2016/04/23 のログ
アーヴァイン > そうして裏方に回りながら作戦は成功したようだ。
これで暫くは平穏になればよいがと思いつつ、部隊を撤収させ、彼もここを去っていく。

ご案内:「ハテグの主戦場」からアーヴァインさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」にシャロンさんが現れました。
シャロン > そこはとある戦場の後方だった。
彼方より響く激音は、負ければここに降り注ぎ、あるいは勝てばより遠くに征くもの。
今日の戦場は、普段の小競り合いよりは本格的なぶつかり合いだった。
とは言え少女はそれもどこ吹く風で、後方支援の皆が居る陣営の護衛を兼ねて、料理に勤しんでいた。
鼻歌交じりに作るのは、適当な材料をぶち込んだ炒め飯。
干し肉はわざわざスープで戻したもので、野菜も色鮮やかになるように工夫をした一品だ。
戦場での娯楽は少ないから、一杯の飯すら戦の指揮を左右する。
どこの誰が書いたかもわからない兵法書の一文は、しかし少女の胸の中に密やかに生きていた。

「――炒めるだけ、という料理であれば時間がかかりませんし……もう一品作っておきましょうか?」

炒め飯だけでは栄養がかたよるだろうか、などと首を傾げつつ、意識を戦場に傾ける。
戦況はどれだけ進んだかを確かめるために。

シャロン > 結局、今宵の戰場の勝者は少女の陣営だった様子。
後は宴会による翌日の士気を高めながら、夜はゆっくり更けていく。

ご案内:「ハテグの主戦場」からシャロンさんが去りました。