2023/02/04 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 古代遺跡」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 人間と競い合うのもいい
生きるか死ぬかの戦いもまた同じ。
しかし戦場以外で、鎧を身に纏いながらダンジョン系統に潜り込むのは一体いつぶりだろう。
メイラはそう自覚はしていた 無駄な行為のような イカれのような行為。
冒険者とは違う
間違いなく戦餓鬼であり、王に捧げるものだけの為に戦っている身なれば
なぜこの体はこう在るのかの本懐は魔に対してである。
人間相手にこうまで狂わない
狂わなければ覆せない相手に対して、イカれた。
それを示すように、今もまた 激しい剣撃 鉄の悲鳴と剣花が響く。
―――“古代遺跡内部 1F 崩れた柱と石像の頭部の間”―――
一部表面が粉っぽくなている崩れた柱と、比べて頭部がまだ綺麗に残っているまま折れて落ちた石像
ある意味目印になるからこそ 頭の場所 折れた柱の場所 というだけで場所を示せる空間の中
メイラは其処で対峙していた 鎧を身に纏う大猿 何かの一部なのか鋳造と思われる何かの像の脚
それを棍棒に見立てて振いあげてくる打撃軌道 メイラの黒の内反り大鉈が共に絡み合う。
互いに両腕を隆起させるように、黒真銀の鎧がミシリと繋ぎ目を暴れさせる。
その蹴波の内側から隆起造形を魅せる大猿もまた、骨の繋ぎ目を維持するように筋肉で補う。
「ギアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
もう人の声ではない
ギザ歯から裂帛のそれを咆哮し、上半身を腰を軸に何度も 右へ 左へ
互いに打ち鳴らす鉄塊と刃が異質な音を立てて撃ち合い続けている。
眼を刹那逸らすだけで、小指を緩めるだけで終わる撃ち合い。
それが今この場で行われている一部始終だった。
■メイラ・ダンタリオ > 強くありたい 強くなりたい
それだけしか考えていない 戦略 火薬 砲 奇策
それら人間が補う者に手を出さず、人間から脱却しかけている行為で補った体
女よりは大柄で、男よりは若干小柄な体 鎧まで持ち出して稽古のように一人で入り込んだ舞台。
大猿も同じだった 手ごろな見合う武具 拾い上げた使えそうな牙も爪も通さない硬いもの
それを纏って殴りつけて勝利し、肉を食んで 女を犯すのは楽しいから いつまでもそうしていたかった。
野生の本能と愉悦に従った悪戯 野生のルールから脱却しかける愉悦に対し
今目の前で思い通りにならない女と鍔競り合う一撃一撃が、歯列を噛みしめさせる。
お前に負けるかと、強くあろうと見せつけて棍棒を振るっても、互いの一撃一撃が
手遊びでいう“相子”を続けるかのように、ゴギンッと撃ち合い続けている。
いつになったら吹っ飛ばされるんだ いつになったら弱気な顔を見せるんだと
こんなことをする為にやっているわけじゃないと、互いの目的の違いが
この剣劇を続けさせる維持表示にどう響くのか。
一撃 下から掬い上げて打撃を上げたのは大猿だった。
メイラの両手持ちの黒大鉈が、真上に腕ごと伸ばされる。
その隙間を縫うように、片足を持ち上げて、その手のひらのような足を器用に指先を丸めた。
足で殴りつける それを示すような真っ直ぐな直拳擬きの蹴打
鎧を凹ませようとする一撃に対し、メイラは軋む体を両足が踏ん張りながら、上段構えにされたそれ
振り下ろすまでのタイムラグを捨てるように、剣に振り回されるのに任せ足先が廻り、腰が巡る。
「ジャア゛ッ!!」
腰に手を伸ばし、皮の巻かれた柄に左腕を掛ける。
バイキングアックスの肉厚な身が鈍い銀の光沢を出して出現するなら
足拳に対して指と指の間を責めるように、斧が克ちあい、指と指の間を蛸足を捌くよりも
酷い開きにしてみせて、バックリと足の平をⅤの字に分かれさせたまま、その別たれた一撃
横腹に喰らいながらも、握りの甘いそれ
足の強さだけでしかないそれで、ほぼうつ伏せに地面へと吹っ飛び、こすり付けていく。
「―――ブハァッ ハァッ ハァァァッ」
ダメージは、鎧越しに衝撃が多少乗ったくらい。
