2018/03/21 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にレフェーリアさんが現れました。
■レフェーリア > 月明かりも雲に隠れて薄暗くしか見えない中、彼女が夜中に一人草原地帯に出向いた理由は、薬草を採取する為であった。
月の光によって淡い光を帯び、日光や火に照らされたならば容易く萎れてしまう儚い花。故に夜中の内に採取して、冷暗所へ保管しなければならなくなっている。
稀少さよりは処置の手間隙もあってか薬の中では高値で売れる部類に入り、貴族に買い取られたならば小遣い稼ぎにもなるだろう。
繁殖地点がモンスターと遭遇する事も珍しく無い草原地帯というのもあり、相応に危険度も高いものであったが。
「もう少しだけ摘んでおいた方が、良い、かな……」
以前よりも格段に夜目が利く様になった身体は僅かな燐光を逃さずに花を土と根ごと掘り起こしては収めていき、十数輪も集めれば淡い光は幻想的にも籠の中で光を放っている。
戻って調合すれば昼の内に売れる薬として仕立て上げられる時刻と量ながら、平民達用に配布するならばこれ以上も居るものと、更に足を踏みしめて奥地へと進み、街道からはもう掛け離れた地点まで踏み込むと。
薄雲の隙間から露になった月光が照らし、ちか、と水晶の光が煌めいた様に見える。あれだけ巨大な水晶ならば高値で売れる。
町まで運べるのか、運んでいる間に奪われるか砕かれたりしない限りは。そこまでの労力は払う気も無く、如何なる様か見てみたいと単純な興味から足を進めていく。
■ガラッゾ > 鋭敏な鉤鼻が何とも芳しい女の香り……それも食いでのある雌の香りを嗅ぎ取ってか無意識に鼻腔をヒクヒクを動かして、臭いの元を辿ろうと意識を匂いの元へと向け、一拍遅れて濁りよどんだ瞳を匂いの元へコチラに近づいてくるそれに向けて両の眼を細める事でジロと人影を眺める。
――都合がイイほどに堕ちたる神に感謝と祈りを捧げたい衝動に駆られる程、野暮ったい灰色のローブで身を包んでいても香るエロスを漂わせる女。
幸いな事に巨大な人食い水晶からほんの少し離れた場所に獲物を探しに足を向けていた事で水晶に意識を向けていれば見えない場所に、特にどんよりとした薄雲の切れ目から差し込む月明かりが逆行になる位置ではわかりづらい場所で慌てて雑草を騒がせながらしゃがむと、相手に気づかれないように潜むと、そのまま地面に腹ばいになって両腕と肘を使い女の方へ人食い水晶の方へとモソモソと移動を開始する。
その雲も切れ間から差し込む月光を艶やかに弾いて煌く「人食い水晶」水晶と植物の融合した様なそれは女の背丈よりも尚高く、天をつかんばかりに草原にそびえ立っている。
近づけば硝子よりも純度の高い透明度が水晶の向こうの景色を映すだろう、もし触れればその掌にはひんやりと冷たく固い感触を受けることになるだろう、だがその硬質は直にも弾力となり泥沼の泥に似た感触にぬかるみ、触れた手を飲み込もうとする。
――ガラッゾはそれを待っている。
女が哀れな犠牲者が両手でも片手でも人食い水晶に飲み込まれ、動けなくなるのを草陰に潜んで息を潜めてジィっと……早く両手で触れ、早く手首を飲み込まれてしまえ、早く早く早く!と、潜んでいながらも隠し切れない欲望は勘がいい者であれば気がついてしまうほどに欲望をだだもれさせていた。
■レフェーリア > 途中に水晶の隙間に隠れている様に咲いていた花を回収しながら、月明かりが唯一照らし出している様にも見える水晶の近くにまで辿り着けば、緩く吹いた風に草原が音を響かせるのが分かる。
まさしく立派とした言い様が無い一切の濁りなく透き通った様子はごく僅かに歪んだ景色を映し出し、月光が全体に回って水晶そのものが淡い光を放っている様にも見えるだろうか。
「わあ………っ…?」
小さく感嘆の声を溢れさせながら、指先で触れる事さえも惜しく思える美しさと圧巻な巨大さを少しの間眺めていて、物は試しに、と手を伸ばし。
――指先が水晶へと触れる直前に、不意に感じる怪しい気配に動きを止めてしまった。水晶に気を取られてはいたものの、以前に感じたことがある様な。
