2018/12/18 のログ
エレミア > 小手調べのつもりであった彼女にとっては呼吸の如き3発の魔術。
しかし、並の戦場では牽制程度にはなるそれを1つずつ、丁寧に処理していく相手に

「~♪」

ひゅぅ、と分析ではなく感覚で男の技量を測り口笛を鳴らす
雷撃を散らし、氷塊を避け、炎球をわざと爆発させたのだと…言語にはできなかったがそれを為した相手に対して称賛を見せる
そして相手は言った。「最初」の1撃は自分だと。
更にここは戦場とは程遠く、客を愉しませ、自分も愉しむ娯楽の場。ならば―――

「あら、いい腕……♪」

相手の剣の特性は既に見て知っている。
対処されることも念頭においていたため避けようと思えば…戦場の不意打ちにも慣れた彼女は後ろに飛びのき避けることもできただろう。
しかし、それはこの場にふさわしくない、と笑い

シュィン、と音が走る。
それは男の剣が魔術師の胸を切り裂いた音…

そして結果は、その剣の特性通り。体は一切傷つかず胸部を覆う鎧とその下の肌着だけが一刀両断される。
まろびでるのはふるん、と揺れる双丘。彼女の本来の強さを象徴するように傷も一見してないその肌が…生中継の魔動機にでかでかとアップで映される

『おおおおおおおおおおお!!』

今までむさくるしい男同士の戦い…それもまたいいものではあるが…を見せられてきた観客が沸き立つ。

『いいぞおおお!その女、裸にひん剥けえええ!』

彼女に恨みを持った者もいるであろう身勝手な観客の歓声で闘技場が満たされる。当の女は…


「んぅ…♡、あァ、ぞくぞくしちゃう…とっても変態な剣と、剣筋…ぃ♡」

観客席から見れば羞恥だろうが、実際は興奮で身悶えし、胸を腕で覆って
一瞬だけ見えたその先端と、あの戦場魔術師が恥ずかしがっているという勘違いで更に観客が沸き立つ

「それ、じゃあ、もっと激しく、踊りましょう。闘技場付きの、クレス…!」

それもサービスなのであろう。乙女のように恥じらいながら再び彼女のあでやかな唇が言葉を紡ぐ

直後、剣を振り切った男の周囲の地面に男を囲う様に魔方陣。と、同時頭上にも…色からすれば先ほどの雷撃の魔方陣が形作られ
地面からは、先が丸まった土槍が8本。頭上からは予想通り速度の速い雷撃
あえて顔だけを向け、身体は背を向けたまま、今度はここを狙ってみなさいとばかりに尻と脚を見せつけているだろうか。

クレス・ローベルク > 「勿論。俺はお客様の期待には応える男だとも。魔術師エレミアの全てを見てもらうまで、今日は帰さないつもりだよっ!」

観客の野次に威勢よく応える男は、しかし一瞬ぴくりと顰めそうになった。
確かにこちらの攻撃は望んだどおりの結果をもたらしたし、エレミアの張りのある柔らかそうな胸は、眼福としか言えない。
客も盛り上がりを得ているが、しかし、

「(余裕そうなんだよなあ、この人……!)」

恥じらって見せてはいるが、普通刃物で斬られたら、例え実際には斬られないとしても、羞恥と共に恐怖の色もあるものだ。
それが無いということは、つまり普通に対処は可能ということだ。
大体、戦場に出ているのに身体に傷一つ無い様な人間が、そうそう攻撃を食らったりはしないだろう。
そして、その推測の答え合わせのように、先ほどとは比べ物にならないぐらい苛烈な攻撃が来た。

「うおおおおおお!?」

慌てて剣を上に投げると共に、魔法陣の向きから"攻撃"の角度を計算。
全てが現在の自分の位置を狙っていると辺りを付けて、急いで横っ飛び。
先程居た場所を、先が丸まっているとはいえ明らかに硬そうな土槍が八本貫いた。投げた剣はと言えば八条の稲妻に耐えきれず、跡形もなく消え去っている。
だが、それで怯む程、精神が弱いわけでもない。相手が背中を見せているなら尚更だ。

「うおらああああああああ!」

横っ飛びで崩れた体勢を、体のバランスだけでアジャスト。
地面から生えてオブジェの様になった八本の槍を回り込み、無防備なエレミアの腰から下を、一刀両断せんと腰の剣を抜き打ちで閃かせる。
勿論、彼女にとっては回避は容易かろう。だが、おそらく回避はしないだろうと男はふんでいた。
最も、それは油断というより、寧ろ、

「(……寧ろ当たった後が怖いなコンチクショウ!)」

という警戒としての予測であったが。

エレミア > (これもかすりもしないなんて、素敵ぃ…♡)

声には出さず、相手への好感度がぐぐ、と上がる
彼女は強い、あるいは欲情にまみれた相手が好きだ。それが男であろうと女であろうと。
身体に負担を強い、普通ならば動かしづらい身体の使い方。
しかし男はそれをしっかりとやりとげた。自分の省略魔術を完璧に避けきったのだ。

