2015/12/30 のログ
■シレイラ > 湯気の帳に魔法の明かりが満ち、とても冬の夜の屋外とは思えないほどに扇情的で熱く湿った空間が常緑樹を包んでいた。
街道からも見えるであろうその光景はあからさまに怪しげだが、もう宵の口も過ぎ往来は少なく、通行客がいるとしたら急ぎの者が大半で、わざわざ近づいて邪魔をすることもないであろう。
「……はふぅ……ん、ちゅうっ♪」
互いの顔と顔が近づけば、ほとんど条件反射的に、シレイラはフォンさんの唇に唇を重ねた。
厚ぼったく湿った唇が男の乾いた唇に吸盤のように吸い付き、頭の動きをシンクロさせて1mmも隙間が開かないように貪り続ける。
今も乳首を扱き続けているなら、そのたわわな乳房の向こうで胸膜が大きく収縮し、互いの肺の中身を交換しようと動いているのがわかるだろう。
シレイラから吐かれる吐息は粘液のように高温高湿で、硫黄の香りは少なく、発情した女性特有のフェロモンに満ちている。
熱い舌と唾液も侵入し、相手の舌を求め、粘膜接触を哀願するようにくるくると入り口で踊っている。
接吻を貪り合えば、おのずと互いの距離も縮まり、肉体同士がほとんど密着する形となる。
握ったままの陰茎はシレイラの下腹部の肉に埋もれ……そして、何か硬い突起が鈴口を擦るのを感じるであろう。陰核である。
んっ……と唇を重ねたままシレイラは快感に喘ぐが、それ以上に肉棒を引き寄せたりこすりつけるようなことはしない。
「ぷはぁ……はぁ……はふぅ……。
フォンさぁん、シレイラは温泉ですよぉ。汗も唾液も、愛液だって潮だって母乳だって、ぜーんぶ温泉なんですからぁ。
フォンさんのお好きなお湯を、好きなだけ掘って汲み上げてくださいな……」
唇の密着を離し、しかしなおも互いの唇が触れ合う距離で、シレイラは囁くように語りかける。
湿度の増した息が相手の頬にかかれば、それだけで雫が結露するほどに濃厚。
■フォン > (女性の体から湧き上がる湯気の白き囲いの中、男が意図せず付けていた仙術の炎の揺らめきが二人だけの空間を
何とも妖艶に醸し出していて……そんな中、女性から男根への愛撫を受け、男も乳首への愛撫をしながら、
女性の顔へと顔を寄せていくと情熱的に女性から男の唇を迎え入れてくれて…濃厚な口付けを二人の
共同作業で繰り返しあげていくと……女性の唾液から精に旺盛な味…匂いが入り混じった物が
咥内に入ってくるのを感じると……男からも女性を感じ上げさせる為の技術…『房中術』を活かし、
男からも女性を気持ち良くさせようとする心意気がある事を示していくか)
へぇ~~?全部が温泉なんですか…、それは実に興味深い。
溢れ出す源泉によって、色々効能も違うんでしょうねぇ~。
全部の温泉に浸からないといけませんかね?
