2018/04/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にガラッゾさんが現れました。
ガラッゾ > 右手にランタンを左手には短剣を……。

今宵は王都以外での商いだったが、性質の悪い客に捕まり、今の今まで交渉を重ね、結果的に交渉を蹴って……と散々な眼にあった帰り道である。

人の作品をゴミ呼ばわりし、使えない飾り呼ばわりし、それどころか買ってやるだの言い出した奴に売る作品はひとつも無く、財布も空気しか入っていないし、テンションは最悪だし、ピリピリとした空気をまとい、旅人や冒険者達が踏み鳴らした街道の道を歩いている。

フードを深く被り見せない醜悪な顔は今宵は一層醜悪で、眉間に刻まれた皺も深く、薄汚れ濁る眼もギラギラと怒りと興奮で輝いて、片手に持って闇を照らしているランタンの灯り以上に実際に輝いて見えるかもしれない。

それに不幸は重なるのだろうか、そのランタンの輝きも酷く不安定で歩いている最中に何度か消えそうになる。
その度に振り回して中身をかき混ぜ、輝きを取り戻してと、荒れに荒れた状況で、そんな堕ちた妖精だったモノに関わればきっと不幸になる事は間違いないだろう、ガラッゾもまた八つ当たり相手というべきか、この鬱憤を晴らす獲物を探して歩いている様子もあって……。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にレフェーリアさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > 薄暗い雲の中に月明かりが途切れ途切れに輝いている様な何とも気が重くなる景色が広がっている街道。
馬車を使う間も無く、朝を向かえる前に移動を行おうとその足で一人で歩みを進めていると、遠くの方でちかちかと瞬きが見える。

「あれ、は……」

同じ様な理由で通りいく人にしては、灯りの位置がやたらと低い様に見える。ちょうど子供かそこらの高さしかない。
妖精の類であるならば、夜目が利く目はまだ判別が着かないが、僅かに感じる異質な力は、間違い無く人間ではないのだと感じ取れるもの。

だからといって契約も何も無いならばただの通りすがりである事には違わず、縁が無ければわざわざお互いに接触する必要すら無いものだろうと。
灰色のローブ越しに艶かしい肢体を淡く揺らしながら、時折ランタンを揺さぶる音が聞こえる距離にまで迫っても気にせず、ちらり、とローブを纏ったその姿を横目に見ただけで通り過ぎようと。

ガラッゾ > ただ通り過ぎるだけの人間ならば声もかけず無視を決め込むのだが、今宵は先程言ったとおり不愉快な一件の所為で酷く不機嫌であり、通り縋る人間にすら因縁を吹っかける状況で、その最中に通り過ぎようとするのだから無論……。

「……何だヨ、コンナ時間に彷徨う妖精が珍シイのカ?」

と、どうでも良い事を廃液が沸き立ち濁るような声色で横目で此方をチラリとでも眺める人影に敵意を持った眼差しをジロと向け、足早に抜けようとする女の足先に自分の短い足先を引っ掛けて、スッ転ばして嗤ってやろうとスっと足を伸ばして人影の進行方向に己の足を置いて、罠を仕掛ける。

間違いなく八つ当たりである。
ただただ人影は通り過ぎようとしただけであるのは承知しているが、何だかそれすらもイラッとしての仕打ち。

レフェーリア > 小柄な相手とすれ違った途端に、聞こえて来たのはいかにもツンツンした口調。怒りを孕んだ顔立ちに何があったのだろうかと思っている合間に、がくん、と足下に伝わる感触。

「わ、あっ……」

片足を引っ掛けられては小柄な相手に仕掛けられた上にこの夜中、全く軽快も何もしていなかった身体は呆気なく前へとつんのめって倒れようとして……
顔と地面がぶつかってしまうよりも前に、ふわりとその身体が浮き上がり、転ぼうとした身体を一瞬体を宙に浮かせて押し留めてしまった。
僅かにローブの隙間からは白い生肌を晒しながら地面に着地しなおし、驚いた様な表情で相手を見下ろす。