何だったかと考えている間に思い出し、ローブの中から取り出したのは錆び付いた指輪。手順を踏めば呼び出せて、疑問も解消できるとは知っていたが。
意図的に呼び出したのならば正当な契約となってしまう。ならば今は欲望のまま、獲物となった方が良いものと。
「………っ」
気配が感じた方を見て見ぬ振りをしながら、ローブの中に指輪を戻すついでに、結局契約は成されなかった魔物革を落す。彼女の名前と血判のみが記された、どうとでも出来る代物を。
そして水晶に掌を触れさせる。夜の冷気を浴びたひんやりと冷たい感触は掌どころか、手首をそっくりと飲み込んでしまい、ローブの袖ごと身動きは封じられ、
体重を掛けたままなる様になれと、引き抜こうともせずにみるみる片腕と片手を飲み込み、恐らく相手の目論み以上に身動きを封じられて。
■ガラッゾ > 欲望を飲み込むかのごとく、薄雲を裂いて射し込む月光下で輝く人食い水晶は「……ヌプッ」と灰色のローブを着こんだ女の手首を飲み込み、咥え込み、ローブの裾ごと腕までも美味そうに飲み込み、冷たい泥沼の様な透明な空間に片腕を閉じ込めてしまう、それでも体重をかけ続けるなら、更に奥へ奥へと入り込んで数分も断たぬうちに女の内に閉じ込めた水晶柱が出来上がるだろう、だからガラッゾはそれを後押しする。
普通の女であれば手首の段階で引き止めて、弄ぶだろうが、女からは芳しき香りだけではなく同族の匂いもしたのだ。
同族が一定の地位を認められた者が持つ呪具の匂い。
ならば歓迎しなくてはならない。
だが大勢でこのご馳走を貪る気にもならない。
だから水晶の塊に閉じ込めて集落とは違う小屋に持ち運んで、其処で美味しく頂こうと……。
濁った茶色の視線は飲み込まれていく卑猥な女の姿を眺め、生唾を飲み込みながら、何かわからないが拾うべきだと本能が疼かせる魔獣革を拾い上げ、ローブの懐に滑り込ませると、コチラの存在に気がついていない灰色ローブの女の尻肉を両手で押して人食い水晶に飲み込ませようと体重をかける。
抵抗しなければ、人食い水晶は女を飲み込み硬質化し、ガラッゾが望んだ水晶塊となるだろう、行く末は女自信の抵抗に掛かっている。
が既に持ち帰るき満々のガラッゾは女の尻肉を押しながら鼻歌を歌っているのだった。
■レフェーリア > 水晶という言葉通りに水の様な柔らかさを味わいながら、中へと入り込んだ両手は如何にもがいても動かせなくなったのが分かった。このまま飲み込まれ続けては、自分一人ではどうしても抜け出せなくなるのだ、とも。
しかしながら感じ取っていた気配が近くから此方の背後にまで回ってきたのを感じると、水晶とも違った興味が沸き上がるのが分かる。
僅かな衣擦れの音と共に、水晶の中へと飲み込まれようとしている自分の身体を引っ張るのではなく、更に押し込む動きを感じ取り、ローブ一枚のみを纏った肢体は柔らかな尻肉に指先が埋まる程。
「……っ」
ならばせめてもの悪戯か、それともこの先に何を求めているのかを示す様に。押されていくままに顔まで埋まりかかった中で、彼女が最後の抵抗として行ったのは、
――完全に固められた水晶の中と、外に出たままのローブの繊維がボロボロに崩れて、落ちる。既に無数の襤褸切れとも成り果てたローブの下、
相手の目の前には豊満に実った尻朶に、各所に宿した淫紋すら剥き出しになった裸体の姿で、やがて相手の両手をも水晶に飲み込まれそうになるだろう。
既に衣服を纏っていないまま閉じ込められた姿は、不気味な程の艶かしさを備えて居た。
■ガラッゾ > 自分まで飲み込まれては持ち帰りに不便だと、飲み込む力に耐えられない灰色のローブがホロホロと崩れるのを利用して器用に両手を引っこ抜くと、最後に人食い水晶が硬質化したのを始めて人食い水晶にふれた時と同じように手の甲でノックして確認すると、女が自ら誘っているとも知らずにいい気分で人食い水晶の廻りに地面に字を刻み始める。
本来なら使う予定が無かった帰還の呪法。
紋様が描き終わればまるで地面に飲み込まれていくように巨大な水晶の塊とガラッゾの姿は消えていく……。