(お互いの唇が触れ合うか触れ合わないかというギリギリのラインで見つめあいながら、女性の
温泉全制覇というとんでもない偉業を成し遂げてみようか…なんて軽口を叩いてみせていくか)
■シレイラ > 唇を重ね、1ccの液体や気体が漏れ出る隙間もないほど密着したまま、吐息と唾液の交換を繰り返す。
シレイラが肺いっぱいの雌フェロモンを送り込むと、フォンさんは房中術で高められた雄フェロモンを返してくる。
それだけで、100kgを超える身体がふわりと宙に舞って行きそうなほどの感覚に囚われ、数秒遅れてそれが絶頂であったことを悟る。
ばしゅっ、と凄まじい水音を立てて潮の飛沫が下腹部に弾けた。当たればかすかに痛みを感じるほどの水勢で、傍にあったフォンさんの亀頭を熱湯が洗っていく。
「ふっ……! う……あっ! あはぁ……はふっ……んっ! す、すごい、すごい来て……ますぅ……♡」
皮膚呼吸ができるというわけでもないが、シレイラの全身を常に覆っている温泉の汗は、周囲の空気中の成分を取り込みやすい。
密着して身体を重ねる今、フォンさんから放たれる雄の匂いがシレイラの汗に溶け、汗腺に入り、まるで神経毒のように全身の皮膚を性感帯に変えつつある。
房中術はシレイラには効果てきめんのようだ。吐息を貪っていた横隔膜の動きは今や絶頂の感覚に混乱し、ひくひくと乱雑に痙攣を始めている。
「お願い、お願いしますぅ……全部、全部出させてくださぁい……。
このまま全身を、全部の穴を……フォンさんにあげますからぁ……」
とうとう、シレイラは連続絶頂感に耐えられなくなり、脚を折ってしまった。
唇の密着も離れ、涎や汗が互いの身体の間に糸を引きながら伸び、そして切れ、シレイラは土の地面の上にべちゃりと仰向けに転がってしまう。
巨大な乳房は乳液を左右に放ちながら脇腹へと伸び、そして、大股開きになった脚の間では、シレイラの源泉がひくひくと開閉しながら湯気を放っている。
うっとりとした表情で男を見上げながら、シレイラは言葉にならない言葉を紡ぎ、唇をぱくぱくとせつなく蠢かせている。
■フォン > (異性を性の魅力に夢中にさせる技術……それが『房中術』と言う物なのだが、目の前の女性はその技術を
受け入れやすい体質なのか、ギュッと抱擁をしていた男の男根へと潮噴き…という名の温泉水が
男根を清めてくるのを感じ上げると、またも男根がビクッと震えてみせていき)
ふふっ……、シレイラさん、言葉が足りませんよ? 今夜は…って言葉の頭に付けないと
生涯、シレイラさんが俺の後を付いてくる事になっちゃいますからね?
(多くの人に癒しを与える事を目的に考えているであろう女性の言い間違いを軽く指摘してみせていきつつ、
地面の上に横たわり、両脚を開き上げている女性の裸体を見おろし見つめていくと)
いやぁ~、これまた絶景ですね、シレイラさんは……
(しっかりと女性の破廉恥な体勢を眺めた後に、男は女性の体の上に陣取っていくと…
潮によってすっかり洗い清められた亀頭を熱く…熱く…蕩けきっている秘唇に軽く触れさせていくか)
■シレイラ > 「フフッ……ええ、ハイ。『今夜は』ですね」
冷たい冬の地面に直接寝そべりながらも、内に煮え立つ情欲の熱気が、絶頂の梢から転がり落ちることを許さない。
ひくひくと四肢を引き攣らせて快楽の波を受け流しながら、シレイラはにっこりと柔和な笑みを浮かべて答えた。
シレイラとて、これまでほとんどの時間を独りで生きてきた精霊。それに、このような情熱的な交わりは幾度と無く経験している。
数分身体を重ねた程度で気が移ることはない。
「その代わり、『今夜は』ずうっと、私はフォンさんのお風呂……フォンさんのモノですから。
私は普通の温泉と違って、どんなに長く浸かっててものぼせたりしませんよ……♪」
力無く地面に横たわって痙攣するさまを男に見下され、被虐の情欲がうずくのを感じ、こぽりと泡を立てて愛液が大陰唇から溢れた。
そして、フォンさんの肉体が覆いかぶさるように近づき、自分以外の熱を再び体表に感じると、胸の真ん中の炉がどくんと出力を上げる音が聞こえた。
「フフッ、そちらのお湯は、シレイラ温泉のメインといってもいいお湯ですからぁ。
何時間でもゆっくりお浸かりくださ……っあ……あはあああああっ♪」
比喩表現で答えたつもりだろうが、フォンさんが亀頭に感じる熱気と湿潤はまさに『温泉』に相違なかった。
大量の愛液をなおも陰裂の間に湛え、その中に亀頭を滑りこませても、愛液溜まりと膣肉の区別がほとんど付かないのだ。
それほどに、彼女の粘膜は熱く柔らかいのだ。
それでいて感度は高く、秘唇を亀頭が擦って愛液が撹拌されただけで、重い上体が精一杯に仰け反り、フルートのような嬌声を奏でた。
また、すぐそこにあるはずの膣口から、丹田で作られた熱の塊が吹かれ、フォンさんの亀頭へと直撃する。それはまるで春風のように、男根の海綿体から恥骨、骨盤へと浸透していくであろう。
そのまま差し込めば、どこまでも柔らかい、まるでマシュマロかヨーグルトのような粘体の海へと陰茎が埋没していくだろう。
■フォン > (女性の言い間違いを指摘した上で、横たわった女性の体の上に陣取り、女性が両脚を大きく
開いてくれた事によって、ほぼ初見といった感じの女陰に亀頭を触れ合わせていくと)
ええ…そうですね。今夜だけはシレイラさんは俺だけの貸切風呂…、他の男が紛れ込んできても、
シレイラさんの温泉には入れさせませんよ……
(亀頭を軽く触れさせながら会話をしてみせていると、女性の方はまたも感極まったかのように
嬌声を上げていくのを耳にしていき)
ふふっ……今夜一晩で温泉なんて痕跡の無かったこの地に地図に残されるくらいの名湯を二人で
作り上げちゃいましょうか?
