2019/11/24 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にミューラさんが現れました。
ミューラ > 『おおおおおおおおおお!可憐な少女が闘技大会の猛者をなぎ倒していく―!!これは優勝待ったなしかー!?』

大歓声を受けつつ、闘技場に立つ天使の少女。
その羽根と輪はしまわれてはいるものの、人外の美と強さは闘技場を魅了していく。

なぜ、天界のバランサーである彼女がここにいるのかというと。
今回の闘技大会の優勝賞品に、大量の魔族に対しても簡単に使用できる封印の魔道具が提供されているからだ。
適当に破壊できれば、それで任務終了だったのだが。
流石に優勝賞品と言うこともあり、それを成すためには護衛の人間を意図的に傷つけなければならなかった。
バランスを取るために、その対象を傷つけていては意味がない。

それ故仕方なく、人間などと言う下等な存在をなぎ倒す闘技大会に参加したのだ。
もちろん、多少鍛えた程度の人間など…力の大半を封じているとはいえ彼女の敵ではなく。
正に実況通り、なぎ倒しながら大会の上位へと駒を進めていく。

(あーもうめんどくさい。そもそも魔道具を守る護衛が精神保護、気絶耐性付きの装飾なんて付けてなければこんなことしなくても…)

不機嫌そうに顔をしかめつつ。
闘技場から支給された、殆ど肌を隠さない…嗜好品としての鎧を身に着けながら。
次の対戦相手を待っている。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にレイン・レジネスさんが現れました。
レイン・レジネス > 剣闘士、格闘家、或いは魔術師。様々な敵を打ち倒してきたのだろう。
その少女の戦いはまさに会場を沸き立たせるだけの力が有った。
だからこそ同時に──この闘技場の性質も合わさって──観客達に邪念を抱かせる。
あの鎧の隙間に露骨に曝け出されている肌が、快楽に染まる様を見たいと。
次の相手は、戦いの専門家ではないが、そういう欲望に対して長けた──

「……どうか、お手柔らかによろしく」

──背丈こそ高いが、戦士のような体格はしていない女だった。
肉付きは薄く、だが痩せ衰えている訳でもない。力仕事を厭う貴族の身体だ。
ともすれば少年のようにすら見えるシルエットと、腰に吊すレイピアと。
或いはひとかどの女性剣士のような佇まいではある。

「……名乗りとかは有った方がいい……? それとも、いきなり?
 あんまり、こういうところの流儀には慣れてなくってさ」

そう言いながら、女は、〝最低限程度の心得しか見受けられない〟足運びで少女へ近づきながら。
ブラウスの内側に縫い付けたポケットから、試験管を一本取り出して投げつける。
……もっともその試験管は速度も遅く、軌道も少女に届かないことは明白。
避けずとも足下の地面に落ちて、割れて中身の液体を零すだけだろう。

ミューラ > 次の対戦相手が出てくれば、天使は目を細める。
今までは丸太のような筋肉を持った戦士やら
怪しげな風貌で低級術を見せびらかしてくる魔術師などだったが。

「変なやつ」

初見の感想はそんなものだった。
戦士の体格はしておらず、かといって魔術師のように枯れているわけでもない。
天使としては、どうせ一撃で終わらせるのだから相手の印象など、それ以上は考えない。

「知らないわ。私は私の目の前に来る下等な奴らを、適当にぶっ飛ばして、目的を達成するだけよ
―――?」

同じく、この闘技場の礼儀など知る由もない。
目の前に来た相手を倒していけば、任務を終わらせられるのだから。
言葉の跡、何か妙な容器…試験管が自分に向かって投げられれば。

投げる筋力も足りないのかしら、などと思い、地面に落ち、割れたそれは無視して。

「面倒だからさっさと優勝して帰りたいの。見たでしょ、私の試合。怪我させないから、適当に力を抜きなさい」

ここまで彼女は、一撃で相手を下してきている。
絶妙に加減された、彼女を構成する力の放出によって意識を揺らし、一時的な昏倒状態にすることで勝利してきた。
相手が頭を打ちそうなら支えようともするあたり、人間を無暗に傷つけないことがわかる。

相手の方を見ながら、面倒くさそうに手をあげて。
妨害されなければそのまま、相手の意識を揺らす空気に波紋を残す波動が手のひらから直線状に相手に向かって放たれる。

レイン・レジネス > 「目的ねぇ……もしかしてここを、ちゃんとした戦場だと思ったりしてる……?」

その言葉は小さく、口の中で呟くようなものだった。
そして、女の手はやはりレイピアには伸びず、またも別な試験管を取り出す。
腕を振りかぶって、それを投げようとしたタイミング──