目の前で足の先を蟹の手のようにされてしまった大猿は、尻餅をついてる。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 古代遺跡」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 湿地帯」にユリカゴイモリさんが現れました。
■ユリカゴイモリ > 薬草の希少性。
その基準の第一として栽培が不可能なことが挙げられる。
そこから採取の難易度、危険性、流通量が加味されてた結果の評価。
自然地帯の奥地、大森林の中に忽然と存在するその湿地帯には複合的な環境からか、
錬金術に用いられる希少な薬草が複数種に及んで自生していた。
だが、同時に高い危険性も孕んでいるために希少な薬草は取り尽くされることはない。
その一帯に生息するユリカゴイモリもその危険の一つ。
湿地帯の樹上に潜む大型の両生類。
牙や体液に麻痺性の毒を有する。
最大の特徴は『托卵』すること。
オスの精を受けたメスが特殊な産卵器官を用いて知的生命体のメスを犯すことで教育し、
子宮に産み付けた卵を守らせるという特異な生態を持つ。
迷い込んだ人間を、もしくは薬草を求めて訪れた者に狙いを定め、魔物は獲物を待ち構える。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 湿地帯」にロージィさんが現れました。
■ロージィ > ―――――森の奥へと分け入るのが、自らの意志で入り込む者ばかりとは限らない。
今、息を弾ませ駆け抜けようとしている女も、決して自ら望んで、
こんなところへ入り込んだのではなかった。
靴も履かない素足を泥まみれにし、身に着けているのは薄手のドレスのみ、
それも冬枯れの枝先に裂かれ、千切られ、肌を暴かれ、からだに纏いつくばかりの惨めな有り様。
首許に無骨な縄を巻きつかせ、手首、足首には赤黒い痣―――――となれば、
女の身分が自由民でないことなど、見るものが見ればすぐ理解されよう。
「は、っはぁ、っ、――――――…っっ、っ……」
真っ赤な顔を緊張に強張らせ、泥濘に足を取られては転びそうになりながら、
ただ、ただ、追われ、逃げ惑う哀れな奴隷女の姿。
そこここに群生する希少な薬草に目もくれず、背後を振り返る勇気も無く。
頭上に潜む何ものかにさえ気づけないまま、駆け抜ける先に待つものは、果たして。
■ユリカゴイモリ > 獲物の気配を探る。
静かに動くものは脅威を、大きく動くにしても重い音と衝撃が伴えば別の脅威を孕む。
そのどちらでもなければ、それは個体によって脅威となりうるかが変化してくる。
がさりと音がする。ぬぶりと湿地を掻き分ける音がする。
二足歩行で歩む獲物を認めて、比較的大型の個体が寄り集まってくる。
匂いがする。生物の香り。それに混ざる植物の香り。
芳醇な雌の香りをその中から嗅ぎ分け、成人男性ほどの大きさのオスが、地面を抉り突進する。
並の獣よりも低い姿勢、茂みを掻き分けてにおいを頼りに突進し、足首へ噛みつく。
麻痺毒が、牙から浸透する。
唾液も傷口に染み込み、肌が痺れを伴い、感度も増していくだろう。
貴女が倒れ込めば、その上に覆い被さり、衣類に噛みついて引き裂きにかかる。
やがて、別の小さな個体達も群れを成して近づいてくる。
抵抗すれば噛みつく。麻痺毒を流す。周囲から噛みついて衣類を引き裂く。
……そのうち、身を守るものがなくなれば、覆い被さったオスの下腹部から生殖器が露出し、
感度が高まっていく秘所へと擦り付けられるだろう。
それと共に、周囲の個体が長い舌を伸ばし、顔や胸、手などを舐め回して”愛撫”してくる。
全ては生態。悪意も害意もなく、ただ”安全に繁殖する”為に貴女を辱めていく
■ロージィ > 幸いにして、追っ手の足音は聞こえない。
けれど、それが『幸いにして』ではないことを、女は程無く知る羽目になる。
「きゃ、―――――――――― あぅ、っ…!」
泥濘に足を取られた、と、初めは思った。
けれどすぐに足首を襲った激痛に、これは違う、と気づく。
気づいて、振り解こうと身を捩り――――敢え無く、その場へ倒れ伏した。
じくじくと痛みを憶え始めていた箇所が、次第に痺れ、熱を孕み、
その熱が足先から脹脛、膝から腿、更にその付け根へと、瞬く間に広がってゆく。
自由になる手足を藻掻かせ、覆い被さって来た何ものかから逃れようとするも、
その手も、脚も、からだ全体が震えて、痺れて、芯から熱く蕩け出して―――――
「ぃ、ゃ…… ぁ゛っ、あ、あ、んくぅ、ふっ――――…!
