2017/05/10 のログ
フォーク > 男は女の頭を動かす。
しかし男根が当たるのは頬の裏側のみで、喉の方には動かさなかった。
さすがにディープスロートはもう少し経験を積んでからの方が良いだろう。

「気持ちいい……というよりも」

女を自由に扱える、という所に興奮が生まれた。
散々に頬の肉の弾力と凹凸を楽しむ。
絶頂が近づいてきた。

「よしよし、一発目をごちそうしてやるからな」

男の手が、女の頭から離れた。

「先端を口に含んで、今度は吸うんだ。射精の瞬間に吸われると快感はもっと強くなる」

と、女に教えた。

エナーシア > おお、いよいよ射精か。
練習とはいえこうして射精に至ると何だか嬉しくなるな。
達成感というやつか。
両手で腰にしがみつき体を固定すると射精に備える。
この状態で射精まで吸えばいいのか。

「ふっ、んぅ…、ぐっ、ん……」

少々息が苦しい。
吸う、というのもいまいち加減が分かってないせいか無駄な息が抜けていっている感じがする。
この辺りも練習を重ねて効率よく出来るようにならなくてはな。

フォーク > 女が腰に手を回してきた。

「お、いいぞ」

まだ女の舌技は未熟なものだが、全力で射精させようという気持ちが男は嬉しかった。
女は懸命に先端を吸って、射精させようとしている。

「……っ」

男の呼吸が一瞬、止まる。
刹那、溢れんばかりの精液は撃ち放った。
女の吸うタイミングに合わせての射精は、精液が一気に奪われる感覚と普通以上の快楽が襲ってきた。
数度に分けて行われた射精。女の口内にたっぷりと残ることだろう。

エナーシア > 何となくだが、射精の直前というものは分かるものだ。
吸い付くのに合わせてフォークは精を放ち、口内に溢れ出すというような勢いで口内に精液が満ちてくる。
数度の射精により口の中がいっぱいになったが、これはやはり飲んだ方がいいのだよな?
とはいえこの状態では尋ねる事は出来ず、粘つく生臭いそれを喉を鳴らして少しずつ飲み込んでいく。

「んっ、……くっ」

しかしこのフェラチオというのは特別好きという訳ではないが、こうして明確な成果が出るのはちょっと楽しいな。
練習を続けたら好きになるのだろうか。
まあ今でも嫌という訳でもないのだが。

フォーク > 「ふひー、えがったー」

射精できたのが嬉しかったか、男は実に締まりのない笑顔を浮かべた。
そして女が精を飲み干したのを見計らい、男根を口内から引き抜く。
精と唾液に塗れた男根がずるり、と外気に晒された。

「ちゃんと射精させられたじゃねえか。上出来だと思うぜ!」

どれくらい経験があるかはわからないが、舌技だけで射精に導けたんだから大したものだ。
男は男根を女の前に突き出して

「射精をさせ終わったら、ちゃんと男根の汚れを舌で清めるんだぜ。
 料理だって後片付けまでして完成だろ? フェラチオだって同じさ」

理屈は少しおかしいが、一分の理くらいはあるだろう。

エナーシア > 「んっ……、ふぅ……。ば、馬鹿にするな!いくら私でもそのぐらいは心得ている!」

最後まできれいにするのは基本的なマナーというやつだろう。
誰に言われたのかは定かではないが、まあそれだけ一般的な常識ということだな。
いくら私が不慣れとはいえ、その程度の事も知らないと思われては少々遺憾だ。
精液を飲み終わったばかりだが、すかさず射精後の肉棒に吸い付くと、まずは尿道に残った精液を絞るように吸い出す。

「ふっ、じゅるるるっ、じゅるっ……」

頬をへこませながら、尿道に精液を残さないよう吸い尽くす。
多少音が目立つが、まあこういう時は仕方あるまい。

フォーク > 女が男根の清掃を始めた。

「ん、やっぱ綺麗にしておかないとな。大事な部分だし」

この舌での掃除は一つ難がある。
掃除の刺激で、また勃起してしまうことだ。
また、むくむくと男根は元気を取り戻していくのであった。

女が男根を吸い終えたなら、男はにこりと笑おう。
そして屈んで女と同じ目線になり

「ありがとう。とても気持ちよかったぜ!」

ぎゅ、と女を優しく抱きしめるのである。
感謝と親睦を込めた、愛の抱擁だった。

エナーシア > 「や、やめろ!裸で迫ってくるな!気持ち悪い!変態!痴漢!フォーク・ルース!」

賭けの報酬として体は提供してもらったが、ここまでさせるつもりはないぞ!
抱擁するフォークの腕の中でもがく、というより暴れる。
一応怪我はさせない程度の配慮はするが、あんまりしつこいようだと加減がどうなるか私にも分からん。