「どうか、なさいましたか?私に出来る事が有れば、言って下さいませ……」

魔に触れた身としての慈愛か、それとも興味なのか。自然な口調をそのままに、明らかにいらだっている相手に手を差し伸べようと。

ガラッゾ > 他者にも聞えてしまう程、手を差し伸べて慈愛を向ける人影にすら向ける大きな舌打を一つ。
それは己の仕掛けた罠に引っかかっておきながら転ばぬという事実と醜悪な存在に対しても慈愛を向ける事への苛立ち。
結局は何がどうなっても苛々してしまうのは自覚している、が元々負属性に偏っている魔に属する存在してはどうしても留める事が出来ない……。

だからこそ眉間に皺を深く刻んだ表情をフードに隠しながらも、垣間見える不機嫌そうなへの字口を見せつけ、露骨に機嫌が悪い事を察しろと言わんばかりに2度目の舌打を。

「……そうだナァ、此処に膝をツイテ、祈ってクレヨ。アンタがシスターならナ!ソウじゃないナラ、アンタのすべすべしてソウナ手で、オレを慰メテクレよ!」

ゲヒヒヒヒっと品の欠片もない声で大笑いすると、右手でふさっとフードを剥いで醜悪な相貌を曝け出すと、意味ありげに女の手を見つめ、唇を見つめ、そのローブの隙間から見える柔肌を眺める……慰めるとはつまりそういう意味だといわんばかりに。

レフェーリア > 思わず目を閉じてしまいそうになる、不快感を隠そうともしない舌打ちが目の前で二度も響き渡る。
差し伸べられた手に当然の様に手が返って来る筈も無く、此方が真綿の様な慈愛を向けている事すらも腹立たしく思っているのだろうか。

フードが取り払われて、露骨に笑い、怒り、そして投げ掛けられたのはさぞかし下品な命令で。

「……ええ、畏まりました。」

勿論シスターでも無い上にそう臨んでいるのならば、と彼女は呆気ない程に受け入れ、まずはその身に纏っていたローブを軽々とはだけさせ、脱ぎ去ってしまう。
この上なく豊満な胸尻が夜風を浴びて卑猥に揺らされ、身体の各所の淫紋から局所も一切隠そうとしないまま、相手の前で両膝を着ける。

「ええ、私が出来る事ならば…」

シスターとして祈る訳でも無く、両膝を着けて体を丸める、なんとも惨めで淫らな光景。
相手が拒まない限りは、そのローブからのぞく足の甲に接吻を落とそうと腰を深く沈めて、滑らかな背中から腰のラインを存分に相手に見せ付ける。

ガラッゾ > ――是は笑いが止まらない。
通り縋っただけの存在に対して言葉通りに従う女。
都合のいいオンナと言うべきか、それとも娼婦の類か淫魔か、ともかく、行き成りローブを脱ぎ始める姿に思わず頬を引き攣らせて苦笑いを浮かべたが、その厚手の邪魔なローブの中より零れだした柔肌にはそんな笑みではなく「ヒュー……。」とからかう様な口笛を吹いて聞かせる。

「ヲイ、キスする場所が違うんジャネェノカ?」

と、素直に従う女に対して少しだけ気分が晴れるのはその屈辱に満ちた姿を濁った眼で目の当たりにしているからで、何でも言う事を聞く、そう考えたガラッゾは意地の悪い言葉を唾液と一緒に吐き散らしながら、短剣を捨て、ランタンを投げ捨て、腰に巻いている唯一の魔獣革をも脱ぎ捨てると、体躯に見合った太さのまた勃起の一つもしていない未成熟な肉棒をだらんと露出させ、それに口付けろと……そう態度で女に訴える。

レフェーリア > 僅かに足に唇を触れさせてからの指摘を受けて顔を上げると、相手が道具の類を投げ捨て、そして腰布をも取り払った醜悪とされる姿を晒し出した様子が見える。
見下されている背徳とこれから行われるであろう刺激に自然と興奮が沸きあがりながらも、今度こそは、と内心で思いながら、目の前に差し出された肉棒に顔を寄せる。

「はい…ん……ちゅ、っ。」

深く頭を下げて豊満過ぎる程の乳房を自身と地面との間に押し潰しながら、両手を動かして僅かに這い動き、滑らかな唇と肉棒とを触れ合わせてしまった。
言葉通りに舌先を使って奉仕する訳でも無く、強く吸い付いてもいない。ランタンの中身が撒き散らされて暫くの間強まる光の中、
小柄な妖精にれっきとした人型の彼女は股間に向かって頭を掲げ、肉棒に深く唇を押し付けていた。

