2020/09/30 のログ
フォン > (ある程度の山の幸を収集した男が野営地に戻り、手持ちの荷物から燻製肉を取り出せば、
燻製肉をまず煮だし、肉の旨味をお湯に溶かしだしていけば野草や茸を追加投入し、簡単な煮込み汁のようなものを作り上げていく)

「ふ~~ふふぅ~ん~~♪  いい感じに出来てきたな。
あとは軽く酒精が軽い酒をお供に晩飯を済ませるって感じかな」

(木匙で煮込み汁をかき混ぜながら鼻歌を軽く歌いつつ、順調に晩飯が出来上がっていく様を眺めている男)

フォン > (無事に晩飯も済ませた男はしっかりと作り上げた寝床に入り、そのまま夜を過ごしていった)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からフォンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林地帯」にノウブルさんが現れました。
ノウブル > 【継続待機中】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林地帯」にシンディ・オーネさんが現れました。
ノウブル > (―――朝が、訪れる。
一度枷の外れた身体を鎮めるのに、本来ならば一晩は足りぬ
其れでも、恐らく再び女の前に姿を現した狩人は
元の――女の良く知る姿で在ったろう

アレだけ饒舌であった口も舌も、すっかりと寡黙に戻って仕舞った面も有るが
何れにしても、話すらできなかった前夜と比べれば、安心も出来る筈

――其の蔭で、朝に為るまで、延々と
雄が、熱を自ら発露し続けていた事は、誰も知らぬ筈の事
泉の水が茹るのではと、そう思えるほどの熱を、尽きぬ程の欲を
周囲に、噎せ返るほどの雄の気配を撒き散らす程に

野営地を崩す事は無い、其の内にまた、此処へ戻って来る
必要な物資を置き、必要な収穫を荷袋に詰め、何時でも出発出来る様に整えて
後は、女の体調と準備が整い次第、となって居た。)

「――――――……無理はするな。 感覚より、疲労は溜まって居ると思え。」

(森の中、女にとってはなれぬ環境で何日か過ごすだけでも、疲労するだろう
ましてや、負傷含め、色々と在った。 帰れる、と安堵して無理をするべきでもない、と
とは言え判断は女自身へと任せる心算。 己は、其の言葉次第で動くだろう)。

シンディ・オーネ > 狩りで遭遇したマンティコアもどきに毒を受け、
それを素材として見た手抜かりで、ノウブルに狂戦士の力を使わせてしまった。
犯されるだけで済んだのは幸運だったのだろう。あとはノウブルの根底にあった欠片の理性やら価値観やらのおかげか。
凌辱の合間に毒は治療されていて、一晩休めば体調はだいぶ回復しているように思えた。

――昨夜、我に返った?ノウブルとそれまでぐっちょぐちょに交わり合っていた感覚でつい一緒に水浴びしてしまったが、
我に返ったはずのノウブルがまだ陰部をそそり立たせているのに気付いて、逃げ出してしまった。

そのまま朝までぐっすりだった風を装っているが、実は夜中に一度目を覚まし、
ノウブルが戻っていない事に気付いて跳び起きて、彼の痴態を目撃してしまっている。

自慰で堪えてくれているノウブルに、私が出来る事は何も無いという判断で見なかった事にしてしまったが、
あれは、どういう事なのか。狂戦士の力に踊らされたノウブルが、私を奪うと口にしたのが妙に頭から離れなかった。

「?――っあ、ああ、平気よ。
 万全とは言えないけど、昨日よりだいぶ楽。これから悪くなりそうな感じはしない。
 …あの、昨日のアイツはどうするの。」

荷造りを済ませて、口調は平静に。
しかしあまりノウブルの方は見ないで、あのマンティコアもどきの剥ぎ取りは、ここで処理しなくても良いのかと。
あるいは、剥ぎ取って加工できるような代物ではないのだろうか。

ノウブル > 「―――――……済ませた。 今は…、……向こうで、獣除けになって居る。」

(――夜、女が起きて、再び戻って、其の後で。
朝日が森へと、少しずつ染み渡るよりも前に
件の魔獣は、既に肉と骨、そして皮に分かれ、処理されて居た
そも、あの魔獣が野営地近くまで運ばれて着ていた意識も
其の時、気絶して居た女には無かっただろう

だが、散々に気配を漂わせ、無防備を貫いた交合の刹那
獣や魔物の襲撃なぞが、欠片も無かった理由が
置物代わりに放置されて居た、魔物の死体だ。
今は血も抜かれ、今回の目的である骨と皮
そして副産物である内蔵と肉に変わって仕舞って居るが。)

「――――――……防具の素材には十分以上だ。
他にも何か作れるかも知れんが…其れは、また渡すまでに考える。」

(其処から先は、己が役目だ。 正直、想定よりも貴重な素材。
本来ならば、鹿革等でも十分に代用出来た筈だが、あの魔獣の革と為れば
一層、良い物が出来上がるだろう)。

