2019/01/21 のログ
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 後方から蹄の音が響く。
振り返れば、鏡の様に磨き上げられた鎧を着こんだ騎士が一人、軍馬に乗って此方へと向かってくる所だった。
少し手前で馬を止めて下馬した彼が言うには、今回運び入れた土産の礼に、と指揮官達が会食を求めているらしい。
といっても、王都でお行われている様な堅苦しいものではない。荒くれぞろいの兵士達と、焚火を囲んで騒ぐお祭りの様なものだが――
「…構わない。こんな貧相な成りの小僧で良ければ、喜んで皆と宴を共にしようじゃないか」
断わられるだろうと思っていたのか、騎士は目を丸くして此方を見返す。
その様が何だか可笑しくて、思わず吹き出してしまった。
こうして、この晩は兵士達と粗野な宴を共にすることになる。
己の顔立ちを揶揄って、鉄拳を頭に落とされた兵士達の数がそれなりにあった事だけは、指揮官たちが揉み消したのだとか。
ご案内:「ハテグの主戦場」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」にシトリーさんが現れました。
■シトリー > 「あはは……残念だったね、せっかく家に帰れるところだったのに」
先ほどまで小競り合いがあったのか、そこらに死体などが転がっているハテグ地域。
その主戦場から少し離れた雑木林で密着した男女が二人。
はたから見ればまるで抱き合っているようにも見える状態ではあったが、兵士の男の腹には深々と包丁が突き刺さり。
柄を握る自身の手に溢れ出した血が流れてきて。
「早く帰ればよかったのに、私なんかに声をかけるから死んじゃうんだよ。」
なぜこの少女に殺されたのかわからないといった表情を浮かべる男に笑みとともに語り掛け。
そのまま切り裂くように包丁を振りきって男の腹から抜けば力なく兵士は倒れ。
「人間は刺されたら死ぬんだから、女でも見かけたらすぐに殺さないとね」
包丁についた血を舐めながら死体となった男を見下ろしながら責めるようにつぶやき。
■シトリー > 「ま、どっちにしろ女だからって油断するようじゃ長生きできないか」
ポイっと持っていた包丁を投げ捨て。
感情を移さない目で男を一瞥した後、鼻歌を歌いながら雑木林を歩き出す。
まだこの辺には警戒兵や敗残兵が紛れているはずだ。
運が良ければ楽しめるかもしれないと想像すれば背中が震えるのを感じ。
「誰か、私を壊してくれるような人いないかなー」
不死の身にとってまるでそれすら楽しむように独り言ちて。
ご案内:「ハテグの主戦場」にリアさんが現れました。
■リア > 「はぁ…どうしよう…また、迷子になっちゃった…。」
(ため息を付きながら周りをキョロキョロと見る。
いつも通り鼻歌を歌いながら、棒や石ころを飛ばしたりして適当な道を歩いていたらいつの間にか知らない所に来てしまった。)
「ここ、どこかわからないし…どうすれば…。
あ!すみませーん…!」
(辺りを見渡した後、歩いている女性を見つけてトコトコと走って傍に寄ってくる)
■シトリー > どうやらすでにほとんどの部隊が撤収したか逃げ切った後のようだ。
火が燃える音は風の音以外何も聞こえず、どうしようかと考えていれば遠くから足音と声が聞こえ。
「ん?どうしたの?」
不死ゆえの無警戒さから相手が近くにくるまで気が付かなかったようで、声が聞こえたほうを向き。
身なりのよさそうな相手を見て首を傾げ。
■リア > 「あ、ごめんなさい…。実は、僕ちょっと散歩をしていまして。気付いたらこんなところに居たんです…。どうか、富裕地区の方まで案内してもらえますか?」
(周りの雰囲気とは違い、綺麗な女性が居たなと少し見惚れていた。
丁寧かつ、詳しく事情とを離し、協力してもらおうかと思っていた…その時。
少し違和感を感じると、目が隠れていた前髪が軽く崩れて赤い宝石のような瞳が露わとなり、一瞬強く光る…。)
「…あの…すみません。
こんなこといきなり聞くのも申し訳ないんですが…あなた…サキュバス…ですか?」
(瞳の中で見えた姿。
はっきりとした形で無く、オーラのような物で彼女の別の姿が見えた。
しかし、先日であったサキュバスと比べて何かおかしいと思った。
オーラにはそのような姿があったが、もう一つ何かの存在があるのに気づいた)
■シトリー > 「富裕地区?別にいいけど」
相手に問われれば不思議そうに眉を寄せる。
勘違いがなければそれは王都にある地区の事だろう。
だがここからその場所まではかなりの距離だ、正直迷ったというには少々むりがありすぎる。
「ん~、サキュバスっていうのかな。
確か母親はそうだったみたいだけど」
確かにその血を引いているのは間違いないが、サキュバスかと言われれば肯定しづらい。
性行為も好きだが別にそれが食事かと言えば微妙なところであるし、何よりサキュバスは殺されたら死ぬものだ。
感情も視線すらも移さない白濁色の目で相手を見下ろしながら困ったように顎に手を当て。
「ちょっと血が混じっててね。
母親はサキュバスだけど父親はヴァンパイアだし。
おまけに魔法でいろいろ弄られたみたいで、全然死ななくなってるんだよね」
■リア > 「あ、ありがとうございます…!」
(一緒に送ってもらえると言われると勢いよく頭を下げる。
正直、自分の中では住んでいる家以外に広い外を知らないため、距離が遠いや近いなどは知らなかった。
正直、ここまでこれたのも淫魔である故の馬鹿体力のせいでもあった)
「あ、やっぱりそうなんですね!?