「──ぐぇっ」

放出された波動に頭蓋を撃たれ、仰け反るようにひっくり返った。
今度こそまともに投擲される筈だった試験管も、手からすっぽ抜けて山なりに跳び、
先に落ちた一本の近くでやはり割れて、中の液体を地面へと零す。
女は、ずしゃっと情けない音を立てて仰向けに倒れるだろう。が、決着の声は無いのだ。
もしそんな女を気遣って、身体を支えようと近づいたなら。
或いは油断せず、その場に立って見届けたのなら。

……魔力の揺らぎも何もない。ただの薬物二種の反応だ。
二つの試験管から零れた液体二種が混ざり合い、無臭のままに揮発を始めていた。
〝見た目の割に強い相手〟と聞いていた。〝肌を隠さない服装にさせた〟とも。
揮発した薬毒は、少女の肌に触れたならばその内にまで染み込み、さほどの間も置かず身体に影響を示すだろう。
対人ではなく対怪物用、交配を促す為の強烈無比の媚毒。……そうと気付いた時には手遅れとなる程の。

ミューラ > 「はぁ、後、いくつだったかな…」

相手のつぶやきは、もちろん聞こえなかった。
そもそもが、自分に敵う者など居ないと思っている彼女だ。
いちいち下等な生物の言葉に耳を貸すなどあり得ない。

妙な声をあげ、自分の力の直撃を受ける女。
先ほどまでと同じなら、これで決着だ。
天使である自分の攻撃を受けて昏倒しないものなど居るはずがない、と彼女は考えており。
後は、女が頭を強く打たないようにするだけ。

そう思う天使は、波動を受ける直前、投げられた試験管がどのような意味を持つかなど考えておらず。

「あーもう、脆弱なのよねー」

などと呟きながら。
天使目線では、気を失ったであろう女の倒れる身体と、地面の間に割り込み、支える。

「…?」

ただ、そこで…妙なことに気づく。
先ほどまでなら、この状態になれば、煩い声が天使の勝利を告げていたのに。
まだ、それが聞こえない。どういうことだろう、と周りを見渡した瞬間。

「―――――――っ、!!?、あっ?♡、なに、これ…っ!♡」

体から力が抜ける。
女を支えきれず、つい、放ってしまいながら。
天使もまた闘技場の地面に倒れ込む

身体が、燃えるように熱い。
呼吸器から侵入した怪物用の媚薬は。
無垢な天使の体に予想よりも強く、早く浸透し。
あっという間に、その天使の身体が…さ、と発情の色を見せ。

「っ、あああ♡、う、ぅ…♡、なに、なん、なのぉ…っ!♡」

芋虫のようにうつぶせの状態で…情けない顔を晒さないようにしながらも。
天使は、尻だけを少し高くあげ、びく、びく、と震え始めてしまう。
浸透した媚薬は遺憾なくその効果を発揮し、下着のような鎧の股座からは、雌の香りと共に、蜜があふれ出し、鎧の隙間から地面に垂れ始めるほど。

レイン・レジネス > 「……ふふふ」

傾き倒れかけた身体は恩情に寄って支えられる。さしたる重量でもあるまい。
そして女は、少女の腕に体重を預けたままで微笑んだ。
微笑みながら、放り出された身体が立ち上がった。

「此処までに何戦も、その勝ち方をしてきただろう……?
 何をされているのかは知らないけど……まぁ、私も魔術が使えない訳じゃない。
 事前に準備しておけば、頭への一発くらいはどうにか耐えられるし──」

これまでと逆の構図が一瞬で産まれた。立ち上がり、見下ろす女。伏せて身体を震わせる少女。
観客達と、優勝賞品をあっさり持ち出されたくはない主催側とが、一斉に沸き立つ。

「……お説教みたいでなんだけど。こういうのはね……だいたい、罠なんだよ……?
 君みたいにかわいい子なんか特に……かわいそうな目に遭うのが、みんな喜ぶからね……」

腰を突き上げた、交尾を待つ獣のような姿勢の少女の傍に膝を着く。
かろうじて愛密を堰き止める下半身の鎧を、女は躊躇いもなく引き下ろしてしまうだろう。
引き下ろしたそれを膝に引っかけて、足を開くことも出来ぬようにして──
闘技場に設置された魔道具の一つ、遠くの観客にまで戦いの様子を見せる為の映像投射器。
それが少女の濡れそぼる下腹部を大写しにする。
観客達の熱狂は度合いを増し、猥雑な野次も飛び交う中、

