2018/07/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にロサさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からロサさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にロサさんが現れました。
ロサ > 街道に面した森から魔物が現れ、隊商や旅行者を襲うという事件が頻発していた。
その魔物の実態を調査し、必要とあらば退治して欲しいという依頼を受け、
向かった先、分け入った森の先で、件の魔物と遭遇する。
それは森に流れる川の上流、洞窟に棲み付いたと思われる巨大な、角を持つ蛙だった。
牛三頭分はあろうかという巨大な怪物との戦いは、長引きはしたものの、
無事に討伐という結果で終えることは出来た。
が──

「うん、参った」

川辺に寝そべっている、少女……に似た姿を持つ存在。

ロサ > 何が参ったかと言うと、獲物を捕食するための武器でもあるのだろう、毒性の体液を浴びてしまった。
浴びたと言っても肌にひっついた、程度なのだが、相当強い毒性を持っていたらしい。
全身がびりびりと痺れており、無理に動こうと思えば動けなくもないが、
身体のパフォーマンスはかなり下がってしまっているだろう。
人型のゴーレムである少女だからこれくらいで済んでいるが、普通の人間が同じ状況に陥れば、
呼吸を司る筋肉まで麻痺してほどなく死にいたるだろう。

「格好悪くてヤだな。早く治らないもんか」

放り投げるような喋り方だが、声色自体は砂糖菓子のように甘い。呟き、続けて嘆息。
徐々に良くなっているが、仰向け大の字に倒れたポーズは微妙に情けない。
魔物を倒して川辺で何とか毒液を洗い流した直後、倒れてそのままこのポーズである。
森の木々に隠されて空も見えず、退屈な自己治療の時間が流れていく。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からロサさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」に火棘さんが現れました。
火棘 > 人並の体温に下げていると、夜でも感じる蒸し暑さに
若干の不快指数があがる、眉を寄せて難しそうな顔つきになるのもいつも通り

散歩として、森の中を歩いてると水の音が聞こえてきた
自然と脚をむけてると見えてきたのは、小さめの沢
岩場の隙間を縫うように水が流れてる

足場が悪いけど、岩の上を軽く跳ぶように移動して
靴を脱ぎすてると、水の流れの中に足先をつけてみた

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にレイカさんが現れました。
レイカ > 蒸し暑さの感じる季節になってきた。
空気の中に火の精霊を感じ始めて、私は季節が変わったことを実感する。
水の精霊と絡み合っている声を聴いていると、なんだか少しだけ…。

「あんまり……この季節は好きじゃないんですけどね……。」

そんなことを独り言ちながら、私は水路の確認をしていた。
里のほうは、傭兵団やほかの人たちに任せているので、そこまで心配はしていない。
水路を確認し、どこかほころびがないかを探しながら…私は、その人を見つけた。

「あれは………。カキョクさん。」

後ろから、私は彼女に声をかけた。
最近は里に戻ってくることがなかったけれども…どこかで寝床を確保していたのだろうか。

火棘 > 水の流れの中に脚をつけてるので、冷たくて気持ちいいのと
脚を動かすと水が跳ねたりして、月明かりに水滴がキラキラして飛び散る

ふふん、と楽し気に水遊び
石の上に座って、手を膝の左右について
脚だけを前後に揺らして、水面を叩くように水飛沫をあげてみたり

そんな遊びをしてるときに、背後からの気配と同時くらいに声が聞こえた
よく知る娘の声に振り返り

「レイカか、珍しいのぅ、見回りか?」

彼女が居る場所は、里の周辺か中でしか会ってなかったから
森の中で、というのは少し意外だった

レイカ > 「ええ、少し水路の確認に。」

里の近くの川から水路を引いているので、時折こうして見回る必要があった。
水の精霊に管理を任せているとはいっても、ほころびや壊れているところを直してもらえるわけじゃない。
こうして、時々見回っておかないと里の水が断たれてしまう。

