2019/01/20 のログ
■アスフィア > 「……うぇ、ぁ」
あまりにも苛烈な言葉と共に、告げられる言葉に言葉を濁らせる。
……その一歩を、不幸で見失っている自分を認知する。
当たり前というものであっても、身近ではないと思っていたかもしれない。
「……あはは、そんな名前で、呼ばれてたこともあります。一年前ですし、もうすっかり、皆さんには忘れられてしまった事柄ですけど……」
――過去の栄光の話だと、触れられたことに難しい顔をした。
「……不死身の魔女、アデリータ……さん。ええと、はい、ごめんなさい……ちょっと、初めて聞きました……」
■アデリータ > 「まぁ、いいさね。
その当たり前がわからないやつが大半さ。
せっかく綺麗な顔がついてるんだ、広く世界を見りゃもっと楽しいだろうさね」
ヒヒヒと笑って。
「本当に不運なやつは、その過去の栄誉すらもつ前に死ぬねぇ。
生きてるだけで丸儲けってのは誰が言ったんだったっけねぇ?」
そのまま低空に浮かび、バスケットを拾い上げて。
おっとっと とバランスをやや崩す。
「ええと、何が足りないか だったけねぇ?
【注意力】【観察力】【自分がやらかした時のパニックからの復帰】それから―――【自信】に【落ち着き】さね」
■アスフィア > 「……世界を、広く」
――不幸というものに、視界を狭くしてしまっていた、かもしれない。
少しだけ見抜かれた自分の盲目に気付かされ、眼を丸くしていたが。
「……私、結構儲けてるのに……気づけなかったのかも、しれませんね。駄目なことばっかりに目が行って、視野狭窄になって……」
――そして、指摘が深く突き刺さり、うぐ、とうめいたが。
「……そ、そのへんは、頑張って、身につけていきたい、です……」
――――そして、その後はといえば。
「――あぁぁぁっ!!そうだ、この後アニータと約束が……!!!」
……その注意力と観察力もなく、パニックから復帰もなく、落ち着き無く、バッチリと大慌てに。
ぺこぺこ頭を下げて、謝りながらダッシュで猛然と帰っていった、とか。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からアスフィアさんが去りました。
■アデリータ > 「若いねぇ。
……まぁ、あの子は今は弱くないからアタシが守る必要もないさね」
ヒヒヒと笑い。
バスケットを箒に引っ掛けて、そのまま空高く飛んでいきました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からアデリータさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にジードさんが現れました。
■ジード > まれびとの道と呼ばれる街道に差し掛かって少しの場所。
如何にも怪しげな風体の旅人が大きなカバンを片手に街道を歩いていた。
時折カラン、と硬質な物が触れあうような音が手にしたカバンから誰もいない街道に響いていく。
「参った。思った以上に時間がかかる。
いい素材は手に入ったけど俺の体力と足じゃ割に合わないかもな」
ゾスの村から山賊街道へ、山中へ分け入っての薬の材料探しの帰り道。
出たのはかなり早い時間で実際に探していた時間も大したものではない。
だが旅慣れてるとは言い難い身の上には思った以上にキツい行程だった。
音を響かせることを気にした様子もなくまだ見えぬ王都の方を見る。
■ジード > 「――よし。今日の夜までにはせめて帰り着かないとだな。
食事がまともなもの取れないのが一番精神的に応える」
今のままだと保存食で確定である。
それだけは御免こうむると自分を鼓舞すると、
やはりあまり気乗りしない様子ではあったが街道を歩いていくのだった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からジードさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 真昼間の街道沿い。休憩所として設置された東屋のベンチにどっかりと男は腰を落ち着けていた。
くぁあ、と欠伸を一つ。
それだけ見ればのどかなもんなのだけど、遺跡にでも潜らんかというような装備。
大きな斧だとか、プレートアーマーだとか。
そういうのを無造作にベンチの横に放り投げて。
机の上には、じゃらり、と拳大の鉱石がいくらか、やっぱり無造作に放り投げられてた
「んー、あー………ノルマ、何体だっけか。」
ぼへ、とした声音でぼやく。
街道近い一部のアンゲロス群を叩くようにとのギルドクエスト。
その最中なのはいいんだけどこう、冬の割に日差しが温くて心地よい。
いつの間にかいろいろ放り投げて、休憩中なんて有様だった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にシシィさんが現れました。
■シシィ > 寒い季節でも天気がいいのは助かるものだ。王都近隣の町や村に、生活雑貨を届ける商いを終えて、その帰路につきながら。
「──」
遠目にも目立つ派手な色合い。彼も今日は仕事なのだろうか?
彼らのような冒険者や傭兵、騎士団のおかげでこの街道の安全は成り立っている。
その恩恵を甘受しつつ、砂除けのマントの裾を翻し、商人はその影を小さくし──。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からシシィさんが去りました。
■イグナス > さて、とちょっとけだるい身体を持ち上げた。どうしたってまだまだ、続きはあるんだ。
「もぉちょっと、頑張るかァ。」
ため息ついて、立ち上がる。そうして男の姿はすぐに、またどこかへと消えていった
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からイグナスさんが去りました。