残るのは捨てられたピッケルと女が身にまとっていたであろう灰色のローブの名残と……後は香りだけだろう。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からガラッゾさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアシュトンさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にミュゼさんが現れました。
■ミュゼ > 「快適度何かは気にしない方法ってわけだね。眺めは良さそうだけど。
ん、報酬が高額ってことは、当然敵が強かったり、面倒な依頼だったりするから、依頼書を見極めるのも大事かも。
その日に使うお金と、依頼で損傷した武器や防具の修理、消耗品の補充なんかしたら無くなっちゃうって感じだよね」
安全と報酬は、どちらかを取ればどちらかを手放すことがほぼ確約されている。
今少女が受けている採取依頼も、一つ一つでいえば報酬は微々たるものだ。
いくつかの依頼を同時に受け、同時に解決することである程度纏まった額にはなるが、かかる手間は結構な物。
ただ、少女からすれば危険を冒して強靭な魔物を討伐する程金に困ってるわけでもなく、一獲千金を夢見る様な性格でもない。
少女の手元にある、出来る事を成し遂げる。リスクを見極める目と咄嗟の判断力がものをいう仕事だ。
「あはは、私は死にたくないから、危険には踏み込まないつもりでいるんだけれどね。
巻き込まれた時の備えだけは、常に考えているけれど――やっぱり日頃の行いなのかなぁ?
煙草の美味しさは分からないけど、吸いたいなら吸える方が良いからねぇ。
ご明察だけど、さして面白いこともないよ?修行の旅に出たとか、その程度の話だから。
心配はしてくれてるのだろうけど、生憎今は楽しいから当分戻る気はないね。ほら、お行儀悪くお肉齧れるのは今だけだし」
などと笑いながら、料理の番も忘れない。
折角分けてもらった肉が焦げてしまうのは、少女としても本意ではないのだ。
帰る家はあるが、令嬢の暮らしは刺激が全くないのが悩み。政略結婚なんて真っ平御免なのだ。
「ん、器用に色々出来る方が、この業界は良さそうだよね。
私は槍を振るって魔物を倒すか、どこかにあるものを取ってくるくらいしかできないから、ちょっと羨ましいかも。
大分豪華だよね。朝はいつもパンとスープくらいしか食べないから、結構楽しみかもしれない」
食える時に食べる、それは冒険者なら皆同じだろう。
洞窟で落盤に会えば何日も飯を抜くことになるかもしれないし、魔物や賊に捕まれば粗悪な飯しかもらえないかもしれない。
だから食べられる時に食べられるものを――少々刹那的な気もするが、その位が楽しいのだろう。
「ん、これは美味しいの知ってるから、採取のついでにね。
時間かからなかったら、干して売ろうかって思ってたけど、食べちゃってもいいなぁって。
焼いただけで褒められるのもなんだかむず痒いけど、嬉しいね。ありがとっ」
照れ笑いを浮かべながら、自分も茸をかじる。
そして、スープも分けて、焼きあがれば肉も、食らって。
野性味あふれる食事を堪能し、食べ終わるのは半刻ほど後の事だろうか。
空いた鍋をゆすいでからお湯を沸かし、お茶を淹れる準備を整えていたのだが。
「……は、ふぅ。ご飯の後だから、なんだかポカポカするね」
ほぅ、と息を吐く少女の頬は、ほんのりと桜色に上気していて。
媚薬を盛った彼だけは、少女の中に淫らな熱が灯った事を理解できることだろう。
少女からすれば、正体不明の火照りを食事の後だからと思い込むより他にはない。
それがたとえ、無意識の内に腿をもじもじと擦り合わせながら、甘い吐息を漏らしながらであっても。
■アシュトン > 君子危うきに近づかず、なんてのは聞いた話だがね。身の丈に気を付ける、妙な所には近づかない、ってね。
日頃の行いで決まるんだったら、俺は何回死んでるんだろうな。はは。ま、逃げ足は速い方でね。
修行の旅か……そういう発想が出るって事は、武家関係かな?