しかもわかっていながらも誘いの通り、自分の腰鎧とその下のショーツまでばっさり、と切ってくれる
もちろん避けはしない。自分も、相手も観客も愉しむために…

「いやぁん……♡」

露になるのは、彼女の美しい脚と臀部。彫像のように整ったそれが胸と同じように余すところなく観客に晒され
咄嗟に、と言うべきか恥じらいのポーズをとって秘所は魔動機から隠す。
しかし、隠したことによって更に闘技場の観客の劣情を煽り、熱気は増々闘技場を包み込む

『ひゅぅぅぅぅぅ!!流石クレスぅぅ!ヤれ!ぼこぼこにして善がり狂わせろぉぉ!』

「ァ、あ♡、ああ♡♡、こんなに見られながら剥かれるなんてぇ…!」

その熱気に充てられたかのように彼女の体も火照っていく。息を荒げ、雄を誘う雌の香りを漂わせて
闘技場は異様にヒートアップしていき…今までにないほどの歓声に実況者もにんまり、だ。

「ああ、あァ、クレス、クレス、次はどうしてくれるの?さあ、サア、さあ!『火よ追エ』、『土槍』」

男の警戒は不幸なことに当たってしまう。
蕩けた非常に魅力的な笑みを浮かべつつも男の位置に今度は赤色の魔方陣が空中から囲むように10。茶色…土槍を生み出した魔方陣がまたもや地面に5
既に布もほとんどなく、腕などに装飾としてある飾り布くらいだ。
そんな状態で相手がどう動いてくれるのかを楽しみに言葉を呟く。

現出するのは既に見た光景。火球が生み出され、また今男がいる地点を囲むように土槍が生みだされる
ただし今生み出された火球は…発射された瞬間、直線ではなく乱数軌道を描き男に迫る。
それがいかに悪辣で性格の悪い魔術か。戦いなれた男ならばすぐにわかるだろうか

ただし、術者自身は…剣で切れる布はもうないと侮っているのか、あるいはまた挑発か…無防備に体を隠したまま相手を見ていて

クレス・ローベルク > 「ほ、本当にこの人は……」

拡声器には拾われない程度とはいえ、あまりの余裕度に口に出して呟いてしまう男。
正直、エロいとは思う。いや、これは女でもエロイと思うだろう。
ほとんど裸と言っていい状態で、恥じらうように、しかし実際には見せつけるように整った脚や尻を露わにしているのだ。おそらく、これが闘技場ではなく、ショーパブや"大人の劇場"でも十分通用する身体とパフォーマンスだ。
だが、それが逆に恐ろしい。この場でそれが出来る、彼女の余裕と実力が。

「"綺麗な薔薇には棘がある"って言うけどさあ……嵌りすぎだろ!」

先ほどと同じ茶色の魔法陣。
色だけでは前と同じ攻撃手段かはわからないが、しかし詠唱の内容からして同じと判断。
故に、今度は土槍を少し身体をずらすだけで回避。詠唱内容が違う炎の攻撃を目視で確認する。

「(とはいえ、傾向と詠唱的に、追尾機能のある火球――ゲェ!?)」

追尾機能のある火球、ではあった。
しかし、迫りくる火球は土槍を避ける動きだけではなく、明らかにランダムな動きで、こちらを翻弄しにかかっている。
しかもその数は一つや二つではない、十。最早群と言える数の火球が、こちらに対して迫っているのだ。

「クソッ!」

反射的に後ろに飛び退って、火球とエレミアから距離を離す。
魔術師相手に距離を離す愚行は本人が一番解っていたが、しかしそうせざるをえなかった。
攻撃がこちらをどこまでも追尾する以上、エレミアの攻撃を回避しつつ、火球を全て切り払わなければならないのだから。

「やるしかない、か!」

エレミアから距離を取り、一つ、二つと火球を切り払っていく。
勿論、エレミアにも注意を払っているが、しかし自在に動く火球を相手にしながらだ。
注意深く見れば幾らでも、付け込む隙はあることだろう。

エレミア > 火球1つ1つは最初に放ったモノと同じ。一撃で黒焦げになったり死んだりする威力は全くない。
しかし数と迫力は大したもので、迫りくるそれらは男に逃げを選択させ続ける程度には示威効果があり

「うまいうまい…♡」

回避が困難な火球を、切り払っていく姿に、またもや小声で呟く。それはよくできていることを褒める親のようで

(でも何か狙ってる…、普通ならそのまま切りかかりにくればいいのに……面白い…♡)

クレスを追尾する、としか呪文に乗せていない以上エレミア自身も巻き込める可能性はある
しかしあえて不利な距離で火球を切り払い続ける男に妖艶な笑みを向け

「ああ…動くと見えちゃう…ぅ♡」

今度は少し大きい声で。拡声器にも拾えるように
観客席から見れば必死に男を遠ざけながら体を隠そうとしているように見えるだろう
だがそれは男の見立て通り、ただのポーズ。あえて魔道器に際どい所が映る様に体をよじらせていて