な――――…… に、いや、や、め、離し、て、いやぁ、あっ、
だめ、だめっ、来ないで、ぇ―――――…!!」
既に半ば以上、服の役目を果たさなくなっていた薄物が、ずたずたに裂かれ引き剥がされる。
抗う四肢を捕らえ、押さえつける力は強く、肌に食い込む牙は鋭く。
けれどひとつ噛み傷を増やされるたび、女の脳髄は甘く煮蕩かされて、
白い肌は火照り、鮮やかに色づき、孕んだ熱の分だけ芳香を強める。
背後から圧し掛かるものの陽根が、剥き出しにされた双丘の狭間へ分け入り、
女の秘部を捉えた時には。
そこはもうすっかり濡れて、綻び、物欲しげに息衝く雌そのものの有り様。
にゅく、と圧され、擦られただけで、穂先へ吸い付き、呑み込もうとさえするほどに。
「だ、め………だめ、そこ、は、だめぇ、ぇっ……――――― ん゛、む、
ぁふ、 ん、ぶ、ん゛ぅ、ぅ゛――――――…♡」
だめ、と繰り返す女の口許に、別の個体が迫る。
長い舌が容赦無く舐め回し、口腔へ捻じ込まれるのを阻む術も無く、
女は異形との濃厚な口づけに酔い痴れながら、無意識に、腰をへこつかせ始めていた。
■ユリカゴイモリ > 太く逞しいオスの四肢。その間に更に生える一回り小さい四肢。
その『中前脚』が肉感的な”肉の瘤”を鷲掴みにして揉みしだく。
指の表面が肌に吸い付くようにして震わせ、乳首を転がす。
凌辱の意図ではなく”そう言う風に獲物の体を使って身を支えると獲物の抵抗が弱まる”と知っているオスは
肩を抑え込みながら”体液”で濡れる”雌の穴”に生殖器を沈み込ませていく。
人間の男根よりも柔らかく、しかし柔軟にしなるそれは魔物の力強い腰遣いで無理やりに雌穴を押し広げて呑み込まれていく。
それに加え、生殖器からも溢れる麻痺毒を帯びた体液は膣襞に浸透し、収縮性を帯びさせていく。
結果、オスとメスが咬み合うように押し広げ、締め上げ、絡み合う。
体に覆い被さるオスが、腰を浅く振り動かす。
獲物の動きを真似るように重い肉のぶつかり合う音が響き合う。
それと共に、周囲から舌を伸ばしていた個体が離れていくと、犯している個体が再び舌を唇にねじ込んで。
さらに『中後脚』が尻たぶを掴んで揉みしだ、腰を抱えて揺さぶり始める。
異形に犯される悦びを雌の獲物に刻み込むオスの生殖器がぶるりと震え、唐突にその時が訪れる。
煮えたぎる性の奔流が子宮口に叩きつけられ、大量になだれ込む。
人間など比べるべくもない、一度に複数孕ませる為の子種。
だが、異種ゆえに孕むことはなく、ただただ粘液を子宮に満たして”苗床の準備”を整えていく。
……やがて、樹上から更に大きな個体が這い降りてくる。
メスの個体。既に卵を孕んだ個体。
それが、しびれた貴女に近づきながら、膣孔を裏返して産卵管の疑似ペニスを形成し、
更に尻穴で体を”固定”する瘤が伸びてくる。
……どちらも、麻痺性の粘液を滴らせて
■ロージィ > 「ん、ぁ、いや、やめて、ぇ……! だめ、揉んじゃ、や、――――――… ひ、ぁあんっ、ん゛……!!」
むちりと肉の詰まった乳毬を、異形の前肢が揉みしだく。
縊り出された乳首の桃色を捏ね転がす動きと共に、それはまるで人間の男の、執拗な愛撫にも似て。
泥濘に沈められ、悍ましい異形の群れに襲われているというのに、
与えられる刺激はどれも甘美に過ぎて、女は狂乱のうちに侵攻を許してしまう。
