2020/03/15 のログ
クレス・ローベルク > 「うん、解った。それじゃあ、ゲーム、スタートっ!」

威勢よく言うと同時、男は砂時計を返す。
彼女の眼前の映像の中の砂時計はサラサラと、一定のリズムで下の方へと落ちていく。
彼女にとっては幸いな事に、この砂時計自体には仕掛けはない。
尤も、仕掛けはなくとも、ちょっとした"フェイク"を混ぜてあるのだが……

「それじゃ、そうだな……ところで、ルエットちゃんはオナニーって週何回ぐらいやった事ある?」

と聞くが、勿論素直に答える訳が無いのは織り込み済み。
むしろ、此処でいきなり聞いたのは、映像の砂時計の不自然さに、意識を向かわせない為である。
とはいえ、これはこれで興味がある質問だ。降参と言わせる前の、軽いジャブとして、

「まあ、答えなくても良いんだけど、答えないと……」

そう言うと、彼女のブラに指をかけ、少しずつ力を入れていく。
下着の布地が少しずつずれ、彼女のたわわな胸が、少しずつ露出していく。
このままだと、やがて全てがまろびでそうな、そんな危うさを感じる事だろう。

ルエット > 「な、何回って………う、うあぁ………なんでそんなコト、聞くんですかっ……!」

砂時計を返すやいなや、飛んでくるのはさっそく卑猥な質問。
観衆がざわつき、にわかに静まり返るのを感じる。背後の男の質問はもちろん、自分の回答もここにいる全ての者の耳に届くのだ。
そして、ルエットのこの反応から、少なくとも『オナニーという言葉を知っている』ことは容易に察せられるだろう。

「………う、ううっ…………ひどい、です……………こんなこと、聞くなんて…………」

先程は一瞬なれど健気な雰囲気を見せたルエットだったが、セクハラにも程がある質問に、再びうなだれて黙りこくってしまう。
しかし、間近で見るならば……あるいは魔導カメラが彼女の口元に寄るならば。
ルエットの口がかすかに小さく言葉を紡いでるのが分かるだろう。「いち、に……さん……」となにかを数えている様子。
――そう、質問に対して引いたような態度を見せつつ、こっそりと自分の自慰回数を数えているのだ。
そしてそのカウントは10を超えても止まらない。ルエットは、まぁ、そういう奴なのだ。

でも、その数えあげた値を高らかに宣言するわけにも行かず。

「……………答え、ません……ですっ。胸を見られたほうが、マシ……です…………どっちも嫌ですけどっ……」

すでに答えの粗方が察せられている状況を自分だけ察せられず、再び健気な態度でクレスのセクハラをはねのける。
そうして、簡素なつくりのスポーツブラがめくられてしまえば……。
厚い布の下から、少女から女へと着実に成長過程にある柔らかな双丘がポロンとこぼれ落ちる。
汗でしとどに湿り、白い肌は卑猥なほどに艶を帯び、先端に付いた突起は汚れを知らない淡いピンク。
恥ずかしい胸の膨らみが数百の瞳に映るのを感じて、一層ルエットは羞恥に魂を削られ、嗚咽を漏らす。

クレス・ローベルク > 「ふぅん、答えないってことは、1以上はあるんだ。
いやいや、年頃の女の子だねえ」

にやにやと揶揄う男の声。
実際には、彼女が行っていたカウントも聞こえていたが、敢えてそれは聞こえなかった振り。
自分のイメージが清楚であると、そう思い込ませておいたほうが、後で堕ちた時に、彼女が味わう背徳の味もひとしおだろう。

「それじゃあ、最初はオナニーみたいに、手でシてあげようか。
最初は出来るだけ、慣れた方法で気持ちよくなりたいもんね?」

などと、手前勝手な理屈を並べ立て。
背中から、左手で彼女の左胸を、右手で彼女の秘部をパンツ越しに触る。
左手は柔らかな胸を持ち上げながら、桜色の突起をくりくりと弄り。
右手は、人指し指で彼女のクレヴァスを、パンツ越しに幾度もゆっくりなであげる。

じんわりとした、優しい快楽。
性経験が少ない彼女の身体でも、『気持ちいい』と素直に感じられるような。
そんな刺激で、まずは天国を知ってもらおうと。

ルエット > 「あ、あう、ぅ、う…………っ! やだ、やだぁ……!!」

拙い反応が災いして、図星(一部)を突かれてしまって悶絶するルエット。
実際は回数なんて問題じゃない、親からも秘匿していた性事情をこうして開けっぴろげにされてしまうこと自体がたまらない。
屈辱で、みじめで、でも……。