(本当に後世の地図に遺される位に女性の体から温泉を搾り出させていったら、翌朝はスレンダーな
女性と対面できるかもしれない……そんな事を考えながらも、男は腰を前に突き出し、髪の毛は
かなり多くウェイビーだが、秘裂は丸見えの……そんないやらしい膣内へと逞しい男根を
突き込み入れ……深く女性の体と繋がり合った…この状態からこそ、本格的に男の……
『房中術』が始まっていくか……)
■シレイラ > すでにこれまでの交わりによって、二人の周囲の地面も盛大に濡れており、一部ぬかるみと化してさえいる。
秘部に突き入れた陰茎を動かして蕩けきった粘膜を撹拌するたびに、シレイラの身体は脈打ち、ふくよかな脂肪が波打つ。
それと同時にシレイラの背が付いた地面がビチャリと鳴り、泥が跳ねるのが見えるだろう。彼女の下はすでに水溜りとなっているのだ。
十数分の軽い交わりでこれだから、朝まで交尾していれば確かに温泉が1つ出来上がっていても不思議ではないだろう。
ただ、周囲が泥濘と化しているにも関わらず、その上で快楽に引きつるシレイラの四肢には泥1つ付着していない。
他人を綺麗にするのが役目のシレイラは、自らが泥や埃に汚れることはないのだ。これも特殊な汗のなせる技か。
「はぁい……♪ シレイラ、いっぱい湧かせちゃいますぅ……!
フォンさんの手でぇ、口でぇ、ちんぽでぇ……いっぱい掘ってもらってますぅ……っああああ! あっ! はああ!」
フォンさんがシレイラの膣に根元まで突き入れても、最奥と思しき抵抗は感じられず、竿全体をほのかな圧力の粘液と粘膜、そして渦巻く強烈な熱気が包むのみ。
実際は子宮口にまで到達しているのだが、いかに敏感な亀頭でもそれを感じ取れないほどに粘膜全体が蕩けきっているのだ。
男性器を射精に導くのに最も重要な『摩擦』が足りていない。しかし、かき混ぜたり出し入れすれば、周囲の粘体がそれに対して微かな抵抗を見せ、それが刺激となる。
そして、その粘体がたしかにシレイラの粘膜であることを示すように、フォンさんの僅かな動きにもシレイラは嬌声を奏で、快楽にのたうった。
「ふああぁぁっ……! あ! あー………あはぁ♪」
ごぽり、ごぽりと接合部から音を立て、粘液が生まれる。亀頭を奥へと突っ込めば、熱く粘っこい液体が吹かれる泉があることをたまに感じ取れるであろう。
感極まった声を上げれば、お腹の肉が激しく波打つと同時に大量の潮泉が尿道口から放たれ、フォンさんの下腹部を濡らす。
桜色の乳首からも、扱き上げていたときほどではないにせよ、スプレーのように断続的に乳液が吹かれ、性臭の増す空間に甘いアクセントを加える。
腕を上げれば腋から、乳房が波打てば下乳から、飛沫を上げるほどに汗が滲み出し、地面に落ちて無数の波紋となる。
巧みな房中術にシレイラの淫乱な本能がハマり、今やシレイラは文字通り、どこを触っても温泉が湧き出す肉袋と化していた。
無限とも思える量の熱湯が地に落ち、無限とも思える熱量が互いの肉体を行き交い、湯気はどこまでも濃くなっていく。
霞む視界の中でも、シレイラの身体はとくに縮む様子などは見えない。
■フォン > (男の男根が女性の膣内へと突き込み入れ、二人の腰がピッタリとくっ付けてみせていくが……
普通の女性ならば行き止まりに届いてもおかしくない突き込みに対しても、人ならざる女性にとっては
どうやら関係ない事らしい……とそこは男も妙に納得してみせていって)
ふふっ……どうせ源泉となるんだったら、横たわった体勢のままっていうのは何かと不都合でしょ?