男たちの視線と歓声が喉を枯らさんばかりに溢れ、それによってまた女も昂り続けて

その嘘の延長だろうか。火球を切り払っていく男に対して更に攻撃を加える

「ほらほら、こっちだよ♡」

自分から遠ざかっていく相手に対して、あえて近づけば避けれるように火球の術式を改竄
それに加えて、逃げる男の正面に黄色、青の魔方陣。追尾ではないものの先ほどよりも威力が多少高まっている氷塊と雷が射出されようと。
観客に気づかれないように巧妙に。最善手で避ければ自然と距離が詰まる様に。
よほどの戦術眼を持った観客がいなければバレないだろう、という自然な動き

もちろん倒すつもりはある。最善で回避行動を取り続けなければ水をせきとめ損ねた垣、そこから溢れる水のように攻撃は次々に男に殺到するだろう
しかしそれを潜り抜ければ待つのは男の最良の間合い。
省略詠唱とは言えど魔法陣を形成してから術が発動するまでほんの一瞬の遅れがある。
その遅れが積み重なり、丁度一手、女に対して明確な仕掛けをするチャンスもまた、男の力量によっては、やって来るだろう

クレス・ローベルク > まるで踊るような剣の動きで、四個、五個までは切り払いが完了。
だが、そこに現れるは、氷と雷の魔法陣。
それと同時に、火球の動きが変化する。
こちらの動きに対し、掠めるような動き。
狙いが甘くなった、とも見えるが、おそらくは意図的な物だろう。

「(だけど……!)」

待っていたのは、それではない。
肝心なのは、あの魔法陣が、こちらに向くことだ。

「(あの魔法陣がどの程度の速度で、幾つ配置できるのかはわからない……)」

だが、

「(あの魔法陣は、彼女の意思で配置できる。逆に言えば、"彼女の意思がなければ配置はされない"そして、肉付きから、おそらく彼女は然程身体能力は高くない。それに、立ち振舞いからして、おそらく彼女は切り合い立ち会いの経験が少ない――つまり、反射神経も人並み)」

勿論、これはただの推測だ。
いや、推測と言うよりは、"そうでなければ勝てまい"という必要最低限の希望というべきか。
そして、それだからこそ、出来る策――それを打つ為に、彼は一歩を踏み出した。
のだが。

「うお!?」

切り払いから、氷雷の回避に移行する際に、脚が、滑った。
元々、柔らかい土の地面だ。特段滑りやすいというわけではないが、だからといって摩擦が高いというわけでもない。普通は足が取られる事など無いが、しかし運が悪ければそういう事もあるだろう程度の不運。
勿論、無様に尻もちをつくような事はないが、足を前に持っていかれ、足がもつれて跪く。
そして、そこに残り三つの炎球が、氷が、雷が殺到する。

「――!」

崩した体勢で切り払えたのは雷まで。
止まった男に、三つの炎球と氷塊が直撃する。

「うがっ……!」

勢いよく腹に直撃する氷塊は、男の呼吸をつまらせ、その後ボウッ、という音を立てて炎球が着弾。
手加減されているとはいえ、それでも彼の服に燃え移るには十分。
だが、その炎の中、悶える事もなく。男は跪き――何かを呟いている。

「クレス選手、第一投――」

幾ら、彼女が警戒していても。それでも想定外というものはある。
例えばそれは、回避できる様な攻撃が、全くのアクシデントで全弾命中するとか。
例えばそれは、炎の中で全く悶えもせず、笑みすら浮かべて何かをぶつぶつと呟いているとか。

「投げたッ!」

例えば、自分の唯一の武器を、思い切り投擲するとか。
不意の一投は回転しながら、彼女の顔面を狙う。
確かに斬れはしないが、そもそも鉄の塊だ。直解すれば、ただではすまない。
そして、それと同時に、男は跪いた状態から一気に走り出し、エレミアの身体を押し倒そうとする――

エレミア > 「……。」


男が足を滑らせた瞬間、彼女は少し落胆した。
ああ、これで後は怯んだところに撃ちこんで終わりだと。

男の見立て通り魔法は流石に自動発動ではなく彼女の意思によって配置、発動する
また、闘いであっても今のように魔力制限はないため不意を突かれても一撃で相手を死に追いやることが容易。
それ故に縛られた状況での対応はありていに言えば下手だ。

それでもなお、並の闘士では彼女の遊びに耐えられなかっただろう
痛みに悶えでもすればそこに彼女が追撃を撃ちこみ…倒れた相手に、実況者が敗北の烙印を押していたところだ

「『ほの…』…っ、!?」

しかし、万能に見える彼女にも油断、あるいは予想外が重なることは当然ある。
脚を滑らせた相手に対して言葉を紡ごうとした瞬間…
痛みに俯いているのかと思った相手から銀の輝きが飛ぶ。
それは自分の顔を狙った一撃。ただの鉄の塊だからこそ防御が必要であり
魔力が縛られていなければ彼女の魔術はその鉄の塊すらも難なくいなしただろうが…今はそれはできない、と直感で悟る
故に、彼女は言葉を中断し、脚を折って躱そうとするだろう…男の狙い通りに。