ま、タマには帰ってやることだ。顔を見れるのは生きてる間だけだからな。
(本当、行い次第なら命が何度有っても足りないと言わざるを得ない。それでも、喉を鳴らすのは冗談めかした笑い声だが。
パチパチと弾ける肉の油を眺めつつ、火をまた枝でチョイチョイと小突いた)
遺跡探索なんかじゃ割と頼りになるってのを自負してるんでね。
もしそんな仕事があったら、報酬の割り当て次第で手伝ってやってもいいぜ?
ふふん、なるほど。その槍は飾りじゃないって事か。真正面からヤリあったら、あんがい俺より強いかもな。
――やり、だけに!
(ヒラヒラと手を振って、なんとなく売り込みっぽいこともしておく。
ボケにかんしては……妙にドヤ顔だったが、そっとしておいてやるべきか、否か)
キノコは毒持ちも多いが、美味いヤツは旨いからねぇ。
干すのか…ふむ、日持ちはしそうだが。煮てダシでも出す感じかな。
はは、俺の場合野外飯はもっともっと大雑把になっちまうからな。それに比べれば余程さ。
(スープやパンは分けたものの、大きな肉の追加があってボリュームは結構なモノだ。
そして肉につけた香辛料の味は、美味い事臭みを消してくれている…まぁ、暫くすれば別の効果が出る訳なのだけど)
そうだな、量も多かったしな。ちょっと食い過ぎた位だ。
暑いなら、鎧だけでも外しておいたらどうだ?
それとも、トイレかい?
(パタパタと己の首筋を仰ぎながら、チラリと様子を見る。
効果の程は、十分と出ているらしい。さて、どうするか、だが
内またをすり寄せる動きに肩を揺らし、ゆっくりと隣にまで近づいてゆく)
■ミュゼ > 「分不相応な仕事に手を出すと、それを最後に……なんて事にもなりかねないものね。
ん、君は日頃の行い悪いんだ。上前はねたりしてるの?なんて――っと、そういえば、自己紹介もまだだね。
私はミュゼ。今は冒険者で実家は関係ないから、名前だけ覚えといてもらえればって感じかな。調べたいならお好みでどうぞ。
ご明察だね。武門の家系で、槍に関してはそれなりに自信があるんだ。だから、より技量を高める為にってね?
ぁー……そうだねぇ、毎日毎日仕事仕事で、中々顔を出せてないから、うん、今度帰ってみるよ」
彼の忠告には、冒険者としての経験が滲み出ている気がする。
だから胸にすとんと落ちるし、素直に聞くことが出来るのだろう。
火の爆ぜる音と暖かさを味わいながら、話にも花が咲くもので。
「遺跡探索かぁ。私の場合は得物が長いから、狭い場所だと戦いにくくて敬遠してたんだよなぁ。
――その時はお願いするかもだけど、その前に短槍の腕を磨いておかなきゃだね。みっともない所は見せたくないし。
そりゃ、ねぇ。少なくとも、君に苦い顔をさせる自信はあるよ。勝ち負けはともかく、ね。――ふふ、ふふふっ♪」
ダジャレじみた冗談に笑みをこぼす少女は、案外壺が浅いらしい。
妙にハマったらしく、少しの間手を止めると、落ち着くまでは小さく肩を震わせていて。
「は、ふぅ、もう、急に冗談言うからびっくりしちゃったじゃない。
茸はねぇ、好きなんだ。食感も好きだし、味もいい。そうそう、干したら出汁取るの。
私も大分適当だけれどねー……ふぅ、ごちそうさまでした。お肉もおいしかったよっ!」
ボリュームも大分あって、食事はすっかり満足だ。むしろ少女からしたら食べ過ぎたと思うほど。
満腹過ぎて苦しいから、お茶を飲んで落ち着きたい気分。しかしなんだか、下腹がむずむずとするような気がして。
「んぅ、鎧外すのはいいんだけど、そうすると野党や魔物が来た時に危ないからなぁ……。
と、トイレじゃないよっ!もう!デリカシーがないなぁっ……他の女の子に言ったら、ほっぺた叩かれてるよ!」
自分は寛容だけれど、と言いながらも、腿をする動きは止まらなくて。
やがて、より効果が体に回ってくると、そわそわと視線をあちらこちらに向けながら落ち着かずに過ごす。
急に催した性的欲求――宿に居れば声を殺しながら自慰で満たすのだが、ここは屋外で、しかも隣には異性がいる。
