2022/06/10 のログ
■ユージン > 「……こないだは余計な邪魔が入って中断されちまったが、ここならその心配もなさそうだしな」
剣の振るわれる軌跡から迸る熱波。
直に受けずとも、傍を通り過ぎるだけでも十二分に感じる威力。
それをある程度肚を据わらせているとは言え、男がやり過ごせるのは女の加減あってこそ成り立つ話。
当の本人はそんな手心を受けているなど露も気付かぬ事なのだが。
間合いの内側に入り込み、悠々と服を脱ぐ。
それは、敵意害意を持たぬという原始的な意思表明であると同時に。
一糸まとわぬ裸体の男と女同士。獣に戻っての遣り取りに耽りたいという、これまた原始的な意思表明でもある。
「……おまえ、前もおれのチンポじっくり見てたもんなァ……?
気になるんだろ? もっとそばで見ても良いんだぞ。触ったって、匂い嗅いだって良い」
誰もお前の邪魔をしない。
ここでは、聖騎士とやらの肩書も関係ない。
野外で素っ裸の男と女が二匹、何もしなくていいものか。
はっきりと示す言葉こそないが、男の目は確かにそう主張していた。
尻餅を衝く女に、涼やかでありながらも焼け付くような熱を帯びた眼差しを向ける。
「……ほら、今はおまえだけのチンポだ。好きにして良いんだぞ。
噛んだり、切り落としたり、引き千切ったり、握り潰したりする以外ならな……」
威厳、そして男性機能。それら全てを相手に曝け出し、委ねるのだ。
これは男にとっても賭けのようなもの。躊躇なく男は自身の肉竿を賭金に差し出した。
女の眼前、微かに皮を被ってこそいるが、その内側に生命力と熱を閉じ込め、収束させた肉の楔が熱く脈打ち震える。
女の心臓に劣らぬほどに、昂ぶっている。
■クラウソニア > 「~~~~~~ッ!」
本来ならば『ふざけるなッ!』と一喝して切り捨てるべき戯言だ。
が、少し手を伸ばせば実際に触れられる程の距離に、濃厚な牡臭を放つ怒張が存在するのだ。
しかもそれが、意外にも鍛え上げられた美しい体躯を持ち、近頃では夢にまで出てくる男によって発せられたとあっては、その誘いはあっさりと無視出来る物にはならない。
誰に見られるでもない街から遠く離れた森の中というのもまた、行き遅れの乙女の白喉をごくりと鳴らせた理由の一つと言えるだろう。
「はぁ…っ、はぁ…っ、ぅ、あ、あ……っ♡ そ、そんな……で、でも……そんな、の………あ、あぁ……ッ♡」
恐らくはこの臭い。
アンモニアの悪臭も付着したオスの淫臭が催眠術めいてクラウソニアの身体を操っているのだろう。
気付けば聖騎士は立てていた膝を崩し、後ずさるかに傾けていた身体を前のめりにし、魔乳の先を覆い隠していた腕までもを震わせながら近付けさせて
「―――――熱っ!♡」
ビクッ。
指先が猛々しく膨れ上がる肉幹に触れた途端、怯える様に純白の裸身を跳ねさせていた。
それでも改めて左右からきゅっとペニスを握り込む。
彼の肉茎が感じるのは、毎日毎日飽きもせずに剣を振り続ける戦乙女の無骨さなど存在しない、貴族娘もかくやといった柔らかく繊細な手の平の感触。
以前目にした別の男の物はこんなふうになってはいなかった。
先端に半ば覆いかぶさった包皮が完全に剥け上がっていたはずだ。
そんな考えが性的好奇心の赴くまま、きゅっと柔な圧迫を強めて肉皮を根本に向かって引き下げる。
無意識のままに近付けた美貌は、今や鼻息を剥きあげた先端に吹き掛ける程の場所にある。
グロテスクなまでの威容を見せつける怒張と、興奮の朱を帯びて珠汗を伝わせていてもなお涼し気な美貌を同時に視界に納める男は、そのギャップになんとも言えぬ興奮を覚えるのではないだろうか。
そしてそれは異性の生殖器に実際触れて、何をしても良いという許可を得た女騎士とて同じこと。
包皮の下にて蒸れた淫臭をすぅぅ…っと形良い鼻先が深く吸い込む。
きゅうっと収縮した膣口がとろりと透明な牝蜜を溢れさせる。
■クラウソニア > 【後日継続予定です】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 初夏の清流」からクラウソニアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 初夏の清流」からユージンさんが去りました。