「ぁ…」

男が全力で押し倒せば、耳朶に甘く聞こえるのは驚愕の声。
女の視界がぐる、と回り背中に衝撃が走る
数瞬してから、自分が押し倒されたのだ、とわかれば…素直な笑みを相手に向けるだろう

「…あぁ…♡、こんな面白い相手が、こんなところにいたなんて…」

恐怖も、何もない。噂通りの戦場の淫売。そんな表情を浮かべながら
押し倒した拍子に女の体に手が乗るだろう。それによって女は地面に縫い留められていて

「……私の負け、ね。…どうする?」

この状態からでは、言葉を紡ごうとしても口を塞ぐことは容易。
腰に剣はあるが…自分の腕では敵わないことはわかっている
だからこそ、彼女は笑う

裸体を曝け出し、汗と発情の匂いを雄に与え、誘いながら…
この大観衆の中、無力となった彼女をあらゆる手段で辱めるのか…あるいはブーイングを受けながら決着だけを誉れとして受け取るのか

クレス・ローベルク > 彼女を押し倒した彼は、まずなによりも、呼吸を整える事に専念した。
何せ、氷の塊が腹に直撃して肺の空気が持っていかれた上で、燃え移った炎にあぶられた空気で肺をやられないように呼吸を止め、その後は全力疾走である。体内の空気も体力も、使いに使い果たしていた。

「ふぅ、ふぅ、ふぅ……ふぅぅぅう……」

脚が滑ったのは、全くの不運であり、偶然であり、そして幸運だった。
あれが無ければ、自分でそう演技するつもりだったが、その不自然さを、彼女が見抜けばそれまでだったのだから。
お守りがわりに入れている、あのサイコロのお陰かもしれないが――ともあれ。
こちらが幾ら負傷していようと、まぐれだろうと、そしてハンディキャップ付きだろうと、勝利は勝利。
剣闘士の勝利には、義務と権利が付きものである。
男は一度立ち上がると、周囲の観客に手を広げてアピールする。

「さて、ご来場の皆様!お待たせしました、これより、戦闘魔術師エレミアの、敗北凌辱を開始いたします――!」

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さて、とはいえ。
エレミアは業界でも有数の性豪である。
流石に性魔[サキュバス]よりマシだと思いたいが、しかし、まともにレイプしても"凌辱"というより"お楽しみ"になってしまうだろうし、最悪こっちが搾り取られて"勝負に勝って性技に敗けた"という笑える事態になりかねない。
勿論、究極的には観客が楽しめればそれでいいのだが、

「(それにしたって、イメージってモンがあるしねえ……)」

暫く思案顔で見ていたが、やがて、何かを思いついた様にうん、と頷くと、腰に巻いてあるベルトポーチから、何やら筒に似た魔術具を取り出す。それは、声を届ける通信具だ。

「悪いんだけど、Tの5番と6番、それに魔導拘束具出してくれる?思念誘導式の奴」

注文して暫くすると、仮面をかぶった黒衣の男が、二層式のワゴンを運んできた。
ワゴンの一番上に置いてあるものは布がかぶっているし、二層目はカーテンによって仕切られていて、中身が見えないようになっている。
そして、二層目のカーテンの中から、他のものが見えないようにして取り出したのは、四つの腕輪のようなもの。それぞれ、魔力が注入された宝石が埋め込まれている。

「さて、それでは失礼して、と」

エレミアの手足に、四つの腕輪を取り付ける。
そして、男が何やら念じると、エレミアの身体が、彼女自身の意識とは無関係に、少し宙に浮く。
手足がXの形になるよう伸ばされ、そこから手足を動かそうとしても、全く動かなくなってしまう。
それを確認すると、男はエレミアにちょっと申し訳なさそうに言う。

「さて、エレミア。君は此処で敗けた人がどんな目に遭うか伝え聞いているだろうけど……実は今日行うのは、今まで一度もやった事が無い責めなんだ」

だから、

「君の噂は性的な事も詳しく聞いてる。だから、もしかしたら満足できないかもしれないけど……その時は、笑って許してくれよ?」

エレミア > 男がたとえ手を離したとしても悪あがきはしないだろう
負け、と口にした以上どのような場合でも負けは負け。搦手は使うが勝敗は偽らない矜持はある様子

「………楽しみ…」

偶然が重なったとしても負けたからにはこの闘技場の洗礼があるのだろう
それを待つ彼女は体を隠しながらも笑みは隠せず

腕輪を付けられる間も至極大人しく。微笑みを浮かべて両手両足に装飾を付けられる

「んっ……これ、全然動けない」

ぐ、ぐ、と力を入れる仕草。
手首から先はなんとか動くもののそこから先は全く動かない
拘束されている状況にはぁ、と息を吐いて
一方魔動機は遂に隠されていた秘所や胸を惜しげもなく映し出し、観客に鮮明に伝える
てらてらと艶めかしく光る秘所や膨れ上がった胸の先端に、観客たちが湧く