「私が怒る前に離さないと、股にぶら下がってるソレをアレするからな……!」

先程まで加えていたあれは急所の一つでもある。
あんまり想像したくはないが、軽く蹴られるだけでも思い切り腹を殴られる程の痛みなんだとか。
悪趣味だが、本気で蹴ったらどの程度のダメージになるか実験をしてもいいな。

フォーク > この女と話したり、じゃれたりして色々とわかったことがある。
まず、思っていた以上に優しいということだ。
とっつきにくい雰囲気をまとわせることも多いが、基本的には話せば解るタイプ。
男は優しい女が好きだった。

「わかったわかった。怒らせたりはしないよ」

男は両手をパッと挙げて、女を解放する。
好きな女には嫌われたくないのだ。

「しかし生半可な攻撃で俺のナニをアレしても、砕けるのはそっちの武器だろうがな!」

勿論、人並みに大ダメージを負うのだが性技に自信のある男は下品なジョークを飛ばしがちである。

エナーシア > 「ほほぉそれは面白い。今度試してやろう」

この男、悪い噂も多く実際こうして付き合ってみると下品で粗暴で必要以上に馴れ馴れしくて調子のいい事ばかり言う結構駄目そうな奴だが、不快という程ではないな。
世の中善人っぽく見えて本当にろくでもない奴も少なくないし、そういう連中よりは駄目なところが分かりやすい分親切というものだ。
成り行きとはいえ色々と酷いことを言ってしまった事もあるし、少しは褒めておくか。

「それにしてもお前は、……駄目な奴だな」

ちょっとは褒めてやろうと思って口を開いたのだが、かなり断片的な部分だけが口をついて出てきてしまった。
まあ間違いでもないし訂正はしない。

フォーク > 「何を……」

駄目な奴と言われ、何をいうかと反論しようと思った。
だが、今のところ自分が女に見せてきた部分は全て人としてあまり良くない部分ばかりだ。
ぶっちゃけダメな部分だ。
戦場で生き延びることには自信がある。
冒険者としてのスキルも最近は多少は積んできた。
なら女に駄目ではない部分を見せるなら、共に冒険に出る時くらいだろう。

「……一緒に冒険に出てみるか?」

男の脳内でかなりの思考が巡らされたが、結論は一緒に旅に出て少しは見直してもらうくらいしか思いつかなかった。

エナーシア > 「…………それはちょっと」

唐突な申し出に少し固まっていた。
本当急にどういうことだ?
確かに面白い奴だし良くも悪くもだが興味深くはあるが……。
第一私とフォークでは性質というものが違いすぎる。
いやそこが面白いのか?
しかしなあ……。
思考がループ気味で結論が出せない。
……少なからず好感がある事は認めるが、やはり唐突だな。

「約束はできないが、そのうち機会があれば、という事にしておいてくれ。
まあ卑猥な事をしないというのなら、これからは気軽に声をかけてくれればいいさ」

落とし所としてはこんなものだろう。

フォーク > 「あ……そう」

微妙な間が流れた。

女にしてみればあまりにも予想外な提案なので、いきなり了承することは難しいだろう。
しかし女から出会った時のような嫌悪とは感じられない。
少しは気に入られたのかもしれず。

「まあ、あれだ。俺としてはお前さんに少しはカッコいい所を見せたくなったってことさ。
 俺だって副業で冒険者やってんだ。少しは役に立つ…………と、思う」

生粋の冒険者を前に、確実に役立つとは言い切れなかった。
男は意外と根拠のないことは言わないタイプだった。

「大なり小なり、男は女からカッコよく思われたいもんさ」

えへん、と腕を組み得意げな顔をみせる。

エナーシア > 「そうか。
ならば私は寡黙で真面目で淡々と仕事をこなす男が格好いいと思うぞ」

そう考えると不用意な言動をせず真面目になればこの男もそう悪くはない気がするな。
うんそれって大分別人だ。
やっぱりそういうのを期待するのは無理だな。
とりあえず警戒すべき人物から警戒すべきだが面白い奴に私の中の評価を格上げしておいてやるが。

「しかし、何だかんだで少し酔いが醒めた気がするな。
何となく頭がすっきりしてる気がするぞ」

まあ元々そんなに酷く酔っていないがな。
……いや待て、何故私は下着姿になっている?
しかも新調したこれは、トップレスタイプでまあ要するに乳首が隠れてないタイプだ。
今までずっと見られてたのか、この姿を?
腕で胸元を隠すと僅かに殺意の滲んだ瞳でフォークを見据える。

フォーク > 「……至難だな」

男はないな、と思った。
戦場ですらユーモアを持ち込もうとするタイプなのだ。
だが、人間の魅力というのは実際にある程度時間をかけなければ理解できないもの。
適度にコミュニケーションを取っていけばいつかきっとわかってくれるだろう。

(そのうちなんとか、なるだろう)