「………っひ!? あ、あっ、あ、そ、そこ、や、やっ……あああ♥ あっ♥」

クレスが触れた、ルエットの股間の秘部。そこは厚ぼったいパンツ越しにも分かるほど、熱くじっとりと濡れそぼっていた。
軽く指で撫でただけで、ぐちゅり、ぶちゅ、と粘液が溢れ、泡立ち、粘膜の谷間の中で卑猥な音を立てる。
陰核もぷっくりと膨らんで包皮からはみ出していて、弄れば鋭敏に反応を返す。触り慣れてることがすぐ分かるだろう。
――もっとも、自分で触るのと他人に触られるのでは全く感触は違って。ましてや今は数百に至る衆目の下。
普段あまり触ったことのなかった乳首までもがピリピリと切ない刺激を返し、細い肢体が拘束の中で不随意に暴れる。

「あっ♥ ん、は、あああっ♥ な、なんでっ、こ、こんなにっ♥ ………う、くぅっ、っ………ッ――♥」

なんでこんなに気持ちいいの、とつい口走りそうになるのを半ばで堪える。それほどに、クレスの愛撫は心地よかった。
しかし理性はその快楽を素直に受け止めきれない。快楽に弄ばれるがまま、ルエットは磔台を揺らしながら跳ね回った。

クレス・ローベルク > 反応は生娘、身体は娼婦。
オンナとして見た時に、これ程に魅力的で嗜虐心をソソるものはそうはない。
無意味と知りながらも、必死に磔台を揺らすその姿は、まるで小動物のよう。
勿論、男はそれで手を緩めはしない。
それどころか、

「ふぅぅ……」

恐らく今まで味わった事が無いであろう、耳への愛撫を始める。
息で擽り、舌でくちゅくちゅと弄り、耳の裏を舐め回すその責め。
今まではオナニーの再現として、両手だけを使ってきたが、此処で初めて、独りでは絶対にできない責めを加え始めた。
更に、ただ耳をいじめるだけではない。

「ねえ、"何時も"とどっちが気持ちいい?」

甘く囁くその言葉への返事は期待していない。
だが、彼女がそれを意識すればそれで良い。
乳を責める手は乳首責めと、下乳をマッサージするような揉み解し、それに根本から先端まで絞り上げるような動きが追加され、右手は時折、一際大きい陰核を下着越しに軽く撫でたり、強く押し込むような動作も追加される。

「ほら、そろそろ頭が真っ白になってきただろう?
気持ちいいで、全部頭が埋め尽くされて……」

まずは、最初に『最高の絶頂』を与える。
そして、その後にじっくりと堕とす。
だから、男は責めを止めず、彼女が絶頂するのを見届けるつもりである。

ルエット > 「ふぁ……♥」

身を捩ることすらままならない姿勢にて、突然背後から耳に迫る気配。外耳から鼓膜へと襲い来る男の体温、吐息、そして舌……。
ぞぞぞ……と少女の全身が恐ろしげに大きく震えた。他方で彼女の細い喉は天にも登らんばかりにか細く愛らしい嬌声ひとつを漏らす。
怯えてばかりだったルエットの顔に、一瞬だが強い恍惚の色が浮かぶ。半ば白目を剥いて余韻に浸ろうとする様が、モニターに大写しになる。
女性器を弄るクレスの指先に、ひときわ熱い飛沫が布越しに吹き掛かる。それは潮か尿か……ともかく、軽く絶頂を迎えたようだ。

「………あっ、う、あ、っ………や、やだやだ、やらぁ……そんな近くで、しゃべっちゃ、あ、あっ、あぅ、あっ、ぅっ♥
 どっちが、どっちがなんて、そんなの、そんなのっ…………♥」

耳を愛撫されている限り快感の波が引かない……そんな状態。大いに戸惑い、未だ残る羞恥心も相まってうまく言葉を紡げない。
身体が絶頂の反応を見せても、クレスが全身を使ってあらゆる性感帯を愛撫し続ければ、ルエットはさらに際限なく高ぶりを見せていく。
愛液はとめどなく胎内からこぼれ落ち、パンツを重く湿らせていく。雌の発情臭が徐々に濃くなり、幼い乙女の香気を上書きしていく。
全身から汗が雫となってにじみ、二人の絡み合う空間にモヤを生み始める。小さな乳首からも雫が散り、まるで乳液のよう。