最近ご無沙汰だった気がするしなぁ、などとは思いつつも、悟られたくはないから必死に隠そうとする。
それが彼によって一服盛られたせいだとはついぞ気づかず、時間が経てば経つほどに、媚薬漬けになっていく。
■アシュトン > 日頃の行いが良い冒険者の方が、少数派だとは思うがね。
仕事柄、戦場でこそこそ罠仕掛け回ったり、まぁ行儀がいいとは言えんな。
アシュトンだ、苗字は特に無い。同業だし、また他所で顔を合わせることもあるだろうさ。
(食事も終えてちょいと空を見上げれば、日も丁度落ちた頃合い。
まだ僅かに冷たさを交えた風が、食後の腹具合に丁度いい)
確かにな、長柄武器は場所的に相性が悪いな。逆に言えば、リーチで優位を取り易いが。
短槍なら小盾とでも合わせるのがいいんだろうか、うーん、ちょいとその辺は専門外。
そいつぁ自信満々で何より…………駄目元で言ったのに、まさか効くとは……
(その閉所やらでの立ち回りを考えて、両腰にさげているのはカトラス――主に船乗りなんかが使う、取り回しのいい剣だったりする。
……大よその人にとって体温の下がる冗談だったのは自覚するところだが、余程とツボが浅かったようで。
この調子なら、適当なボケでも百発百中になるのではないかと、そんな風に思った)
そんなに笑うとは思わなかったから、俺もビックリだよ。
家で作る時は、たまに手間もかけるが。ふむ、そいう料理も有りか。
しかし、キノコ好きか、なるほど、キノコか。
いやいや、おそまつさま。
(なぜ、キノコを何度も確かめたかは、置いといてと。
さてと、ここからは別のお楽しみの時間である)
すまんすまん、ただ野営している時に隙が出来やすいのは排泄時だからな。
ちょいと冗談めかした方がノリに任せて行き易いかなって、思ってさ。
しかし本当に顔が赤いな、キノコか何かにでも当たったか?ちょっと熱を確かめてみるか。
(相手の様子をじーっと上から下まで眺め見た後に、白々しくも頭を傾けて考えるかの様な仕草。
食後の時間もそれなりに、副作用も良い感じに回っている頃合いだろう。
動く服ずれでも、肌が敏感に感じる程だ。
思案の間をおいてから、片手を相手の額に、丁度熱を測るかのように差し出して。
もう一方の手は腹具合を確かめるに、下腹部の辺りを掌で軽く撫でてみようか。無論、状態を知っての行為である)
■ミュゼ > 「まぁね、確かに私だって自然に生えてる物を摘んだり、茂みから出てきた動物を仕留めたりしてるから、行いが良い訳じゃないか。
戦場に出るのはまだやったことないから何とも言えないけれどね――あぁ、うん。アシュトン、ね。よろしく。さん付けの方が良い?」
気にする人は気にするじゃん、などと言いつつ、首を傾げる。
貴族らしからぬ少女の口ぶりは、すっかり冒険者家業が板についてる証なのかもしれない。
「戦場や野原でやり合う分には、射程範囲の広さで圧倒できるんだけどね。
短槍に小盾、後は槍を使えない状態でも戦えるように短剣なんかも持ってた方が良いかな?
そりゃ、武門の家柄で、武に自信を持たないって言うのは中々難しいことだよ、ふふ、ふふふっ」
現状、依頼内容を選り分けているから長い槍でも十分だが、将来的には色んな仕事を受ける身になる。
だから今の内に狭い場所での戦い方も身に着けておこう、と言うのが今の目標だ。
ともあれくすくすと笑う少女は、適当なボケでも確かに笑いそうな程。くすくす、くすくす。
「笑いすぎるとお腹痛くなっちゃうじゃない、もう。
――家で作るなら確かに、私も手間かけるなぁ。その方が美味しいし。
うん、どしたの?キノコ好きだとだめなのかな?……うーん、まぁいいけど」
何だろ、と気にはなりつつも、追及はしない。何か思う所でもあるのだろうと思う程度で。
火照りも程よく回った頃合い、次第に瞳が潤みを帯びて、自然と艶が出てきた頃合いになる。
「ん、それは分かるけど、もう。そう言うのは女の子からしたら隠したいんだから、もう少しこう、隠してあげなきゃ!
