
優男然とした姿からは想定できないほど、エラの張ったごつごつとした肉棒が顕になる。
此処までくれば、自分の弱点を曝け出しても問題ない。
秘所を隠す手も、簡単に引き剥がし、手首を地面に抑えてしまう。
そして、彼女が必死に隠していた秘所に、自分の肉棒を押し当てる。

「さあ、それでは皆さん、5からカウントダウンをお願いします!」

カウントダウン。それは勿論、彼女の膣が犯されるまでのカウントダウンだ。
まるで、彼女にこれから犯されるという現実を見せつけるように、ゆっくりとカウントダウンが数え降ろされる。
まるで、示し合わせた様に、観客たちは声を合わせて、
ごぉ。
よん。
さん。
にぃ。
いち。
そして、

「ぜぇ、ろ!」

同時。
膣口から奥まで、彼女の膣が一気に貫かれる。
まるで、トドメの一撃とでも言うかのように。

ゾーイ > 「ボクは悪くない! くっそー、こんなことになるなんて!」

躾、という言葉に睨み付けるが、もう歯牙にもかけられてはいない。
そして男の大きな肉棒を見れば「ひっ」と小さく悲鳴を上げて。

「え、カウント……まさか、それ、一気に入れるつもりじゃない、よね? 待って、待って!」

大事な部分が丸見えになったボロボロの衣服を扇情的に曝け出され、手首も押さえ付けられて。
まるで針で羽を縫い止められた蝶々のように、もがくことすらできずにいる。

「わ、わかった! ボクの負け、負けでいいから! だ、だだ、だからせめて優しく、ゆっくり……!」

顔を青くして懇願するも、観客の、そして男のボルテージはそう簡単には鎮まらない。
カウントがゼロになった瞬間に、まだ幼さを残したワギナはロクな愛撫もなしに押し広げられた。

「あっ……か、はっ……」

ぼこり、とお腹に巨根の影が浮かび上がり、子猫の肉体への負担を示す。
ひゅう、ひゅう、と息を漏らして、猛烈な異物感に彼女は必死で耐えていた。

クレス・ローベルク > 本来はもう少し、感じさせる為の愛撫などをするのだが。
しかし、彼女にとっては悪いことに、試合時間が押しているのもあり、感じさせるための手順をいくつか省略していた。
勿論、薬は効いているし、電気あんまである程度濡れていると判断した上での無体だが……それでも、相当に負担なのは間違いないだろう。

「ほら、呆けてる場合じゃないぞ、と!」

と言いつつ、男は敢えてややゆっくりめにピストンを繰り返す。
異物感に出来るだけ早く慣れて貰う為である。
勿論、それは彼女への慈悲というよりは、苦しんでいる声より嬌声の方が観客への受けが良いからである。
最も、その分深めにピストンをしているので、慣れるまでは苦しいだろうが。

「ついでに、こっちも弄ってあげよう。
犯されながら乳首を勃たせてるとは、とんだメス猫だよ……!」

と勝手な事を言いつつ、彼女の乳首を指の腹で弾く。
ぴこぴこともて遊ばれる乳首の快楽で、痛みを少しでも紛らわせるためだ。

「(早いとこ、スイッチ入ってくれないと、こっちも射精我慢するの辛いしね……!)」

ゾーイ > 「いっ、やっ、動か……ない、でぇ……!」

目に涙を浮かべながら、ゆっくりとピストンされる度に、子猫の体が揺さぶられる。
相手は優男然としているとは言え、体格差は結構なものだ。
子猫の膣はぎゅうぎゅうと男の一物を締め付け、襞で刺激を与えていく。

「あっ、あ……ひ、あっ……や……ん、ぁ……♡」

そして、子猫の声に甘い色が混じってくる。
媚薬の効果もあり、ようやく感じ始めてきた様子だ。
顔は紅潮し、結合部からは愛液が漏れ出て、潤滑油の役割を果たして挿入をスムーズにする。