『さっすがクレスぅぅ!いいぞ!やれーーー!!』

「自信ないの?ふふ…好きなように、シてみて…?」

そんな状態でも彼女は未だ余裕を崩さない
観客は口々に野次を飛ばして更なる行為を要求する

両手両足を開き、全てを曝け出して凌辱を待ちわびている様子

クレス・ローベルク > 得られたのは肯定の返事にほっとする。
おそらく、彼女が考えているのとは全く違う意味での"責め"なのだが、彼女の性格上、一度言った事を取り消したりはすまい。
後で報復に来たりされれば命はないので、言質を取るのは大事だ。

「うん、有難う。それじゃあ、始めるかな」

そう言うと、ワゴンを彼女の近くまで動かした後、一段目から道具を取り出す。
それは、黒い手袋だった。ただ、手袋全体に、小麦粉の様な物が満遍なくまぶされており、遠目で見れば白い手袋に見えるぐらいだった。

「はい、それじゃあ、始めるね……」

そう言うと、ゆっくりと彼女の胸に手を近づける――ふりをして。
実際に触るのは、彼女の、良く手入れされた脇だった。そこを、最初は優しく、しかし段々と激しく、掻きむしる様に擽る。
手袋にまぶされた粉は彼の指の滑りを異様に良くし、常人なら耐え難い擽ったさを、エレミアに与えるだろう。

エレミア > 負けることはこの闘技場においては相手の好きにされるということ
それくらいは知らされているため…むしろ楽しみにしていたくらいだったが

「?」

出てきた道具に少し疑問を覚える
よくよく見ればわかる、というほどに何か粉がかけられた手袋。
薬か何かなのか、と思うがそういった薬特有の危うい匂いはせずますますよくわからなくなって

「何を…?」

口に出そうとした直後、男の手が伸びてくる
普通に胸を触ってくるのか、と更に疑問がわいてくるが…その手が触れたのは脇だった
日ごろから大体の相手には受けが良いため手入れはしているそこに…粉がまぶされた手袋が当てられる

「んっ…、ん…ふ…」

最初は優しく少しざらざらとした感触。その感触は自然に笑いとなって彼女の口の端から漏れ出る。
そうして、少々慣れてきた瞬間に…異様に良くなった滑りによって肌を傷つけず、激しいくすぐりが、始まる
戦闘後で昂った体。凌辱に期待して敏感になった体にそんなことが始まれば

「ふ…く…ぅっ♡、なにを、して…ひ、ふ…ふ…っ…!」

目じりを沈め、その笑いをこらえはじめる。その姿は戦っている時とは違い危うさを感じさせない無防備さで
くすぐられ続ければ唇を噛みしめる力も緩み…

「ひぁ、は、けほ、ひ♡、ふ、ぁ、はっ…んっ、あはは…っ♡」

遂にはだらしなく笑みを浮かべあられもない姿で笑い始める。少し指を動かせばぴくん、ふるん♡、と胸が揺れいいようもない嗜虐心を掻き立てるだろう

クレス・ローベルク > 「何、ってくすぐってるんだよ?ほら、こちょこちょ、こちょこちょーって」

今までの危険な、強者としての微笑みではなく、くすぐったさによって引き出された、無防備で可愛らしい"笑い"。
最初は困惑していた観客達も、何時も妖艶な彼女の、そのあられない――ある意味ではあどけないと言える表情に、やがて興奮を覚えているらしく、性的興奮とまでは言わないが、これはこれでと納得した表情を浮かべている。

元々は、サキュバスや犯され慣れした元娼婦の奴隷に対する懲罰目的で開発された責め。
それを、「これはこれで魅力的なのでは?」と考えた上層部が、試して欲しいと前々からクレスに相談していたのである。
調教師から手技を教えてもらってはいたものの、彼自身、これが見世物になるのかと首を傾げていたのだが――

「(意外となるもんだなあ――)」

勿論、くすぐりの手技はただ掻きむしるだけではない。
不意打ちで優しく指の腹で撫で回すのに変えたり、

「ちょっと味見……」

と言って、ペロペロと下品に脇を舐め回したりして。
そうやって、暫く、彼女の"可愛らしくもだらしない"笑顔を衆目に晒した後、
ふと、男はくすぐりをやめる。
観客をぐるりと見渡し、一礼すると、

「さて、当闘技場初めての"くすぐり責め"は、皆様お気に召して頂けたでしょうか?
おっと、そこの紳士のお方。不満がありそうですね。ええ、ええ、お叱りはごもっとも。
何せ、道具を使っているとは言え、所詮は"くすぐり"。"悦び"が無ければ、彼女がどんなに魅力的な笑顔を見せてくれたとしても、片手落ちというもの。ですが……」

そう言うと、ワゴンの一段上から、今度は別の責め具を取り出した。
それは、毛羽立った羽箒。それを二つ、カメラ越しに観客に見せ付ける。

「くすぐりというのは、女の子の様々な表情を引き出してくれる、非常に奥深いものなのですよ」

そう言うと、二つの羽箒で、右と左の股関節を、優しく撫でる。
さわさわ、ふわふわと、脚と秘所の間をまるで掃き清めるように。
時折、割れ目や秘芽をかすめるようにするが、しかしそれでもギリギリ振れない程度に。
先程の激しさから一転、ソフトに責め抜く。

エレミア > 痛みと共に笑いもまた体の反応において耐えがたいものの一つである
戦場の淫売とも言われる彼女の素直な笑顔は周囲を十分驚かせ

「ん、んんっ♡、あふ…っ…は、は…♡」

息を荒げながら少しのどが枯れたのか脇を舐めまわされれば腰をくねらせながら妙な声をあげて
くすぐりが止まれば、一旦彼女であっても息を整える人らしさを見せて

(これは、これで…♡、予想してなかったけど…、…?)

