2019/11/28 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──くーぁぁぁ……」

まばらに人が行き交う夕暮れ時の倉庫街の路地を、大あくびをかましながらのんびりと闊歩する金髪の男が一人。
暇です、と書いてありそうな目元を軽く擦ると、フンス、と鼻を鳴らし。

「いやあ今日は実に平和ですなあ……平和すぎて俺がいる意味を問いたくなっちゃうぐらいに」

などとやや愚痴の混じった独り言を漏らす。
男は現在、倉庫街の警備の依頼(バイト)を受けてやってきており、現在はその務めとしての
警邏の最中である。もっとも、傍から見ると単に散歩してるだけにしか見えないのだが。

一応つい先刻、近場の酒場から出てきた酔っ払い同士の喧嘩の仲裁に入ったりもしたのだが……男としては、
その程度の出来事は取るに足るような事としてカウントしてはいないらしい。

──ともかく、男はダラダラと警邏を続けながら、何か目を引くものでもないかと適当に視線を動かしていって。

エレイ > その後も特に何事もなく、平穏に時間が過ぎていったらしい──
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にカイロンさんが現れました。
カイロン > 船を下りた荒くれた男たちが飲みに繰り出す頃。
ローブの中に懐手するような格好で船着き場へ向かう。

安いよ安いよと叩き売るような声に、さていったい何が安いのかと思って見れば船旅の間に食料として消費されず古くなった瓶詰の食品が二束三文で取引されている。

──まだ夜は長い。さて、どうしようか。

船着き場をぐるりと見渡せば、何が目に付くだろう。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にハーティリアさんが現れました。
ハーティリア > 「……ふむ、たしかに安い。」
その彼が見付けた瓶詰め売りの前で、品定めするように眺めていたのは美女めいた風貌。
適当にいくつか買って鞄に詰め…満足気に振り返れば…見たことのあるローブ姿にふと、面白そうに目を細め。

「…や、ごきげんよう?」
ひらりと手を振り、己を主張するように声を投げれば…ちょいちょいと手招く仕草と共に、明かりの少ない暗がりに向けてついてこいと言わんばかりにあるき出そうか。

カイロン > 相手の姿を認めれば穏やかに微笑みを返し、ついていくのだった。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からカイロンさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からハーティリアさんが去りました。