どうせならせっかく二人で作り上げようとしている温泉の初入浴は俺たち二人で印しましょうよ?
(女性の膣内を男根で犯し上げていくと、緩やかな締め付けとヌルヌルとした粘液の感触……そして何よりも
圧倒する熱気を男根の肌で感じ上げる男は、もっと女性に熱くなってもらおうと…男の両手が女性の腰の辺りに
当てられ、しっかり捉まえていくと、グイッ!!と大柄な女性の体を抱き支えながら、持ち上げ、
いわゆる駅弁体位に女性の体を持ち、しっかり支えながら、女性の体の下から腰を突き込み入れ、
犯し上げ始めていくか……)
■シレイラ > 「ふあぁっ……んっ♪
……フフッ、なぁに言ってるんですかぁ。んっ……湯船はぁ、地面に横たわってるものですよぉ。……くふっ!」
シレイラにとって、寝そべっての正常位こそがお決まりの『入浴姿勢』。
自らに埋もれてリラックスしながら快感に満たされる相手を見ながら湯を溢れさせるのが、シレイラにとって最も幸福な瞬間なのだ。
後背位では相手を見ることは叶わず、それ以外の体勢は体格的に無理。
……少なくとも、今まではそう思っていた。
ゆえに、フォンさんが自らの臀部を掴み、引き起こすのを感じると……自らの力以外で、巨体が持ち上がる違和感を覚えると、思わずヒッと詰まった悲鳴をあげてしまう。
「ひあああっ!? う、嘘っ……ふぉ、フォンさぁん……何をっ……」
なんという怪力か。100kg超のだらしない身体が持ち上げられ、抱きかかえられる姿勢でまぐわっている。
抱えられ、他の人間に体重を預けるという経験自体、これが初めてだ。恐怖と興奮、そして違和感。このフォンという男性は何者なのか……。
そして、その訝しみの思考はすぐに、下から突き上げられる陰茎の一撃で砕け散った。
「っあああああ!! あ゛あああぁぁーーーーーっ!!」
つぷん、という湿った音と感覚が、シレイラの腹を、フォンさんのカリ首を伝わった。
重力に負けたシレイラの子宮が、膣を埋め尽くすフォンさんの亀頭の上に落ち、子宮口が拡がってぱっくりと陰茎を咥え込んでしまったのだ。
他の粘膜と同じくユルユルの柔らかさを持つ子宮口。それでも亀頭を咥え込むときは、そして抽送のたびに、コリコリと小気味よい刺激を発する。
そして、初めて他者の侵入を許した子宮……それはシレイラの炉心といっても間違いない。
他のどの部位よりも熱を持ち、まるでマグマのように粘りつく子宮分泌液が、亀頭の周りで激しく渦巻いているのだ。
そして粘膜同士がこすれ合う刺激は、脊髄を駆け抜けてシレイラの脳髄を貫く。
体重を預けているのも構わず、シレイラの四肢や背筋は激しく痙攣し、フォンさんの耳元で甲高い嬌声を上げ、未曾有の快楽を訴え続けた。
「フォンさぁんっ!! そこっ、そこらめっ!! はいっちゃらめっ!! っあああああああ!!」
ダメと言うにも関わらず、太い足を懸命に動かして、自らを抱え上げる男の腰に回してホールドする。本能ゆえか。
フォンさんが駅弁体勢で腰を突き動かすたびに、ごぽっ、ごぽぽっ、と大量の粘液が陰唇から溢れ、鈍い音を立てて地面に広がっていく。
■フォン > (生まれは人間の娘の腹……母から生まれ落ちた男だが、父親が純血の龍…という事もあり、
人並み外れた怪力もその父親からの遺伝で身に付いていて、その怪力で豊満すぎるほどの体付きをしている女性を
軽々と貫き上げながら持ち上げてみせていくと…、目の前の女性の困惑具合は隠せないほどであって)
ふふっ……、このまま俺たちの足元に俺たちの記念すべき初温泉……シレイラ・フォン温泉を作ってくださいよ?