ずぷ、 ぎゅ、ぷ、ずくく、っ――――――
捻じ込む勢いに押され、抉じ開けられた肉孔を、毒液に穢され、震わされながら。
子宮を小突かれ、拉げさせるほど深く呑み込まされて、それなのに痛みも無く。
濡れて、撓んで、ひしめき合いながら、極上の雌肉が『雄』を歓待し始める。
腰を捉えられ、揺さぶられるたびに、ぐちゅ、ずちゅ、と淫靡な濡れ音が辺りに響き渡り――――、
「ぁ、ひっ♡ ぃ゛、ぁ゛、ら゛め、らめっ、おく、いやぁ、ぁ゛♡
しきゅ、ぅ、突いちゃ、や♡ 揺らさ、な、……で、おか、おかしく、なりゅ、っ♡♡」
白い喉を仰け反らせ、髪を振り乱して啼き喘ぐ女の顔にも、声にも、もう理性の片鱗すら見られない。
女は今や、強い雄に囚われ、犯され、孕まされるために存在する、哀れな雌でしかなかった。
下腹に不穏な痙攣が生じるほど、繰り返し、繰り返し突き上げられて、
甘く蕩けた悲鳴すら、異形の口づけに封じられて籠り。
自ら首を巡らせ、後ろから己を犯す雄と、上下の『口』で繋がりながら、
乳房を、腰を、卑猥に上下へ、前後へと揺すり立て。
「ん゛っ、ん゛ぅ、ぅ、ふッ――――――――…!!
ん、ひっ―――――… ぁふ、あぁ、ん゛、んっ、イ゛く、イぐぅ、ぅっ……♡♡」
不意に訪れたその瞬間に、女は耐え切れず昇り詰めた。
胎の奥底で爆ぜる雄の灼熱、夥しい量の子種汁が、濁流となって女の子宮を膨らませ、
うねる膣襞の隅々までも、白く穢して染め抜いてゆく。
四肢を突っ張らせ、跳ね上げた腰を引き攣れたように戦慄かせながら、
女ははしたなくも潮を吹き、泥濘を雌の芳香に塗れさせて―――――『それ』を、誘うのだろう。
準備万端整えられた肢体、孕むに相応しく仕上がった雌。
苗床となり、魔物の仔を産み落とすために用意された、無力な獲物のうえに。
伸びてくる禍々しい影を、熱に蕩けた瞳がぼうと見上げていたが、
―――――抗う意思もその力も、ある筈も無く。
■ユリカゴイモリ > オスは人型のメスを孕ませられない。
だがそれは無駄ではなく、メスが孕ませる為の下地を作り上げる為のもの。
同時に強いオスを選別する為のものであり、同時に交尾の練習をする為のもの。
貴女を犯し狂わせたオスは、次の繁殖の際に子を残す権利を得て、貴女から離れていく。
入れ替わるように覆い被さるメスは、泥に沈む貴女の体を中四肢で抱え込むように抱き上げると、
無造作に尻穴へ瘤を捻じ込み、疑似ペニスを雌穴へと埋め込んでいく。
体を上下に揺らしながら移動する独特の歩法。
それは自然と苗床になるメスを犯しながら更に濃度の高い麻痺毒で蝕み、自分が何のために生きているか”錯覚”させる。
そのままメスは、貴女を抱え込んだまま樹上へと逞しい四肢で幹を掴み、昇っていく。
樹上で貴女を犯して教育し、孕んだ子供を愛しく思うまで仕上げていくため。
周囲から見えない樹上の枝葉の間に身を潜ませると、メスは不意に腰を痙攣させるほどの勢いで振り立て肉を打ち据える。
駆け引きも何もない、麻痺毒に狂った貴女を堕とす為の無機質な凌辱。
そのまま、メスは更に首筋に噛みつき舌で喉や頸動脈を舐めしゃぶる。
人の尺度では成立しえない異種姦のレズセックスレイプ。
その中で、麻痺は徐々に消えていくだろう。