「辛いと思うから、助けてあげる」

女は、その細指を、蜜を吐き出す秘裂へと忍ばせた。
たった一本だけ、中指が肉壁を押し分けて奥まで入り込めば、それは緩やかに内壁を擦りながら動き始めた。
性急ではなく、性感帯を探り暴き立てるような、ただの前戯でしかない動き。
だがそれも、強烈な媚毒に狂わされた身には、相当の快楽を叩き込むのだろう。

ミューラ > 「は、ぁ……♡、はぁ…♡、んっ♡、だました、のね…っ!この、わたし、を…っ♡」

声に甘さが混じりながらも、しゃべれるのは流石というところか。
けれどその体は発情の炎に焼かれ、まともに動き出せず。
歓声もどこか遠く、思考がぼぉ、としてくる。

「う、るさいっ♡、さっさと、この毒、ぬきなしゃい、よぉ…っ♡
ひんっ、♡、っ、ぶっとばして、やる、あんたも、観客も、ぉ…!♡」

目線だけはき、と女を睨みつけるも。
過敏になりすぎた体は、鎧を引きずり降ろされ、秘所が空気に触れるだけで面白いように跳ねる。

次いで、映像の魔動機で大写しにすれば。
ぴっちりと閉じた秘所から、だらだらと愛蜜を垂らす光景がありありと闘技場全体に映し出せるだろう。

「は…?、ぃんっ♡♡、あ、♡、やめっ♡、んぅっ!♡、ぬ、け…っ♡指を、ぬき、なさい…っ!!♡」

助けてあげる、と言う言葉に。
これで終わりかと。ならばこの闘技場の観客もろとも記憶消去でもしてやろうかと意思の火が燃えるが。
秘裂を押し分け、指が入ってくれば、背筋が震え、喉が勝手に嬌声をあげる。
それほどまでに、媚毒は酷く彼女を苛んで。

指を挿入していけば、わずかな抵抗…蜜に濡れているとはいえ、天使の純潔の証に、その指が届くのは間違いない。
前戯ですら、頭がちか、と白くなり。女の細指に、濁った本気の雌汁を絡みつかせ…その様子も鮮明に、闘技場に届けられるだろう。

レイン・レジネス > 「だって、君強いしさぁ……騙し討ちじゃなきゃ勝てないだろうし……。
 むしろ私が相手で良かったくらいだと思うんだけど……」

ぬちゅ、くちゅ……と秘所を掻き回す指。動きはまだ緩やかでも、既に漏れ出す水音は大きく。
指の動きはますます滑らかになり、余す所なく膣内の性感帯を網羅して愛撫する。
返る声や締め付けを楽しみ、観客を楽しませる為の指陵辱は、だが──

「……あれ。君、初めてだったりする……?」

背中に覆い被さるように身体を重ねて、耳元にそう囁いた。
──その囁きでまた観客達が湧く。或いは水音や声までも、伝わるように拾われているのだろう。
指先が届いた純潔の証。あと少し指を押し込めば、容易く突き破るのだろう。
周辺の粘膜を指の腹で掻き毟るように快楽を与えながらも、だが破瓜には至らぬ場所で指は止まり。

「それじゃ……こっちが良いかな。ね、君。人外と交わったことはあるかい……?」

手指は、少女の〝命令〟に反して、引き抜かれることはなかった。
もう片方の手が少女の顎に触れ、犬のような姿勢のままで、映像を視界へと入れさせる。
自分自身の身体が意に反して濡れて、女の指に犯されている様が大写しになった映像。
そこへ──しゅるしゅると、もう一つの陵辱者が近づく。
くすんだ肉色のそれは、先端は小指よりも細く、だが次第に膨れ上がっていく歪な形状で、蛸の脚のように自在に動いていた。
人の身体に存在しない筈の部位。出所を目で追ったなら、それは女の服の袖口から這いだしている。
触手、などと呼ばれる魔物の一種。その部品を、女は自らの身体に組み込んでいた。
そして触手の先端は、少女自身の蜜で身体を濡らすと、陵辱されている穴より少し上へと這い進んだ。
交わりの為には作られていない後孔。つぷ──と浅く、痛みを与えぬように侵入が始まる。
そればかりではない。また一本の触手が這いだしては少女の脚に絡みつき、淫猥な彩りを増し。
また別の一本は両手首を縄のように結びつけ。
そして一本は少女の唇の僅かに手前で、噎せるような淫蕩の臭いを発しながらゆらゆらと蠢いていた。