ガラッゾ > 放り投げられたランタンは踏み固められた街道にぶつかり、割れ、内包していた何かを失い、少なくともガラッゾが持っていた光源は消えて闇が舞い降りる。

その最中に片や祈りを捧げ、片や祈りを奉仕へと歪める一人と1匹は異様な光景としか表現できないだろう。

「……オオッ…………。」

邪な妖精は唸り声に似た歓喜の声をあげ言葉に従う都合の良い女の存在を喜び、己よりも位の高い存在である人が膝をつき、己の股座に顔を埋める光景にそれだけで射精しそうになるくらいの興奮を得て、そして勃起も始まっていない感度の鈍い肉棒に触れる滑らかな女の唇の触感に思わず腰を突き出しそうになるが……それは止めて置く。

「……ヨシ、イイゾイイゾ……もっとマシな所で遊ンデやるカラよ、そのママ、ついてコイ……。」

淫らな肢体を曝け出す女に対して邪魔なものを脱ぎ捨てた邪妖精はランタン以外の荷物を拾い上げると、肩に担ぎ街道を歩き出す。

方向は王都ではなく、そこらにあったら筈の洞穴に向けてで、その先で女の柔らかな身体をたっぷりと味わう心算で……雄は一人、雌がついてくると信じて束縛も無しに歩き出してしまうのだった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からガラッゾさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にカインさんが現れました。
カイン > 夕刻の街道。冷たさこそあるものの穏やかな風が吹き抜けるどこまでも続いていそうな一本道のただ中、
大きく3mほども上に張り出した岩の麓に座り込んで、一休みする旅人の姿があった。
今日は何かあったのかそれとも単にそういうめぐり合わせなのか、
他に人影も見当たらぬ街道を眺めながら水筒の中から水を飲み。

「ふぅ…馬か馬車でも用意しておくべきだったな。
 全く、馬鹿に広い街道だ」

少しだけ呆れのような声音の混ざった呟きと共に霞んで見える王都の方を見やり。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にフトコロ・ニーレルさんが現れました。
フトコロ・ニーレル > 質素なシャツに質素なズボン、大きなカバンと金髪の三つ編みを揺らす不思議な影が道を行く。

「ふぅ、あ、こんにちは?こんばんはでしょうか?となりいいですか?」

そろそろ一休みしようといいところを探していたらしい。
にこやかな表情を浮かべながら隣をゆびさす。

カイン > 休憩中の静かな時間を楽しむというよりは、
どちらかというと暇を持て余しているという様子で水筒を弄っている所に、
不意に通りがかった人影から声がかかる。
視線を向けてみると見知らぬ少女の姿に頷いて応じて気さくに声を返し。

「おお、構わんぜ。天下の往来だ、そりゃあ俺に止める権利はないさ。
 わざわざ一人で街道歩いてるとは、何かの仕事の帰りかい_」

フトコロ・ニーレル > どうもどうもと言いながらお隣に失礼する。

「えぇ、そんなところです。散々な目にあったというかそれが依頼だったというか……と、失礼しました。
私の名前はフトコロ・ニーレルです。冒険者兼行商人をやってます。
えーっと大きいお兄さんはなんて呼びましょう?」

