港湾都市ダイラスの船着き場。
国内外からの多くの船舶が碇を降ろす場所であり、毎日多くの人、奴隷、物資が運び込まれ、積まれていく。
そのため、倉庫街なども軒を連ねている。
さらには奴隷市場も併設されている。
海の男たちは荒くれ者が多く、柄はあまりよくない。
酒場が近いために酒に酔った男などもおり、下手にふらふら歩いていると絡まれることもあるだろう。

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参加者(0):ROM(1)
Time:05:48:35 更新


ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からレベリオさんが去りました。 (07/26-23:53:00)
レベリオ >  
微かに、唇から鼻歌のようなものが零れる。
もう誰も知ることのないような古い歌声だ。
それを夜に混ぜながら、深夜の散歩はゆっくりと過ぎていく――。
(07/26-23:52:59)
レベリオ >  
夜も更け始めた頃合いの船着き場。
いくつも並んでいる倉庫のひとつの入口から灯りが零れる。
入口には『コンスキウス』という名義。
以前は活発に取引を行ってはいたが、今は半分以上休止状態の倉庫だ。
この倉庫の中には、主に交易で得たものが仕舞い込まれている。
主は滅多に訪れることはないが、管理を任せている人間と時折こうして打合せに訪れることがある。
―――例えば、今夜のように。

「ご苦労。確かに、目録に問題はないようだ。」

定例の在庫の確認。
こればかりは、欠かす訳にはいかない“仕事”のひとつ。
羊皮紙のリストに目を通してから、管理人の老人の瞳を見る。
誤魔化していないか、嘘を吐いていないか――“確かめ”れば仕事は終わる。
早く終わらせたいと思いつつも数時間はかかる。
幸か不幸か、今回の管理人はここしばらく、問題なく仕事をしてくれている。
“処分”の理由も無ければ、必要もない。
だから、「夜間手当だ」などと添えて、いつも通り駄賃程度の額を握らせる。

そして、酒場に向けて去っていく老人を見送りながら倉庫に鍵をかける。
古びた金属の錠がかかる音が響く頃には、周囲には人気のないどこか物寂しい倉庫が並んでいるだけだった。

――さて、どうしようか。
近くの酒場に行くのも良いし、取ってある宿にさっさと引っ込むのも良い。
思案するともなく、目的を決めるでもなく歩き始める。
足音のない、暑気の間をすり抜けるような静かな歩調で。
(07/26-23:14:55)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にレベリオさんが現れました。 (07/26-23:00:54)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエレイさんが去りました。 (07/18-01:48:18)
エレイ > その日は結局、何も起こることなく平和に過ぎて── (07/18-01:48:16)
エレイ > ──夕暮れ時の倉庫街。
その中の倉庫の一つの傍らに置かれた木箱に腰掛け、ボケェー……とヒマそうに佇んでいる、
特徴的な銀色のジャケットを羽織った金髪の男が一人。

男は現在、冒険者ギルド経由で倉庫街の警備の依頼を受けてこの場にいる。
なのだが……

「……ヒマすぐる。まああ平和なのは良いことなんだがよ……こうも何もすることが無くては持つわけもない」

……特にこれといった事件もなく、男はすっかり暇を持て余している有様であった。
そういう訳で警邏をサボってこうして座っているが、一応周辺で何か騒ぎがあれば察知できる位置にはいるので、
全く仕事を忘れている訳ではない。

「んんーむ……もう時間まで屯所で寝てようかのぅ。くわわ……」

──もっとも、もはやそれすらも放棄しそうな勢いだが。
なにかしら強く興味を惹かれることがあれば、仕事を忘れてそっちに行ってしまうかもしれない。
(07/17-23:05:34)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエレイさんが現れました。 (07/17-23:01:58)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からモーリッツさんが去りました。 (07/16-00:18:55)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からホアジャオさんが去りました。 (07/16-00:18:39)
ホアジャオ > 【後日継続】 (07/16-00:18:37)
ホアジャオ > 滑った先でまたごろりと一回転、打撃は当たったように思えたがその脚を踏み込み、踏み出し、蹴りを放ってくる様子に当たっていなかったのかと訝し気に眉を顰める。

ともあれ蹴りには蹴りとばかり
相手の蹴りを巻き込むようにくるりと身体を翻してその外側から回し蹴りを放つ。打撃こそ与えられないだろうが、上手く絡めとられれば相手は膝をつくことになるだろう。
そうと解り次第、飛び掛かって膝蹴りを落とすつもりである―――
(07/16-00:10:47)
モーリッツ > 「もう闘技場に行かなくても良いって思えるぜ」

闘技場ではずれを引く可能性を思えば十分に楽しめる戦い。
自分をそれほどに楽しませてくれる女を純粋に褒めるように口にし。
そんな女に一撃を加えるべく大振りに拳を振り上げてしまい。

その大振りという隙の多い一撃、それは女に叩き込まれるなく宙を切り。
下がっていた女が止まり仰向けに倒れ、足元を抜けるように地面の上を滑ったことで一瞬見失い。

「―――っ…!」

脛に感じる痛み、女の肘の一撃に息を息を飲み。
その痛む足を軸とし、痛みを無視して女の方を振り返れば闘技場より今勝てればいいと一歩踏み出し、痛む足で蹴りを放って。
(07/16-00:01:37)
ホアジャオ > 「あンたもね!」

距離を取ろうと跳ねるこちらをぴたりと追いかけるように迫る男。
視界の端に捉えていると振りかぶるのが目に入る。どうやら大振りの重い一撃を放とうとしているらしい。とすれば―――

「っ ――――― とっ とぉっ!!」

相手が振りかぶった拳を放つのとタイミングを合わせて踏みとどまる。次には身体を仰向けに倒しながら地面を蹴って、相手の足元を擦り抜けるように地面の上をすべる。大分腿からお尻に駆けて土まみれになるがお構いなしだ。

身体が交差する瞬間、相手の脛目掛けて肘を放つがリーチが届いたかどうか。
先に蹴りを受けた手首はまたじんじんする。状態を見なければもう一度振るうのは危険だろうと判断してのことだが―――
(07/15-23:53:10)
モーリッツ > 「っは、やるな!」

一撃が当たれば追撃を行う相手は多いが、そうではなく下がる判断を迷わずにとる女。
そんな女だからこそ手を抜くなどは考えず、例え大怪我となったとしても迷わずに頭に足を振り下ろす。
その一撃を防ぎ、それだけでなく足を持ち上げるようにして立ち上がる女から離れるように後ろに下がり。

「よく動くな、お前!」

追撃するように放たれる胴体を狙う回し蹴り。
それを思い切り後ろに飛び避け、蹴りの勢いのまま距離を取る女を追いかけ追撃。
距離を付けるように前に進めば振りかぶった拳を顔を狙い振りぬいて。
(07/15-23:41:25)