そ、それと、本当にしたい時は、恥ずかしいけどちゃんと言うから、さ――ん、ぅ……そ、そんなこと、ない、と思う、けど?」
隣にやってくる彼の、大きな掌が額に当たる。当てられる手の平がほんのり冷たいと思うほどに、少女の火照りは強くなっていた。
どうして身を引かなかったのか、とも思うが、そもそも思考が纏まらない。そして彼に嫌な気持ちを抱いていないから、警戒心も甘々だ。
もう片方の手が下腹部に触れると僅かな違和感を覚えるも、勝手に看護だと勘違いして、滑々とした肌を擦る衣擦れに身を震わせて。
「ん、くっ、や、ぅっ――い、今、ちょっと、触られるの、ダメ、かもっ――んぅうっ♪」
急に催した発情が、まだ味わったことのない異性を求めている。
純潔を失う事は避けたいが、火照りを鎮めないと悶々としそうな体調は、甘い刺激に何度も鳴いて。
中途半端に欲求を満たされてしまったからか、余計に疼きを覚えながら、腰かけていた切り株に色濃い蜜の染みを作ってしまっていた。
■アシュトン > 戦場は、対魔族の場合もあるが、人同士で争う事も多いからな。
君は見た感じ――まだ早いな。もうすこし、程よく擦れたら歓迎するよ。
あん?あぁ、呼び方か。呼び捨てで構わんが、呼びやすい方にしてくれたらいい。
(魔物やらと戦うのと、同族と戦うのでは違いも大きい……特に、心情面の話で。
そういう意味では、彼女にとってはまだ早いようにも思える)
立ち位置の入れ替えが出来る状態なら、他に任せるのが手っ取り早いが。
狭いと、そうも言ってられんからな。ある程度小回りの利く装備もあったほうがいいだろうね。
……それじゃ、練習でヤる時は森の中でにしておこうかな。
(槍だと振り回しにくく、障害物や隠れる場所が多く自分に有利な場所を考える駄目な大人である。
ボケのダメージは、まぁ暫くすれば落ち着くだろう)
そこまでのレベルでッ!? 戦闘中迂闊にボケられんな、コレは。
いいや、別に。美味しいよね、キノコ
(なんとも言えない、生ぬるい笑顔であった。
別にキノコに似た形のアレとか、そいう事は言わない)
隠してこう通じなかったり、齟齬があると大変だし?えーと、お花摘み?
まぁ、ならいいんだけどな。……と、言ってる割には、額がちょいと熱いな。
警戒は俺がしておく、というかある意味本職だからまかせて。鎧外しておきな。
不調でいざって時に動けないより、まだマシだろう。
(額の温度を確かめれば、小さく数度と頷いて。一旦掌を外せば、鎧の留め具に手を掛ける。
そうと難しいつけ方も、恐らくはしていないだろう)
おや、やっぱり随分と具合が悪そうじゃないか。
ふむふむ、見たところ原因は……内側の方かな?
(装備からして、下はズボンだろうか?