大きなカバンを地面に置いて、中から水筒と干し肉を取り出す。

カイン > 「俺はカイン、しがない傭兵さ。
 どこかに行くようならよろしく頼むぜ」

腕の方には自信があると笑いながら挨拶に混ぜてちゃっかり売り込みながら、
相手に対して右手を差し出し。

「大きいって程俺が大きいというよりは、嬢ちゃんが小さいんだと思うがな。
 肉食え肉。そしたら大体デカくなるもんだ」

半ばセクハラじみた発言をさらりとしながら、笑い飛ばして見せ。

フトコロ・ニーレル > 「カインさんですね。よろしくですよ。危険な所にいくさいはぜひ」

差し出された右手に小さな手で握手をする。
少し赤くなりながら

「お肉じゃ女性的な魅力は育たないですよ!」

むっしゃーと干し肉をもぐもぐ食べる。怒っているというよりは彼女にとっていつもの流れ、持ちネタをいじられて楽しそうにカインさんを見上げながら笑顔を浮かべている。

カイン > 「ああ、護衛の類ならばお手の物だ。
 …そんなことはないぞ?多少肉質的な方が、
 男は魅力的に感じるものさ。お嬢ちゃんも魅力的ではあるがな」

はっはっは、と笑い飛ばして見せるのだがやはりセクハラじみている。
笑顔を向けてくる相手に肩を揺らして応じれば、
顎に手を当てながら目を細め。

「しかし商売とはまた大変そうだが何を商ってるんだい?」

フトコロ・ニーレル > 「腹筋われている女性は確かにかっこいいと思いますけど……それはもう少し身長が高い人だからかっこいいわけですしー……あ、でも魅力的と言われるとてれちゃいますね」

社交辞令とわかっていても嬉しいのか干し肉いかがです?持っている干し肉をひとつすすめる。

「私が商っているものはダンジョンで取れるもの全般。あとは海産物を山で売ったり、山で採れるものを海で売ったりして生活してますよ……あとはたまに頼まれてそれをとってきたり」

冒険者というよりはダンジョンにも潜る行商人と言った方がしっくりくる生活を送っているようである。

カイン > 「それはドワーフとかが聞いたら怒りそうな事言ってるな」

少し苦笑いめいた表情が浮かべて肩を揺らす。
それこそ身長は小さくて筋肉質というのが種族的な特徴な種族だ。
ありがたく干し肉は頂戴しながら一口かじり。

「なるほどな、そいつは大変だ。
 ま、一人だと手におえないと思ったら御贔屓に。
 買う方としても世話になるかもしれんが…
 ああ、別の方向で贔屓にしてもらえるならそれはそれでだけどな?」

随分と大変そうな生活をしている相手に感心したように言い返した後、
にやりと意地の悪い笑みを浮かべてそのまま少女の肩を引き寄せてしまおうと手を伸ばし。

フトコロ・ニーレル > 「あー、ドワーフさん達はなんかこう、小さい大人っていうかなんというかあれはあれで完成されてる気がしますよ」

水筒からすいぶんをとりぷはーと一息つく。
ドワーフと人間何が違うのと言われたらわからないが、なんとなく雰囲気で似合っている気がするのだ。

「カインさんは傭兵さんでしたっけ。戦えるっていうのはすてきですね……ひゃ!?」

小さな体は簡単にカインの元へ引き寄せられる。身体の匂いには気を使っているのかふわりと花の香りがする。
引き寄せられてシャツが少し着崩れて着ける必要があるのかわからないがブラ紐がちらりと見え隠れしている。

カイン > 「ああいう種族だ、確かに完成されてるといえば完成されてるな。
 何せあの外見だが人間よりもよほど力が強い当たりが特に」

身体的な特徴という野であれば間違いなくそうである。
確かになと笑って応じて見せながらも、
あっさりと抱き寄せられてしまった少女を見下ろして意地悪く笑い。

「何、延々訓練できるマメさがあれば後は慣れさ、っと。
 中々どうして、身だしなみに気を使ってるのはイイ女の条件だっていうからな。関心関心」

そんなことを上機嫌に言い放ちながら、そっと鼻先にキスを落として顔を覗き込んで見せる。
眼差しが相手の反応を楽しむように揺れ。

フトコロ・ニーレル > 「そうですよね。一度だけあったことありますがひょいと持ち上げられましたよ」

隣には大きな男の人。
上目遣いになりながらどうしたらいいかわからず赤くなってあははと笑う。
自分の中の乙女スイッチが入りそうになるのを抑制しつつ笑った後は少し視線をさまよわせた。