そして、このまま腰を下ろして、朝まで温泉に浸かりながら過ごしていきましょうね?
(駅弁体位に体位を移行した事によって、おそらく人ならざる者の長き生の中で経験した回数が
少ないであろう肉の責めを男から与えていくと……これまで余裕があった女性の表情から
余裕の表情が消えたのを察すると、男はゆっさゆっさと女性の体を自分の腰の上で揺さぶり、
たっぷりと可愛がる体勢を整えつつあって……)
■シレイラ > 子宮口が、子宮が蹂躙され、自らの自慢の温泉源である聖域がかつてないレベルの熱量を産み始めている。
抱え上げられた褐色の巨体から吹き出す蒸気も、穴という穴から滴り落ちた熱水から吹き出す湯気も、密度も淫臭も際限なく濃くなっていく。
自らの温泉としての機能が、破壊された気がした。
湯穴が無理やり拡げられ、熱源が無理やり改変され、今や自分の炉心は自分のものでなくなったように感じる。
……その感覚が、喩えようもなく愛おしいものに思えた。こんな経験、いままで数えるほどもなかった。
目の前で余裕の表情で自らの巨体を抱え上げ、軽口を叩く男性。
自分はこの男に壊されたのだ。なんと素敵な土木工事だろう。
「はひっ♡ はっ、はぁいっ♡ シレイラ、温泉っ、作っちゃいますっ♡
でっかい温泉っ♡ 熱々の温泉っ♡ 溺れちゃうくらいの温泉っ………っああああ!」
縦横無尽に2人分の熱が渦巻く腹腔の中で、きゅんきゅん、と炉心の左右の2つの部屋が収縮する感覚を覚えた。
すでに今までイッたことのない『奥の奥』に侵入され、数えきれないほど絶頂を覚えた。このまま猛烈な工事を受け続けて、『奥の奥の奥』までイッてしまったら、自分はどうなるのか。
わからない、でも、イッてみたい。
「いっ……イカせてぇっ! フォンさぁん! 出したことないもの、出させてぇっ!」
汗も乳液も、潮も愛液も子宮分泌液もないまぜになって、ドチャドチャと絶え間なく尻の突端から零れ落ち、直径1mを超える水溜りになりつつある。
その先に行く一撃を、フォンさんに委ねた。
■フォン > (女性の体を…それこそちょっとした小荷物くらいな感覚で持ち上げて、女性の膣奥…
子宮口を乗り越え、子宮内までも犯しあげていくと……女性の膣内から帯びる熱量も増してくるが……、
半身とはいえ龍の眷属な男は熱に対する耐性もかなりのレベルに達していて……)
ふふっ……シレイラさん…、そこまで温泉を振り絞ったら…、スレンダーを通り越して、
幼女までなってしまうかも知れませんね?
でもそれでも俺はちゃんと元の体型になるまで面倒を見増すから、何の遠慮も無く、思いっきり
温泉を作り上げてくださいね?