シンディ・オーネ > 「――は!? …あ、あそう。そっか。」

処理済みと言われ、どのタイミングでそれが行われたのかも分からず、早いなと驚く。
しかし周囲を見回してみれば、大鹿以外のそれらしい痕跡もあり、抜けているのは私かとバツ悪そうに小さくなった。
毒やら何やらで消耗したせいとしておこう。

そう考えてみると本当に本調子ではなさそうで、
帰路で何かあったら足を引っ張らないだろうかと不安になるが、ここに長居するのも、今は、その色々と。

「…期待はしておくけど、アイツの皮には拘らないし、良いと思う方法で作ってもらえれば。」

あんなの討伐したのだからと思わないではないが、素材の加工難易度とか、
希少な素材を自分で加工するのと換金するのとで効率がどうかとか、色々あるのではないかと考えて、
私に気を遣って非効率を選択する事はないよと、一応言っておく。

…他にも、とかやっぱり楽しみにしちゃうのだが、変に気を遣われるのもアレなのだ。

「…くどいようだけど。
 気に、しないで。ノウブルは我に返って堪えてくれた。
 狂気の中でも私を治療して、決して傷つけようとはしなかった。
 詰めが甘かったのは私だし… 色々あったけど子供じゃあるまいし、問題は無い。」

…まるで自分に言い聞かせるようにそう言って。
しかし狂気のさ中の言葉を思い出すと、昨夜の自慰もあり、今後も付き合いを続けたものかどうかと悩む。

ノウブルの気持ちが、枷が外れてちょっとした好意が肥大したものなら問題無いのだが。
我に返った後もその勢いを引きずっていたとか、とにかく今後、私に興味が無ければ良いのだが。

これが自意識過剰でなく、ノウブルが多少なりと本気だった場合。
浮気など考えられる事ではなく、やはり無理かなあと考えてしまう。

…もの凄く空回りしていそうで、恥ずかしいを通り越してバカらしくもなってくるのだが、
本物の好意を期待してしまう程度にはどの行為にも勢いがあり、しかしだからこそ狂気の産物とも思え、ぐるぐるぐる。

ノウブル > (寧ろ、どちらかと言えば
この男が其の作業を行うには、短過ぎる時間
要するに、一晩の間、ずっと起きて居たという事、なのだが。
そうでもして居なければ、寧ろ落ち着かなかったと言うのも在るだろう
解体に集中すればそれだけ、残り火の様な気も紛れた。)

「売り飛ばしても金には為るだろうが、既製品には及ばん
勿論、暫く食うに困らなくは為るだろうが…。
……そう言う依頼だ、御前が得をしない手段は取らん。」

(革細工に於いては、多少の年季が在る。
何れにしても、女が損をする方法は取らぬし
もしも素材が想定より高く売り飛ばせそうならば
其の時は一度確認を取る、と約束しよう。

そうして――暫し、女へ視線を向ける。
己を気遣ったのだろう、昨晩について言葉が向けられれば
少しばかり沈黙を続けた後で、そうか、と小さく零し。)

「――――――……本当に、傷付けなかったのか。」

(――肉体的損傷、と言う意味でならば。
確かに、己は女に傷を負わせてはいない。
されど、己は女を襲ったのだ。抱き、犯し、組み敷いた。
其れが傷を与えぬ筈が無い――普通ならば

故に其の短い問いの意味は一つ――傷付かなかったならば、許容したのか、と
全てを気にさせぬと言う事は、そう言う事でも在るのだ、と。

告げて――小さく、吐息を零し。)

「―――……御前は、人が良い。
良いからこそ、残酷だな。」

(まるで、独り言の様に、呟いた)。

シンディ・オーネ > 「……。」

毒に侵された身体を気遣われるのはある程度当然の事と受け止めていたが、
そういうノウブルは、昨夜のあれから休めているのか。
自分の経験から考えてみれば自慰とは満足する前に疲れてしまうもので、
ノウブルがどうかは分からないけれど、また昨夜の有様が脳裏を過ぎる。

「ありがたいけど、ノウブルが損をするのは嫌よ。」

うむ、頼みますと頷いて、念を押した。

「……。」

昨日の話に沈黙が落ちると、じわじわ顔が熱くなる。
動じてないぞとアピールに、腰に手を当て胸張って。

「――二度目でしょうが。不慮の事故が二つ重なった。
 コレだけだったらもっとショック受けたのかもしれないけど、
 前回がショック大きかったから、今回はなんだかオマケみたいなものよ。」

…そんなわけもないが、半分本気である。
ノウブルとの事があって眠れない夜に枕を被ってジタバタするのは一回目である程度済ませていて。
二度目があって良いわけもないのだが、少なくともそれを理由にショックが軽いのも事実。

ふんすと鼻息ついて強気に肯定するのは、これをあくまで事故として処理するという許容である。
殴り合いの喧嘩と変わらない、狂戦士を武力で制圧するのもセックスでお茶を濁すのも同じだと。

――おそらくすれ違った思いで、じっと見つめて。

「……。」

残酷、と聞けばそうかと頷いた。

「――うやむやにするつもりだったけど聞いておくわ。
 ノウブルは私を… …あー、お嫁さんに、したいと思ってくれてるの?」

端的に、本気なのかと。