メスに噛まれたことでオスの麻痺毒が中和され、感度だけが高まった状態。
自由にメスにしがみつき、腰を振り立て、犯される悦びを享受させる。
全ては”そういう生態の個体が生き残り、遺伝した結果”
その魔物達は人型のメスが孕んだ子を守る苗床として仕上げていく。
やがて、異種のメス二匹が逢瀬を誓い合うように唇を貪り合い、粘ついた舌が貴女の口の中にねじ込まれるだろう。
■ロージィ > この魔物の名すら知らぬのに、その生態を、女が知る筈も無い。
けれど女の、生き物としての本能が――――これで終わりではない、と知らせていた。
ずるりと抜け落ちてゆく生殖器も、解けて離れゆく肢も、あまりにもあっさりしていたから。
「ぁ、――――――――― あ、あ゛っ、 ひ、ぐ、うぅん、ん゛っ!!」
夢見るような眼差しで、次なる支配者の訪れを見守る女のからだを、異形の肢が絡め取る。
刹那の浮遊感に酔う間も無く、麻痺毒の影響で解れた後孔へ瘤が、
とろとろと雄の濁液を滴らせる雌孔へ、メスの『性器』が捻じ込まれた。
濡れそぼち、蕩け切り、侵入者を歓喜と共に抱き包んで奥へと誘う、淫蕩な肉壺を押し拡げられ、引き伸ばされ、
ほぼひと息で子宮を小突き上げられて、悲鳴じみた声を迸らせたのも、束の間。
「ひ、ぅっ♡ ぁん、あ゛、ぁっ♡
らめ、…… ぅ、ごか、な、れ゛ぇ、っ♡ おね、が、やす、休ませ、て、ぇ゛っ♡」
今はもう、わずかな振動ですら、辛いのだ。
ささやかな一撃が子宮を揺するたび、女は絶頂を繰り返すのだから。
けれど、もはや自力では逃れる術の無いところへ、抱えられ、引き上げられてしまえば、
あとはもう、何を言おうと、何をしようと―――――全ては、『メス』の思うままに。
ごぢゅっ、――――― ず、ちゅ、ぎゅぷ、っ。
にゅ、ぐ、ぬぢ、っ――――― ぎちゅっ、ずりゅっ、ぶちゅ、っ。
耳を覆いたくなるような淫音を弾けさせ、無慈悲な律動が獲物の胎を掘削し続ける。
戦慄く膣襞の隅々までも食い荒らし、捏ね耕し、この魔物から離れられなくなるように。
ヒトの雄ではとても味わえない、絶望的なまでに甘美な、悦楽の奈落へ叩き落とすための。
麻痺毒を中和され、自由を取り戻した女の四肢は、操られたように異形の首許へ、腰へと絡みつく。
ひと突きごとにはしたなく喘ぎ、弾ける飛沫で『彼女』の腹を濡らしながら、
理性も正気も砕け散った、煮詰めたような色の瞳をとろりと伏せて。
「きもち、ぃ゛……♡ こぇ、こ、れっ、きもち、い、のぉ、っ……♡♡
は、ら、ましぇ、て……ぇ、―――――… ん゛ぶ、ぅ、んっ、んんん、ん゛……♡♡」
異形の『彼女』のくちびるに、自ら貪りつくように。
くちづけて、舌を差し出して―――――絡め合い、口腔への蹂躙を悦んで迎え入れながら。
へこへこと腰を躍らせて、ふたつの孔を犯される、背徳の喜びに浸ってゆく。
その果てに待つものを、訪れるであろう瞬間を、本能で悟りながら、も。
■ユリカゴイモリ > 苗床の胸の肉瘤を握り締める。
苗床の腰の肉の緩みを掴み引き上げる。
苗床の口の粘膜を舐めしゃぶる。
人の構造を理解しているわけではない。ましてや心も、そも欲望も堕ちる揺らぎや不安さえも。
故に訴えられても喘いでも飛沫に汚れても腰遣いは止まず、
悪意を以て凌辱する屈強な男でさえ響かせられないほどの肉の旋律を響かせる。
