2018/04/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森」にシスター・マルレーンさんが現れました。
■シスター・マルレーン > まっすぐに相手に向けて、駆ける。
元々さほど手練れでもないのだろう、放たれた矢の速度も正確さも、訓練された弓兵に及ぶべくもない。
彼女に当たることもなく、木々の葉を揺らすだけに終わり。
矢の行方を見ることも無く、曲刀を大上段に振りかぶった赤髪の男の喉を、最小限の動きで棍の尖端が撃ち抜く。
喉を突いたその棍を横に薙ぐように引いて、新たな弓をつがえようとする白髭の坊主頭の側頭部を強かに打ち付け、その場に崩れさせる。
「………。」
無言のままに、その棍を持ち上げてはもう一度振り下ろして完全に意識を断ち切れば、ふ、と吐息を漏らして肩の力を抜いた。
……無論、殺してはいない。
賊退治の依頼を珍しく受けたのだ。
■シスター・マルレーン > 金色の髪をフードに包んだ修道服姿の女は、持ってきたロープで二人の男を縛り上げる。
おおよそ、手に持った棍以外は一人で戦闘をするようには見えぬ……
それでいて、そこそこに肉感的で年齢も若い彼女は、格好の獲物に見えたことだろう。
隙だらけで、なおかつこのキャンプにいたのが二人だけであったから仕留めるのは容易い話であった。
「……さて、お仲間がいたら大変ですね。」
男二人を木に縛り付け終えれば、キャンプの周囲を探す。
この二人が盗賊団のフルメンバー、というわけではあるまい。
となれば、本拠地を見つけて踏み込まねば、どうにもならぬ。
地図などがあればそれが一番。
そうでなくとも、足跡なりを見つければさかのぼって本拠地を見つけることもできる。
薄暗がりの中、キャンプの火が周囲を照らして彼女の影を映し出す。
どっちが賊かと思いつつも、荷物を広げ、手掛かりを探し。
■シスター・マルレーン > とはいえ、本拠地の地図などを持っているはずもない。
ふー、っと吐息をついて、落ち着くために目を閉じて、深呼吸。
シスターを襲い、身ぐるみを剥ぐに留まらなかった相手だ。
頭に血が上りそうになるのを、何度も深呼吸して堪える。
………もう既に、ここまで一人で踏み込んで暴れている時点で、頭に血は相当上っているのだが。
「………であれば、後はこの二人を騎士団にでも突き出して、拠点を口にしてもらう、しか無いですかね。」
薄暗がりの森の中、肩を竦めて周囲を警戒しながら見回す。
■シスター・マルレーン > とりあえず、キャンプの火に色付きの煙が出る丸薬を投げ入れて、その上で……
と、考えていたところで。
ひゅん、と空気を切る音と共に矢が木の幹に突き刺さる。
「……あら。」
遅かったようだ。ひらりと矢が飛んできた方向から身を隠すように太い木の根元にしゃがみこむ。
弓矢の本数を見るに、相手もまた二人。
二人一組で周囲を哨戒しているところだったのか。
「………どうしましょうかね。」
風を切る音だけが何度も響き、地面に、木に突き刺さる。
■シスター・マルレーン > ………まあ、やりますか。
一息、すぅ、っと吸い込んで、腰に力を入れる。
戦うと腹をくくれば、手に握った棍が僅かに発光を始めて。
焦れて、この棍が届く距離にまで近づいたところで。
一気に踏み込んで、勝負を決める。
「………ちゃんと捕まえますからね。」
囁く声。知り合いのシスターにかけた言葉を、もう一度だけ呟いて。
ぎゅ、っと棍を握る手に力を込めて……。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森」からシスター・マルレーンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にレフェーリアさんが現れました。
■レフェーリア > 薬草ばかりが薬の調合に使われるのではなく、時には獣や魔物か成分の抽出を行われる事もあった。
今では繁殖期を迎え一際気性が荒くなっている、精力に満ち満ちた者が多い時期。
鮮やかさを増した鳥の羽は衣装の飾りに、雄の獣の局所はそのまま精力剤にも使えるだろう。
「……このぐらいで、良いかな」
治療師である彼女が求めているのもそんな溌剌とした魔物達である。
既に仕留めた猪にも似た魔物に黙祷を捧げてから胎を引き裂き、薬の材料と成り得る内臓を選り分けていた。
心臓に肝臓、血を瓶の中に其々収めて、鞄の中に収めた頃。
皮を丸ごと持っていくのは少し難しい気もしたが、綺麗に剥ぎ取る事が出来たという理由で木の枝に吊るす。
満足するまで解剖を終えた頃には、豊満な裸体はグロテスクなまでの血と脂に汚れていた。
「……ふぅ」
後処理の良さから服は纏わず、川辺で事を行ったのだからそのまま雪解け水が流れる冷たい河に下半身を沈めて血を洗い流す。
肉を放っておくのは勿体無い気もするが処理にも困るもの。
血の匂いに誘われた魔物か、誰かが訪れるなら、そのまま差し出そうか―、とすら思う中、川の流れに乗って血は長々と赤い痕を引いた。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にルルーエンさんが現れました。