すると、女の酔いが醒めたのか自分が下着姿でいることに気づいた。
おまけに男は先程の舌掃除でギンギンに隆起させている真っ最中である。
相手に記憶がないとするならば、弁解の余地はなし。
ならば、どうするか。

「か、かかってこいやああああ!」

それしか言えない男なのであった。

エナーシア > いや待て落ち着け、こういう時こそ怒りに任せて動かず冷静にならなくては。
まずはいつの間に脱いでいたかだ。
ええと、確かボードゲームに勝ったからフェラチオの練習に付き合わせたんだったな。
フェラチオの時は……、もう脱いでいた気がする。
というかさすがにこの最中に脱いでる暇はないよな。
となるとその前……。
あー、脱いだな。
うん確かに脱いだ。
対局中、酔って勢いで服を脱いだのは間違いなく私がやったことだった。
これは流石にフォークだけを責めるのは酷だが、止めなかった奴も悪い。

「手加減はしてやるが、こいつを食らっておけ」

右掌に意識を集中、熱が集まり炎の塊が発生する。
塊といっても指先ほどの大きさで射程もそう長くはないのだが、素肌に当たれば十分痛いというか熱いだけの威力はある。
この距離なら流石に外す事はない。
数秒で生成したその炎の塊をルークの腰目掛けて解き放つ。
速度は石つぶてとそう変わらないし夜間ならはっきり見えるので、まあこの状況では脅し程度にしかならないだろうがとりあえずお仕置きはこのぐらいで勘弁してやろう。

フォーク > 「え、魔法!?」

素っ頓狂な声で驚く。
男は魔法が苦手なのだ。理由は自分にまったく魔法の素養がなかったからである。
子どもの頃は努力して学ぼうと魔術師に弟子入り志願をしたこともあるが、結局初歩魔法も習得できなかった。
男は当時を振り返る度にこういう。「自分に魔法の才能がなかったことがわかっただけで充分さ」と。

「ほほーーーーっ!!!」

男は臨戦態勢に入り、大きく飛び上がり、華麗なバックスピンで炎弾を避けた。
だが回避して着地した所に偶然、蜂の巣があり、それが男の頭にドサっと落ちてきた。
急に衝撃を受けた蜂の巣から、たくさんの蜂が飛び出すのであった。

「おわーーーーーーっ!」

頭を蜜まみれにした男。蜂から逃れる度に右往左往するのであった。

エナーシア > 「うわっ……、これは……」

ちょっと脅かしてやるだけのつもりが、全く想定外の方向に転がってしまった。
確かに脅かすというか驚かす目論見は成功したが、ここまでするつもりはなかったんだ、許せ。
巻き込まれるのは嫌なので距離を取ると、息を潜めて潜伏する。
これは魔法ではなく純粋な技能だが、夜の闇に紛れればそう簡単に看破されないはずだ。
あの騒ぎが収まったら荷物を取りに戻るか。
流石にこの格好のまま街には帰れないしな。
まああいつなら私が助けなくても、あのぐらい何とかして切り抜けるだろう。

フォーク > 「こ、こらエナーシア。こういう時の魔法だろ……って、いねぇ!?」

いつの間にか忽然と女の姿が消えていた。
気配を探ろうとしても、蜂から逃げるのに忙しく探る暇もない。

「主よ、我をお助けください……」

男は逃げながら、天に祈ってみた。苦しい時の神頼みだ。
が、蜂の一刺しが男の尻に刺さる。下半身素っ裸だからダメージは大だ。

「主よ、てめぇ!」

天に向かって悪口雑言を吐く男。
ますます蜂はヒートアップして追いかけていく。
かくして、男は森の中に消えていった。

しかし、またすぐに男は人前に姿を現すだろう。
その時は蜂の毒が適度に身体に周り、よりいっそうの頑強さを見せるかもしれない。
フォーク・ルースとは、そういう男なのだから。

エナーシア > 都合よく蜂がルースを追い払ってくれるという形になった。
ありがとう蜂。
これですぐにでも服が着られる。

「薬草を摘んで帰るだけが、とんだ寄り道になったな……」

まあ悪いことばかりだけでなく良い刺激になったと思っておくべきか。
フェラチオの練習も大分得るものがあったしな。
こればっかりは一人では難しい。
フォークが戻ってくるのを待ってやる程の義理はないし、荷物をまとめたらさっさと引き上げるとしよう。
どうせ大して盗られる物もなさそうだしな。

「何だかんだで、楽しかったよ」

本人に言うと絶対調子に乗るだろうが、今日の出来事は楽しかったと言っていいだろう。
頻繁には勘弁してもらいたいが。
まあ今度会う事があったらあんまり邪険にせず少しだけ優しくしてやるか。
本当、軽く火の玉で脅すだけのつもりだったからな。
こんなことになったのはちょっとだけ申し訳なく思っているんだ。

そんな事を考えながら荷物を拾い、準備が整うとさっさとその場を後にするのであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエナーシアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からフォークさんが去りました。