苗床が本来繁殖する為の孔が、本来挿入されるべき同種の生殖器の形をメスの力強い腰遣いが忘却させていく。
苗床に子を托卵する全段階として、体を支えるように、尻穴にねじ込まれた瘤が震える。
刹那、大きくたわんで伸び上がり、苗床の直腸を奥底まで犯す。
全ては苗床が逃げられないように、物理的に捕える手管だが、背徳に帯びた人間の後孔交尾の弊害が及ぶ。
メスの律動が自然と後孔へ振動を及ばせて凌辱の奈落に堕としていく。
樹上に紛れ、日も暮れて、巣へと帰る鳥達の囀りに、獣達の低い唸り声に交じってメス同士の淫肉が弾ける音と、
くぐもった嬌声が闇に融けて堕ちていく。
やがて、乳房を握り締めていたメスの中前脚が背中を抱え込む。
それは一つの合図。
それと共にメスの『性器』が子宮口に押し当てられる。
散々に犯し、緩み、苗床になる為に仕上げられた体は、子宮口を緩ませてその時を待ち構えるだろう。
やがて、メスの『性器』が蠢動する。子宮で育っていた幼体がそれと共にせり上がり、苗床の胎に向けて運ばれていく。
幼体の形に歪む『メス』の性器。それと共に更に押し広げられる、規格外のサイズを咥え込まされる苗床の雌穴。
更に、子宮口を抉じ開けるように、幼体が生み落とされる。
逆出産。それもなんら陣痛の痛みさえない粘ついた薄暗い、倫理を踏みにじり背徳に満ちた理に逆らう行為。
それが更に、無慈悲に、二体目を孕まされる。
三体、四体。
子宮がいびつに歪み、しかし、腹部は大きく膨らむだけ。
貴女は今日『このメスとセックスをして孕む為に生まれてきた』のだと錯覚するだろう。
■ロージィ > たわわに揺れるふたつの果実を、先端の尖りを捏ねる感触も。
跳ねる腰を強く捉え、思うままに揺すり立てる肢の力も。
顔じゅうを粘液まみれにして、口腔を、舌を、好き放題に貪り尽くす舌の動きも。
何もかも悍ましい異形のそれであり、少なくとも、女の常識の範疇からは大きく逸脱しているもので、
もしかしたらこのまま、文字通り喰らわれてしまうかも知れない、とさえ思うのに、
―――――逃げられない。逃げようと、抗おうと考えることさえ出来なかった。
「は、んっ、はひゅ、っ♡ あぅ、ぅ、奥っ、おく、ぅ、ふか、深いの、キて、ぅ゛♡♡
ら゛、め♡ お尻、と、おまんこ、だめぇ、ぇっ……♡♡
りょお、ほ、いや、壊れ、ひゃ、……… あたま、壊れ、りゅ、 あ、あ、あぁあ゛、あ゛―――――…♡♡♡」
ぐずぐずに蕩けてゆく女のからだに、無理矢理芯を通そうとするかのよう。
異形の瘤が尻孔を、直腸のくびれすら穿ち抜くほどに貫いた。
大きく目を剥き、唾液塗れの唇からあられもない声をあげて―――――尻孔を、腸壁を、ぎゅうぎゅうと引き締める。
まるで異形の瘤を、もうひとつの雄と、もう一人の『男』と錯覚したかのよう。
膣内を、子宮を責め立てる『性器』に対してはもちろん、より激しい熱意をもって――――、
そうして、日も暮れ落ちた森の奥、鬱蒼と生い茂る緑のなかで。
始まるのはほんとうの種付け、本当に、雌を孕ませるための『儀式』だ。
ご、びゅっ―――――― ぐ、ぽ、ぎゅぽ、ん。
蠢く膣壁をごりごりと梳り、せり上がって来た何ものかが、子宮口を抉じ開ける気配。
見開いた女の目から、大粒の涙が零れ落ちて、
「ひ、 ぁ゛―――――――――… !!