「習慣になればあとは楽ってやつですかっ……あっ……おほん」

シャツの乱れを直してひとつ咳払い。
鼻先にキスされて乙女回路のスイッチが完全にオンになり真っ赤になってしまう。

「なっなっなっなにするんですかっ」

カイン > 「そうでもない奴とか女子供の非力なのとか色々いるにはいるが、
 最初に出くわした八角イメージってのはどうしても大きいからな」

それが崩れるのは中々難しいものだ。
未だにファーストコンタクトの印象の強い種族が自分にも多々いることに苦笑い。

「楽ってことはないが、まあそうだな。
 そのうちに何とかなってくるのは違いない。
 ん?何をするかと言われれば、そうだな。口説いてるんだが?」

クックック、と喉を鳴らして言いながらそのまま相手の体を膝の上に引き込んで乗せ、
顔を覗き込む格好にしてしまおうと試み。

フトコロ・ニーレル > 「まだまだ世界は広いですからね。ひょっとしたら8頭身のドワーフとかもいるかもしれませんし固定観念というのはおそろしいものですよ」

顔を冷ますために手で顔を扇ぎながらすんすんと鼻を鳴らす。

「やはり慣れって大事なんですね。あははは……く、口説くとかそんな」

自分がそういう目に合うことを想定して過ごしたことがなかったので乙女回路は絶好調である。
普段なら下ネタお下品なんでもござれで暮らしているが今はそれを考える事すら恥ずかしくなってくる。

カイン > 「ま、よそ様の種族の事なんてのは正直よく解らんからな。
 俺の種族の場合はそもそもにして個別ごとによく解らないが」

個体差があまりに激しすぎる。肩をすくめて言い返しながら、
慣れは大事だという言葉に鷹揚に頷いて見せ。

「というわけでいい機会だ、こういう事にも慣れてみちゃどうだ?
 そうだな、このまま王都まで行ってどこか適当な宿にでも行ってみるかとか、それともこの場でとか?」

わざと耳元で囁きかけるように問いかけて、
ゆっくりと背中をなでながら抱きかかえ。

フトコロ・ニーレル > 「そうですね、正直わからないですよね」

自分の子の身体も個体差だろう。
うん、個性大事と自分に言い聞かせる。

「な、なれるって私これでもえっと……な、なんでもないです。
や、その宿はもったいないので」

耳にささやきかけられると身震いしてしまう。嫌なわけではなく囁き声で感じてしまいそうになっているのだ。
シャツがかなり薄手なのか触るだけでもブラの感触がよくわかる。
抱きかかえるのも何の抵抗もなく抱きかかえられてしまう。

カイン > 「それこそ気にするべきではない事柄ってことだな」

違いないと笑い飛ばして見せた後、
何やら言いよどんだ様子に不思議そうに首をひねり。

「宿代ぐらいは俺が出すさ。それとも、外での方が好みかね?」

にんまりと意地悪く笑うまま、正面からちゃんと顔を覗き込めば、
そのまま唇と唇をそっと重ね合わせようと頭を動かし。

「ま、俺はどっちでも構わんけどさ」

そのまま間近で囁くのは変わらずに、お尻をゆっくりと揉むように指を這わせ、
体と体とをぴったりと合わせながら顔を除き。

フトコロ・ニーレル > 「い、いえ、え、ええぇっと……そ、それならそれでも大丈夫なんですが」

口をぱくぱくと動かす。いつもならもっと口が回るのになかなか動かない。
そのまま唇を奪われる。自然と顎を上に向けてキスに応じしてしまう。

「お、お金がやっぱりもったいないですから」

耳にあたる言葉が心地よく、ズボンもやはり薄手である。ショーツの肌触りすらもズボンの上からでもよくわかる。小さなぷりぷりのお尻をいじられてくすぐったそうに身をよじる。

「ふぅ、ふぅ……」

吐息が漏れてしまう。これも聞かれているかと思うと恥ずかしい。

カイン > 唇を重ねてしまえばそのまま舌をねじ込んで、
相手の下を巻き込みながら暫くその感触を堪能した後、
ゆっくりと糸を引きながら顔を放し。

「はっはっは、なんというか結構金勘定には煩いみたいだな。
 こんな状況でもその心配が出てくるのは大したもんだ」

褒めてるのか何なのかよく解らないことを感心した様子で言い、
荒い吐息を間近に聞きながらチュッと首筋に強く吸い後をつけ。

「ま、ここだとちょっと問題はあるはあるな」

そういってちらりと視線を向けるのは相手と自分が先ほどまで歩いていた街道である。
丸見えなどというレベルではないので、せめても岩陰へと移動するべく少女の体をひょいと抱え上げた。
最も、焦らす様な動きでお尻を揉み続けるのはやめないが。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からフトコロ・ニーレルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からカインさんが去りました。