(男から施される駅弁体位によって、恥も外聞も無く乱れ上げていく女性…そんな女性を見つめながら
腰を突き上げ続けていき、男の男根がこれまで以上に大きく震え上げさせていくのを女性の子宮壁に伝えさせていくと)
そ……それじゃ、出しますよ……。俺の一番汚れている物をシレイラさんの膣内(なか)で洗い清めてくださいね…
(これまで『房中術』で多少は余裕を保っていた男だったが、射精の瞬間だけは素の男の表情になり、
射精する事を女性に告げていくと……子宮内にめり込んだ亀頭から大量の……女性がこれまで直接食らった事がない
熱過ぎる男の精を女性の子宮内へと提供してみせていった)
■シレイラ > 「出してっ♡ 出して、フォンさんの出してぇっ!
出して、シレイラの出させてっ! 縮んじゃうほど一杯温泉出させてっ!!」
痙攣しきりで力の入らない四肢を懸命に動かし、フォンさんの逞しい肉体を抱き締める。
筋肉の昂ぶりを柔らかな腕と脚で敏感に感じ、その僅かな脈動でも四肢が絶頂を迎える。潮吹きのごとく、腋や下乳の汗腺から汗が溢れる。
全身が性感帯と化し、全身がただイキ続けるだけの神経の塊と化し、その神経叢の集約点たる炉心を肉槍で穿たれながら、さらなる高みを望むシレイラ。
もはや瞳孔は開き切り、視界は白と桃色のマーブルに染まりきっている。抱き合う肌の感覚、粘膜を行き交う刺激でもって、視覚以上の精度で愛おしき雄を認識していた。
そして、その肉槍が一層深く突き刺さり、子宮炉を歪めながら、熱い雄の液体が吹かれた。
温泉液とは異なる粘液、その全く異質な熱量、中で蠢く何千億の精子の姿を幻視した気がした。
互いの熱量の極みが融合し合い、反応し、一条の閃光となって卵巣を貫いた気がした。
「っあ!!!!」
仰け反り、断末魔を発する巨女。それが最後だった。
抱え上げる男の腕の中で、褐色の肉体がその輪郭を失い、溶け、透き通った大量の液体と真っ白な大量の湯気となって、地へとこぼれ落ちた。
同時に、断末魔に呼応するかのようにフォンさんの足元の地面が円形に陥没する。
湿っていたとはいえ盤石だったはずの、常緑樹そばの地面に穿たれる、直径2m、深さ80cmほどの穴。
零れ落ちたものを受け止めるように開いた穴に湯が満ちると、さらに穴の中央からごぽごぽと熱い湯が湧き出し、あっという間に露天風呂めいて温泉で満たしてしまった。
土に穿たれた穴であるにも関わらず、満ちる湯は透き通り、濁る様子はない。ただ、熱で凝固した精液の塊が縁にぷかぷかと浮いているのが見える。
シレイラは消えた。
しかし、仙人であるフォンさんには、陥没した穴のすぐ下に、尋常ならざる土の気の塊が燻っているのに気付けるかもしれない。
■フォン > (女性の巨体を抱きかかえ、その膣奥を貫き上げ続けている男、その男の精の限界もそろそろ近づき、
彼女に 射精をする……っと宣言を入れた上で、女性の子宮内へと大量の熱き精を噴き出し、満たしあげていくと…
男が抱きかかえていた女性の体が一面の湯気と変化し、そして男が立っている足元に大穴が開き、
男が駅弁体位の状態で立ち尽くしている状態でも腹ぐらいまで達する水位で温泉が出来上がっているのを察していくと)
はぁはぁはぁ……シレイラさん……。
朝まではまだまだ長いんですよ……、明日の朝日を迎えるまでこのまま一緒に過ごしていきましょうね?