■ルルーエン > 自然地帯の比較的暗い箇所で草木を踏みしめる音がする。一つは人間の大きさを想像させる足音だが
他複数その周りでは軟体の肉質が引きずりながら重く踏みしめる音をさせている。
暗い木の陰から僅かに見せる月光の下に近づくと、白い肌の男の生気の無い顔立ちが僅かに見える。
それ以外は滑るような光沢の紫色をした触手や、真っ赤になった血管に収まるように青い肉塊がうごめいていた。
やがて木の陰は少なくなっていくと、男の全貌と、男の2倍はあるヒドラが2体、足元で小さい海魔がチョロチョロと
走り回っていた。男は斜口でタバコを咥え、ただ漫然と今日起こった事を振り返っていた
「……いや、今日も難産でしたなぁ…人間と体格差が違う魔との混血は難儀する……ん?」
煙草を静かに燻らせていると、小さい触手が何かに反応したのか、川の方へと走っていった。
「おぉ、なんと…おぉ、いかん…何があった…ん」
触手が先だってであったがヒドラや男もそれをすぐに感じ取った。
何かの動物の血の匂いと、他に少し甘い匂いがする事に気づくと、その方向に向かい
川の方に出れば、その正体である女性の前に立つ。
■レフェーリア > 濡れた両手で軽く髪を流しても、僅かに血が水に溶けていくのが分かる。
大型の魔物だ、なるべく気をつけようとも思っていたのだがそれでも全身は血肉に汚れきってしまっていた。
服を纏っていたのならば二度と落ちない様な色染みが出来上がっていたのかもしれないとも思っていると、
ふとぞくり、と身体に走る感覚が、人成らざる魔の存在が近くまでやって来た事を知らせている。
「……あ」
最初に目についたのは小型の魔物の類であり、血の匂いに惹かれたのだろうと考えるには十分過ぎる程。
体液を採集したならば毒液にも媚薬にも成り得るが、凝縮する手間もあってかあまり捕まえようとは思えない相手。
その先、森林地帯の向こうからはぽっと明るく光る点が見え、それが煙草の灯りであるとも分かった頃には、
「…………」
細身ながらも長身の男に、その背後でずるずると触手を蠢かせている魔物の姿が目に入った。
川に沈めた丸裸の肢体にはまだ仄かに血が付着し、内臓を取り分けた魔物の死骸は近くにも転がっている。
何を行ったのかも分かるだろうが、彼女は相対しても尚裸を隠さず、怯える様子も無く、
幾らか魔の者の手が加えられた、虚ろな雰囲気を豊満な肢体から漂わせる。
■ルルーエン > 目の前にいるのは一糸と纏わない女性だった。水魔がいる事は殆ど無いが、魔物がうろつく事もある
自然地帯では普通安全に道を渡る為の道具に身を固めている所のハズである。
自らと傍らに付き従わせているヒドラを見ても逃げようともしない女性
男は瓶を少し手から高く上げると、ヒドラや周りにいた触手は血の色をした霧になって瓶の中へと納まる
「大分【こちら】に馴染みが御有りになるようですな」
白目も瞳も無い、真っ黒な目の男はそれなりに愛想よくそう告げると、女性の前へと歩み寄る
かなりゆっくりではあるが女性の身体を眺めながら近づき、男も着のままに川に入ると
ついには裸の女性のすぐ前に立つ。
「魔のある自然地帯を歩き回る人間はそうそういません…ましてやその恰好で」
魔物の血の匂いが濃くまとわっている女性の肩を細い指で撫でると
そのまま首筋を伝わせ、首下の印をつつく
■レフェーリア > 近場を這いずっていた魔物の類が瓶の中に収まってしまったのを物珍しげに眺めるが、
一応は異性の姿を保っている相手の前でやはり丸裸を隠そうともしていない。
まるで当然の用に着衣を保ったまま川の中へと沈んでいき、
目の前に立って此方の姿を見始めても。
「……分かってしまいますか」
まじまじと視線が向けられるのが分かる肢体はこの上なく豊満であり、
水気を弾く程の張りを保っていながら、魔によって刻み付けられた淫らな紋様が各所に浮かんでいた。
首元に触れられると薔薇の花を模した紋章が淡い光を帯びて、
彼女の首には茨が伸び、首輪宛らに撒き付いてしまう。
「貴方は私を、どうするつもりなのでしょうか」
茨は忙しなく動きながら、彼女の方もまた相手を見定めているのか落ち着いた口調で問い掛ける。
乳房の両端の家畜用の鐘、そして下腹部にはより危うい欲求を表す花。
既に相手と同じ側にいる様な素振りのまま、衣服に覆われた相手の胸元へとそっと掌を沈ませる。
■ルルーエン > 「いや、私も…貴方によってこうして転がっている臓物の主らと似たような存在ですからなぁ
…といっても、貴方とこうして話が出来るのですから…幾分かだけ、賢くはありますが…」
女性が男の胸元に掌を載せると、まるで掌を掴んでくるように人間として考えるなら不自然な動きを
衣服の中で見せた。すると、掌は少し沈むと、固い感触を与えて、中で細かく揺れ動いている。
「コレでも魔ですので……魔の子供を取り出す時には、貴方の様な者を沢山見てきます」
胸元を触る女性に還すように、男は女性の大きな乳房を掌で押し上げ、大きく揺らしてみる。
「私自身がこうしている事は、ココに来ては久しいですが」
いやらしく女性の身体を揺すると、手はその乳房を掴み、親指でその乳首と印を捻るように弄る