2019/12/30 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「~♪」
夜。
森の奥のちょっとした広場になった場所で、ピーヒョロロとヘタクソな口笛を奏でつつ
焚き火をしている金髪の男が一人。
パチパチと音を立てる焚き火の側には、串を通された魚が2、3匹立てられ炙られていて。
その焼き上がりを待ちながら、頬杖突いて暇そうな目で燃え盛る焚き火をボケーッと眺めている。
「本当は肉が良かったのだが……ちょうどいい獲物が居なかった以上は仕方がないという顔になる」
口笛の合間にポツリ、そんな事を独りごちる。
何が出てくるか判ったものではない森の奥にあって、男は緊張感の欠片も纏っていない。
焚き火だの口笛だの焼き魚だの、自分の存在を周囲に露骨にアピールしている状態にも関わらず、である。
むしろなんか面白いモン出てこないかなぁ、とすら思っていたりもする。
■エレイ > その後特に何事もなく、夜は更けていって……
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエレイさんが去りました。
ご案内:「迷いの森」にレザンさんが現れました。
■レザン > メグメールに存在するとある森の一角。
そこに入り込んだが最後、旅人は方向感覚を失い一生出られなくなってしまうという。
その迷いの魔法をかけているのが、小さな羽妖精、レザンだった。
木々の葉の裏から裏へと飛び回って、くまなく魔法をかけている。
魔法に耐性がなく、またこの妖精を見つけることもできなければ、
完全に遭難してしまうだろう。
「今日はどんな間抜けが来るかなぁ~」
死ぬまで出れないとは言っても、本当に殺したいわけではない。
ヘトヘトになった旅人をからかってバカにしたいだけなのだ。