2022/10/07 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の中」にロイスさんが現れました。
■ロイス > 鬱蒼と茂る森の中。
ゴブリンの死骸が三体ほど。
それを行ったのは、緑のマントを着た男だ。
「目撃証言通りなら、これで全部か。
一応、もう少し捜索はするけど……一区切りだね」
スコップをマントの中から取り出して、穴を掘り始める。
死体をこのまま放置しても良いが、一応此処は別の持ち主がいる森だ。
あまり散らかしすぎるのは良くないという考えだ。
「(取り合えず、野生動物が掘り返せない程度に掘って……それからテントを張ろう。
日が高い内に終わったし、採取を兼ねて周囲を調べるのもいいな)」
そう算段を立てながらも、作業自体は淀みない。
男の身長程の穴が、まもなく出来上がるだろう。
ご案内:「」にロイスさんが現れました。
ご案内:「」からロイスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアスベルさんが現れました。
■アスベル > 街道から外れた自然地帯。
見て分かるのはその程度だ。
街道を歩くのに飽きたのを理由に、この自然地帯へと足を踏み入れた訳だが…
「……危険な場所だってぇ話だったんだがなぁ。
何から見て危険だよ、まったくよぉ」
誰だったか、街道を歩いていた時に聞いた話だ。
人間の話なのもあって大きく期待を抱く事はしなかったんだが、多少は何かあるもんだろう。
そう思っていたのはどれほど前の話か。
チッと舌打ちを一つ付きながら、目的もなく先を歩き続けていた。
■アスベル > ふと浮かぶ考えに足を止めた。
「そうか、大型の肉食動物」
直感の鋭い動物ならば遥かに高い力量を持った相手から逃げるのは当然。
そうなれば、本来この辺りで出会うべき危険は勝手に逃げて行く形になってしまう。
そうなれば、それ以外の危険でなければ遭遇する事もない訳だ。
「ここまで来る前に気付くべきだった、参ったもんだなぁ。
こっからまたあの街道に戻んのか、めんどくせぇ」
面倒そうにガシガシと頭を掻きながら、周囲へと視線を巡らせる。
来た道はどっちだったか…自然地帯の森の中、同じような風景ばかりのこの場所はどちらへと向かえば正しいのか判断が難しい。
踵を返し来た道を戻ろうとするのだが、目印らしきものも無しで来た事を少々後悔する。