くすぐりをやめ、観客に向かって煽りの文言を叫ぶ男
手袋が外れ…次に出てきたのは柔らかそうな羽がついた小さな箒。

(あ……ちょっと、抑えられない、かも…♡)

先ほどのくすぐりとこの羽が繋がり、ふる、と体を震わせて…
彼女の予想通り、さきほどまでとはまた違うくすぐりが始まる

直接的な場所にはほとんど触れず、また柔らかい羽で強く刺激することもせず優しく触れ続けるだけ
先ほどのくすぐりが燃え盛る火だとすれば今はじっくりと煮込む弱い火に感じられて

「――っ♡、んっ♡、…ん、ぁ…♡、く、ぅ…♡…ぁ…♡」

もじもじと少しだけ動く腰を揺らめかせてもどかしい刺激を発散しようとする
しかし次から次へと弱い刺激が蓄積し、逃しきれず
無邪気な笑いから、女を刺激されている雌の吐息を出し始め
そしてそれは魔動機によって拡散され…闘技場内が一転、桃色の空気に包まれてしまって
激しいものを最初に感じてしまったからこそ、弱い刺激によってもどかしさが募り、甘えるような声が更に漏れ出てしまう…

クレス・ローベルク > 「ほら、可愛らしい声が漏れてきましたね?皆様の視点からは見えにくいでしょうが、彼女の秘所からはすでに酸っぱい蜜が溢れ出していて、女性特有の香りがプンプンしてまして――流石に襲いかかってしまいたいぐらいです――が、そのお楽しみはもうしばし取っておきましょう」

そう言うと、一旦くすぐりをやめ、左手で一段目を、右手でワゴンの二段目を漁りだす。
そして今度取り出したるは、二本の筆と、機械で出来た手の様なもの。
どうやら、彼女を拘束している腕輪と同じ魔法がかけられているのか、その二つの手はワゴンの一段目を漁りだし――更に羽箒を二つ取り出した。

「さて、それでは、記念すべき"くすぐり責め被験者第一号"ちゃんに、くすぐりによる絶頂というものを体験していただきましょう!」

そう言うや否や、機械仕掛けの手は、彼女の乳房を、羽箒で優しく撫で回し始める。
それと同時、男の方も、先程取り出した筆で、秘芽と、それから割れ目を優しく苛める。。
割れ目を撫で回す筆は上から下に、下から上に、ゆっくりと、順序良く。
秘芽を撫で回す筆も、それと同じく優しく撫で回す。
そうして存分に彼女の身体を蕩けさせた後――

「それでは、ラストスパート、スタート!さあ、たっぷりくすぐりいじめられた彼女の身体はどうなってしまうのか……!」

機械仕掛けの手の動きが、乳房全体を撫で回すものから、乳首だけを執拗に擦るものに変化する。
同時に、筆の動きも、激しく、容赦のないものに。
秘芽を苛める筆の動きに至っては、コチコチコチコチと、毛先で柔らかい芽を弄るような動きとなって。
彼女の甘い疼きを、解き放とうとする。

エレミア > 「は、ひ…♡、ぅ…♡…んっ……♡」

男が喋っている間が唯一の休息だったが…
緩いくすぐりによってその休息もまた彼女の疼きを高める焦らしとなってしまっていて

羽帚が更に二つ、取り出されれば流石の彼女もひく、と体を震わせてしまう

「ぁ………」

来る、と意識してしまう。それは期待となって更に彼女を焼いてしまい…
そうして、機械仕掛けの手と、男による愛撫がついに割れ目も、秘芽も優しく弄られ始める
激しい愛撫ではないが先ほどまでとは違う直接的な愛撫に…

「んっ、あ♡、ひぅ、く…ぅ♡あ、あ…っ♡、あ…ぁ…♡♡」

びくんびくん、と綺麗な女体を震わせてもはや喘ぎを抑えることすらできず
頭の中では快楽の風船がどんどんと膨らみ、今にも弾けてしまいそう
そんなところに遂に

「あ、ああ…♡、あ、っ♡くぅ…―――っ!♡♡」

激しい愛撫が始まる。自己主張する乳首を、硬く尖ってしまっている秘芽を虐められて腰も上半身も跳ねまわる
先ほどまでとは違う、凛々しい姿ではなくただ乱れる雌の姿を晒してしまって