他に人に任せてもよかったのだけれども、これは私のもう一つの仕事。
襲撃も今のところは心配はないし、こうして見回っていたということだ。

「…フフッ、火のドラゴンなのに、水遊びなんかして大丈夫なんですか?」

少しだけ茶化すように、私は笑った。
彼女は火の頂点に君臨するファイアードラゴンの系統なのに、水浴びをしているのがなんだか少しだけ新鮮味を感じて。

火棘 > 「そうか、ここの水はよい、冷たくて気持ちいいし…」

水の確保、たしかに生活するには必要なもの
見回りと聞けば、何度も頷きながら
片足をぺぃともちあげてつま先から水が滴ってくる

「なに、今は体温もヒト並みに下げておるからの
 水浴びは好きだ、ほれレイカもここに脚をつけてみよ」

自分の座る石の隣をぺちぺちと叩いて呼んでみようと

レイカ > 「そうですね…そろそろ里の子供たちが水浴びをしたがる季節なので、簡易的なプールを用意してあげようかと思ってました。」

まさか、里を出てどこかに連れて行くのは避けたほうがいい。
ぉ個のところ、王都がまた騒がしくなってきたし…何より、不吉なうわさを聞いた。

魔族の国での出来事、それは風のうわさでも私の耳に届いていた。
だからこそ、今は人間よりも…という考えのほうが強い。
あの一家に連絡を取れればいいのだが…。

「私も、水浴びは大好きですよ。
この季節はどうしても、体質的になのか気分が沈みがちで…。」

水路の確認はもう終わっている、あとは帰り際にもう一度確認するだけだ。
玉には気を抜くのも悪くはないだろうと、里の人にも言われている。
休みを設けずに、ずっと里で仕事をしているのを、どうやらみられてい
たらしい…。

「じゃあ…少しだけ。」

だから少しだけ、さぼらせてもらうことにした。

火棘 > 片足は水につけたまま、振り上げた足を立膝のようにして、そこに肘をついて
隣に座る彼女を待つ

「プールか、それもいい」

ふんふんと、彼女の話を満足そうに聞いてる

「ならば、たまには冷たい水でも浴びて、頭を冷やすことも大事じゃ
 主は、常に里のことしか考えておらんだろう?」

そういえば、と王都での噂やらヒトの話を聞いてはいるけど
彼女の様子から、里には影響はないようだし
里にも多種の匂いに気づいてはいるけど、害がないのなら彼女から言い出さないのは
困ってもないのだろうと判断できる

「そうじゃな、では今夜はレイカのとこで寝ようかの」

彼女の顔をみれば、それなりに気を許しているし、気に入ってるので嬉しくもなる
誘われてもないけど、やや強引に里で寝ると押しかけるつもりで

レイカ > 「え………。」

カキョクさんに言われて、私は隣に座ったまま少しだけ声を上げた。
里のことしか考えていないといわれて…。

その通りだ、私は里のことしか考えていない。
里を守ること、それが今の私が最も考えなければいけないこと。
それを指摘されて、少しだけ苦笑した。

「当たり前ですよ、私はあの里の長なんですよ?
その長が、里のことを考えなくてどうするんですか…?」

でも、きっと私は周りから見れば、無理をしているように思われているのだろう。
実際…無理をしているからそう見えても仕方がないかもしれない。

「ええ、ぜひそうしてください。
そうじゃないと、せっかくカキョクさんのために作った寝床が無駄になってしまいます。」

強引などと、決して思わなかった。
里の防衛を担ってくれている彼女なのだから、邪険に扱うはずなどないのだ。

火棘 > 「悪いこととは言っておらん、私とて同じじゃ
 里は出ているが、里を忘れたことなどない」

隣に座る彼女から視線を外し
足元の水の流れを見つめながら

「でものぅ、長ならば、次の長候補も育てよ
 もしもの時がこの先あるかもしれんし、主も不死ではなかろう
 だからじゃ、降りろと言っておるのではない
 次の長を育てるのも、今の主の仕事であろう?」

自分とて同じ、世を知るためにと
外の世界に出て見て、知識を得るのは将来的な一族を率いるため
水面から顔をあげて、隣の彼女にむけて笑みを向けながら

レイカ > 「…………。」

その通りだ、私は不死じゃない。
エルフで長命だといっても、やはりいつかは私も死ぬ。
そのいつ…が、いつになるのかはわからないけれども、きっと私は戦いの中で死ぬんだろう。
そんなことを、ここのところよく漠然と思い浮かぶ。

予感めいたものを感じるけれども…私にそんな能力はない。
多分ネガティブ思考がそうさせるのだろう…困ったものだ。

「……そう、ですね…。
考えておいたほうがいいのかもしれません…。」

次の長とはつまり、私の代わりにあの里をまとめてくれる人材を育てること…。
私の考え疎をのまま受け継いでくれる人がいればいい。
だが、そんな理想はおそらく捨てたほうがいい、それは自分で作らなければ。