(性交直後の荒い吐息を男が口から漏らしつつ、一見、他に誰も居ない場所で男が独り言を言っているかのように
見えてるかもしれない事も気にせずに男は温泉の水面を見つめながら、言葉を発していくと
男は新規に出来た温泉に腰を降ろし、ゆったりとその温かな温泉に浸かり……真実の女性の体の中に
男は身体中を包まれていくか……)
■シレイラ > 「………ぷはっ!」
湯の湧き出していた穴を拡げるようにして、細い褐色の腕が覗く。
それが精一杯の力で身体を引き上げると、穴の中から、細身の全裸女性が姿を現した。
年の頃は14~5歳といったくらい、胸はほとんどなく、肋骨が浮いて見える。
……しかし、褐色の風体、金髪に金の瞳、そして声はシレイラの物だった。
彼女は湯でくつろぐフォンさんの方を見て、にっこりと微笑みながら、穴の中にへたり込んだ。
「……はぁぁ…♪ すごかったですよぉ、フォンさぁん♪
普通なら2週間くらいかけてやる《温泉呼びの儀式》なのに、フォンさんのちんぽで突かれたら30分たらずで終わっちゃった。
この格好になるのももう何年ぶりかですよぉ……フフッ」
少女もまた湯の暖かさにご満悦といった恍惚の表情を浮かべ、四肢で穴の中を這いながらフォンさんのほうへ身体を寄せる。
「本当に、できちゃいましたねぇ。温泉。
私、ほんとはそんなつもりじゃなかったのに……あの身体でフォンさん暖めてあげるつもりだったのに。そのほうが効率的ですし。
でも、フォンさんがすごすぎたから。フフッ♡」
シレイラが巨体を保っていたときと同じく、温泉もまたおびただしい量の湯気を放ち続け、地面に直接接していながら冷める気配はない。
このまま一晩浸かっていても、風邪を引くことものぼせることもなさそうだ。
■フォン > (あれだけの立派な体を一気に消滅させてしまった女性……、
「もしかしてしてはいけない事でも彼女にしてしまったのではないか…」……そんな事を内心で
悔やみつつ、独白していた男の前にヒョコンッと姿を現わしたのは褐色の肌の少女…)
ふわっ!?……
(少し後悔の念に苛まれていた男としてはその突然の出来事に驚きの声しか出せない状態で、
そんな男の前で全裸な少女は満面の笑みで男を賞賛する言葉を発していくのを聞き、
目の前の少女が本当に先ほどまで男と交わっていた女性だと認識できたようで……)
は……ははっ……あはははははっ!!
いやぁ~……、シレイラさん……いや、今の体だとシレイラ「ちゃん」と呼んだ方がいいのかな?
…まぁ、とりあえずシレイラちゃんがここら辺に温泉を作りたいなぁ~とでも思ったら、いつでも呼んでよ?
その時はその地域に大温泉街でも作り上げるように協力してあげるからさ?
(後悔から一転して安堵した男は、近づいてきた細身な少女の頭の上に手のひらを乗せ、ナデナデを
してみせながら話し掛けていくか)
■シレイラ > 「フフッ、なんかその言い方だと、いつもの格好のときは『ちゃん』付けで呼べない感じですけど~?
失礼じゃなくって?」
桜色の唇から白い歯を覗かせ、意地悪そうに微笑みながら突っかかるシレイラ。
軽くなった身体を湯の中でフォンさんに重ね、先ほどと同じように駅弁に近い体勢になる……挿入はしていないが。
浮力もあって、重みはほとんど感じないが、湯の中でもシレイラの肉体から変わらず熱気が発せられているのを感じられるだろう。
しかしそれも、先ほどのような苛烈な熱量ではなく、弱々しい。
「温泉を作るのはぁ、実は私はあまり好きじゃないんですよぉ。疲れますから。
今ももう手足フラフラで、お湯から上がるのもたぶん無理ですよぉ。
……ですからぁ、フォンさんが温泉欲しくなったら、その時にさっきのアレ、またやってください。
フォンさんの頼みでしたら、シレイラは何度でもヘトヘトになりますよぉ。フフッ♪」
男の胸板に頬を寄せながら、眠たげな声でそう応えるシレイラ。
「さぁ、後は明日の王都までの道のりに備えて休みましょぉ。
フォンさんがこのちんまい身体でまだヤリたいのなら、使ってもいいですけどぉ……ヘトヘトなので、マグロですよぉ」
湧き立ての、冷めることない温泉の中で冬の寒気をしのぎながら、一夜を過ごす仙人と精霊。
縮んだ身体にさらにその肉棒を使ったかどうかは、また別の話。
ちなみに縮んだシレイラは翌朝、日が昇ると同時に徐々に膨らみ始め、昼過ぎには元通りになっていたそうな。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からシレイラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からフォンさんが去りました。