「あ、ゃ、ぅ…♡あ、あ…ふ…ぁぁぁぁぁ――――っ♡♡♡」

そうしてついに快楽の風船が弾けた。
たまりにたまった快楽が、秘芽から、乳首から頭に伝わり…
びくんっ♡、びくんっ♡、と身体を暴れさせ…周りから見れば特に強い刺激を受けていないにも関わらず、大きな、可愛らしい嬌声を上げて絶頂してしまう…♡

クレス・ローベルク > 甘い声が弾けると同時に、蜜が溢れて、男に絶頂を知らせる。
肉棒や張り型、媚薬なども使わず、ただくすぐり、撫で回すだけの責めで、この威力、この表情。
観客の様子を伺うが、陶酔するもの、堪えきれず自慰を始めるもの様々で。
概ね、興行種目としての"くすぐり責め"も、大成功だ。
男としても、闘技場側から"性的な事にも使える"と認識してもらえるのは悪いことではないし、結局皆幸せになったというところだろう。

「(これなら十分仕事したでしょ。さーて、そろそろ俺も気持ちよくさせてもらわないと……)」

と感慨に耽る男のポーチが震えだす。
先程注文に使った筒が震えている。これは、こちらに言葉が送られているサインだ。
耳に当てると、くすぐり責めを推した上司の声。
中の音声を最後まで聞くと、男は素直な感想を漏らした。

「……マジか」

とはいえ、驚愕は一瞬。
直ぐに営業用のスマイルを取り戻し、男は観客に語りかける。

「さぁ、お楽しみ頂けましたでしょうか?優しい刺激だけで、熟練の性豪もたちまち参ってしまう。
これが、くすぐり責めの威力――と言いたい所なのですが。ちょっと此処で違和感を覚えた方もいらっしゃると思います。『これ、くすぐりという名を借りた、ただの愛撫なのでは?』と」

そう言うと、男は悲しそうな――勿論営業用の――表情をする。

「ええ、ええ。実は、"くすぐりだけ"で絶頂させるというのはかなり難しい――熟練の調教師が、一週間仕込んで、ようやくという物なのです。とはいえ、皆様に『何だ、くすぐり責めと言ってもこの程度か』と思っていただくのは非常に悲しい!何より、この愛すべき女魔術師に、真のくすぐり責めの快楽を知って頂きたい!」

と、そこで、エレミアの身体が持ち上がり、壁際にもたれ掛かるような体勢を取らせる。
同時に、機械仕掛けの手が、彼女の脇にピタリ、と寄り添う。指の先の爪は、金属なので冷たく、耳かきの先の様に少し曲っていて、男の爪とは全然違う感覚を与える。そして更に、ワゴンの中からもう一組、機械仕掛けの手が飛び出し、浮いている彼女の足の裏に潜り込む。
そして、男の方はと言えば、人間のサイズからは出ないとは言え、大きく長い肉棒を空気に晒し、エレミアの後ろに回る。

「さあ、それでは本日のラストイベント、『くすぐりレイプ』で御座います。皆様、最後までお楽しみくださいませ――」

エレミア > 十分に戦闘によって昂っていたということもあるだろうが
しかし、くすぐりが彼女にとって未知の快楽でありそれに翻弄されて可愛らしい絶叫をしたのは事実

「は、…はー……ぁ……♡」

ふぅ、と息を吐いて性豪でもある彼女はある程度余裕を取り戻す。
男の様子を窺うことができるくらいには

「ぁ……?」

男の驚愕を受けて蕩けている頭で疑問を覚える。
そして、快楽によってぼやけた耳で相手の言葉を聞けば…

「………あ、は…♡」

淫蕩に、もう隠さずに笑う
くすぐりレイプ、という聞いたことがない言葉と先ほどまでの状況を合わせて
これから自分に襲い掛かる快楽に期待を募らせ…足裏を上げた不自然な体勢で壁にもたれかからせられる。
寄り添うのは男と、機械の腕。足の裏、脇にそれぞれ添えられ…どんな刺激があるのかは想像に難くなく

そうしてついに…カリ高で奥まで届きそうな男の肉棒が晒される
魔道具はその秘所と肉棒を映し出し観客の興奮を最高潮に高める
そんな中で…

「…き、て……ぇ……♡」

ラストイベントの開幕を告げるのは、拡声器によって響く女の甘えた声。
口をだらしなく開け、瞳を潤ませた暴虐の魔女の姿は男の理性の崩壊を後押しするには十分だろうか

クレス・ローベルク > エレミアの腰に手をついて、ふぅ、と息を吐く。
既に、機械の手には、自律式の命令を送っている。
開始命令を送れば、男がどんなに行為に夢中になったとしても、終了命令まで彼女を擽り続ける。
そして、女の甘えた声の要請が響けば、男の肉棒もいよいよ我慢しきれぬというように、びくりと跳ねる。
そして、女の股に、男の欲望を宛てがい、

「行くよ……っ!」

遠慮容赦なく、奥まで滑り込ませる。
最初はちょっと遅めのピストンで、彼女の膣内の具合を確かめる。
トン、トン、トン、トンと規則正しいリズムで突き立てるが、五回目に入ろうとした時点で。
彼女にとってのもう一つの"お楽しみ"が開始される。