だが……今はそんなことを考えられなかった。

火棘 > 「人選は主にしかわらかぬけどの…あの門番も悪くないと思うぞ」

いつも自分を出迎えてくれる、門番の青年
まだ若いけどまっすぐな目をして自分と向き合ってくる
彼女を慕ってるのもわかるほど
彼女の仲間なら、素質があるものはいるはずで

「まあ、主の命の限りは私が保証しておる、そこは安心せよ」

にこーっと、得意げに笑って見せる
自分の言葉に悩ませてしまった様子を気にして……
脇腹あたりを指でつつこうと伸ばしてみる

「それに、このとこ里にも多種の匂いがしておったからの
 協力者が多いのならよいことだ…」

彼女の雰囲気からでも多種の匂いの者たちを受け入れてるようなので
無害であろうとの判断はできた…とこで何か思い出したように
小さく声を漏らして

レイカ > 「あの子はだめですよ、まだ若すぎます。
でも、もし私に何かあったら…お願いしてもいいですか?」

門番をしてくれているあのミレー族は、あまりにも若すぎる。
あから、まだまだあの子に長を任せるのは先の話になるだろう。
しかし、カキョクさんがあの門番の子を買っているならば…もしもの時。
あの笛を、門番の子に預けておくことを考えた。

私が吹いたときにしか反応しないけれども、カキョクさんがあの門番の子を気に入っているならば。

「ええ…頼りにしていますよ。
…本当は、あの男をそのまま食い殺してくれてもよかったんですけど…ね。」

だが、あの時帰していないとおそらく、今頃里は騎士団に攻められていたかもしれない。
一方的な降伏など受け入れられない、それを伝えたからこそ。

「ええ、今は支援してくれている場所ができましたから。
物資の問題が解決できたので、もうカキョクさんに重いものを買ってきてもらう必要がなくなったんです。」

だけど、もし何かあった時には彼女に頼むかもしれない。
だからその時には、また王都にまで行ってもらう必要があるが。

火棘 > 「ふふ、まだ先の話じゃ、今すぐではない」

おそらく彼女よりも自分のほうが命の時間は、はるかに長く残ってるはず
彼女の気が済むまで付き合っていくつもりで

「そう、あの時じゃ、もっと早く呼ばぬか、まったく…」

どれだけ噛み殺すの噛まんしたとか、呼ぶのが遅いとか、
文句をブツブツ言いだすのは、嵐の竜の小言が似てきたのかもしれない

「ならばよかったの、味方でなくとも、理解者は多いほうがいい」

ヒトの種にも立場というのがあるのだろう、そういうヒトの世はメンドウだということは
よくわかってきてた、誰でも迎えて味方とするよりも
外と繋がる理解者が居れば、生きるのも助けにもなるのだろうと思う

「さて、小腹もすいたし戻るぞ、今夜はレイカと一緒に寝る」

里の自分にと用意された寝床でなく、彼女のそばで寝ると宣言しては立ちあがる
脱ぎ捨てた靴を履いて……
竜にど姿を変えようとしたとこで聞いてみる

「主よ、乗るか?」

彼女をのせて空を跳べばすぐにつくだろう、乗らないのならともに歩いて帰るだけ

レイカ > 私の寿命もまだまだ残っているはずだ。
このまま精霊の力を使い続けても、あと100年はこの世界で生きていられる。
いや、もっと長いのかもしれない。
魔力を手に入れた出来事からしてみても、精霊の力を使ってもそこまで疲労がたまらなくなった。

どこかでダメージを受けているのかもしれない。
しかし、そんなダメージを気にしていられるほど、今は余裕がない。
里のことに関しては、もっと防備を強化しないとと思っているくらいだ。

「申し訳ありません…やはり、王都とのもめごとはできる限り避けたかったんです。
それに、あの連中は証拠をでっちあげて自分たちの都合のいいように解釈しようとしますから。」

あの男をかみ殺してもらったら、もっと大変なことになっていた。
だから、リスクを回避するうえでも…カキョクさんには我慢してもらいたかったのだ。

一緒に寝る…その言葉を聞けば、私は笑った。
この人は頼りになる、なるんだけれどもどこか子供じみたところが節々に感じられる。
だが、そんなギャップがまた、可愛いと思ってしまう私がいた。
まだまだ、私だって乙女なんだからそのくらいは許してほしい。

「わかりました……ええ、今日は空の散歩も。」

たまには高いところもいいだろう。
空の散歩を楽しむ余裕がある程度の、程度の!!
高度でゆっくりと、ゆっくりと!!
飛んでもらいながら、私は里へと戻っていった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から火棘さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からレイカさんが去りました。