腹を撫でていた手をそろりと動かすと、ズボンの縁にへと。
妙に慣れた手つきでその内側へと潜り込ませれば、相手が声を上げる前に更に下着の中へと。
切株に染みが出来る程であれば、中はもう、相当な状態だろう。
濡れそぼった割れ目に指を添えると、そのまま上下に繰り返し撫で上げて。
そしてコートの裾から、バレないように少しずつと、垂らし蜜と混ぜ、温度を調整してから柔肉へと刷り込んでゆくのは……正真正銘の媚薬である。身体に馴染んでゆけば、香辛料の副作用なんてくらべものにはならない)
■ミュゼ > 「ん、人同士は嫌だなぁ。命を奪うのに、躊躇いを感じない訳じゃないからね。
程よく擦れたら……いつになるやらって感じかもしれないけど、その時が来たらよろしく。
それじゃ、呼び捨てで。今まで散々敬称で呼ぶような生活ばかりしてたから、メリハリつけたくてね」
彼の言う通り、少女に戦場はまだ早い。
命をやり取りすること自体は問題ないが、相手が同族であるという事が問題。
或いは魔族でも意思疎通が取れたら、非情になり切れるかは危うい所。
まだまだ未熟者――だからこその修行なのだが、その道は長そうである。
「二人以上いれば、それもありだね。後衛からなら得物の長さが生きるわけだし。
森の中は、まぁ洞窟よりは楽かな。最悪、斬り倒しながら戦えるからどうにかなるし」
やりたくないけど有事の時はしょうがない。木々には後で謝りつつ、有効活用することで許してもらおう。
少女にはもう一つ切り札もあるが、練習では使わないのだから、彼に見せる事はないような気がする。
ともあれ、笑いもそろそろ収まって、漸く落ち着いた頃合い。少女は彼を眺めながら。
「ん、たまにツボにはまっちゃうとねえ――普段は平気なんだけどね。
何か意味ありげだけど、うーん、いまいち見当もつかないからなぁ……」
目の前の生ぬるい笑顔。何を考えてるかはわからないが、ろくでもない事なのはきっと確かだ。
「ん、まぁ、その、ちゃんと言うよ!ただ、今催してるわけじゃないしっ……!
ぅ、ぁぅ……それなら、うん。言葉に甘えるけれど――ん、ぁっ、ふ……♪」
鎧は市販のものと大差なく、いくつかの留め金を外せば簡単に脱げてしまう物。
外せば、どことなく品の良さがある白布の服――その下には膨らみかけの胸元がある。
基本的にはスカートを好む少女だが、今日は森に行くと決まっていたからショートパンツを身に着けている。
目立たないことを意識したカーキ色のそれは、股座が色濃く濡れて、まるで粗相をしてしまったような状態。
中に手が入り込むと、少女はびくりと身をはねさせながら。
「え、ちょ、ちょっと待ってっ、いきなりそれは、そのっ、、ひゃふっ、ぁ、ぅんっ♪
だ、ダメだって、私、初めて、だからっ、や、ぁ、ぁあっ――ん、ぅうっ♪く、ふぅっ♪」
言葉で否定しながらも、甘い快楽には逆らえない。
下腹部にひそかに塗りこめられる媚薬は、元より敏感な少女の肉をより鋭敏な物にする。
くちゅ、ぬちゅ、と湿っぽい水音が響く頃には、少女は切り株から前のめりになった膝立ちで、彼の手に股座を預けるような体勢に。
それは、逃げようとしているようで、その実は彼の手技による快楽を少しでも多く味わおうとするもの。
普段は清楚に過ごそうとしている少女でも、三大欲求にはどうしても勝てないのである。
■アシュトン > 人同士だと、シェンヤン辺りとの小競り合いが主だから、そこまで大量に死人が出る訳でもないが。
それでも、躊躇うと自分が屍になるからな。帰る家もあって金もある、なら別にそんな世界慣れない方がいいけどね。
あいよ、構わんよ。俺もまぁどうせ呼び捨てだろうからな。
(ヒトを殺すのにためらいが無くなるというのは、少なくとも「人」としては余りいい方向とは言えないだろう。
もっとも、武家のモノとして武を求めるのならば、何時かはなのかもしれないが)
…………ん?いやまて、いまサラッと凄まじい事言ったな。
斬り倒す?槍で? ……まぁあれだ、俺をぶん殴る時は手加減よろしく。
(普通の人間が出来る芸当では、少なくとも無いだろう。出来たらキコリが失業してしまう。
場合によっては自分の身体が「く」の字に曲がって吹き飛んでいく末路が見えるので、色々と注意しておきたい所である)
そう言うのに気づくのは得意でね。早めに察知出来れば、逃げてもいいしな。
身体の方も、やっぱりちょっと熱が籠ってる感じだな。少し、確かめておくか。
(というのは当然建て前である。鎧外してしまえば、体つき相応に凹凸の控えめな体。
その胸元に手を添えると、軽く撫でるような手つきで。
未だ膨らみというには程遠いソレを、ゆっくりと慣らし、解し、快楽をしみこませてゆく)
指で初めてを奪っちまうようなマネはしないさ。それに、放っておいたら苦しいままだぜ?
