2016/10/29 のログ
ハナビ > 「ほらほら喧嘩しないの」
小競り合いをしている二人(?)を交互に見つつ、抱きかかえたまま背中を撫でる少女。
すると一瞬の光が腕の中で輝き、両腕にずしっと重みが加わる。背中に添えられた女性の手、抱きかかえる身体を支えるため力を少々込めて見守ると、そこには綺麗な黒髪の少女が抱きついていた。

「わぁ…可愛い人…」
白と黒が混じる自分とは違い綺麗な黒髪に思わずほわぁ、と呟きながら息を漏らす
間近に見える顔と抱いて抱かれる感触に思わずドキドキしながらそのまま固まっていた

赫 劉仙 > 「こんなにかよわい きつねをおどしておいて なにをいう おっさん」

おにーたん呼び一回だけだった。おっさん呼ばわりしだす小狐一匹。
や、質問拒否った理由が 何か気に食わないのとチョップしてきたからだった。
優しく撫でてくれたりもふもふしてくれれば気持ちは揺らいだというのに。
ちょっとちょろいもふもふ魔王 伊達に呼ばれておりません。

人型になった後は、まぁ手ぶらなのは変わらないけど
ハナビを包むように抱き着いているんですが、固まっている様子に首をかしげてのぞき込み

「 可愛いですか? レディの方が可憐で愛らしい限りです」
ハナビへとそう言葉を優しくかけて差し上げ、もう少し抱き着いておきたかったのですが、

「好み…色々と言いたいのもあったけど、ぼちぼち帰らなきゃあ」

エレイとハナビに正体をさらしたのはよかったが、
ちらりと空模様とかを見上げて 尻尾とか揺らして ぼやく。

エレイ > 「おっさん呼ばわりはあと10年か15年ぐらい待って欲しいかな」

眉間によったシワをグリグリと人差し指で揉みほぐしながらも、オッサン呼ばわりも意外とサラリと受け流した。
動物は割と好きな方なので状況が状況なら優しく接していただろうが、話の腰を折られた形になったので些かそういう気分になれなかっただけである。
もし次遭遇することがあれば、割と平気で優しくするかもしれない。

「……そうか。まあこうして会ったのも何かの縁なのでせめて名前だけでも名乗っておこう俺はエレイというのだが謙虚だからさん付けでいい」

正体を表すだけ表して帰らなきゃ、と言い出した黒い狐娘にキョトンと眉を上げるも、とりあえず言葉通り名前は名乗っておく。
返事はあまり期待していない。

ハナビ > 「あ、もう行っちゃうんだ」

名残惜しそうに手を離し、可憐と言われれば少し顔を染める。
褒められるのはいつになっても嬉しいものだ。

「僕もそろそろキャンプに戻るよ エレイはどうするの?」

なにやら小競り合いが続いてる二人を眺めつつ こちらも帰路を目指すようだ

赫 劉仙 > 「 おじさん 」
悪化した呼び名。根に持つタイプらしい。状況は当初から最悪だったのだ。話の柱はぼきっと折れていた。
次遭遇しても この態度 変わっているか定かですらない。

「名乗り自体は礼儀としてやらねばならぬ 私は 赫 劉仙。 魔王である。さん付けはせん。 名は覚えておく」

名乗りは一応した。小競り合いは終了する。なぜなら 帰るからだ。
ハナビに名残惜しいものの 彼女にも名乗りをしてから あっさりと普通に歩いて― 唐突に姿が掻き消えたという。

ご案内:「修行の地」から赫 劉仙さんが去りました。
エレイ > 「……正直ハナビちゃんの身体が心配ではあるのだが。まああ帰ってちくと対処法的なモノを考えておくことにするべ。俺様のパワーと昔会ったシェンヤンの知り合いから教わった術でなんかなんとかできるかもしれんからな」

キャンプに戻る、という彼女に少し思案してからそう告げる。
失礼な狐から名を名乗り返されると、また鼻を鳴らし。

「……リュウセンね。じゃあまたの」

次があるかどうかは定かではないが、去ってゆくリュウセンを手を振って見送った。
あとはハナビを見送り、然る後自分も帰途についた。

ご案内:「修行の地」からハナビさんが去りました。
ご案内:「修行の地」からエレイさんが去りました。