「や、乳首、やらぁ♡ は、うぅっ……♡」

切なげな吐息を漏らし、男の言う通りに乳首を隆起させてしまう。
その度に膣の収縮も招いて、男にも更なる快楽を与えていき。

クレス・ローベルク > 「君に選択権はないんだよ。
君に出来るのは、ただ喘いでお客さんの劣情を煽ることだけ、ってね」

喘ぎが苦しいものから甘い色が入ってきたのを見計らって、男はピストンの速度を上げる。
水音がぐちゅぐちゅと湿ったものから、ぱん、ぱんと空気が弾けるものへと変わっていく。

「何、乳首が良いって?良いよ。沢山弄ってあげる」

などと白々しく言って、弾く動きから、くにくにと乳首を指で摘んでしごくような動きに変える。
そして、彼女の快楽が十分高まってきたのを見計らって、男は彼女の耳元まで顔を近づけて、

「そろそろ、本気でイクよ……覚悟して」

今まで抑えていた腰の動きを、本気のものへと変える。
がつがつと貪るような動き。それでいて、ピストンは深く、彼女の奥まで容赦なく貫いていく。

「そろそろ出すぞ、受け止めろ……っ!」

当然、外に出す様な事はせず。
彼女の中を染め上げんとばかりに、白い精を彼女の中へと吐き出していく――

ゾーイ > 「うぅ……絶対、借りは返して、やるんだからぁ……!」

嘲笑するかのような男の言葉に、犯されながらも噛み付いて。
だが、それも今の状況では観客の劣情のスパイスとなるだけだ。

「や、ああっ♡ 出し入れするのと、一緒に弄っちゃ……♡」

乳首をこねくり回されて、媚薬で敏感になった体は抑え付けられたまま跳ねようとする。
指で摘むのに十分なほどに大きくなった乳首は、桜色に色付いて見るものを妖しく魅了し。
そして本気でイクと宣言されれば、嫌々と言うように首を横に振り。

「あ、あっあっあっ♡ イきたくない、のに……こん、なの……イク、イっちゃうぅぅ!♡」

媚薬の力も大きいとは言え、衆目の中でレイプされて絶頂してしまうという無様な姿を晒してしまう。
そして膣内へと白濁を放たれ、子猫の小さな女性器はそれを貪欲に飲み込んでいく。

「やっ……ぅ……むりやり、なのに……イかされ、ちゃった……♡」

クレス・ローベルク > 「ふ、うううう……」

射精しながら、息をふかく吐いていく。
若いだけあって、搾り取るような締め付けだ。
脱力した身体に何とか喝を入れて、肉棒を引き抜く。
まだ怒張している肉棒をなんとか下着に収めて、ズボンを履き直し、

「いやあ、気持ちよかったよ、ゾーイちゃん。
本当はもう少し可愛がってあげたかったんだけど……そろそろ、時間だから」

既に、試合時間を少し過ぎている。
これ以上押すと、次の試合に悪影響が出るだろう。
既に、観客たちも係員に急かされ、そそくさと帰り支度を始めている頃で――

「次会ったら、もう少しゆっくり可愛がってあげる。
此処か、或いは街中か――どっちにしろ、ね」

そう言ってウィンクすると、彼は試合場の出入り口に歩いていく。
特に彼女が引き止めなければ、男は試合場から出ていく。
少女も、起き上がれなければ係員達が、担架で運んでいくことに鳴るだろうが――

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ゾーイ > 「……ぅ……ぁ……♡」

すっかり呆けてしまっている子猫は、担架で医務室に運ばれることになるだろう。
そして気障ったらしい優男の台詞を思い出し、地団駄を踏んで悔しがるまでに回復するには、相当な時間がかかったそうな。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からゾーイさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 『さあ、始まりましたアケローン闘技場興行試合!
夜の部は、もうすぐ開始です!』

喧騒の中、アナウンサーの声が響く。
その中央の試合場で、試合開始の時を待つ剣闘士。
今日の対戦相手は知らされていない。
たまに、前触れもなく魔族とか魔獣をぶっこんでくるので油断できない。
特に、最近は割と弱い相手をマッチアップされる事が多く、これは嵐の前の静けさ的な物かもしれないと思っていた。

「(まあ、あんまり同じような試合が続くのも不味いから、それはそれで有り難いんだけど……できれば楽勝したいと思うのは贅沢かなあ)」

等と考えていると、

『それでは、対戦相手の準備が出来ました!
今日の対戦相手は――』