あ、ぐ、……… ぁひっ、は、ふっ――――――― なに、これ、ぇ゛、
ら゛め、いや、っイ゛っひゃう、ぅ゛っ―――――…♡♡♡」
出産とは違う、けれども確かに己のなかに、新たな生命が宿る気配がした。
どろりとした粘液に塗れ、しかし明らかに精液とは違う、悍ましい異形の気配。
それが小さな孔を限界まで押し拡げ、女の聖域とも呼ぶべき場所へ、一体、また一体と押し入ってくる、その感触に。
女は狂い、泣き叫び、―――――それでも、派手に潮を吹き散らして絶頂を重ねる。
歪な膨張を遂げてゆく子宮、迫り出してくる腹、乳房を揉み絞られれば、滲み溢れる乳白色。
女は人外の快楽に溺れ、操られ、穢されるままに―――――苗床としての歪んだ歓びに、全てを捧げ堕ちようとしていた。
それ、が夜更けまで続くのか、それとも夜明けまで繰り返されるものか。
あるいはその先までも、女を縛り続けるものなのかは―――――獲物である女には、知る由も無い事だ。
■ユリカゴイモリ > じゅるじゅるとメスが苗床の唾液を啜り始める。
それは中毒性がある苗床の体液、豊富な栄養を含むことを生物の本能が悟って。
体液と体液の交換。それによって執拗にメスの『性器』が雌穴を犯していく。
まるで高揚するように、最適な苗床であると本能が打ち震えるように。
やがて、産み付けられる幼体。それ等からも無慈悲に媚毒体液が分泌される。
全ては母胎を魅了する為、長い間借り腹として支配する。
長い間借り腹として支配する、はずだった。
幼体を産みつけた後も、絶えず苗床を犯して教育する。体中を撫で触り刺激する。
本来であればそのまま開放し、幼体を苗床に守らせる。
だが一つ想定外の状況が起き、そのメスは貴女を抱えたまま、数時間ほどで地面に降りていく。
想定外の栄養。通常の人間、エルフなどの知的生命体であれば数か月を要する借り腹の期間。
貴女の体液に含まれるそれを取り込んだ幼体が、僅か数時間で大きくなっていく。
蠢く度に子宮内の粘膜を擦り、人との営み、凌辱が些末に思えるほどの快楽を伴いながら、
メスは貴女の両足を左右に大きく開かせて中後脚で抱え込むとメスは『性器』を無造作に引き抜く。
やがて、ぐるる、と腹が蠢き、幼体が、なんら硬い器官を伴わない、生殖器めいた節くれを伴って、
子宮口から『貴女を犯しながら生まれ堕ちる』
一匹。二匹。貴女の喘ぎも狂気も厭わず、そのまま生まれ堕ちていく。
三匹目。少し小さな体が兄達よりも早く、しかし中途で膣襞を掴むように蹂躙しながら生まれてて来る。
四匹目。
三匹が生まれる間も体液を吸収し成長したそれは、苗床の胎内で更に成長し、子宮口を無理やりにこじ開けていく。
母であるメスの『性器』よりも大きな胴体、それが潤滑油代わりに媚毒体液を分泌し、膣襞に塗り込みながら入口へと向かっていく。
頭が、外気に晒される。だがそこで動きが止まる。
蠢いて、蠢いて、四肢が引っ掛かり、外に出ようともがいて、膣襞を蹂躙し、太い尾が子宮口へとはまり込んだまま蛇行する。
やがて、身に力を溜めたように収縮し、刹那、一気に全身が雌穴から飛び出す。
合計四匹の出産。それが終われば、メスは貴女をゆっくりと茂みに横たえて。
体を気遣ってのことではない。一度産んだ苗床は、また再び己の意志で来るため。
それ故に、苗床を魔物達は丁重に扱い、そのままオスもメスもその場を立ち去っていくだろう
■ロージィ > 女のからだがもつ、特殊なちからのために。
普通の獲物であれば長い時間をかけて行われる筈の産卵と出産は、
数時間で終わる、――――――終わった、けれども。
その間に女が味わった快楽は、背徳の悦びは、
途中でほとんど意識喪失に見舞われていたとしても、とても忘れられるものでも無く。
乳と言わず潮と言わず愛液と言わず、ありとあらゆる蜜を撒き散らして、
あられもない悲鳴を、嬌声を木々の枝間に響かせて、
そうして己が胎へ産み落とされ、育んでしまった『子』を、産み落とした、後に。
魔物たちが姿を消せば、残された女はひととき、泥のような眠りに落ちるだろう。
夢の中でも幾度と無く、悍ましい出産の快楽を繰り返し味わい、
色づき濡れた躰を、ビクビクと震わせ、のたうたせて。
そうして、一人、夜明けとともに目覚める頃には、
女の躰はもとどおり、白く、無垢な艶を取り戻していたが。
その奥深く、刻みつけられた『彼ら』の記憶は、決して消えはしない。
女が今度は自らの意志で、この森へ分け入ろうとするのも、
きっと、そう遠い先の話ではないだろう――――――。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 湿地帯」からロージィさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 湿地帯」からユリカゴイモリさんが去りました。