えっと…実は僕もそうなんです。僕もインキュバスなんです…つい、最近慣れたんですが…。
サキュバスの婦人の方に弄られて…何とかなる事ができたん…です…。」
(オーラが似ていたため同じ種族と出会えたことに嬉しそうにすると、自分も正体を明かす。
姿は普通に貴族のお坊ちゃまッという雰囲気であり、インキュバスらしさが全くない。
自分の事情を離せば、思い出したのか、徐々に頬を赤めてモジモジしだす)
「ヴァンパイア…ああ、だからだったんですね…。
僕の眼でその人の魔力が見えるみたいなんですが…見た事無いので知らなかったです…。
ハーフの魔族様なんですね…。しかも、死なないなんて…えっと…すごいです…。」
(ヴァンパイアとサキュバスのハーフに死なないっと言う状態に頭が追い付かず、軽くぽかんっとしている顔をするが、関心していることは丸見えである)
■シトリー > 「へーそうなんだ。
それはおめでとうっていうのかな?」
相手とは違い自分には特段の魔力などない。
正体を見破るどころか魔族らしい戦闘能力も皆無なのだ。
どこか照れている様子の相手をほほえましく見て
「まぁ、死なないだけなんだけどね。
ほかは人間の子供にも負けるし。試してみる?」
そういえば落ちていた剣を拾い上げ相手に柄を向けて差し出し。
■リア > 「あ…えっと…ありがとうございます…。」
(そう言われると更に顔を赤くし、片目だけ晒していた髪がさっき同様目を隠すような髪型に戻り、後ろで手を組んでもじもじと恥ずかしそうにする。)
「え?あの…僕…剣の使い方…知らないですけど、良いですか?」
(剣を渡されると両手で受け取る。
まるで知って居たかのように軽々しく剣を持った。
しかし、一度も戦いなどしたことが無いため、相手を満足できるような対応をできるかと少し不安になっていた)
■シトリー > 「いいよいいよ。
何事も経験だからね」
この戦乱の時代。
サキュバス一族と言えども放蕩の限りとはいかないだろう、という建前の元、自分の欲求不満をはらそうと考えて。
初めて持ったとは思えないように剣を持つ相手に頷き。
「使い方は知らなくても男の子ならどういったものかわかるでしょ?」
■リア > 「えっと…。…あ、はい…。」
(何度か外を歩いていると見た事ある剣術の練習風景。
自分もしたことが無いが、全員同じ動きをしているのを何度か見てことがあり、真似っ子だが、それらしいこともできる)
「じゃあ…行きますね…?」
(ぎゅっと柄を握ると、大きく振りかぶってシトリーに向かって振り下ろす。
人を殺める事、傷つける事の罪深さを知らないがための純粋な心の為、容赦ない一振りがシトリーの体を縦に真っ二つに切り裂いた)
■シトリー > 「ん、いいよ、来て……っぐ」
相手の言葉に小さく頷けば無抵抗に両手を広げて相手の振り込みを待ち。
ズンっと体に衝撃が走ったかと思えば剣の重さと魔族の力が混ざった人たちは身体を切り裂き。
「ご、っぼ……ぉ」
どさっと地面に二つの肉体が倒れれば脳が処理できない激痛と生命の余韻を示す様に肉体が痙攣し。
肺からこぼれる息によって喉元の血が泡立ちながら、地面には血の海を広げていき。
しかし血の匂いに交じって、絶頂した雌の香りが漂うことに相手は気が付くだろうか。
やがて左半身の動きは止まったかと思えば徐々に右半身から再生が始まり。
数分後には元通りとなるだろう、半分に服も切り裂かれたため裸のすがたとなるが。
「っ……ふぅ、流石に子供は遠慮がないね。
本当に死ぬかと思った、逝きまくったけど」
■リア > 「…わぁ、切れた…。」
(真っ二つになり、血の海は広がる光景に驚く。
悪魔でもあり、初めてでもあったため、恐怖心や気持ちの悪さが出なかった。
しかし、死なないっと言う事を言われれば、それが普通ではないと思い、切っても良いっと言われるまで切るのはしないっと心に誓った。
しばらくすれば雌の香りが漂い、吸ってしまうと目を大きく見開いた。
治った跡、裸の姿となった彼女を見ると、軽く息を荒くしながら赤面を晒し、ほんのりと汗が浮かんでくる)
「あの…えっと…ごめんなさい。
す、すごい…ですね…。」
(ひとまずは相手の特技?を褒めるように言葉を言うと、指先を合わせて恥ずかしがっているようにする)
「えっと…今度は…僕の番ですよね…?