しかしまぁ、随分とずぶ濡れだ。これじゃ、穿いてる意味も無さそうだな。
(胸元に触れていた手を一旦と離すと、濡れて用をなさなくなったショートパンツに触れ。
器用に指先で此方も留め具を外すと、したぎも一緒にズルズルと下へと。
そのまま少女の割れ目を大気へと晒してしまい。
純潔の証を破ってしまわないように浅い箇所を中指で、指の腹を使って膣穴をなぞり。
親指は陰核へと触れれば、こりこりと円を描くようにして刺激を強めてゆく。
快楽と媚薬で彼女から徐々にと理性を奪い去りながら、己のズボンにも手を掛けて
大きくそそり立った怒張を、取り出してゆく)
■ミュゼ > 「そうなんだ。うーん、戦場はやっぱり怖いね。依頼でもたまに見かけるけど、手に取らなくて正解だったかも。
躊躇ったら自分が――うぅん、お父さんはそんな中で戦い抜いてきたんだねぇ、凄いや……私じゃ無理かも、って思ったし」
いつかはこの槍で人を貫く時が来る。それは、結婚して嫁に入らなければ必定だ。
或いは嫁に入ったとしても、騎士となれば槍を振るい続けることになるかもしれない。
そこにたどり着いたときに、再びひたすら懊悩しそうな話である。
「ん、一応私も、ただの女子供が槍持ってるって訳じゃないってことだね。アシュトンが多彩な技術を持ってる様に、私も一家相伝の技がある。
ただ、うん。アシュトンを叩く時はちゃんと手で叩くか、本気で怒っていたとしても槍の石突で我慢しておくよ。すっごく痛いけどね?」
実際は技術の他に家宝の槍の力も合わさるのだが、そこは秘密だ。
彼を叩く時、とは言えそれはなかなか無い様な気もする。うっかり怒って突かない様にだけしようと思う。
「そっか、得意なら任せる、けど……ちょっと、手つきがやらしいよぅ……?
ふ、ぁぅっ――む、ねっ、ぴりって、してっ……あ、ん、んぅうっ♪」
小さな膨らみは、発展途上であることを如実に示したもの。
しかし柔らかさと感度は確かで、少女が女であることを明確にしていた。
ふにゅり、と布越しのささやかな柔らかさは、彼の掌で思うままに歪んで。
「その言い方だと、私の初めて奪われそうなんですけどっ!?――え、ま、待ってってば、ぁ、ぁあっ。
うぅ、だ、誰にも、まだ、見せたことないのにぃっ……アシュトンの、馬鹿ぁっ……!はず、かしっ……!」
ずるずると脱がされる下肢の服。下着も一緒に脱がされてしまうと、慎ましやかな空色の陰毛に包まれた秘部が露になる。
茂み、というほど濃くない、産毛より少しだけ育ったかのようなそれは、剃ってしまえばぴっちり閉じた無毛の割れ目が見えそうな雰囲気。
その内の柔肉を指でかき回されながら、鋭敏な突起を揺さぶられると、少女は面白いように甘く鳴き、その手に縋って身を寄せる。
その間も媚薬が徐々に粘膜に浸透して、肉穴が熱く熱く、蕩けて熱を帯びながら指を包むように変わって。
「は、ひゅっ、ぁ、ぁぅっ……こ、こういうのっ、その、少ししか、知らない、からっ――ひ、にゃうぅっ♪」
以前、依頼の中で仲良くなった娼婦達に一通りの知識だけは教えられているが、実体験は初めてだ。
あの時も営業中の娼館で、聞こえる喘ぎ声に顔を真っ赤にしながら依頼の届け物をして、初心な様子を揶揄われた上で無知な自分を晒してしまって。
それでは有事の時に大変だ、とお節介じみた性教育と、簡単な発散の手解きなどを受けたわけだが、その時よりも大分強い快楽が少女の中に渦巻いていて。
徐々に理性が緩んでいく中、肉棒を見せつけられてしまうと、顔を真っ赤にしながらも目を背けられず、興味津々に見つめてしまう。
なんだかんだ、そういう話にも興味がある思春期の少女なのである。それが、食いものにされる隙になってしまうのもまた、世の常ではあるのだが。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアシュトンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からミュゼさんが去りました。