カリ、カリカリカリ……と彼女の脇と足の裏を機械の手がくすぐり始めたのである。
機械の手によるくすぐりは、パターンとしては単純だが、しかしポイントを的確に狙っていく執拗なもの。
普段、地面に触れることも少ない土踏まずを的確に責める足裏の刺激も強いが、それよりも辛いのは寧ろ脇のほうだろう。
何せ、先程のくすぐりで特に反応のあった場所を命令と一緒に送信しており、そこだけを執拗に責めるよう命令してあるのだから。
同時に、ピストンも激しいものに変わる。くすぐったさと快楽、二つの感覚で、彼女をさいなんでいく。

「ほらっ、エレミア、くすぐり責めがどんな感じなのか、皆に教えてあげないと。どんな風にくすぐったくて、どんなふうに気持ちいいのかなあ……っ?」

男も割と限界ではある筈だが、それでも彼女に意地悪い言葉をかけるのはプロ根性のようなものだろうか。

エレミア > 待ち焦がれた挿入は男の想像以上にスムーズだっただろう
ぬるん♡っと抵抗もなく根元まで咥え込んでしまうか。
体質で常に発情し、戦闘によって昂り、くすぐりによって火をつけられた体は男の肉棒を蕩かせてしまいそうで

「んっ♡、く♡、ぁ♡、ふっ♡、あんっ♡」

ゆっくりとしたストロークでも、耳にこびりつくような声をあげてしまう
それだけでも軽く達してしまいそうなほどの快楽が頭を焼くが…本当の快楽はここから

「ひ、ひゅ♡、はひ♡、ぁ♡、ゃ、ぁ♡、あは、ふ♡、んんぅっっ♡♡」

機械的な音と共に彼女に再びくすぐりが始められる
人間の温かさはないもののそれ故に非情で全く容赦なく彼女の弱点を責め立てていって
喘ぎ混じりの笑い声をあげ彼女の表情が引きつる

なんとも情けないその蕩けた笑顔は闘技場の男の劣情を煽るには非常に十分
自慰を始める者もいればこちら側に飛び出そうとしてくる者もいるだろうか
そんな中でも…

「あひ♡、ふ♡ぁ♡、もう、きもひ、よくっへ、びり、びりっへ♡
ぜんしん、からきもちい、の♡きてる、ぅ…♡♡、イっちゃ、あ、ぁ、はふ♡、あ、は、ふぁぁぁ♡♡」

ある程度言葉がわかる声を出せるのは流石と言うべきか
くすぐりによって不規則に痙攣する膣内は別格の快楽を男のペニスに返し
連続で浅く浅く、徐々に深く達しているのと合わせ…男を最高の射精に導こうとしてしまうか

クレス・ローベルク > 「声、可愛い……いいよ、その可愛い笑い声、とっても可愛いよ……っ!」

ゆっくりとしたストロークの中で聞いた、短い喘ぎも性欲を煽ってくれたが。
童女の様な笑いと、艷のある悦びがカクテルの様に混ざりあった声は格別と言っていい。
しかも、その膣内の具合も、今までとは全く違う。何せ、くすぐりによって動く身体全体と、膣内。
彼女が動く度、膣内の襞が激しく絡んで、肉棒から精を搾り取ろうとする。

「やっば、もう出る……!」

後背位とはいえ、極上の名器で、しかも激しくもみくちゃにされれば、男の我慢など持つ筈もない。
クライマックスに向けてくすぐりのギアをもう一段強くする様に命令しつつ、こちらもピストンを速くする。
当然、そうすれば、刺激も強くなり、

「出るよ……ッ!」

射精の瞬間、彼女の奥に叩きつけるようなピストンと共に、彼女の中に白濁を注ぎ込む。
その間もくすぐりは止まらず、子宮の中を犯される感覚と、擽りで外から犯される感覚。
二つの感覚が、同時に彼女を翻弄するだろう。

エレミア > 可愛い、という言葉が毒のように頭に沁み渡りぽや、とまた思考が蕩けてしまう
くすぐりも、ピストンも強くなればくすぐったさと快感は溶け合い、同時に彼女を責め立てて

「あ、ひぇ♡、だひ、てぇ…っ、くれ、すぅ…―――っ、♡♡」

ぷくりと子宮を犯していた剛直が膨らむ感覚があれば無意識に搾り取る様に膣内が戦慄き
くすぐりによる刺激も彼女を苛んで…
ぶちゅんっ、と最奥までつながった瞬間、熱い子種が彼女のナカを焼く
内からの熱い刺激と外からの電気のような刺激
それらが合わさり彼女にもまた最高の深い絶頂が訪れて

「は、は、ぁ♡♡、んっ♡♡、さい、こぉ…♡」

蕩けた顔を魔動機に晒した彼女…達した後もくすぐりは続いており、無様に…敗者らしくびくびく♡とまだ体を跳ねさせて―――

その後、まだまだ痴態を晒したかどうかは…男の上司と観客の熱気次第、だろうか…

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からエレミアさんが去りました。