ぼ、僕は…正体を見破ったり、あとは…インキュバスらしく、気持ちよくできる魔力はありますが、死ななかったりの力はないです…。
ですので…お返しは…その…一夜のお供で…良いですか?」
(等価交換。何かをされたなら何かをするのが常識と新しく知った。
インキュバスにされたため、お返しに好きに犯されることを取ったため、それ以降のことで自分の思考回路では普通となった。
切られて復活する姿を見せられたため、自分のできることを交換しようと思い、言い方がわからず、できるだけわかりやすい表現で相手に伝えた)
■シトリー > 「なんで謝るの?私がお願いしたんだしね」
言いながら相手に裸を晒すのもためらわずにゆっくり立ち上がり。
相手の顔をみれば赤く染めていることに気が付き。
自分には見破る能力はないがその姿を見れば相手の心境は容易に想像できて。
「ふふふ、いいけど。
インキュバスなら一夜の御供なんて上品な言い方じゃなくてセックスしようでいいんだよ」
恥ずかしそうに言う相手の頬に手を添えて。
そっと顔を近づければ相手の唇に自らのそれを重ねて。
「それに、私は誘ってくるより襲ってくれるくらいの男の子のほうが好きだよ?」
■リア > 「あの…そうじゃなくて…。容赦なく切ったので…ごめなさいっと…言ったん…です…。」
(謝る所を丁寧に説明する。
ためらいもなく立ち上がり、丸見えになるその姿にさらに顔を赤くして、湯気でも出てしまいそうな程に暑くなる)
「セックス…ですね…。
わかりました…。では…えっと…セックスのお相手をします…。」
(知らない言葉を教わりしっかりと伝える。
交わることをそういうのだと新しい言い方でしっかりと身に着けた。
その後、頬に手を当てられ、顔が近づくと少し慌てるような仕草をするが、柔らかい唇の感触を感じるとびっくりして体を固めた。)
「あ…ご、ごめんなさい…。僕、一応貴族の召使いなので…そう言うマナー?っと言うか、礼儀正しくしか…できないんです…希望に答えられずに…ごめんなさい…。」
(淫魔らしくないのだろうと思い何度も謝ってしまう。
礼儀正しく作法を習ったため、野蛮な行動と言うものが知らないかったのであった)
■シトリー > 「なるほどねぇー」
見たところかなり育ちは良いのだろう。
最近目覚めたといっていたからもしかすれば今は淫魔の元では暮らしていないのかもしれない。
まぁ、野蛮な行為が淫魔らしいかと言えばそれは語弊があるかもしれないが。
「まぁ、慣れない間はそうかもね。
じゃあ、君は私にしたいことを言って、したいことをすればいいんだよ?」
無防備になった無毛の割れ目からは愛液が溢れて腿を伝い。
細い手で相手のズボンの上から男根を撫でて。
■リア > 「はぁぁ…そんな…いきなり…」
(ズボンの上から撫でられるとゾクゾクと震わせて引き越しになる。
雌の香りに裸と柔らかく細い手で興奮が高まり、すぐさまズボンの中で大きくなる。
しかし、見えなくてもわかるほど、少年の物とは思えないほどの巨根をしていた。)
「したいことを言うん…ですか?あぅ…と、とりあえず…ここだと目立つと思うので…その…へ、部屋で…しませんか?」
(人の前では礼儀正しくっと教わったため、二人だけで出来る空間が欲しいと伝える)
■シトリー > 「ん~、まぁいいよ」
正直この後の予定もあるのであまりゆっくりはできないが、それでも目の前の果実をほっておくには惜しく。
少し考えた後承諾する。
確かこの近くに簡易な小屋があったはずだ、そこなら少なくともしばらくは目立たないだろう。
裸の姿のまま少年の手を掴み。
「じゃあ、近くにいいところあるからそこに行こうか」
そういって相手とともに歩き出して消えていった。
ご案内:「ハテグの主戦場」からシトリーさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」からリアさんが去りました。