「あっ、あっ、あっ、あ、あ、あ、あ、あ、あ♥ あ♥ も、もう、むり、わたし、もうっ、これ♥
 や、やら、やらっ♥ みられながら、イクの、やらっ、やらなのにっ、イッ、い………………っっクぅ………ッ♥♥」

軽い絶頂の余韻も冷めやらぬまま、深く鋭い『最高の絶頂』へと導かれる。磔の枷の中で細い女体が激しくしなる。
今度こそ潮と分かる大量の飛沫が股間から溢れ、クレスの手に降りかかる。
詰まった嬌声を断続的に上げ続け、のたうち、ほとぼりが冷めるまでに丸々1分近くを要した。

「………………はふっ、はふ、はふっ…………」

落ち着いてからも、未だルエットは正気をかき乱されたままで、気丈なセリフも降参の言葉も紡げない。

クレス・ローベルク > 「うんうん、気持ちよかったね。落ち着くまでこうしていてあげるから、ゆっくり呼吸整えてねー」

最高に高まってしまった彼女の頭を、落ち着くまでやさしく撫でてやる。
すでに、磔台の上は、艶やかな花の匂いで充満しているが、それに正気を失うようでは仕事にならない。
尤も、男の情欲は掻き立てられているのだが。凡人であれば、仕事など忘れて行為に夢中になっていただろう。

「さてさて、そろそろ本番と行こうかな。
ルエット、此処からがキツイよ、覚悟してね……?」

落ち着いた所で、再び男は、同じ様に彼女を責め始める。
耳を嬲る舌、まるでマッサージするかのように、乳を揉み上げ、そして陰核を中心に優しく責める手。
さっきと同じ様な、じんわりとした刺激から転じる、深く鋭い絶頂。落ち着いたとはいえ、イッたばかりの身体はより強く、それを感じた事だろう――

「おっと、危ない危ない」

男が、まさに絶頂に転じるその瞬間に手を止めなければ、だが。

ルエット > 「はふっ、はふっ、ふうっ……………も、もうこの辺で……………い、いえ、なんでもないです」

温和な口調で、ルエットが落ち着くのを待ってくれるクレス。
その優しい態度に、つい『勘弁』に似た言葉を紡ぎそうになるが、こらえる。
そして実際のところ、この調子で愛撫されるのであれば――死ぬほど恥ずかしいけれど――とりあえず30分は耐えられそうな気がする。
耐えられなかったらより酷くより恥ずかしい状態に持ち込まれるのだ、ならば懸命に耐えるしかない。

「………う、ううっ。あなたに何されても、わたしは耐えてみせるです……ッ………っひ!? ひんっ!?」

次ラウンドとばかりに再び手を動かし始めようとするクレスに、ルエットは気丈な言葉をなんとか吐いてみせる。
――その強気もすぐにまた打ち砕かれ、男の腕の中で跳ねる魚へと成り果てるのだが。
絶頂の疲労も抜けきらない身体が、男の手指や舌によって、まるで自分のものでないかのように不随意に痙攣する。

「う、んっ♥ っ、く、くうっ、ん、んふうっ、ふぅ、ふううっ……♥ あぅ、わ、わた、しっ、あっ、あっ、あっ♥
 こんな、こんなこと……みんなに見られながら、こんな、変に、なるなんて、わたしっ、あ、あっ、あーーーっ♥」

クレスは穏やかに責めているつもりだろうが、ルエットにとってはすでにたまらないレベルの刺激。
それでも刺激が抑えめであれば絶頂に向かう速度もゆっくり、だが着実に――ルエットは全身でまた、深い絶頂を迎えようとする。
――が。

「いっ、く、またイクッ、ですっ……………………………………………ッ!?」

絶頂の予兆を機敏に察知され、寸止めを受ける。焦らされていることを悟った瞬間、ルエットはたまらず身を激しくよじった。

「な、なんで止めるんですかっ!? ………………ち、違っ………なんでも、ないですっ………うう……っ」

つい我慢できずに愛撫をねだるような懇願を叫んでしまい、すぐにその恥ずべき言葉を顧みて顔を伏せてしまう。
しかし身体は正直で、少しでもクレスの手指を貪ろうと必死に腰をくねらそうとする。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ルエット > 【後日継続】
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からルエットさんが去りました。